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「あなたは昔から男の子だよ?」√ランジュ

1名無しさん@転載は禁止:2023/06/30(金) 18:21:34 ID:CEVJq1oA
思えば、遠くへ来たものだと。

あの子のステージを、この場所から見ていると特にだ。

間違いなくワールドクラスのパフォーマンス。
そんな彼女と、ここまで来た。

ランジュ「さぁ──全員私達の虜にしてあげるわ!」

246名無しさん@転載は禁止:2023/11/10(金) 07:37:12 ID:R4.yPZOU
物欲しそうなクリトリスを口に含む。
……元々は私にもついてたんだから、強すぎる刺激は駄目だってわかってる。

だから、手探りだけどなるべく優しく、唇だけで食むように。

ランジュ「ふぅっ、ぅ、ふ……!」

ランジュちゃんの体が震えている。
腰がカクッ、カクッとたまに反応していた。

侑(なにそれエッチ……)

続けてクリトリスを舌先でチロチロとじれったく刺激する。

★★★

ランジュ「はぁっ、はっ、ぁぁ……!」

大事なところの、弱点部分。
人に舐められるなんて初めてだし、ピンポイントで舌先で刺激される事が。
こんなに。

ランジュ(きっ、きもちいいっ……♡)

だめっ、これ……癖になる……♡
このままイったら、完全に……!

247名無しさん@転載は禁止:2023/11/10(金) 07:46:34 ID:R4.yPZOU
侑「んぇあ……」

ランジュ「んひっ!?♡」

ちゅう〜……って吸われ、て……♡

ランジュ「ひっ、い、いくっ、だめっ、イッ……!♡」

侑「むぐっ……!?」

絶頂のタイミングで体に力が入って、股の間にいた侑を両足で挟んでしまう。
股から、腰から背中、そして脳に電流が走る。
快感が届けられて、頭の中が真っ白になる。

オナニーとぜんぜん違う、圧倒的に違う。
今日限りでなんて絶対止められない。
そんな自信が、満ち溢れている。

ランジュ(さいっ、こう……♡)

★★★

侑「ん、む、ぷ……!」

頭を太ももでがっちりとホールドされて、股に顔面が押し付けているようになっていた。
呼吸の度に体にランジュちゃんの体液、体臭が入り込んでくる。

むせそうにもなるけれど。

侑(あ、やば……くらくらする……)

もちろん興奮で、だ。

248名無しさん@転載は禁止:2023/11/10(金) 07:49:51 ID:R4.yPZOU
★★★

……その後、また勃起していた私の処理もしてもらって。
ようやく冷静を取り戻した私達は。

ランジュ「……ま、まぁ……あくまで、これはお互いの……性欲処理で、それもWin-Winの……」

侑「そ、そうだね……」

気まずさMAX。
あまりにも過激だった。

やってしまった事が。

249名無しさん@転載は禁止:2023/11/14(火) 00:05:06 ID:MOeOwjmQ
ただ、まぁ……。

ランジュ(気持ちよかったなぁ……)侑

★★★

それからの私達。
ランジュちゃんと私のコンビは定着してきていた。

お互いにどんどん、目に見えて登録者数も増えて、勢いも乗りに乗ってきていた。

そして冬……それに向けての目標。

ランジュ「いわゆる冬コミに向けて同人アルバムを作成するわよ!」

作成費用は任せない! と胸を張るランジュちゃん。

侑「いよいよ本格的な活動になってきたね」

と、なれば。
必要なものが一つある。

侑「ユニット名っていうか、チーム名というか」

250名無しさん@転載は禁止:2023/11/14(火) 00:12:45 ID:MOeOwjmQ
ランジュ「そうね、名前は大切だもの」

あれだこれだ、と。
お互いの名前をもじったりだとか。

それだけで1日悩んだもので。
でも、そんなに悩んでも、結局決めたのは。

ランジュ「……本当に特に決めずにランジュのままでいいの?」

侑「うん、僕はランジュちゃんの専属でいたいから」

下手に決めないで、このままでいい。

251名無しさん@転載は禁止:2023/11/14(火) 00:30:53 ID:MOeOwjmQ
侑「それに、下手に組んでる相手が男ってわかっちゃうと、面倒くさいかもだしさ」

気にし過ぎかも知れないけど、わずかな異性の気配があっただけで何か反応があるかもしれないから。

侑(ランジュちゃん可愛いんだし、そこらへん気をつけないとね……)

ランジュ「うん。それなら、そうしておきましょ」

お互いに納得して。
私達の、冬までの目標が決まった。

★★★

……と、まぁ。
なんだか健全な空気を漂わせていたが。

侑「あっ、それやば……!」

ランジュ「んふ……ここにいっぱいつまってるのね……」

やることはやっていた。
もちろん例の約束は守っている。

ランジュ「んれ……」

けれど段々と、相手を悦ばせる術を覚えていって。

ランジュちゃんの舌の上で玉をコロコロと転がされる。
文字通りもてあそばれる様に。

★★★

ランジュ「くっ、ん、ぅん……!」

侑「わっ、今めっちゃ締まった……」

もう、ここ最近は侑にイかされる事の方が多い。
触れるのも、侑の指の方が多い。

私の指よりも、長くてゴツゴツしてる。

でも触れ方は繊細で、的確に弱い所に……。

侑「ここゾリゾリされるの好きでしょ……?」

ランジュ「すきっ、くっ、すきぃっ……♡」

自分でするのとは訳が違う。
我慢していても、止められない点が。

ランジュ(腰うくっ、ぅ……!)

