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「新入生は日野下花帆くん」√綴理
1
:
名無しさん@転載は禁止
:2024/10/15(火) 23:38:44 ID:DjQxiI6w
とってもいい天気。
窓から覗く日差し。ぽかぽかのお日様。
最高の目覚めだったけど、絶対におかしな光景。
どうして実家の私の部屋?
花帆「なんで寮じゃ……あ、あれ?」
もう一つの違和感。
壁には何故か学ラン……男の子用のものがかけられていた。
どうして?
気になって近づいていく、その前に。
鏡に映ったあたしの姿。
花帆「え……へ、へぇ!?」
髪は短く、胸は平坦。
そこに映る人を、それでも脳はあたし自身だと言っている。
可愛げな顔を──自画自賛?──しているけれど、そこに映るのは……間違いなく男の子だった。
花帆「なっ……なんじゃこりゃ〜〜〜!?」
272
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/20(月) 00:59:03 ID:yBUYsZIY
ちゃぷんとお湯が揺れる。
その音だけが響いている。
……あ、こういう時に言うのかな、エモいって。
綴理「普段は一緒に入れないから、嬉しいね」
花帆「そうですね……でも、そこは仕方ないですよ」
綴理「うん……あ、そうだ」
何かいい事を思いついたのか、ぽんと手をつきながら。
綴理「いつか、お外にお泊りに行こう。大きいお風呂があるところとか」
花帆「お泊りですか。……2人で、ですよね?」
綴理「ボクはもちろんそのつもりだよ。お風呂も、夏に泊まったこずの別荘があるから」
273
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/20(月) 01:07:01 ID:yBUYsZIY
花帆「使わせてくれますかね……」
でもきっと、梢センパイは使わせてくれる。
綴理「じゃあ、決まり。……いっぱい、2人でいられるね」
……綴理センパイが相手だと、いつもドキドキさせられる。
あれだけ行為を重ねても、こうやって一緒にお風呂に入っていても。
……それでも、あたしは綴理センパイの彼氏なんだ。
花帆「はい! ……楽しみにしてます」
☆☆☆
時間は少し飛び、2月に。
2月といえば、そう。
綴理「さや、チョコレートの作り方を教えてほしい」
274
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/20(月) 19:48:30 ID:JxN.rze2
使わせるわけないでしょ…
275
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/20(月) 23:51:28 ID:yBUYsZIY
2月といえばバレンタインデー。
って、めぐが言ってた。
ボクも去年いっぱい貰った。
でも一から作って、誰かに渡すのは初めてだ。
星型のチョコレート。
かほ、喜んでくれたらいいな。
さやか「きっと喜んでくれますよ、絶対」
綴理「ありがとう、さや」
☆☆☆
というわけで渡しに来たわけなんだけど。
276
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/21(火) 00:12:03 ID:wRvRRq5.
かほの教室に行くまでに、たくさんの子たちに囲まれちゃった。
いっぱいチョコレートくれた。嬉しいけど、今日に限っては。かほの元へ行く前には、お部屋においておこう。
277
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/21(火) 00:34:25 ID:I3Qtq.56
花帆くんもモテるからなぁ
278
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/22(水) 00:06:17 ID:jqPA41No
改めてかほの教室に向かうと。
今度はかほが囲まれていた。
「日野下くん、チョコあげるー」
「私もー、友チョコ!」
「あ、あの……わたしも……」
花帆「わっ、みんな……ありがとう!」
かほも皆からチョコレートを貰っていた。
かほも嬉しそう。
……。
あれ。
……なんで嬉しそうなの?
綴理「?」
あれ、ボク。
なんか、今ちょっとモヤモヤしてた。なんでだろ?
