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ニュース速報2
399
:
江草乗(管理者)★
:2009/09/18(金) 00:41:52 ID:???
人気住宅地も価格下落、高値取得の業者苦虫「売れない」(1/2ページ)
2009年9月17日23時55分
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17日付で公表された基準地価では、東京の「人気住宅地」の下落が目立った。団塊世代と30代の団塊ジュニア世代の住宅取得期が重なって購入希望者は増えているが、首都圏のマンション供給は異例の少なさで推移している。不況の中、価格を抑えて販売したいが、それではコストに見合わないからだ。
前年より下落した全国の住宅地のワースト10位には、都心の渋谷区のほか、品川、世田谷、大田区など「城南地域」の高級住宅地がずらりと並んだ。下落率全国1位は渋谷区神宮前3丁目の17.5%。ブティックや美容室、雑貨店などで人気の表参道や原宿に近い。明治神宮や神宮外苑の緑に囲まれ、地下鉄副都心線の開通も控えた2年前の基準地価では都内の上昇率トップの33.6%だった。
「住宅地だが、美容室や服飾店などの出店にも向くので上昇した。ミニバブルを引っ張った外資が去り、リーマン・ショック後の不況もあって出店需要が落ちたのが下落の原因」と不動産鑑定士は分析する。
田園調布や世田谷区といった高級住宅地も06〜07年に外資の投資で急上昇したエリアだが、それ以前の水準に近い価格に戻る形となった。日本土地建物の田中幸雄鑑定部長は「バブル崩壊の頃と大きく違うのは地価変動のスピード。上がったかと思えばわずか2年で急激に下がる。不動産の証券化で株のように世界市場で取引されるようになった影響だ」と話す。
地価が下落し、住宅ローン減税も過去最大規模となり、購入する側にとって好条件がそろうが、住宅の供給状況は異例の低水準だ。
不動産経済研究所によると、首都圏では94年から05年までマンションの新規販売戸数が平均8万戸前後だった。しかし08年は、ほぼ半減。09年はさらに減って3万5千戸前後になる見込みだ。
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