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紅月カレン(カレン・シュタットフェルト)

56くるひと:2014/05/11(日) 00:01:35
という、カレンの非常に自己中心的な本心が浮き彫りになってしまうのです。
ルルーシュが悪人でかもしれないと思い切り疑いながら愛してくれさえすれば仲間になるということは
最悪ルルーシュの為なら日本や仲間を攻撃しても良い、という意識を持っていたことになります。
あるいは考えられなかったのなら、カレンにとっての日本・仲間・お兄ちゃんの夢・お母さんの価値はその程度ということになります。

ですが結局、カレンはルルーシュに求められることはありませんでした。この後カレンは腑に落ちない行動をとります。
ルルーシュに拒否されてからさほど時間が経っていないはずの合集国代表達が人質に取られたとき、カレンは即座に「ルルーシュを倒すのは私です」と言い放ちました。
富士決戦でも執拗にルルーシュを殺そうとして生身のルルーシュに直接輻射波動を当てようとするほどでした。これも、腑に落ちません。

求めてくれればという条件付きではありましたが、ルルーシュについていくという姿勢を見せた
つまりそれほどまでに好きであった男に対して、即座に倒す宣言をしたり執拗に殺そうとするものでしょうか?
もっと思い悩んだりする姿勢を見せたり、どうしても攻撃の手が緩んでしまう描写の方が自然です。
なお、日本等の為というのはもはや言い訳として機能しません。ルルーシュに求められれば捨てられる程度の価値しかないからです。
好きな男に振られたからといって、少し前まで捨てようとしていた日本等の愛に目覚めるのは不自然ですから。
それで結局その疑問については、他の人の考察を先に見た影響も多分にあるのでしょうが

「無意識や深層心理下でルルーシュに求められないことが悔しく、腹立たしく
ルルーシュを殺すことでその負の感情を発散させようとしていた。カレン自身はそのことを意識出来てはいないので
日本の為、世界の為というのを自分がルルーシュを攻撃する理由として使っていたに過ぎない」

としか僕には見えなくなってしまいました。C.C.に「人間らしいこと言うのね」などととんでもない暴言を吐いていたのも
「ルルーシュに求められたC.C.が憎いから」と考えるとスッキリしてしまいます。
で、まあゼロレクイエム後のアッシュフォード復学もひどいんですが、もう十分でしょう。
ここまで挙げ連ねた要素を統合して結論を出しますと、「コードギアス 反逆のルルーシュ 全話」における「紅月カレン」というキャラクターは

「日本だ日本人だお兄ちゃんの夢だお母さんだと偉そうに言ってはいるが、好きな男が出来るとそれらは最終的にはどうでも良くなる。
それらを捨てる代わりに好きな男に尽くすかと言うとそうでもなく
『自分を愛してくれる』という見返りを保証されなければ、その男の為になる(命を守る等の)行動をすることもなく
逆に拒否されれば逆恨みで殺そうとしてくるストーカーじみた精神を持つ。
更には自分が男次第で捨てようとしたところにちゃっかり戻ってくるという、極めて自分の利益しか考えていない女」

である可能性があり、先程挙げた要素検証のように、それは決して無茶ではなく普通にあり得るキャラクター性なのです。
ですからJINさんが>>47で仰っていた「メインに入るには『日本』への拘りを捨てるしかないがそんなことは出来る話でない」のように
カレンは最後まで好きな男よりも日本の為に戦うキャラであったという解釈は、どうにも腑に落ちません。
カレンはメインに入らずとも、始まりはR2の2話から既に内心では日本を裏切っていたと言っても過言ではありません。


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