279
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/22(水) 00:20:05 ID:jqPA41No
ボクだって、皆から貰えたら嬉しい。
それはかほだって同じだ。
同じ……。
おなじ……。
綴理「……」
☆☆☆
梢「……それで、まだ渡していない、って事?」
綴理「うん……」
慈「これは……重症だね」
280
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/22(水) 00:44:24 ID:jqPA41No
慈「あと、綴理にもそういう気持ちが芽生えるんだってびっくりしてる」
綴理「……そういう、気持ち?」
その『そういう気持ち』について教えてくれた。
要は、好きなのに、ちょっぴり……怒っちゃう事。
梢「……でも、綴理。これだけは言えるけれど、花帆は、綴理の事を一番に考えているはずよ」
綴理「そう、なのかな……」
梢「もちろん。……来月、2人で出かけるのでしょう? その時にきっとそう思えるはずだから」
綴理「……うん」
281
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/22(水) 00:52:11 ID:jqPA41No
慈「よしっ、それなら今度こそしっかり、持っていけーい!」
☆☆☆
時間を改めて、かほの部屋。
綴理「かほ、これ……受け取ってほしいな」
花帆「わぁっ、ありがとうございますっ、綴理センパイ!」
喜んで受け取ってくれた。良かった、一番の笑顔に見える。
282
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/24(金) 12:24:35 ID:tw7DC0sY
楽しみ
283
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/25(土) 00:50:23 ID:dEyMK37k
明日再開です
284
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/26(日) 23:18:03 ID:zQFRE2vM
……ちゃんとそう思ってる。
そう思ってるのに。
まだもやもやしてるボクがいる。
どうすればこれ、無くなるのかな。
どうしたら……。
花帆「わ、星型だ……綴理センパイの手作り、なんですか?」
綴理「うん。さやに教えてもらって……」
285
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/26(日) 23:30:19 ID:zQFRE2vM
嬉しそうに食べてくれる。
それを見たら、心が落ち着いた。
綴理「……かほ、ボクといられると嬉しい?」
花帆「え? それはもちろん! すっごく嬉しいです!」
屈託のない笑顔。
ボクはそれだけで良かったと思えた。
綴理「……ありがとう、かほ」
286
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/27(月) 01:18:29 ID:HL5fCwPY
優勝だ、優勝
記念に結婚だ
287
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/28(火) 09:28:54 ID:zZsScUI2
☆☆☆
その日からまた数日が経ち。
迫るホワイトデーに、ボクはそわそわしてた。
その日は、一緒にお外でお泊りの予定だから。
こずが「あまり羽目を外しすぎてはだめよ」って言いつつ、あの日の別荘を一日使えるようにしてくれた。
いっぱい2人で居られる。
そう考えると今からが楽しみだった。
288
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/29(水) 09:30:14 ID:FyJoGWR2
そしてホワイトデーがやってくる。
海が綺麗だけど、泳ぐには少し冷える。
その代わりというわけではないけど、浜辺を2人で散歩。
花帆「こうやって、のんびりとしてるのも良いですね」
289
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/30(木) 09:38:29 ID:QHI6YGQE
こずの別荘の前に広がっていた海。
その潮風を浴びながら、ボクはあの日の事を話す。
綴理「ボクね、実を言うとバレンタインデーの時……かほにムッとしてたんだ」
花帆「えっ、ど、どうしてですか?」
綴理「……かほが、他の女の子に。デレデレしてたから……」
花帆「そんな事ないですよ〜! ボクが綴理センパイ以外になんて……!」
綴理「……ほんと?」
290
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/31(金) 09:47:59 ID:8/N3vZAk
花帆「ほんとです! ぼくは……綴理センパイが居てくれたら、それだけで……」
花帆「それだけで、すごく幸せで……」
綴理「かほ……」
……ボクが色々考えていた事は。
余計な心配だったみたいだ。
かほはボクが大好きで。
ボクもかほが大好きだ。
それだけで十分だった。
疑う事が、何よりもボク自身が傷付ける事だった。
291
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/01/31(金) 09:59:48 ID:8/N3vZAk
花帆「……綴理センパイ? ……綴理センパイ!?」
ボクは海へ向かって駆け出した、飛び込んだ。
花帆「っ、綴理センパイ〜!」
かほが走って追いかけてくる。
手を伸ばして起き上がらせようとしてくれたけど、ボクはそれを引っ張って、一緒にずぶ濡れに。
