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オリキャラメインの小説を綴るスレ

562漫才の真剣勝負番外編 漫才の指導:2014/08/23(土) 19:24:05 ID:eDeRrTkg0
準決勝終わりでマナたちは話していた。
「新悟君たちに漫才を教えてもらったってどういうこと?」
「それはですね…ホヮンホヮンホヮンホヮンホヮン…!」
「…回想?」
それは,コンテストが始まる2ヶ月くらい前のこと。
ありすの家に呼ばれたエアロアリス。(ちょっとややこしい)
お茶を1杯飲んだあと深い眠気に襲われ意識を失う。
目が覚めると,さっきいた部屋とはまた別の部屋に来ていた。
しかも全身椅子にくくりつけられた感じで身動きが取れない。
「お目覚めですねみなさま♪」
目の前にはありすと五星麗奈,何人かのお嬢様連中が立っていた。
「いったい何がしたいんだ?」
まわりを見たら新悟の右隣に孝美,左隣に透磨が,そのまた横にネガティブキャンペーンの2人もいた。
「今回あなた方をお呼びしたのはほかでもありません。
私たちにお笑いを教えていただきたいのです。」
「「「「「エエ!!!!?」」」」」
「去年みなさんが合同文化祭でやっていた漫才を見ていて私たちもチャレンジしてみたくなったのです…!」
話についていけない夏芽と剛。
透磨はあるスジからその文化祭の情報は手に入れていたようである。
「なるほど…! お笑いやりたいんならいろいろ教えるけどなんでこんな強硬手段を取ったんだい?」
するとありすたちのそばにいた何人かのお嬢様たちが口を開いた。
「あなた方のそばにはあの漢堂愛夢や神楽坂明日美がいますから…!」
「その2人がどうしたんだ?」
「あの2人はけっこうな名家の出なのです…!」
剛「カグラってお嬢様なのか!?」
夏芽「いや〜メンバーの家庭訪問は行ったことなかったから。
たしかにちょっと中学生にしては金銭感覚変なところあるなぁとは思ってたけど…!」
「愛夢の家は何回か訪ねたことはあったけどそんなに大豪邸ってほどのものでもなかったけどな…!」
「とにかくあの2人に知れる前にご指導をお願いしたいのです。」
「わかったよ…指導するからまず拘束を解いてほしいんだけど。」
全員の縄をほどく。
こうして,1週間におよぶ5人の漫才指導がはじまった。
コンビの立ち位置,ボケ,ツッコミの役割,間の取り方,ネタのテンション,ネタの作り方などいろいろ…!
大喜利メンバーを父に持つ夏芽は大喜利などネタ以外の企画での笑いの取り方も教えていた。
そして,最終日。
「では今からそれぞれ組んだグループで漫才をしていただきます。
我々5人が判定しますのでこれまで学んだ成果をしっかり見せてください。」
5人のうしろには多くのお客さんの姿も。
そして,お嬢様たちの漫才がスタートした。
初めて舞台に立ったとは思えないくらいみんな堂々と熱演していた。
5人もお客もみんな笑っていた。
判定は…全組合格。
こうして,お嬢様たちの漫才の勉強は幕を閉じた。

「…そして,私たちもこのコンテストに挑戦し今回準決勝に行けたのが私と麗奈ちゃんのコンビだけだったのです。」
「そうだったんだ…!」
「まぁ今回の準決勝進出を機に私たちの学校でもお笑い研究会が立ち上げられることになりました。
ぜひ,七色ヶ丘中学や大貝第一,ぴかりが丘中学のみなさんとも合同で公演などやりたいものですわ…!」
「一緒にやろうよ!」
「おいおい,部長は僕たちだからね…! サウザンドサンさんやゴーバスターズさんたちは卒業してるし…!」
「陣さん驚くだろうね…! 『また人数増えてるのかよ…!?』って。」
「決勝はそのジュエルキングさんが司会をやるらしい…!」
「決勝頑張ってくださいね。」
「モチのロン優勝目指して頑張るよ。(苦笑)」
みんなで笑いあった。
これから大所帯で大きなイベントが行われるかもしれませんがそれはまた別の機会に…!

…終わり。




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