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ライトノベル総合
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◆少年Nのいない世界02
猫殺しの呪い?によって異世界に飛ばされた7人の小学生。異世界で生活を初めて17歳になった少年少女たち、彼らのその後を綴ったビタースイートな物語。
やばいね、このシリーズ面白いわ。世界名作劇場の異世界版を読んでるかのようです。それぞれに違った物語があり、それぞれに苦労してきた過去があり、凄くしっくりとくるほろ苦いストーリーでした。
異世界に慣れるため苦悩してある程度の安定した生活を築き上げたアーミーは、逆に小学の同級生と再会して、今の少し居心地のいい生活に別れを告げることを恐れる。工場エリアに飛ばされたアーヤは過酷な工場の労働から逃げるため体を売ってお金を貯める。
うーんビターだね。
その他の3人は結構恵まれた感じの成功と生活を手に入れていて、他の行方不明の同級生を探しているって感じだな。少年N(野依)はまだあいつらと一緒なのだろうかとか、猫殺しの和久田はどうなったのか、アーヤが連れて来られた研究機関は何なのか?二葉の<あの人>の正体とは?
未だ色々と謎を残しつつ次巻へ続くって感じでした。早く続きが読みたいですね。
で、一番メインで感動したところはやっぱりいじめ問題やドムド建設と食堂の仲間との別れかな。ちょっとジーンときましたね。でもその後の歩巳の気持ちの切り替えの早さはリアルで、リアルだなあって感心しました。安っぽい感動小説なら何時迄も過去を引きずるけど、きれいさっぱりだもんなあw
しかしいつか再会しそうですね。果たして元の世界に戻れるのか?その時戻りたがるのか?って所も興味津々ですね。
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