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ライトノベル総合
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◆魔法の色を知ってるか?
森博嗣のWシリーズの第2巻である。人間の代わりに「ウォーかロン」という人間そっくりの人造人間を製造して危険な仕事に就かせている世界。
人間の方も体を改良して長寿になった代わりにその影響で子供が生まれなくなり、いまや「ウォーかロン」が人間より増えた世界。
ウォーかロンと人間の識別装置を作ろうとして「ウォーカロン」のテロに狙われ始める主人公の波乱を描いた物語です。
ストーリーは淡々としていて最初はこの緊張感のない感じに違和感を覚えたけど、だんだん癖になる文章でした。
いやあ、面白い。じわじわくる面白さというか、護衛の二人は凄く真面目でギスギスしてるのだが、主人公に危機感がないのが凄く不思議な面白さを醸し出してますね。
今回は新しい男の凄腕ガードマンが登場するのだが、こいつがまた不思議。女装がうまいのか実は女性なのか、男なのに色っぽいドレスを着て敵と戦うのに、そのことに誰も突っ込まないw
その上人間なのかウォーカロンなのかも謎。実はX-MENだったりする?また性格がツンツンなのかツンデレなのかじつに謎だらけの不思議な味のあるキャラクタでした。
女の護衛の方も任務以外は無関心で秘密主義であきれる性格ですねw
少しネタバレなのだが、あの「真賀田四季」(すべてがFになる)がまたもや登場。お前は「ルナティックシティ」の女王の先祖か、森博嗣ワールドの「ブギーポップ」かっていいたくなる存在ですねw
真賀田四季→魔型シキ→魔方色→魔法色→魔法の色を知ってるかにつながるんですね。主人公は魔法の色を知っていってよかったですねw
面白いので次巻「風は青海を渡るのか?」を早く読みたいです。
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