292
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/01(土) 21:48:04 ID:CVwn204w
アジアツアーDay1良かったですね。明日も楽しみです。
再開はその後に。
293
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/02(日) 00:13:34 ID:IJCevv.c
乙乙
294
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/04(火) 23:27:41 ID:VSiRZEXg
花帆「わっ、ひゃあっ冷たい……!」
服が濡れる事なんて気にしない。
今はただ、気の向くままに。
それからは、何をしているかは分からないけど、とにかく海ではしゃいでいた。
もみくちゃになって、海に飛び込んで。
どうしてこんな事がこんなに楽しくて、おかしくて笑っちゃうのか。
きっと、かほとならなんだって楽しいんだ。
ひとしきり楽しんだ後は、濡れて冷えてしまった体を暖める為にお風呂に。
もうボクもかほの裸には慣れてきた。
でもかほはそうじゃないみたいだ。
295
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/04(火) 23:46:03 ID:VSiRZEXg
綴理「……まだ少し恥ずかしい?」
花帆「は、恥ずかしいというか……いやすみません、やっぱり恥ずかしいです……」
綴理「でも、ボクの体、いっぱい触ってるのに?」
初めてした日からも、何度かしてきた。
その時のかほは……いつもと違って、なんだかたくましくて。かほに言われることに素直にうんって従ってしまう。
花帆「……そ、それとこれとは別なんですっ!」
296
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/04(火) 23:59:37 ID:VSiRZEXg
花帆「……でも、慣れた事は一つあります」
綴理「……? なに?」
花帆「……綴理センパイに、好きって言う事です」
花帆「最初は……言うのも照れてましたけど、今はもう平気です!」
綴理「……そっか」
じんわりと胸の内側が暖かくなる。
お風呂だけが原因じゃない。
綴理「……ボクも、いっぱい伝えるよ、かほに」
297
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/05(水) 00:10:35 ID:jvD4HH0s
これ以上はのぼせそうだったからお風呂から上がる。
ご飯を食べて、だらだらとスクールアイドルの配信を観たりして。
眠たくなってきたから、2人でベッドに。
仲良く一つのベッドに潜り込む。
……二人とも、あえてそのベッドを選んだから。
298
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/05(水) 00:27:27 ID:jvD4HH0s
合宿をしようと泊まったあの日も一緒のベッドで眠ったけど。
今日は、向かいあって、顔を眺めて。
綴理「静かだね」
花帆「はい、すごく……」
綴理「……ね、かほ。好きって言って」
花帆「え……」
綴理「慣れてきたんだよね?」
いじわるかな、と思ってもボクは今言ってほしかった。
花帆「……好きです」
綴理「……うん」
☆☆☆
299
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/05(水) 00:31:11 ID:jvD4HH0s
花帆「……好きです」
綴理「……うん」
ベッドの中で向かい合って、綴理センパイに好きと伝える。
綴理「もっと……」
花帆「好きです、綴理センパイ……」
綴理「……」
綴理センパイの顔が近づいてくる。
もう鼻と鼻がくっつきそうなほどに。
綴理「……もっと、言って?」
花帆「……好きで、ふんむ……!」
言い切る前に綴理センパイの唇で塞がれる。
なんとなくわかっていたけど、避ける気もなかった。
300
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/05(水) 00:31:59 ID:jvD4HH0s
WonderfulRush本当に最高でしたね。
また明日に。
301
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/06(木) 00:07:52 ID:PhIfHsNM
綴理「……ボク、ホワイトデーに欲しいもの、決めたよ」
花帆「……なんです、か?」
あたしの上に跨って、まるで獲物に狙いを定めた獣のような視線で。
綴理「かほが欲しいな」
花帆「……ぼくはもう、綴理センパイのものですよ」
綴理「……かほの全部が、ほしい」
☆☆☆
綴理「んっ、んむ……」
かほのを口いっぱいに頬張って、かほの為に尽くす。
花帆「ぁわ、っ、う……」
口の中でびくびくと反応する。
かほの口から切なそうに声が漏れている。
綴理「ひもひーい……?」
花帆「っ、はい……」
302
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/06(木) 00:15:45 ID:PhIfHsNM
花帆「あっ、あっ綴理センパイっ、ぼく……」
綴理「でちゃう? うん、いーよ、はい……えぁ……」
んべ、と口を開けて舌を出す。
そのまま手で刺激しながら、かほが出しちゃうのを待つ。
花帆「っ、ぁっ、あっ……!」
綴理「んっ……」
勢いよく飛び出した精液は舌の上に、口の中に。
全部気持ちよく出せるように、手でしごき続けた。
綴理「ん、んっ……」
ごくりと飲み込めば、生臭さが鼻を抜ける。
