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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜

199ユガミ博士 ◆AOwcv36qk.:2022/05/01(日) 07:37:29
>>198の続き。

ザボエラ「ド、ドクロ少佐殿まで倒されてしまった!ムムム、我々だけでは武が悪い...。
 えぇい。撤退じゃあー、撤退じゃあー!!」

鎧武にドクロ少佐が倒されて、ザボエラは残った戦力ではパプニカ陥落は難しいと考え、
撤退を指示し、Gショッカーとザボエラの部下達はその場から消えた。

ヒュンケル「奴らは撤退したか」
鎧武「ふぅ」
レオナ「助けていただきありがとうございます。ですが、一体貴方は何者なのですか?」

鎧武は変身を解除して、元の葛葉紘汰の姿に戻る。変身を解除した紘汰の元に
レオナを近づき、助けてもらった事への感謝と紘汰が何者なのか尋ねる。

紘汰「俺の名は葛葉紘汰。君がレオナ姫だな?俺はある事を伝える為に此処へ来た」
レオナ「ある事...?」
紘汰「...勇者ダイは俺の世界にいる」
一同「ー!」
レオナ「...詳しく説明してくれるかしら」

紘汰の発言にその場にいた一同は驚愕の表情を浮かべる。紘汰から詳しい説明を聞くため、
レオナは紘汰を城の中に招いた。

♢ ♢ ♢ ♢ ♢

紘汰からの説明を聞くため、広間に集まったレオナ達。なお先の戦闘で負傷したクロコダインは
別室で治療を受けている。そして紘汰は自分がGショッカーと同じ地球という世界の人間で、
仮面ライダーという戦士である事を最初に説明した。

ポップ「それでダイがお前の世界にいるっていうのはどういう事だ!」
マァム「ダイは無事なの!?」
ヒュンケル「落ち着け、2人とも」

ダイの一番の仲間であるポップやマァムは紘汰に詰め寄る。ヒュンケルは2人に
落ち着かせようとするが、内心ヒュンケルも気が気でなかった。

紘汰「俺は只、そのダイって奴が俺の世界にいる事を伝えてくれって伝言を頼まれただけだ。
 マザードラゴンに」
マァム「マザードラゴン!?」
レオナ「竜の騎士の生と死を司る神の使い...マザードラゴンがあなたに?」
紘汰「ああ」

紘汰はマザードラゴンから伝言を託された時の事を話す。紘汰は異世界にも侵攻している
Gショッカーを追って、様々な世界を訪れていた所、ある日マザードラゴンから
テレパシーを受け取る。
曰く「かつて大魔王の手から世界を救った勇者ダイが、今は地球にいる事」
  「自分が迎えに行きたいが、邪悪な存在により蝕まれて、その力がない事」
  「ダイと共に大魔王と戦った仲間達に、ダイが無事である事を伝えてほしいと頼まれた事」

紘汰「...で、俺はマザードラゴンに導かれて、この世界に来たという訳だ」
一同「・・・・」
ポップ「は、はは。やっぱりダイは生きていたんだ!あの野郎...よりにもよって
 異世界にいやがるなんて...心配かけやがって」グス

紘汰の話を聞き終わり、一同は呆然とする。そんな中、ポップはダイが生きていた事を知り、
涙を浮かびながら喜んだ。ポップに感化され、次第に他の仲間達もダイの生存を喜ぶ。
 
ヒム「生きているんだったら、何でダイを此処に連れてこないんだ?」
チウ「確かに」
紘汰「...それ何だがな」

ダイが地球で生存しているのに、この世界に連れてこなかった事にヒムが疑問に思うと、
紘汰はある事実を話す。その事実に一同は驚きの声を上げた。

♢ ♢ ♢ ♢ ♢
***地球・リュウソウ族の里***
一方、地球にあるリュウソウ族の隠れ里。騎士竜戦隊リュウソウジャーの故郷にある
高い岩の上で、一人の少年が里を見ていた。

アスナ「ダイくーん。勉強の時間よ」
ダイ「アスナ先生。今、行きます」
アスナ「どう?何か思い出した?」
ダイ「いえ。俺の名前がダイって事以外、まだ何も...」
アスナ「大丈夫!きっと思い出せるはずよ」
ダイ「はい」

かつてドルイドン族と戦ったリュウソウジャーの1人、リュウソウピンクことアスナに
名前を呼ばれた少年ー彼こそ、大魔王バーンから地上を救った勇者ダイだった。
ダイはリュウソウ族の里に保護されていたのである。しかも彼は記憶を失っていたのであった。


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