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オリキャラメインの小説を綴るスレ

377出会いはふとした瞬間 続き 下:2013/03/26(火) 21:58:24 ID:I4f1SuyUO
気まずい感じを残しながら下に下りていく。
久々に家族水入らずで夕食を食べていた。
孝大たちが雅大に聞いた。
「お兄ちゃん,さっき真理子ちゃんたちがスゴく肌ツヤ良くなって帰っていったけど何かあったの?」
「…」
ただ口を閉ざす。
義母の美咲にはなんとなく読めていた。
食事が終わってから2人きりになっていた。
「どうかしたの?
だいぶお疲れなようだけど。」
「…,実は…」
雅大は先ほどの状況について正直にぶっちゃけた。
ちょっと驚きながらも美咲は,
「そう,そんなことがあったのね…!
これも血筋かしらね…!
あなたは知らないと思うけど,昔,あなたに血を提供した人たちは私を含めてほとんどが女性だったの。」
「え…?」
「雅義さんが院内をまわって輸血を頼んだら多くの女性が名乗り出ていたのよ。」
「父さんって人を惹き付ける何かがあったんだ…!
そんな中で母さんを選んだわけか。」
「そう。
そしてその日から10年の歳月を経てあなたが真理子ちゃん以外の女の子たちを家に連れてきた時は矢車家の男のバイタリティーに驚かされたものよ。
そして,今回また新たな女の子たちをあなたは受け入れてしまったわけね。」
「そうなるんだよなぁ…!」
「雅義さんは2人だけの時よく言うの。
『日本も全体的に男が少ないから一夫多妻制にしたらいいのになぁ…!』って。
今はそこまで元気にはなれてないとは思うけど…!
だからあなたも結婚がどうこうとは言わないけれど,
自分を受け入れてくれる娘には本気でぶつかってみなさい!
向き合ってみることで何か変わるかもしれないわ。」
「…,ありがとう母さん。
俺,明日ちょっと帰り遅くなる。」
「…行ってらっしゃい。」

翌日,
四葉邸に集まっているマナたち。
「いったいマー君に何が起こってたの?」
「あれは,男性にしか効かない催眠術をかける薬だったのです。
でもやはり本人の意志がちゃんとあった方がよかったと思います。」
「来るかなぁ…?」
「そろそろ来ますよ。」
マナたちの前に雅大がやって来た。
「来ると思ってましたよ。
あなたの本気,見せていただけますか?」
「やらいでか!」
まだまだ前途多難だが,これからも雅大はしっかりと生きていくことだろう…!
これからまた新しいプリキュアが出てくるかも…!
それをまたお楽しみに。


ひとまず,終わり。




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