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ニュース速報2

476投資家さん:2009/12/21(月) 13:47:26 ID:DVHADwu6
<日経>◇新興国モデル広がる 低価格、現地習慣に配慮
 国内企業が新興国専用モデル製品の開発・販売を加速している。キヤノンは中国で現地の商習慣も考慮した低価格の複写機を投入。東芝はパソコンで新興国モデルの開発に着手した。専用モデルは機械などの生産財や生活用品にも拡大。低価格に加え商習慣を反映するなどしてアジアを中心に中間所得層の需要を取り込む。自動車や家電に続き新興国モデルのすそ野が広がることで、コスト高の国内生産体制を見直す動きが進む可能性がある。
 国際通貨基金(IMF)の2010年の世界経済見通しによると、成長率は日本や米国、ユーロ圏の1.7〜0.3%に対し、中国は9.0%、インドは6.4%など新興国がけん引する。環境変化を受け、日本メーカーは日米欧向け製品を基本に世界市場を開拓する従来戦略を転換する。
 キヤノンの中国モデル複写機は毎分20枚の低速モノクロ機で、機能をコピーに絞り従来機種に比べ価格を10%程度安く設定。紙の表面が粗い中国の用紙に合わせ紙送りをスムーズにするよう工夫した。複写機を店頭で現金取引することが多く低価格機の人気が高い商習慣にも合わせた。専用機は中国で生産する。
 東芝は小型低価格パソコン「ネットブック」で、中国を中心とする新興国モデルを開発する。基本仕様は先進国向けと同程度だが、ハードディスク駆動装置(HDD)やメモリーの容量を落として価格を1割前後抑え600ドル以下にする方針。生産は中国に拠点を持つ台湾メーカーに委託し11年度までに販売する。
 セイコーエプソンはプリンターの本体価格をやや高めに設定しながら純正インクを4割程度安くした中国専用機を投入した。純正品でないインクへの切り替えが多い現地需要に対応する。
 アマダは今月から板金を折り曲げる機械やレーザー切断機で専用機を販売。加工速度を15%ほど落とすなどして日欧向けに比べ価格を2〜3割安く設定。中国や東南アジアなどに売り込む。生産は当初国内だが来年から中国に移管する方針だ。
 アジアなどの新興国の中間層は日本に比べ所得水準は低いが、今後世界消費のけん引役になるのは確実。成長するアジア内需を開拓するためには日本が得意な高付加価値品ではなく、低価格で現地需要に合わせた製品が求められる。韓国や現地メーカーとの競争は激化しており、一層のコスト削減を迫られる。


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