252名無しさん@転載は禁止:2023/11/14(火) 00:32:15 ID:MOeOwjmQ
年内にはなんとかランジュ√終わらせます。
これですら半年かかりそうなのは、本当に書くのが遅くなりました。

253名無しさん@転載は禁止:2023/11/14(火) 00:40:26 ID:MOeOwjmQ
……最近は、お互いに。
制限している、キスと本番さえしなければ、他に何をしてもいいと思い出したのか。

いわゆるパイズリ、素股……特に素股は二人共にものすごく興奮していた。

もう、二人があと少しでもその気になったら、という状況と。
性器同士を擦り合わせる行為に、高校生の私達は昂った。

そして、想像も豊かになる。

まだ次の段階がある。
それを体験していなくても、こんなに興奮して気持ちがいいのに。

もしも、それを、セックスをしてしまったら。
わたしたちは一体、どうなってしまうんだろう。

254名無しさん@転載は禁止:2023/11/14(火) 02:07:40 ID:ZW8vqwbU
作者さんお疲れ様
どんなに時間掛かろうが書き続けてるの凄いよ

255名無しさん@転載は禁止:2023/11/14(火) 14:28:47 ID:Pwrn0CkU
そう意味では埋められたり無用な保守だらけになったりせず、更新少なくても続けられるこの板で良かったと思うわ

256名無しさん@転載は禁止:2023/11/14(火) 23:18:36 ID:MOeOwjmQ
そして、今日もまた。
互いに溢れんばかりの、歳頃の性欲を発散させていた。

侑「はぁっ、ぉぁぁ……!」

ランジュちゃんの太ももで挟んで腰を振る。

ぴっちりと閉じた太ももに打ち付ければ、パチュンパチュンと小気味良く音が響く。

ランジュ「……ねぇ、今度は、ん……正面から……」

侑「うん……」

最近、二人共好きなのが、正面から抱き合っての素股。
前から挟んで、ランジュちゃんの恥骨に腰を当てる感じ。

ぴっちりと肌も密着していて、興奮度も桁違いだ。

257名無しさん@転載は禁止:2023/11/14(火) 23:21:11 ID:MOeOwjmQ
……正直に言って、これだけくっつけば、顔も近いでしょ?

めちゃくちゃにキスしたくなる。
ランジュちゃんの吐息が鼻先に触れる近さ。
これでちゃんと我慢できてる自分に驚くし、偉いとも感じる。

だから、その代わりにランジュちゃんの胸にかぶりつく。

258名無しさん@転載は禁止:2023/11/15(水) 00:18:27 ID:upKzxN9Y
侑(くぁあっ……! ずっとこうしていたい……!)

★★★

私の体にしがみついて。
息を荒げて、胸に赤ちゃんみたいに吸い付いて。

そんな侑の姿に何を思うのかと言えば。
ただ、一つだけ。

ランジュ(可愛い……♡)

人からすれば、みっともない、恥ずかしいとも思われるかもしれないけれど。
私からすれば、可愛いとしか思えなかった。

259名無しさん@転載は禁止:2023/11/15(水) 00:35:38 ID:upKzxN9Y
本当に……。

ランジュ「きもちいい……?♡」

侑「うんっ、うん……!」

反射で答えてるような返事。
夢中で、腰を振って、叩きつけて。

侑「でる、でるっ……!」

ランジュ「っ、うんっ、ん……♡」

股の間に挟んだ侑のモノがビクンッビクッと脈打ち、射精していた。
それが私の太ももにも伝って垂れていく。

汗もかいて、体液で汚れて。

ランジュ「お風呂入る?」

侑「ん……」

260名無しさん@転載は禁止:2023/11/15(水) 00:40:36 ID:upKzxN9Y
★★★

侑「ふう……」

ランジュ「はぁ……」

二人で湯船に、まったり浸かる。

侑に背中を預けて、抱え込まれるみたいに。

ランジュ「お昼からお風呂ってのも、悪くないわね……」

侑「そう、だね……」

……出すもの出したからなのか、どことなく侑が少し気だるげ。

それを責める気にはならない。
だって、別に私達は恋人同士じゃないから。

261名無しさん@転載は禁止:2023/11/15(水) 00:40:52 ID:upKzxN9Y
また明日に。

262名無しさん@転載は禁止:2023/11/16(木) 23:39:00 ID:u4GRwFWA
……友達。
あくまで、私達はそれだけの関係。

それだけに留まる物ではない、と感じているけれど。
お互いに、付き合うだの何だのとは口にしない。

……でも、少し自惚れてもいいのなら。
私、可愛い……わよね?
それなりに自信はある。
身体だって、それこそトレーニングの成果。自信を持っているわ。

……話を戻すと。
これだけ色々好意を見せて……こんな事をしてるんだから。
少しは、というか……。

ランジュ(好きになってくれたって、良いのに……)

それは我儘なのだろうか。

263名無しさん@転載は禁止:2023/11/18(土) 00:21:47 ID:TZFG/uOg
でもそう思いたくない。
だって、こんな気持ちにさせたくせに。

……だんだん、なんか。

ランジュ(ムカついてきたわね!)

私ばっかり夢中で、こんなのおかしいわ!
そもそもこのランジュが、これだけあんなコトやそんなコトまでシてるのに!

