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ライトノベル総合

894まほろ:2017/09/28(木) 18:22:08 ID:gVk8kjHE
◆臨床真実士ユイカの論理 ABX殺人事件
ユイカシリーズの第二弾。今回は予告連続殺人事件の真実に挑むストーリー。
ABXとは何か、第一の殺人が血液型A型の被害者、第二の殺人が血液型B型の被害者だったので、血液型順に殺していくと思いきや、X型というのは無い、そこの謎が最後に明かされるって感じです。

相変わらず主人公ユイカの口調が「否、絶望的に否」「諾、素晴らしく諾。」みたいな言い方をするのが特徴。でも二冊目となるともう慣れた、だんだんその口調も愛着がわいてきました。
しかし天才少女と冴えない男性助手、そして大学の小難しい講義という構成は「神様のパズル」を思い出すなあw
「神様のパズル」シリーズといえば「量子コンピュータ」。時代の先取りですねw

話はそれましたが、このシリーズの小難しい講義は臨床心理学になるのかなあ。三角形のABX図式ってのは勉強になり結構面白かったです。
あと、ミステリー部分はパズル本とかにある「論理パズル」をややこしくした感じなので、謎解きファンには好き嫌いが分かれるかも。こういうミステリーもあっていいと自分は思いますが。
もうひとつ、二重三重のどんでん返しがややこしくて、理解するのが大変でした。そこも魅力の一つだと思います。第四の殺人はユイカちゃんちょっと非情だなあって自分も思いました。
第3弾があればやっぱり読んでみたいと思います。




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