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ライトノベル総合

762あまんちゅ:2015/12/20(日) 11:05:51 ID:1u064hlk
●彼女は一人で歩くのか? (DOES SHE WALK ALONE?)

「黒い魔法を知ってるか?赤い魔法を知ってるか?ヒロシスペースNo1、頭脳明晰No1、未来魔人マガタ博士。」

ライトな短編ノベルかと思ったら、Wシリーズという連作らしくその始まりらしい。
Wというのは「WALK ALONE?」の事で、ウォーカロン(人工生命体、アンドロイド、人工知能を持ったロボット)の事だと思う。
このウォーカロンはこの作者の別の連作「百年シリーズ」にもミチルという名前で出てくる、同作者の別作品「すべてがFなる」にもミチルなる音声認識ロボットが出てくる。
つまり、この作者の作品は「上遠野ワールド」みたいに各作品が同じ世界で繋がってるらしい。

内容だが、近未来、科学技術が進んで、人間は体を人工細胞で作った臓器などと交換する事で、長寿になり、めったなことで死ななくなった。
しかし代償として「子供が産めなくなった」ので、人口が減少、それを補う労働用ロボット「ウォーカロン」が普及。そして人工細胞により人間そっくりの体と思考を持った「ウォーカロン」へと進化して、人類と見分けがつかなくなった。
人類より増えたウォーカロン。すでに生活に溶け込んで普通の人間として暮らしてる世界。
主人公は人間とウォーカロンとを判別する研究をしていたのが原因で、その研究が都合の悪い何者かの作った「テロ組織」から命を狙われることになる。逃走の途中で主人公は「子供を産めなくなった原因」にも興味を持つようになるという話だ。

一見のほほんとしたライトノベルのようで、話が難しく、これはライトノベルじゃないなって感じだ。主人公に命を狙われるという危機感があまり無いのがちょっと可笑しかった。のんきか!
このへんは「ZOKU」シリーズっぽいなあ。
子供が産めなくなったらもう生命じゃなくね?とかパラサイト関連の話しとかいろいろ考えさせられるし、科学者の思考が解説されてる所も興味深い。
主人公が不眠症になるのだが、原因は彼女が大事な人になったからじゃね?とか、あのミチルが「ウォーカロン」政策のきっかけだったのか、レッドマジックが人類を救う手立てになるのかな?とか考察が楽しい。
だってあのマガタ博士とミチルが実際出てくるんだから、前シリーズに触れた身としては面白くない訳は無かろうだw

あと頭の中に「戦国魔神」の歌が流れたわ。「ゴーフラッシャー」って必殺技なのに射程が長いよね。




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