侑『ランジュちゃん、もう我慢できない……』

とか言って襲ってきたりとか。

侑『好きだよ、ランジュちゃん……』

とか言って告白してきたりとか。

侑『ランジュ……』

もうちゃん付けもやめなさいよって感じで。

ランジュ(……ま、それでも)

こんな状況にした、私にも非はあるか。

264名無しさん@転載は禁止:2023/11/18(土) 00:35:18 ID:TZFG/uOg
……もう大好きなのは認めるけど。

上手くいかない、ままならない。

ランジュ(……いつか、絶対……)

★★★
★★★

それからまた、時間が流れ。
私達の同人アルバムが完成した。

侑「おっー! すごい、本当に出来てる……!」

265名無しさん@転載は禁止:2023/11/18(土) 00:36:31 ID:TZFG/uOg
音楽関係は雰囲気で書きます。

266名無しさん@転載は禁止:2023/11/19(日) 00:54:09 ID:sepbGaB6
日曜夜再開。なるべく多めに進めたいですね

267名無しさん@転載は禁止:2023/11/20(月) 02:56:08 ID:hlN2oZ.U
今までに投稿した既存曲に加えて、今回のアルバム用に書き下ろした新曲を収録した自慢の一作。

……でも。

侑「……やっぱり僕も出すって」

ランジュ「もう、その件はいいって言ったじゃない」

当然だけど、作成にはお金が掛かる。
……なのに、ランジュちゃんがそれを全て払うと言って聞いてくれない。

正直、助かるところはあるけど。
……なんというか、これはただただ私の気持ちの問題だ。

女の子に出してもらう、という事実が認め難い。
完全に思考が男の子側になっている自分に驚くけれど、それはそれとして。

ランジュ「言ったでしょ? 侑は私に楽曲を提供してくれてる。それでおあいこだって」

268名無しさん@転載は禁止:2023/11/20(月) 03:19:27 ID:hlN2oZ.U
侑「うぅん……」

少しモヤモヤとした物が胸に支えているけれど、それで飲み込むことにしよう。

ランジュ「……さて! 後は当日、たくさん来てくれるのを願うことね!」

★★★

12月、冬コミ当日。

侑「おお〜……すんごい人の数」

見渡す限りの人。

269名無しさん@転載は禁止:2023/11/21(火) 08:45:43 ID:uOyJFHnA
戦場とも呼ばれるらしい会場。

私達は会場設営後、その人の波を待ち受ける側だからまだマシだけれど。

侑「……ところでこのお面は何なの?」

ランジュ「顔バレは未成年のうちは防ぐわよ。それに、侑の性別はこの際秘密にしておいてもいいかもしれないわね」

270名無しさん@転載は禁止:2023/11/23(木) 03:01:05 ID:a7yFILdI
ランジュ「それに、そういうユニットみたいでカッコよくない?」

それは確かにそうだった。

★★★

それからは中々にいそがしかった。
慣れない作業や、ランジュちゃんのTwitter等の宣伝の効果か、多くの人が来てくれた。

私の方にもファンだと、会えて嬉しいとか。
……不思議な感覚だった。
面と向かって、そんな言葉を貰えるだなんて。

それが目的だったわけじゃないけど、更に上回る感動があった。

271名無しさん@転載は禁止:2023/11/23(木) 23:45:02 ID:FOljRMfM
ランジュちゃんを応援したいな

272名無しさん@転載は禁止:2023/11/24(金) 09:14:10 ID:MwyM3Upk
それはランジュちゃんも同様で、お面の下ではきっと、溢れんばかりの笑顔なのだろう。

★★★

そして、冬のコミケが終われば、私達の心は驚くほど満たされていた。
本当に、良い1日だった。

ランジュ「ぜ〜んぶさばき切れたし、すっごいたくさんの人が来てくれたわね!」

侑「圧倒されちゃったね〜」

273名無しさん@転載は禁止:2023/11/25(土) 21:47:55 ID:c3lo.dkA
二人でほくほくとご機嫌で撤去作業を行い、帰路につく。

侑「楽しかったね」

ランジュ「えぇ、また次回も参加したいわね」

このお祭り感は中々体験できるものじゃないだろう。
参加者がライバルでもあり、仲間でもある。

ランジュ「……」

侑「どうしたの?」

ランジュ「いや……変なDMが来てて」

それを見せてもらった。
そのDMの内容は、言ってしまえば……オフパコの誘いだった。
おそらく見境なしに手当たり次第なのだろうが、それが飛び火したという事な。

侑「……こんなの無視しておきなね」

ランジュ「当たり前ね」

ランジュ(……私の身体を好きにして良いのは、一人だけなんだから)

274名無しさん@転載は禁止:2023/11/26(日) 23:41:06 ID:7ax7rVW.
★★★

しかし、さっきのDM。
見境なしに、とは言ったけど。

今日来てくれた人たちの中に、ランジュちゃんの顔──お面はしていたけど──を見て、そんなものを送った人がいるのかもしれない。

そう考えると、確かに顔を隠していて正解だったかもしれない。

変な男の人に手を出されても困るし……。

侑(……変な男の人に、って)

でもそれに文句を言う私はなんなんだろう。

侑(……有耶無耶にしちゃってるよね、いろいろな事を)

275名無しさん@転載は禁止:2023/11/27(月) 23:40:03 ID:JVGtVilw
自分からは告白しないだとか、関係を崩したくないとか。
都合の良いことばかり。

