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【3664】モブキャスト、って、どう?

47名無しさん:2015/02/14(土) 18:35:04
 林は、専門学校を卒業後、幾つかの会社を経てDVD流通のワン・ウィングを仲間とともに創業。同社がアイ・シー・エフに買収され、04年12月、役員に就任している。佐藤とほぼ同年の31歳だった。

企業犯罪の連鎖

 林は、後に摘発される経済事件に関与したわけではない。しかし、市場を汚した「半市場勢力」企業の役員であったことは事実だ。

 指摘したいのは、林の来歴だけではない。モブキャストの成り立ちと役員の経歴にも、異議を申し立てたくなる。

 実際、私は、昨年6月29日、モブキャストがマザーズに上場する際、会員制経済月刊誌の『FACTA』(2012年7月号)に「『ハイエナ』同伴のモブキャスト上場」というタイトルで記事にしたことがある。モブキャストもまた、大株主や役員に、アイ・シー・エフに代表される「企業犯罪の連鎖」に関わっている人がいる、という内容だった。

 モブキャストが窮地に立った時、手を差し伸べたのが、倉庫会社系列のデータセンターだった。同社はかつて、ネット系出会い業者のカリスマ経営者と組んでいた。その出会い系業者は、380億円もの巨額脱税のグッドウィル事件や、「反社と反市のゴッタ煮」と評されたトランスデジタル事件へとリンクしていた。

 取材に対して、モブキャストは「当社及び関係者が『反社』及び『反市』ではない」と反論した。「反社」でないのはもちろんだろう。暴排条例など「反社」への厳しい締め付けもあって、「反社」と認定されれば、上場企業の株主、役員どころか、銀行口座の閉鎖など社会生活さえ阻まれる。

 しかし「反市」の判断は微妙だ。上場企業を「ハコ」として利用、事件に関与したか、摘発されなくても、役員、株主、投資家などの立場で利益を得ていれば、「反市」と認定されるのは避けられない。モブキャストの株主、役員、監査役などにそうした人がいたのは、紛れもない事実である。

 結果として今回のモブキャストのM&Aに、「反市」と「反市」が重なり合った。そのM&Aに問題がなかったとしても、背景説明をするのは悪いことではない。

 実際、ライブドアやアイ・シー・エフ事件を取材していて感じたのは、堀江、榎本、井筒、佐藤といった当時30代前半のIT系を中心とした起業家に特有の「勝てばいい」「結果オーライじゃないか」という精神だった。「資本のハイエナ相関図」のような形で事件が連鎖するのは、騙して悪いという意識がないまま、株券がカネに替わるという「証券の魔力」に取り付かれ、巨利を得た成功体験が忘れられないからだろう。

 市場をごまかし、楽して儲けようとする“甘い誘惑"に、一度でも乗ってはダメなのである。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34535?page=2


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