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ニュース速報2

570江草乗(管理者)★:2010/08/05(木) 00:44:32 ID:???
長期金利が7年ぶり1%割れ 米景気懸念などで資金流入2010年8月4日13時17分
 4日の東京金融市場は、米国の景気減速の懸念が一段と強まる中で、荒れた展開となっている。経済の体温計に例えられる長期金利が、2003年8月以来7年ぶりに1%の大台を割り込み、一時0.995%まで低下。外国為替市場でも1ドル=85円台前半まで円高ドル安が進み、日経平均株価は9500円を下回っている。

 長期金利の代表的な指標は新発10年物国債の流通利回りで、国債が買われれば金利が低下(債券価格は上昇)する。景気がよい時には上がり、悪い時には下がる傾向がある。国債発行の動きなどでも上下し、住宅ローンや企業向け貸し出し金利など様々な金利に影響を与える。

 長期金利は世界的に低下傾向が続いている。欧州の財政・金融不安に加え、最近は米国の景気回復ペースの鈍化に対する不安も浮上。各国で他の金融商品に比べれば安全と見なされる国債の市場に資金が集まっているためだ。

 こうした中で、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週、追加の金融緩和に踏み切るとの観測が浮上。3日発表された6月の米個人消費支出が市場予想を下回ったことなども重なり、3日の米長期金利が低下した。これを受けた4日の東京市場でも、前日終値の1.020%からさらに下がった。

 日本では、企業がお金を借りて投資する動きが強まらず、銀行は預金を余らせており、長期国債で運用する姿勢を一段と強めている。民主党の参院選敗北で、菅直人政権の財政再建路線が後退して国債が売られるとの見方もあったが、今のところ十分な買い手が付いている状況だ。

 長期金利の1%割れは、内外の景気の先行きに対する市場の慎重な見方の表れといえる。ただ、国の財政悪化は債券市場の潜在的な不安材料。「国債バブルが崩壊することに警戒感が根強い」(大手証券)との見方もあり、一本調子で長期金利低下が進むとの見方は今のところ多くない。

 一方、FRBが追加の金融緩和に踏み切ると、日米の金利差が縮むため、円買いドル売り材料になりやすい。東京外国為替市場の円相場は4日午後1時現在、前日午後5時時点より59銭円高ドル安の1ドル=85円39〜40銭。

 4日の東京株式市場では、円高が嫌気され、日経平均株価の下げ幅は午後になって一時、前日終値比200円を超えた。午後1時現在は、同195円43銭(2.02%)安い9498円58銭。取引開始直後から自動車などの輸出関連株が売られている。


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