……それは何かから逃げているだけだ。
その何かは、果たして。
ランジュちゃんか、それとも……。

侑(……はっきりさせないといけないな)

でも私は、私達は。
そこからしばらくは、まだはっきりさせる事が出来なかった。

……具体的に年数で表すと。
私達は、そこから3年間。

はっきりさせる事が、出来なかった。

276名無しさん@転載は禁止:2023/11/27(月) 23:46:21 ID:JVGtVilw
★★★
★★★
★★★
3年後。

あれから私達は歳を重ねて、20歳を迎えた。
この3年間は様々な事があった。
驚くほどに、何もかもが上手く行っていた。

私達はメジャーデビューを果たし、二人揃って鐘嵐珠としての歌を届けていた。

277名無しさん@転載は禁止:2023/11/27(月) 23:57:54 ID:JVGtVilw
それと、あの日冬コミでランジュちゃんに言われた通り、私はあえて性別を公表せずに活動を続けた。

というより姿を見せていない。
ライブをする時は、バックでキーボードとして一緒にいる。

私だけ仮面をつけて、顔を見せない。
体格や髪から、どっちなのか予測はされるけど案外半々だ。

それに事務所の方針でもある。
ミステリアスな方が話題も呼ぶし、男女と分かるとそれだけで離れる人も少なくはないだとか。

それは確かにあるのかもしれない。
ランジュちゃんのガチ恋勢からすれば、私は女であったほうが色々と安心だろう。

……まぁウラでは、イロイロとやってるんだけど。

278名無しさん@転載は禁止:2023/11/28(火) 00:09:13 ID:c.KNdGvQ
えぇ…3年間も、しゃぶりしゃぶられの関係だったのか…?

279名無しさん@転載は禁止:2023/11/28(火) 00:15:12 ID:jPVh/Cjs
それでもあの約束は、本当、なんというか。
愚直に守り続けている。
我ながら我慢強い。
本当にそう思う。

ただ、今となってはそれが普通になりすぎて、何かを通り越してしまった気もする。

悪く言えば、今の距離感で落ち着いてしまったんだ。
でもそれでいいのかもしれない。
これから恋仲になって、活動に支障が出るかもしれないくらいなら。

★★★

私、鐘嵐珠は怒っている。
何にか、って?
そんなものは決まっているわ。

ランジュ(一体いつになったらッ、こうっ、ガッ!と襲ってくるの!?)

こっちは既成事実できたってもう構わないのに。
約束を律儀に守ってくれるのは、そういう所は好きだけど……。

これに関しては、別にいいのに……!

ランジュ(……もう私達、20歳になっちゃったわよ)

これからだけど、これまでに出来なかった事もある。
素直に、好きって言えたらいいのに。

280名無しさん@転載は禁止:2023/11/28(火) 00:22:49 ID:jPVh/Cjs
ランジュ(……決めた)

もういいわ。
今まで何をグダグダしていたのか、すっと冷静になって、なんなら自分自身に呆れかける。

ランジュ「そういう事は、大人になってからって言うものね」

問題は、いつ、それを実行するか。

ランジュ「結成周年とか言って、良いお店で食事して……良い部屋をとって」

そこに良い女がいれば。
何も悪くないでしょう?

ランジュ「……これで駄目なら」

もう、いろいろと諦めた方がいいのかもしれない。

ランジュ「いや、そんなのランジュらしくないわ」

欲しいものは必ず手に入れて見せる。

281名無しさん@転載は禁止:2023/11/28(火) 00:23:22 ID:jPVh/Cjs
また明日に。

282名無しさん@転載は禁止:2023/11/28(火) 19:02:17 ID:gfRcynOk
ワクワクだぜ〜

283名無しさん@転載は禁止:2023/11/29(水) 09:56:45 ID:bYjFgFZw
年頃の男女がキスも挿入もなく、しゃぶりしゃぶられの関係を何年も続けるってなかなか無いよな…

284名無しさん@転載は禁止:2023/11/30(木) 23:50:44 ID:LXpJ0RsM
★★★

侑「……クリスマス?」  

ランジュ「そ。……もちろんお忍びでね」

顔が全国に広まるのは恐ろしいものだ

285名無しさん@転載は禁止:2023/11/30(木) 23:55:25 ID:LXpJ0RsM
そういうものも、考慮しながら出かけないといけない。
家を出る時間は別々に、同じ部屋であるとバレないように。

286名無しさん@転載は禁止:2023/11/30(木) 23:55:42 ID:LXpJ0RsM
今週どこかで、再開

287名無しさん@転載は禁止:2023/12/02(土) 22:20:27 ID:WI/qKfE2
……まぁ、暗い夜、それなりの変装をして。
クリスマスの夜限定のイルミネーションを見て。
食事もこの後泊まる、ランジュちゃんが取ったホテルでする予定だ。

……これだと、本当にただのデートだ。

侑(この3年間は、いろいろと無駄にしすぎた)

どこにでも、タイミングはあったはずだった。
想いを伝えて、普通に恋人になって、それを深め合って。

それが、出来たはずなのに。

288名無しさん@転載は禁止:2023/12/02(土) 23:12:28 ID:WI/qKfE2
それはランジュちゃんも感じているはず。
私達はきっと、恋愛の仕方が分からなかったんだ。

