JR東日本の中途採用試験

56：あっぷる：2002/05/30(木) 22:15 ID:nX7JLAEg: 実はこのサイトを学生に見せて考えさせているところです。私も大変勉強になりました。反論がございましたらしてくださって結構なのですが、前にも書いたように、またプラリーマンさんの言うように、鉄道会社就職は向き不向きが絶対にあります。
私も前の仕事が駅だったし、今は遠距離通勤で日常的に東京駅を使っています。その折々に感じたのは次の点です（以下自戒をこめて）。
まず、わさわさした雰囲気の中で迅速かつ正確にお客様に対してソフトな応対ができること。私も経験があるのですが、出札口にお客様の長い列ができ、一件一件が単純には済まない内容なのです。同時に自動改札が故障してそれにも眼を配り、ダイヤの乱れで司令室から連絡が
重なったことがありました。こんなとき、たった一人のお客様でもつっけんどんにはできませんし、もし取り扱いミスがでたら、「忙しくて・・」は理由になりません。
次に、駅内の係員同士は申し送りでプレーボール、申し送りでゲームセットです。このコミュニケーションを円滑にさせるのが、他人への思いやりと、意外や意外、趣味や興味関心が近いことなのです。自分に興味がないことでもそこに楽しさを見つけることが自然にできる人が上手く
波に乗れるのです。「先輩が怖いからミスしたけど黙ってよう」とか「面倒くさいから後輩に押し付けよう」という人は間違いなく職場で村八分になります。
最後に、余計なお節介ですが、マイペース型の人（自分のペースで仕事ができれば正確かつ速くできるが、急かされると間違いが多くなってしまうという人）と学者肌の人は、残酷かもしれませんが、個人でできる仕事の方が向いています。鉄道の仕事が好きでも、一例としてですが私のように大学の教員やシンクタンクを目指した
方がいいですよ。これは生まれ育った環境も大きく関わっています。
チャレンジャーの皆様に申し上げたいのは、業界研究や筆記試験対策も重要ですが、自分がその仕事に向いているのか、という点こそ考えるべきなのではないでしょうか。

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