……ボクも興奮してきたみたいだ。
おへその下あたりがムズムズしてきた……。
303
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/06(木) 00:31:14 ID:PhIfHsNM
綴理「かほ……しよ……?」
ポーチの中を探す。
持ってきているコンドームを探す……けど。
綴理「あれ……」
無い……。
どうしよう、忘れてきちゃったんだ……。
綴理「……」
かほもまだまだ元気いっぱい。
……ここまでして、我慢させちゃったら、可哀想だよね。
うん、きっとそうだ。
だから……。
☆☆☆
花帆「い……いいんですか、綴理センパイ」
綴理「うん……ちゃんと、外に出せば……大丈夫」
横たわったままのあたしに、綴理センパイが馬乗り。
俗に言う騎乗位、って呼ばれる体位。
綴理「ぁっ、ぅ、ん……」
花帆「ぁ……」
にゅぷぷ……と一ミリの壁もなく、生で綴理センパイの中に。
熱くて、にゅるにゅるでぎゅうぎゅうで……。
腰が抜けそうなほど気持ちいい……。
304
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/06(木) 00:42:25 ID:PhIfHsNM
綴理「うごくね……」
タンタンタンっとリズムよく弾ける音。
綴理センパイがあたしの為に動いてくれてる、その事実があたしの興奮に繋がっていた。
でも気持ちよすぎて全然持たないかも……。
花帆「綴理センパイっ、すと、すとっぷ……」
綴理「ん……?」
ピストンをやめて、グリグリと股を押し付けるように。
花帆「少し、休憩……で、でちゃいそうで……」
綴理「……」
少し落ち着いて、まだ動けそうになる。
あたしからも頑張って動いてみる、綴理センパイの為に。
305
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/06(木) 00:42:51 ID:PhIfHsNM
綴理「うごくね……」
タンタンタンっとリズムよく弾ける音。
綴理センパイがあたしの為に動いてくれてる、その事実があたしの興奮に繋がっていた。
でも気持ちよすぎて全然持たないかも……。
花帆「綴理センパイっ、すと、すとっぷ……」
綴理「ん……?」
ピストンをやめて、グリグリと股を押し付けるように。
花帆「少し、休憩……で、でちゃいそうで……」
綴理「……」
少し落ち着いて、まだ動けそうになる。
あたしからも頑張って動いてみる、綴理センパイの為に。
306
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/06(木) 00:56:47 ID:PhIfHsNM
花帆「ぁっ、はっ、ぅ……!」
でも困った事に、本当に生での行為が気持ちよすぎてっ……これ以上は。
花帆「綴理センパイっ、ごめんなさいぼくもう……!」
一度降りてもらって……というつもりなのに。
綴理センパイは腰を振るのをやめない。
それどころか更に早めてきて……!
花帆「っ、つっ、つづっ綴理センパイっ、なんっ、だめっ、そんなにしたら、ぁっ、ぁっあ……!」
抵抗しようとしても体に力が入らず、なにより体の大きさで負けていて、ジタバタとしか出来ない。
花帆「だめっ、だめだめだめっ、あっ、ぁっ、いっ、いっ、ぁ……!」
こめかみに尋常じゃない程の力が入る。
必死に耐えようとするけれど、そんな抵抗も。
綴理「……だしちゃえ♡」
花帆「っ──」
蕩けた声色の綴理の命令に。
あっけなく射精してしまった。
花帆「あっ、ぁ、あ、は、ぁ……」
天にも昇る気分。
頭がぽっーとする……だめ……な、中に出すの……だめなのに、気持ちよすぎる……。
307
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/06(木) 00:57:41 ID:PhIfHsNM
また明日に
308
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/06(木) 17:12:44 ID:Cput2LZA
ヤッチャったねw 綴理 花帆
309
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/07(金) 00:17:19 ID:Co4VuAog
溶けそうだ……。
溶けて、無くなって……。
綴理「かほ、かほ……♡」
搾り取る様に腰をくねらせて、一滴も溢さない意志を感じる。
花帆「ぅっ、ううっ……!」
一回だけじゃない物足りない……まだ……したい……。
でもそれよりも問題が。
花帆「ご、ごめんなさい……中に……」
綴理センパイだって、これがどういう事なのか理解してるはず。妊娠するかもしれないのに、こんな……。
綴理「ん……いいよ、今日は……大丈夫」
……もちろん、大丈夫な日なんて物は本当は無くて。
それを鵜呑みにして「それなら」と言ってはいけないって分かってる。
分かってる、分かってるんだけど。
310
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/07(金) 00:37:08 ID:Co4VuAog
……いや、それでも。
花帆「綴理センパイ……やっぱり駄目ですっ、これ以上は……いろいろと危ない、ですから……!」
誘惑に負けないでよく言った、すごいぞあたしと褒めてあげたい。
綴理センパイにここまでされて、流されないでNOと言えるなんて、あたしも成長して──
綴理「……ボク、かほとなら赤ちゃんできちゃっても、いいよ……?」
無理だ。
ぷっちーん、と頭の中でなにかが弾けた気がした。
そして気付けば、あたしは綴理センパイを押し倒していた。
311