何も言い出せなくてずるずると、こんな日にまでならないと、こんな歳にまでならないと。

私達は進展できなかった。

言わなくても分かることがある。
きっと、私達はこの後。

一歩、関係が進む。

289名無しさん@転載は禁止:2023/12/02(土) 23:31:33 ID:WI/qKfE2
★★★

ランジュ「見て、雪降ってきた」

暖かい部屋の中、食事を終えてリラックスしていた。
ランジュちゃんの側により、その景色を眺める。

本当に都合よく、クリスマスに雪が降るもんだ。

ランジュ「こんな日なら、街のカップル達は幸せいっぱいよね」

最高のシチュエーションだろう。

ランジュ「……ねぇ、侑」

290名無しさん@転載は禁止:2023/12/02(土) 23:40:39 ID:WI/qKfE2
ランジュ「私達は……いつまでこのままなの?」

侑「……」 

ランジュ「もう……十分、友達として過ごしてきた」

ランジュ「はっきり言うわ……これ以上は、私はもう耐えられない、だから……」

ランジュ「……正式に、私と」

ランジュ「恋仲になって」

侑「……」

侑「ずっと、怖かったんだ」

291名無しさん@転載は禁止:2023/12/02(土) 23:46:22 ID:XrAhhdd2
その独白にもかかわらず、ランジュから言わせるの…?

292名無しさん@転載は禁止:2023/12/03(日) 00:07:49 ID:cZHc1Pvw
侑「何かが変わるかもしれないって」

侑「あのままで居たら、あの空気で満足してて」

侑「……でもそれだけじゃ、足りなくなってきた自分もいて」

侑「今の僕にとって、ランジュちゃんはとっくに特別な存在だったのに」

侑「こうやって口にする事が怖かったんだ」

ランジュ「……どうして?」

侑「……独占したくなるって、わかってたから」

293名無しさん@転載は禁止:2023/12/03(日) 01:07:00 ID:cZHc1Pvw
侑「……みんなの人気者のランジュちゃんを」

侑「僕だけの物にしたくなってたはずだから」

侑「……今、僕達を支えてくれるファンに笑顔を見せる事すら……」

侑「嫉妬していたかもしれない。そんなつもりはないけど、思うかもと、わずかでも心に残ってた」  

侑「……だから僕はランジュちゃんと、一線を置きたかったのかもしれない」

最後の、本当に最後の壁を。

294名無しさん@転載は禁止:2023/12/03(日) 01:13:29 ID:VIcYL46U
うーん、これはキモい

295名無しさん@転載は禁止:2023/12/03(日) 01:19:00 ID:cZHc1Pvw
ランジュ「……じゃあ、やっぱり、駄目なの?」

侑「……違うよ」

侑「……今のは、僕のワガママ」

侑「ランジュちゃんの気持ちは……今受けとった」

侑「……ごめんね、ランジュちゃん」

ずっとずっとずっと、言い訳ばかりしてきた。
今だってそうだった、だけどそれも、もう終わり。

侑「僕は、僕よりも君の意思を選ぶ」

侑「ランジュちゃん、僕は──」

言葉を止められる。
それは、初めての経験だった。

今まで、したことのない……ずっとしたかった事。
ランジュちゃんの唇で、蓋をされていたんだ。

ランジュ「……ランジュ、って呼んで」

侑「……ランジュ」

心の底からの本音の言葉。

侑「今までごめん……でもこれからは……」

これまで失ってきた物を、取り戻していこう。

★★★

ランジュ「ん、ん……」

侑「っ、む……」

これがキス。
初めてした。
唇の感触。
唾液も、変な無味。
舌もざらりとしている。
呼吸がしにくい。

どう考えても、客観的に見たらおかしな行為ね。
でも。

ランジュ「ん、んん……!」

こんなに心が満たされる。
私も、侑も。

296名無しさん@転載は禁止:2023/12/03(日) 01:21:03 ID:cZHc1Pvw
また明日に。
栞子や愛みたいに普通の学園モノにすればよかったかなと思わなくもないです。

297名無しさん@転載は禁止:2023/12/03(日) 13:12:00 ID:RVP6ucTc
この路線すき

298名無しさん@転載は禁止:2023/12/06(水) 16:23:49 ID:R1LiYGiw
散々いろんな事をしてきたのに、これだけは未だに経験がなかった。

ヘタをしたら高校生でもさっさと済ませているだろうに。
だから、その反動の様に私達は無我夢中でキスを続けた。

もちろんそれだけで終わるわけもない。
今夜は。
 
いけるところまでいく。

299名無しさん@転載は禁止:2023/12/06(水) 16:44:42 ID:R1LiYGiw
ぐりぐりとおヘソ辺りに熱い硬いものが押し付けられている。

今からここに……そう考えると私の下半身も疼いてくる。
今までは指しか入った事がない場所に、あんなのが本当に入るのか。

想像した。
怖いとは思わない。
それよりも早く挿れられたいという気持ちの方が強かった。

300名無しさん@転載は禁止:2023/12/06(水) 16:52:32 ID:R1LiYGiw
お互いにある程度の前戯を済ませて、いよいよのタイミングが迫る。

今まではここで終わっていた。

侑「ゴム……」

ランジュ「ううん、もういいから……挿れて……」

……本当は立場上、したほうが良いのはわかってる、けど。

今日だけは責任も何もかも投げ出したい。

301名無しさん@転載は禁止:2023/12/10(日) 08:22:42 ID:7AQJLhks
月曜日に再開。
異次元フェス、初日最高でしたね。
今日も楽しみです。

302名無しさん@転載は禁止:2023/12/12(火) 00:52:47 ID:CfnhWFV2
最高でした。
余韻が抜けません。
明日再開です。

303名無しさん@転載は禁止:2023/12/12(火) 02:38:42 ID:N9oVPliE
>>302
創作活動に良い影響が出そうで良かったですし、良い刺激を受けたんじゃないですか?

