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ニュース速報2

354江草乗(管理者)★:2009/08/10(月) 10:36:06 ID:???
新型インフルエンザの危機再び!?(2)=加湿空気清浄機が伸びる?
 空気清浄機も主要な予防手段として人気が高い。ヤマダ電機<9831.T>が6日発表した10年3月期第1四半期(09年4−6月)決算によると、第1四半期は空気清浄機や加湿空気清浄機の販売が好調であったという。新型インフルエンザの発生を受けて、急きょ購入に動いた人々の姿が目に浮かぶ。
 ウイルス対策としては、加湿空気清浄機の方が効果が高いという。湿度を上げることで、ウイルスの活動を抑制する効果が見込めるためだ。ダイキン工業<6367.T>によると、新型インフルエンザ・パニックとなった、09年5月の市場全体の加湿空気清浄機の販売台数は前年比約5.7倍。もちろん同社の空気清浄機・加湿空気清浄機の販売も好調で、「09年4−6月の販売台数は前年同期を上回った」(コーポレートコミュニケーション室)という。同社では、9月11日から加湿空気清浄機の新商品を投入。「10年3月期の空気清浄機・加湿空気清浄機の販売台数は40万台を計画している。前期実績は20万−30万台だった」(同)と、増加する需要の取り込みを狙っている。
 ライバル企業では、パナソニック<6752.T>、シャープ<6753.T>がそろって9月1日から、加湿空気清浄機の新商品を投入する。

 予防しても罹患してしまったら、まずお世話になるのが検査薬。通常のインフルエンザに新型が加わるだけに、今年の秋冬は普通に考えても、需要増加が見込まれるところだ。ところが、関連企業の受け止め方は予想外に冷静である。
 みらかホールディングス<4544.T>では、「今年の秋冬はインフルエンザは流行らない」(IR広報)とやや意外な予想。ただし、「新型を含めインフルエンザが大流行するようなら、検査薬の増産に踏み切る」(同)考えであり、実際の状況に柔軟に対応する方針だ。なお、「通常のインフルエンザが流行すると売上規模は3倍違う」(同)というだけに、仮に流行すれば、業績へのインパクトはかなり大きくなりそうだ。栄研化学<4549.T>では、「新型インフルエンザの検査キットは今年の冬に取り扱う予定で、現在開発中」(広報担当)。
 一方、プラス効果だけではないとの声もある。医薬品卸大手のアルフレッサ ホールディングス<2784.T>は、5月の流行時について、「感染懸念から受診率の低下が見られた。その意味では、新型はマイナスに作用した」(広報IR室)と話す。通常のインフルエンザであれば積極的に受診するが、新型となれば、逆に病院での感染を恐れて足が遠のく可能性があるというわけだ。

 最後に頼るのは、ワクチン・医薬品。国立感染症研究所を代表とする万能インフルエンザワクチンの共同研究に参画している日油<4403.T>では、「現時点では発表すべきことはない」(経理部)。医薬品関連では、やはり「タミフル」。中外製薬<4519.T>では、「中間期(09年6月期)までで、タミフルの売上高は254億円となったが、そのうち国家備蓄分は500万人分で144億円。今年は1330万人分を備蓄する計画であり、残りの分は予定通り進めている」(広報IR部)と着々と対応策を進めている。さらに、「生産増加の要請があった場合には、最大限対応する」(同)方針だ。

 秋口以降は、株式市場で「新型インフルエンザ」への関心が高まり、いわゆる関連銘柄に旺盛な買いが向かう可能性が高い。“オフシーズン”の今こそ、関連銘柄の洗い出しを進めておきたい。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2009-08-07 19:12)


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