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/07(金) 00:50:20 ID:Co4VuAog
綴理「ぁ……♡」
花帆「っ、綴理センパイから言い出したんですからね……!」
抜かずにそのまま腰を振り続ける。
綴理センパイの中で、精液がぐちゃぐちゃと混ざり合ってすごい音を出していた。
花帆「ぼくはっ、綴理センパイには最高のスクールアイドルになってほしいって思ってるのに……!」
綴理「うん、うん……♡」
花帆「お、おこってるんですよ! ぼくは……!」
言葉と行動が伴っていない。
でももうあたしも、心がぐしゃぐしゃなんだ。
妊娠なんてしたらスクールアイドルなんて続けられないから、こんな事は駄目だって気持ちと。
それでも、あたしとそうなっても良いって思われて嬉しい気持ちが混ざり合って。
性欲と倫理観が喧嘩していた。
綴理「……今夜だけだから、今夜だけは何も考えないで、ずっとしよ……♡」
花帆「〜〜〜っ!」
312
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/07(金) 01:01:12 ID:Co4VuAog
結局のところ、あたしも意志が弱いだけ。
もう理性なんて捨てて、ただひたすら綴理センパイを求め続けた。
☆☆☆
【22:50】
綴理「あっ、ぁ♡ すごいよっ、かほ、きもちぃ、きもちいい……♡」
花帆「またっ、で、ます……!」
綴理「いいよ♡ っ、ぁ……でてるね……♡」
☆☆☆
【1:37】
綴理「おしりっ、叩いて、ぱちーんって……♡」
花帆「こうっ、ですか!?」
綴理「いっ……♡」
☆☆☆
【3:16】
綴理「えぁ、んむ……」
花帆「く、口っ、出しますからね……!」
綴理「んふ、いーよ……♡ 飲むから……♡」
☆☆☆
【6:09】
もう何回出したか分からないし。
どれだけ繰り返したか分からない。
ただ空が明るくなってきた事に驚いていた。
313
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/07(金) 01:01:56 ID:Co4VuAog
明日終了予定。
その後さやかです。
314
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/07(金) 09:35:18 ID:06jGJuQg
綴理のあとにさやかって、もうドルケストラ物語じゃん
315
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/07(金) 23:40:03 ID:Co4VuAog
あたしの体力も限界に近付いていた。
……もう体に付着している液体が、精液なのか愛液なのか分からない。
身も心も溶けて混ざりあって、あたしたちはつながって、一つになっているみたいで……。
花帆「っぅ、う、つっ、綴理……センパイ……!」
綴理「かほっ、かほっ……♡」
綴理センパイの首筋に噛み付く。
甘噛だけど、マーキングするみたいに。
綴理「ぁっ、いっ、……かほっ、ボクもう……♡」
花帆「ぼくも……!」
最後に思い切り、腰を押し当てて。
綴理センパイの奥深くまで届く様に。
もうからっからになっている事が、よく分かる。
これ以上は一滴も出せない。
逆に言えば、あたしの全部を綴理センパイに吐き出したことになる。
316
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/07(金) 23:58:23 ID:Co4VuAog
綴理「もうおなか……たぷたぷ……♡」
花帆「はぁっ、はぁっ、はぁ……ふぅ……」
綴理「いっぱいがんばったね……かほ、すごかった……♡」
……応えたかったけど、眠気が突然襲ってきて、そのまま気絶するかのように落ちてしまった。
その寸前に、おでこに軽く綴理センパイがキスをした。
綴理「おやすみ、かほ……」
☆☆☆
☆☆☆
それから、また数日後。
花帆「そういえば……ちゃんと渡してなかったので」
ホワイトデーからは過ぎてしまったけれど、お返しにバームクーヘンを。
綴理「お返し? ……もう貰ってるよ」
花帆「へ? そうでしたっけ……わっ!」
ぎゅっ、と綴理センパイがあたしを抱きしめる。
綴理「ボクにとって……大切なものは、もうここにあるから」
花帆「綴理センパイ……」
綴理「ずっと一緒にいようね」
……学校を卒業しても。
ずっと、一緒にいられたら。
あたしはそう願っている。
綴理センパイと、ずっと、ずっと……。
綴理√END
317
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/07(金) 23:59:54 ID:Co4VuAog
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1738940368/
さやか√です
318
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/08(土) 13:18:12 ID:xxol0v8U
乙
319
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/08(土) 13:52:43 ID:feX0Rsf2
乙です
乙女綴理ちゃん可愛かった
320
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/08(土) 16:28:21 ID:JIZtQ20M
乙
良かった
321
:
名無しさん@転載は禁止
:2025/02/08(土) 16:46:45 ID:vSzwsMh2
乙でした
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