304名無しさん@転載は禁止:2023/12/12(火) 08:44:02 ID:07eftDXQ
今回、更新がゆっくりなのは展開とかが思いつかないんじゃなくて単純に忙しすぎるからなんだよね?

305名無しさん@転載は禁止:2023/12/13(水) 00:21:28 ID:YofuQIbY
>>303
スーパースター!!はやらないつもりでしたが、やる気になるくらいには刺激がありました。

306名無しさん@転載は禁止:2023/12/13(水) 00:21:42 ID:YofuQIbY
>>304
半々くらいです。

307名無しさん@転載は禁止:2023/12/13(水) 00:30:57 ID:YofuQIbY
私の中に、侑が入ってくる。
熱い、熱い塊。
少しずつ侵入してきて、その奥で止まる。

侑「ぅ、く……」

初めての挿入に、侑の顔が歪んでいる。
苦しそうで、でも堪えているようで。

侑「……動け、ない……」

ランジュ「大丈夫……?」

侑「すぐ出そうで……」

308名無しさん@転載は禁止:2023/12/13(水) 00:39:30 ID:YofuQIbY
ランジュ「……」

侑の身体を抱き寄せる。
胸の中に、押し付けるように。

ランジュ「いいわよ、すぐ出したって……」

ランジュ「一回じゃ……満足、しないでしょ?」

両足を侑の腰に交差させる。
ぐい、と私の身体へ向けて引き寄せる。

ランジュ「我慢なんかしないで、好きに、いつでも……」

侑「ぁっ、ぁ……!」

★★★

侑「ぁっ、ぁ……!」

少し漏れた、かと思った時には。
もう止められなかった。

侑「はっ、ぁ、ぁ、ぁ……!」

こんなに我慢強くなかったのかと驚くが。
この刺激に関しては、初めてだったから。

309名無しさん@転載は禁止:2023/12/13(水) 00:47:22 ID:YofuQIbY
本当に。
本当に本当に、気持ちいい。
どうして今までして来なかったのかと思ってしまうくらいに。

それと。

侑「……ごめん、今までずっと待たせて……」

ランジュ「……ホントよ、バカ。でも……許してあげる」

その代わり、とランジュちゃんが耳元で囁く。

ランジュ「今夜は……満足するまで、ずっと……」

★★★

310名無しさん@転載は禁止:2023/12/13(水) 00:51:20 ID:YofuQIbY
また明日に。
とりあえず虹ヶ咲はランジュ√→2年生ハーレム→侑√(歩夢が男)で、その後スーパースターで。

311名無しさん@転載は禁止:2023/12/13(水) 01:03:35 ID:wLXlek4A
わぁい
スパスタも見れる

312名無しさん@転載は禁止:2023/12/13(水) 13:36:33 ID:JN/Prn2.
>>305
スーパースター好きなんで創作されるなら嬉しいですけど、負担じゃないですか?
無理されなくて大丈夫ですよ、御自身を優先して下さい。

313名無しさん@転載は禁止:2023/12/13(水) 13:36:44 ID:JN/Prn2.
>>305
スーパースター好きなんで創作されるなら嬉しいですけど、負担じゃないですか?
無理されなくて大丈夫ですよ、御自身を優先して下さい。

314名無しさん@転載は禁止:2023/12/13(水) 13:43:00 ID:JN/Prn2.
>>313
すいません、エラー表示が出て投稿し直したのが連投されてしまいました、失礼しました。

315名無しさん@転載は禁止:2023/12/13(水) 23:02:12 ID:YofuQIbY
>>313 
仕事じゃない、趣味なので大丈夫ですよ。
時間は掛かるとは思いますが。

316名無しさん@転載は禁止:2023/12/14(木) 00:09:45 ID:Zq7bcGJM
初めての体験、故にやりたいことは尽きない。
バック、騎乗位、対面座位、駅弁……。

