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【妄想】着ぐるみ小説スレ第11章【連載?】

66 ハルカ ◆zYQ/uWRKn. :2016/06/09(木) 22:09:21
4.
手渡されたマスクは天辺に皿があり、その周りには頭髪らしき毛が、鼻と耳はなく口はドス黒い黄色のクチバシがついていた。

「先ずは特殊なコンタクトをしてもらうんだけど、コンタクトしてない?」
メイクさんに尋ねられ、「してます!」と答えると手馴れた感じでハルカのコンタクトを外し、あらかじめ準備していたケースへ。
そして、緑色をした大きめのコンタクトをハルカの目に。
ハルカは目が悪くハッキリと見えないガラスに前のめりになって覗き込みと、そこには白眼の全くない緑色の不気味な目がハルカを見ていた。

「ゴメンね、時間ないから腰掛けて」メイクさんの声に反応し腰掛けると不意にハルカの口に何が入ってきた。
「これはボールギャグっていって、口の拘束具になってるの、カッパが喋ったらおかしいでしょ」そう言ってメイクさんは頭の後ろでボールギャグを固定する。

「あぁぁぃううお」言葉にならない声を上げながらハルカはベルトを外そうとしたが、水掻きのついた手では外せない。
メイクさんは「ロケが終わったらちゃんと外すから安心して」そうハルカに声をかけ軽く肩を叩く。
そしてそのまま、カッパのマスクを被せられる。

ボールギャグを自分で外すこともできず、カッパのマスクを被せられ、どうすることもできなくなったハルカはカッパのメイクの続きに応じるしかなかった。
ハッキリとは見えないが、目の前にはぼんやりとカッパのようなものが見えているだけ。
なんだか、自分の存在が消えてしまったような感覚に陥る。

ボールギャグをされ涎が溢れてくるのを必死で飲み込んでいたが、それも限界を迎えた頃、メイクさんがカッパの口を大きく開き「ハルカちゃんの口とカッパの口を引っ付けるね」と。

咄嗟に口を開かれ涎が溢れ落ちる。
「ハルカちゃん、涎凄いね!」
その言葉に恥ずかしくなり、水掻きのついた両手で顔を覆う。
「大丈夫、大丈夫!口引っ付けたら、カッパが得体の知れない液を垂らしているようにしか見えないから」

”全然、大丈夫じゃない!カッパの間私はずっと涎を垂らしているってこと?”
ハルカは怒っているが、言葉で訴えることはできない。
目で訴えかけるが、メイクさんはハルカの口元の作業で視線が合うこともなかった。


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