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ニュース速報2

706江草乗(管理者)★:2011/08/12(金) 09:20:08 ID:???
紙おむつ材料に大型投資を続ける日本触媒 少子化時代でも需要拡大が止まらないワケ
(ダイヤモンドオンライン 2011年8月11日配信掲載) 2011年8月12日(金)配信
 少子化が進んでジリ貧と思われがちな紙おむつ市場。ところが紙おむつに使われる高吸水性樹脂(SAP)の世界最大手である化学品メーカーの日本触媒は今夏、国内と海外で同時にSAPとその原料を増産するための設備投資に乗り出した。300億円を超える大型投資の意味はどこにあるのか。
 SAPは尿を素早く吸収して固める樹脂で、紙おむつの性能を左右する最重要材料の一つ。化学品メーカーが生産して紙おむつメーカーに供給するケースが主流だ。日本触媒は7月末にインドネシアで約3億ドル(約240億円)を投じてSAPとその原料を生産する設備を、8月頭には兵庫県姫路市にある生産拠点に約110億円を投じてSAP原料の生産設備をそれぞれ増強するプラント建設に着手した。
 日本をはじめ多くの先進国は少子化によって乳幼児に使う紙おむつの消費が鈍化している。業界団体である日本衛生材料工業連合会がまとめた国内需要予測を見ると、乳幼児用の10年実績は86億3000万枚(国内市場向け国内生産枚数)。対して15年の予測は82億9700万枚で、10年からの微減が予想される。にもかかわらずSAPの増産に動いているのは、日本触媒に限ったことではない。なぜなのか。
 じつは紙おむつ市場はジリ貧どころか、需給がひっ迫する成長市場に進化している。日本や先進国の少子化による需要縮小を相殺して余りある需要増加の要因が二つ、表面化してきたからだ。
 一つは少子化に並行して進む高齢化だ。高齢者が増えることで大人用の紙おむつが一般化し広く使われるようになっている。国内市場で大人用は10年実績の44億3100万枚(実績)に対し、15年の予測は52億6900万枚と5年間で2割増が見込まれる。少子高齢化が進む先進国では乳幼児用の需要減を大人用がカバーし、紙おむつ全体では需要増が続くことが予測されるわけだ。


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