体力が尽きるまで、延々と……。

別に構わないのだけど、本当に夜が明けるまで。
私達はお互いをもとめ続けた。

317名無しさん@転載は禁止:2023/12/14(木) 06:02:51 ID:Zq7bcGJM
侑「はぁっ、はぁ……いや……やりすぎた……」

ランジュ「腰、おかしくなっちゃいそう……」

ベッドの中、抱き合って朝を迎える。
部屋が汗やら体液やらの匂いが混ざり合って、なんとも言えない事になっていた。

ランジュ「……ね」

侑「ん?」

ランジュ「……私、付き合うだけじゃ足りない」

ランジュ「……言いたいこと、わかる?」

侑「……わかるよ」

正直、私も同じ事を思っていた。
もう、その段階は私達は超えていると思える。
だからこそ。

318名無しさん@転載は禁止:2023/12/15(金) 00:11:23 ID:3QGhti9.
侑「全部ひっくるめて、僕のものにしたい。独占欲全開だよ」

ランジュ「……ふふ、私に似てきたじゃない。欲しいものは、全部手に入れるわ。……でも、もっとストレートに言ってほしい」

侑「……」

侑「結婚しよう」

ランジュ「ん、よくできました……!」

★★★

とはいえ。

「……公表はまだよしてくださいね」

ランジュ「どうして?」

「どうしてって……一応どころか、もう貴女は街を歩いて気付かれれば人が集まる」

「あの鐘嵐珠……なんですよ」

「しかも今は特に勢いも乗ってて、来月には……」

ランジュ「……むう、わかったわ」

★★★

侑「そりゃあマネージャーさん、もとい更にその上からは止められるでしょ。結婚の事を今公表するのは」

ランジュ「自慢したいのに」

侑「あはは……」

319名無しさん@転載は禁止:2023/12/15(金) 00:24:04 ID:3QGhti9.
侑「しかもそれ、どこで言うつもりだったの」

ランジュ「来月の武道館」

侑「おぉ……会場の人、おったまげると思うよ」

そう──来月、私達は日本武道館に立つ。
ランジュちゃんはまだまだ通過地点と言っていたけれど、私からすれば来るところまで来たな、と感じる。

侑「男性ファンも多いし、中にはいわゆるガチ恋みたいな人もいるかもだし、余計な刺激はない方が良いんじゃないかな?」

ランジュ「私の事が好きなら、それも応援してくれたらいいのに」

それは、そうだね。
でもまぁ……難しいんだよ、イロイロと。

320名無しさん@転載は禁止:2023/12/15(金) 00:29:43 ID:3QGhti9.
侑「それがあるから、僕のプロフィールも隠してるわけだしね」

世間に、私の素顔は公開していない。
だからテレビで少し見たとか、曲だけ聴いてる、なんて人にはなおさら知られていないけど、私達のライブに来てくれたり熱心なファンの間では、私の存在はランジュちゃんの相棒みたいな感じになっている。

私の容姿が、顔を隠すと男か女か少しわかりにくいから、性別についても誤魔化せている。

ランジュ「そういう文化は、私には分からないわ」

侑「ま、マネージャーさんが言ってることは正しいと思うよ」

321名無しさん@転載は禁止:2023/12/15(金) 00:31:17 ID:3QGhti9.
また明日に。
あと一回絡みシーンをやって、ランジュ√は終わりです。

322名無しさん@転載は禁止:2023/12/15(金) 01:45:31 ID:JK2awB1k
今回はafterありますか?
あれば嬉しいです…!

323名無しさん@転載は禁止:2023/12/15(金) 23:31:07 ID:3QGhti9.
>>322
申し訳ありませんが、今回は無しにします。
途中でする、しないと決めあぐねていましたが、スーパースターをすることにしたので。

324名無しさん@転載は禁止:2023/12/16(土) 00:30:21 ID:eiCegG5k
侑「嫌がるもんだよ、好きな女性アーティストに男がいるってのは」

ランジュ「ふーん」

侑「まぁ、僕達がどこかで漏らさない限り広まることはないし、下手なことしなければ大丈夫だと思うよ」

★★★

さて、それからはと言うと。
いやまぁ、忙しすぎたよね。
多忙に多忙を極めて、気付けば当日になっていた。

ランジュ「さぁて、ここまで来たわね」

侑「あっという間に、ねぇ」

325名無しさん@転載は禁止:2023/12/16(土) 00:41:49 ID:eiCegG5k
観客の入りも十分。
今までで1番の規模。

ランジュ「……」

震えている……けど、それが緊張じゃない事は分かる。
その表情を見れば、全部。

ランジュ「さぁ行くわよ、侑」

侑「うん」

──思えば、遠くへ来たものだと。

あの子のステージを、この場所から見ていると特にだ。

間違いなくワールドクラスのパフォーマンス。
そんな彼女と、ここまで来た。

ランジュ「さぁ──全員私達の虜にしてあげるわ!」

326名無しさん@転載は禁止:2023/12/16(土) 00:48:45 ID:eSUjvZfo
てか、アフターって璃奈から止まってたでしょ

327名無しさん@転載は禁止:2023/12/16(土) 00:52:56 ID:eiCegG5k
★★★

ライブも終盤に差し掛かり。
会場のボルテージが高まる。

私達もそれに乗せられ、テンションもハイになっていく。
そして、最後の曲が終わった時、昂ぶりすぎたのか。私に抱きついてきた。

歓声が湧く。
ま、まぁこれくらいならまだいいか……。

ランジュ「みんなありがとうー!」

侑「……」

ランジュ「私達幸せになるから!」

侑「!?」

328名無しさん@転載は禁止:2023/12/16(土) 00:54:13 ID:eiCegG5k
>>326
ミアと同時進行しようとしてあまりにも無理だったやつですね。あれは無かったことになるかと…。

329名無しさん@転載は禁止:2023/12/16(土) 00:57:52 ID:eiCegG5k
★★★
結局、あの日のランジュちゃんの発言により。
事務所としては正式に、ランジュちゃんと私の結婚を公表することに。

しかしそれによる影響は想定よりもいいものだった。
男性ファンからのマイナスなコメントも多少はあったけれど、基本的には祝福だった。

むしろ、ロマンチックで素敵だと。

ランジュ「あの安室奈美恵だって結婚してもあの人気なんだから、何も問題ないでしょ?」

侑「いやまぁ……時代がね」

330名無しさん@転載は禁止:2023/12/16(土) 00:58:54 ID:eiCegG5k
今回はここまで。
次は日曜に。

331名無しさん@転載は禁止:2023/12/17(日) 23:41:01 ID:CvPhkHrw
まっ、気にしてても仕方ないか。
言っちゃったものは、もう取り消せないしね。

