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ライトノベル総合

778ゆうまお:2016/08/03(水) 00:00:00 ID:dp.0bZN.
◆黎明の書4 大いなる災いの日

いやあ面白かった。ホモ臭い部分(行き過ぎた友情というべきか)が少なくて(大好きホールドぐらいかな)、ほぼ全編ラスボスとの戦闘シーン中心で、まさに手に汗握る第4巻でした。
好き嫌いして、好きな作者ばかり選んで読んでたら絶対巡り会えなかった一冊だと思う。
第一巻の時はなんてホモホモしい話なんだって、読むのを断念しそうになったなあ。まさか「ワンピース」よろしくこんな戦闘スペクタル巨編になるなんてねえ、あまり知られていない宝物を得て得した気分です。

一番好きなシーンは、ハイドリヒ、イオアン、アイーシャ、シジマが並んで、「さあ戦いに行きますか」って感じで敵ゾンビ騎士団に立ち向かっていくところですか。まるで街を守るために立ち上がる荒野の用心棒(「ワイルドバンチ」のほうかな)みたいで興奮しましたね。
しかしラスボスが快楽の破壊目的の破滅型ってのは交渉も駆け引きも効かないのでやっかいですよね。その上多重分身や集団催眠術やらゾンビに変える能力とか瞬間移動とか止めようが無いでしょw
そしてラスト・・・イオアン(吸血鬼)が太陽に焼かれよう灰になろうとしたとき、えっ!?そう来る?SF?宇宙人の技術?って感じで愉快痛快でした。
考えてみれば「龍の黙示録」の興奮再びってかんじですか。

もう一つの短編は、この作者お得意の修道院物(ゴシックホラーっていうんですかね。)、閉鎖空間の古風で重厚な建築物内で起こるミステリーロマンというか。
そしてこっちは百合ユリしいです(アイーシャとシジマの物語)。謎の竪琴弾きはホルハポルへの分身かと思いましたが実は・・・。
まあこの短編があるおかげで、このホモホモしい物語を読むのを挫折しなかったんで、ある意味作者の配慮に感謝かな。

全6巻らしいですが、このゆるホモユリ吸血鬼の物語はどうなっていくのやら、次巻も楽しみですね。




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