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闘争の系統 〜ネタバレノート〜
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≪タイトル未定≫
その日、生徒会の仕事が放課後を過ぎても遅くまで続き、
沢渡優香は下校する時間には、すっかり日も暮れて夜遅くになってしまっていた。
早く家に帰るために近道をしようと裏路地を通ったのが運の尽き。
彼女はチンピラの集団に絡まれてしまう。
チンピラA「おいおいお嬢ちゃん、こんな夜遅くに女子高生が一人とは危ないな」
チンピラB「俺たちと一緒に面白いところに行こうぜ!」
優香「何するんですか! いや、放して! 誰か助けて〜!!」
チンピラたちの車に無理やり引きずり込まれそうになる優香。
「こんな時に、すぐ側に光平くんがいてくれたら…!」との思いも
一瞬だけ脳裏をよぎったが、もはや非力な自分にはどうする事も出来ない。
優香「――ァッ!!」
チンピラC「いい子だから騒ぐんじゃねえぞ!」
チンピラの一人がニヤニヤと笑いながら、
優香の首筋に向けて刃物をチラつかせる。
優香「や……やめて」
怯えきった優香は、尚も必死に逃れようとする。
そんな時だった。突然チンピラの内の何人かが悲鳴を上げて倒れたのだ。
チンピラA「ぐわあああ!!」
チンピラB「ぎゃああっ!!」
驚いて車から出る残りのチンピラたち。
チンピラC「だ、誰だテメェーはッ!?」
戒「………」
優香「……??」
チンピラたちの前に立ちはだかったその少年は、眼鏡を掛けてはいるが、
そのレンズの奥の両眼からは鋭い殺気交じりの眼光を放っている。
少年のしている服装は、優香たちと同じ海防大付属の制服だということも確認できた。
チンピラD「おいガキッ、なんとか言ったらどうなんだ!?」
チンピラE「くたばれやぁぁッ!!!」
戒「フンッ…」
その少年はチンピラの繰り出すストレートパンチをあっさりかわすと、
逆に相手の腕を掴んで軽々と捻りあげた。一瞬「ボキッ」と鳴る音がした。
チンピラE「イテエエエッッ!!!!! 骨がァァァッ!! 骨がァァァッ!!」
絶叫を挙げて倒れ込み、もだえ苦しむチンピラ。
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