ランジュ「それに、そのおかげでこうやってデートだって出来るんだから」

侑「それもそうかもね」

お忍びデートというやつだ。
今までは、本当に慎重に慎重を重ねていたから、楽しむに楽しめてはいなかった。

でも今なら……。

ランジュ「やっぱり言ってよかったでしょ?」

侑「うん……そうかも」

332名無しさん@転載は禁止:2023/12/18(月) 00:09:16 ID:H7kH69FQ
そのおかげなのは、間違いない。
こうやって楽しく、なんの気兼ねもなく出歩けるのは。

その後も元々から行き付けだったお店で食事をしていれば。
次第に夜も深くなる。
私達の足が向かう場所。
二人だけの部屋。

帰宅しただけとも言える。
けれど今夜はそれだけでは終わらない。

文字通りここからは。
夫婦の営みだ。

333名無しさん@転載は禁止:2023/12/18(月) 01:00:41 ID:H7kH69FQ
少し冷えた身体を、シャワーで温めて。
まだ温みがある身体のまま、私達は抱き合う。

ランジュ「……」

吸い付くような、自然と触れ合うキス。
ようやく当たり前のように出来る。
それが嬉しいんだ。

ランジュ「ん……」

唇から首筋、乳首と、ランジュちゃんが舐めてくる。
ちゅぱちゅぱと執拗に乳首に吸い付いてくる。

侑「く、ふ……」

ランジュ「んふ……」

334名無しさん@転載は禁止:2023/12/18(月) 02:53:19 ID:H7kH69FQ
侑「お互いに、弱いところ全部知り尽くしちゃってるね……」

ランジュ「良いことじゃない……」

侑「うん……最高」

この行為の意味。
パートナーの為、快楽の為……いろいろあるだろう。
私にとっては、ただひたすら。
ランジュちゃんの為に。

335名無しさん@転載は禁止:2023/12/18(月) 03:14:50 ID:H7kH69FQ
だから全部、身を委ねてもらいたい。
私に出来ることを。

前戯を終えて、トロトロになってしまっているランジュちゃんを寝かせ、正常位から始める。

薄い壁も何も無いから、粘膜同士が絡み合う。
熱い体温、入っているだけで気持ちが良い。

ランジュちゃんからも、地域が漏れている。

336名無しさん@転載は禁止:2023/12/18(月) 16:01:47 ID:H7kH69FQ
地域→吐息です。

337名無しさん@転載は禁止:2023/12/18(月) 16:20:26 ID:H7kH69FQ
奥を突くとそれに反応するように、ぎゅっ、ぎゅっと締め付けてくる。
身体がそういう風に変わってしまったのだろう。

マッサージをするようにぐに、ぐにとポルチオをし

338名無しさん@転載は禁止:2023/12/18(月) 16:22:39 ID:H7kH69FQ
奥を突くとそれに反応するように、ぎゅっ、ぎゅっと締め付けてくる。
身体がそういう風に変わってしまったのだろう。

マッサージをするようにぐに、ぐにとポルチオを刺激する。

ランジュ「ふ、っ、ぅ、ん……!」

いつも強気なランジュちゃんの眉が下がる。
余裕が保っていられず、表情をキープできない。

その表情が愛おしくて、私はもっとそれを引き出したくて。

339名無しさん@転載は禁止:2023/12/19(火) 09:20:38 ID:cSiFZk0M
腰を引き寄せて、逃げ道を無くす。

ランジュ「ふっ、ふうっ、うううっ……♡」

腰がカクカクと動こうとしている。
逃げようとしているけれど、それをさせないために、引き寄せているんだ。

侑「気持ちいいのは我慢しないで……」

340名無しさん@転載は禁止:2023/12/22(金) 18:38:50 ID:FcjDDfUA
入院するので続きは退院後に。
来週とかになるかと。

341名無しさん@転載は禁止:2023/12/22(金) 18:56:26 ID:/6DQA.Mo
>>340
入院ですか!?大変ですね、ゆっくりと療養に専念して、どうぞお大事にして下さい、師走の時期だから大変ですよね、ご自分を優先して下さい。

342名無しさん@転載は禁止:2023/12/23(土) 00:49:51 ID:a4voXLVw
いつもおつです
お大事に
ゆっくり待ってます

343名無しさん@転載は禁止:2023/12/25(月) 17:51:47 ID:c.YyZtg6
ランジュ「いくっ、いく、イクゥ……♡」

★★★

本当にこれは駄目だと思う。
これをされたら何も抵抗できずに、もう身体が屈伏してしまう……♡

勝てないって理解させられてしまう。

侑「まだまだ……」

★★★

344名無しさん@転載は禁止:2023/12/25(月) 18:12:41 ID:c.YyZtg6
24:21

バックで犬猫のような交尾。
男側からすれば、征服欲で満たされて最高だが。

ランジュ「ふっっ、ふぅっ、ぅあっ、ぁ……♡」

女性からすれば征服されている──プレイの一貫だけど──わけだから、ある程度M気質のほうが楽しめるんだろうけど。

侑「その点、ランジュちゃんは問題ないよ、ねっ……!」

ランジュ「はァァイグぅ……♡」

★★★

345名無しさん@転載は禁止:2023/12/25(月) 19:42:36 ID:Hz.nhufw
>>344
退院されたんですね、良かったです、お帰りなさい。
最高のクリスマスプレゼントです。


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