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下書き

98【エイジ1.1】:2018/10/15(月) 22:47:45
 洞窟内のステージに夕陽が差し込み、円形の闘技場が紅に染まる。濃い血の色を思わせる風景の中で、長いアッシュブロンドの髪をポニーテールにした女闘士が、今日の挑戦者を待ち受けていた。ソフィア、と名乗る美貌の女闘士は、愛用の鞭を手に、艶のあるバトル・コスチュームを展開していた。胸部を大胆に露出したハイレグスーツと、ピンヒールのニーハイブーツ、二の腕まであるロンググローブから構成されたバトル・コスチュームは、ソフィアが手にしている鞭と相まり、SMの女王様のような妖しい色香を放っていた。
「……“クラースヌイ・ブーリファ”…………」
 物憂げな表情をしつつ、愛用の鞭を指先で撫でながら、ソフィアはその名を唱えた。この鞭を手にしている間、ソフィアは、しがない私立探偵という表の顔から、“風裂き”の二つ名で知られる冷酷な女戦士となる。ソフィアは、戦いを前に、精神を集中させ、闘気を高めていた。
 やがて、ソフィアの対戦相手が闘技場に姿を現した。エイジ・シンジョウ――自称、冒険家――という若い東洋人は、、太刀を鞘から抜き放ち、武道着を現代風にアレンジしたような、和洋折衷のバトル・コスチュームを展開した。

 ハイヒールの分だけ、ソフィアはエイジを見下ろす形になっていた。一礼して太刀を構えるエイジに、ソフィアは、挑発的に手招きした。
「どこからでもおいで。坊や」
「お手並み拝見といくぜっ! 烈空斬!」
 先に動いたのは、エイジだった。大上段に振りかぶった太刀から闘気を撃ち出した。
「サンダーリング!」
 ソフィアが鞭を操り、雷の環を放って迎え撃つ。リングの中央で、ソフィアとエイジの闘気が衝突し、爆風が巻き上がった。舞い上がった砂埃が視界を遮るなか、ソフィアは床を蹴って加速した。
「いない!?」
 ソフィアは、狼狽するエイジの背後に回り込んでいた。その無防備な背中に、ソフィアの鞭が、蹴りが、面白いようにヒットする。
「まだまだ、よ……」
 ソフィアは、エイジをひとしきりいたぶった後、後ろから抱きしめた。柔らかな乳房を押し当てるように、腕に力を込める。耳元に吐息を吹きかけては唾液を含んだ舌で舐め、それを繰り返しながら、エイジの股間を撫でる。ソフィアは、ズボンのジッパーを探り当て、一気に引きおろした。その中に手を突っ込み、エイジの***を引っ張り出す。
「あら、可愛らしいボウヤね…」
 盛大に勃起した***を指先でしごき続けきながら、ソフィアは甘い声で囁いた。
「私と対等に闘えるのかしら?」
 亀頭の先端、その裏側を指先で軽くつつくと、粘性の液体がじわりと染み出た。すると、ソフィアは、興醒めといった風に、エイジの体を手放した。
「ラトルスネーク!!」
 ソフィアの鞭が乱舞し、次々とエイジを打ちのめす。フィニッシュの一撃がエイジの足元を崩し、エイジは、錐揉み状に回転しながら地面に崩れ落ちた。


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