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ライトノベル総合

830ゆうまお:2016/11/06(日) 02:50:39 ID:slHMF61A
◆レディ・ヴィクトリア 新米メイドローズの秘密

いやあ面白かった。ヴィクトリアシリーズの第2巻なのだが、1巻がヤングアダルト向けだとすると、この2巻は完全にジュブナイルでティーンズむけでした。
作者によると、1巻は主人公以外の登場人物紹介の外伝でプロローグ・2巻目が女主人公ローズ登場の本編スタートらしい。
舞台はイギリス・ビクトリア朝時代のロンドン。行方不明の兄を探しに田舎から出てきたローズはメイドとなって働きながら休日を使って兄を探しに治安の悪い地区へ行くのだが、そこでアヘン絡みの貴族の大騒動に巻き込まれる話です。

さて感想だが、ちょっとハードな世界名作劇場かって感じですか。この作者の話の持って行き方、表現にはいつも感心する。前にも書いたが、参考資料やら取材の量が半端ないから、話に深みや説得力があるというか、読んでいて色んな意味で勉強になる。
それから、恥ずかしい話だが、主人公の生い立ちや決意や心情が心にしみ、さりげない感動で、2回ぐらい泣いた。フィクションなのに、みんな苦労してるんだなあって泣けてくる。
多分この本を読んだ後だと、ゆるふわアニメのメイドとかメイド喫茶のファッションメイドなんか、白々しくて醒めてしまうだろうなあw当時のメイドって大変大変な仕事なんだよなって思う。まあ、メイドだけでなく、貴族以外は生きるのが大変な時代だったんだろう。

あと、厨二的な設定も大盛りで、アニメ「黒執事」にちょっとだけ雰囲気が似てるかな。そういうのが好きな人にはお勧めかな。なにせ超人的な侍女や頼りになる執事・従僕・探偵や館の未亡人(1巻では主人公)など出てきますから。
そして主人公のローズが結構お転婆で行動力があり、ザ・フッラパーガールってかんじですなあ。

次回はロンドンの日本人村の殺人事件で日本人が出てくるらしい、楽しみだ・・けど、「黎明の書」の最終刊も早く書いてねw
アニメにしたら面白いだろうなあ。

登場人物
ローズ・・・新米メイド。口癖は「この家の住人はどこか変。」
ヴィクトリア・・・貴族で未亡人。貴族としては変わり者。
シレーヌ・・・侍女。頼りになる謎の女。裏社会に強い。
ディーン・・・執事。元軍人で争いごとに強い。
モーリス・・・従僕。インドの少年で、剣を使ったりする。
ベッツィ・・・キッチンメイド。気のいい少女。好奇心旺盛なおしゃべり。
早耳ビル・・・したたかなアメリカの探偵。シレーヌに気がある?。情報通で意外とジェントリメン。

あと、親族でヴィクトリアを貶めようとする貴族がいたけど、名前を忘れましたw読みやすいからお勧めです。




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