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ジャンプ感想(11号)

49こう:2008/02/11(月) 14:18:58
・テニス
五感が無い時点で落としたラケットを拾えないのにそれができるが、ボールを打つ事は出来ない。この2つの動作の間にある違いは一体何なんでしょうか?
前者は「テニスが好きだからテニスをするためにラケットを手にする」行為ですが、後者は「テニスの試合で相手に攻撃する」行為です。
両者の間には他者の存在の有無という相違点があり、天衣無縫が自己の内省をきっかけに発動した点に注目すれば説明できるかもしれません。
思うに天衣無縫の極みは自分の意識を肉体から解放し、自意識=テニスコートという状態を作り出し、自己の思念や願望をダイレクトにテニスコートに反映させる局地的ハルヒ能力のなのでしょう。

わかりやすく説明すると、私達は一つの動作を行うために無意識に相当な数の動作を行っています。
「テニスを続けたい(意思)→ラケットを手にせねば(思考)→ラケットを捜す(行為)→ラケットに触れる(行為)→ラケットを握る(行為)→ラケットが手の内に(結果)」・・・と、こんな具合ですかね?
しかし、天衣無縫を習得すると「テニスを続けたい(意思)→ラケットを手にせねば(思考)→ラケットが手の内に(結果)」・・・と言う感じになります。
もしそうだとすればラケットを握れたのは目覚めつつある天衣無縫の恩恵ということで一応説明出来るような気がしなくもない。流石許斐先生、巧妙な伏線です。
完全に目覚めていないから効果範囲(≒自意識)を自分の持ち物まで拡げることは出来ても、対戦相手やテニスコートまで、或いはテニスという行為全般まで拡げることができなかったのでしょう。

ということで、「光あれ」で光を生み出す天地創造がやっぱり直球ど真ん中の大正解でしょう。
無我の境地が「自分の見た他者を内側に取り込む」能力だった事を考えれば効果対象の「自分の見た相手→ありのままの世界(テニスコート)」への拡大も実に自然なものですし、
才気煥発の極みが言葉によって未来を確定させるものだとすれば、「言葉で未来を(ある程度)確定→思念を現在に反映」というのもいい感じのパワーアップだと言えるんじゃないでしょうか?
また、幸村の能力無効化も「言葉で現在を確定させる」ものだったので、彼もこの戦いの中で最後の扉を開く可能性があります。

・エムゼロ
大賀の姉は別の星から来た戦闘民族、あるいは好戦的な異次元生命体なのでしょう。これなら体格に不釣合いな戦闘能力の説明がつきます。
そしてそういった異次元からの侵略者と影で戦っているのが魔法学校やその他の魔法特区の人々なのです。
相手が自分の世界への帰還を望むなら協力し、この世界での生活を望むなら記憶や能力を操作し、有害な相手なら魔法特区におびき寄せて処理する。
魔法特区以外では一切使い物にならない魔法を必死で教えているのにはきっとそういった社会的背景があるんでしょう。


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