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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜

200ユガミ博士 ◆AOwcv36qk.:2022/05/15(日) 07:58:47
>>199の続き。

ポップ「...テメェ!嘘を付くんじゃねえよ。ダイが...また記憶を失くすなんて」

ポップは紘汰の胸倉をワナワナと震えながら掴む。ポップ達の脳裏に浮かんだのは、
かつてダイの父であるバランの手によって記憶を消されてしまい、仲間達の事を忘れて
しまったダイの姿だった。

紘汰「...そのダイって奴の事、とても大切な存在なんだな。だからこそ、記憶を取り戻す為
 俺の世界に来てほしい」
レオナ「貴方の世界に?」
紘汰「ああ。仲間である君達が来てくれたら、ダイも記憶を取り戻す筈だ」

紘汰はダイの失った記憶を取り戻す為には仲間であるポップ達の協力が必要と考え、
紘汰の元々の世界=地球へ来てほしいと告げた。

ヒュンケル「...貴様の言う事が本当なら俺は行く。ダイの記憶を取り戻して見せる」
マァム「私もよ。ようやくダイが生きてるって分かったんですもの。迎えにいかなくっちゃ」
ポップ「そうだよな...。こうなったら異世界だろうが、魔界だろうが何処にでも行ってやるぜ!」
レオナ「私は...」

仲間であり、共にアバンの使徒であるヒュンケル、マァム、ポップは紘汰と共に地球へ行き、
ダイの記憶を取り戻す事を決意する。レオナもダイを迎えに行きたいと思うが、現在Gショッカーが
パプニカに侵攻している今、王女として離れる訳にはいかないと心の中で迷っていた。

クロコダイン「レオナ姫、貴方も行きなさい」
レオナ「クロコダイン!」
ポップ「おっさん、身体は大丈夫なのかよ」
クロコダイン「ああ。回復呪文を受けたので今は大丈夫だ」

レオナが迷っていると、別室で治療を受けていたクロコダインが広間へやって来た事に、
一同は驚く。

クロコダイン「それよりも、ダイの記憶を取り戻すにはレオナ姫も必要だ。だから行きなさい」
レオナ「でも、国の王女である私が離れる訳には...」
バダック「安心なされ、姫様。留守の方は我々がしっかり務めさせてもらいますじゃ!」
アポロ「姫様はダイ殿の事をよろしくお願いします」
ヒム「じゃあ、俺も残るか。負けっぱなしは趣味じゃねぇしな」
チウ「う〜ん。僕としてはマァムさんと一緒に行きたいが、隊員であるヒムが残るなら、
 遊撃隊の隊長である僕も残るしかないな」
エイミ「姉様。私は姫様に同行して地球へ行かせていただきます」
マリン「分かったわエイミ。姫様の事を任せたわ」

迷っているレオナにクロコダインやレオナ姫の従者であるバダック、三賢者の1人アポロが
レオナの心中を察してポップ達と共に地球へ行く様に背中を押した。ヒムやチウも残って
パプニカの防衛に務めるという。エイミは姉のマリンにレオナと同行する事を願い出て、
マリンは了承した。

レオナ「ありがとう皆。では私はダイ君を迎えに地球へ行きます。それに地球でも
 Gショッカーと戦っている戦士がいると聞きます。上手くいけば彼らの救援を受けれる
 かもしれません」
紘汰「ああ。その点なら問題ない。地球には俺の仲間がいる。あいつらなら喜んで手を貸すぜ」

皆に背中を押されてレオナも地球へ行く事を決意する。更にレオナはダイを迎えにいくだけでなく、
地球でGショッカーと敵対している勢力に救援を求める事も決めるのであった。
紘汰は地球で戦う仲間達なら、この世界の現状を聞いて快く助けに駆け付けるだろうと
レオナ達に話す。そうした話し合いの末、地球へはレオナ、ポップ、マァム、ヒュンケル、
エイミの5人が行く事が決まった。そして準備を終えていよいよ地球へ出発する時となる。

紘汰「じゃあ、行くぜ」
レオナ「ええ。よろしくお願いするわ」

紘汰はクラックを開ける。ここから地球のある世界へ向かうのであった。
レオナ達は別れを済ませ、クラックの中へと足を踏み入れる。この先、ダイとの
再会を信じて...。


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