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ライトノベル総合

890まほろ:2017/08/28(月) 03:01:09 ID:gVk8kjHE
◆青白く輝く月を見たか?

ウォーカロンシリーズの第六弾。危険な仕事を人間そっくりの人工生命体ウォーカロンにやらせるようになった世界。
いまやウォーカロンは人間より増えて、かつ見分けがつかない。主人公は人間とウォーカロンの区別をつける装置の研究をしているのだが、謎の組織命を狙われ始める。ってのが導入で、
6巻目となると、人は医療の発達により、長生きできる様になった代償に、子供が埋めなくなってしまった。このままでは人類は滅びてしまうのだが、主人公たちは色んな事件に巻き込まれ、その原因と解決方法ウィ知ることになる。
そして今回はあのマッドサイエンテスト「マガタシキ」博士(すべてはFになる参照)の依頼により北極海の海底に眠る核ミサイル搭載の潜水艦「青月」に搭載されている人工知能がおかしくなったのを、主人公ハギリ博士が何とかしようとする話です。

「マガタシキ」さんはまだあの「すべFの事件」で逃亡中だったのねん、ちょっと笑っちゃった(あの事件から何百年も経っていますから長生きにもほどがある)。そして一方では人類を導く神のような存在でもあります。

今回の話も面白かった。特にトランスファーと人工知能の対話(どっちもコンピュータだが、微妙に違う)、そして意志だけになったウォーカロンやら、ほんとごっちゃになりそうなのに良く書き分けるなあって感心しました。
そして、主人公とボディーガードのウグイさんとの掛け合い夫婦漫才もにやにゃして読みました。
描写は淡々としてるのに何このコーヒーみたいな深いコクのある内容は、ほんとこのシリーズは良い感じで成熟してるなあって思いました。(最初は単発で終わる内容かと思ったけどまだまだ続く)
早く次巻を読みたいです。

所で悲しいお知らせです。ウグイさんが出世してボディガードは解任、主人公から離れていきました。
もうほっこりツンデレ夫婦漫才が楽しめないのか・・・寂しいなあ。




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