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「あなたは昔から男の子だよ?」√しずく
236
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/07/29(木) 01:11:01 ID:yAUT36II
今回はここまで。
なんか理亞√で気に入ってたところをほぼ流用してしまいました。
また明日に。
やっぱりポムくんも人気ですね。いっそ両方やりますか。
237
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/07/29(木) 01:19:21 ID:SXo/DTJI
どっちが泣くかはわかってるんだけど歩夢にとってもしずくにとってもきつい展開になりそう
両方書いてくれるの嬉しいけど、当分先でしょうしその時に書きたいように書いてくれたら
238
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/07/29(木) 01:29:36 ID:YpadSDlI
大量投下うれしい
いいねいいね
239
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/07/29(木) 01:33:07 ID:OO5PlnX6
なんか急にしずくの方から接近というかアプローチしてきたというか
そんなにプール遊びに行ったのが大きかった?
240
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/07/29(木) 01:44:44 ID:SXo/DTJI
その前の夏合宿から徐々にじゃない
241
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/07/29(木) 02:20:13 ID:Whk.19f2
なんか花男ならぬ花女を見ている気分だわ
242
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/07/29(木) 02:24:52 ID:Whk.19f2
>>239
君はそういう経験ないの?
243
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/07/29(木) 08:21:11 ID:dwx0XLmY
>>242
展開的に、急にしずくが呼び捨てにさせたりして侑くんに積極的に異性として近付いてきてるというか、もっと言えば自分を女として意識させようと誘惑気味になってるのが気になったから書き込んだまでだよ
経験云々は関係ないでしょ
煽ってるつもりなのか判断に困るけど、強いて言うなら結婚してるし子供も2人いるよ
244
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/07/29(木) 10:46:06 ID:N7by1ObY
肝試し後からしずくが気になってる描写は結構書かれてる
夢にまで出て来てるしそこまで急には感じなかったな
245
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/07/29(木) 23:51:04 ID:yAUT36II
★★★
侑「あっ」
しずく「ぁ……」
どうせ部室で会うけど。
今日はその前に、通学路でばったり。
しずく「お、おはようございます……先輩」
侑「おはよう、しずく」
しずく「ぐ、偶然ですね! こんなところで……」
侑「だね……」
しずく「……」
侑「……」
か、会話が……続かない!
246
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/02(月) 00:17:49 ID:El9yx5g.
このあと再開
247
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/02(月) 07:51:19 ID:mN9ViYL2
しません
248
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/02(月) 16:59:53 ID:El9yx5g.
侑「あー……夏休み、あと少しで終わりだね」
しずく「そう、ですね」
侑「遊び呆けられるのも終わりか〜」
しずく「……」
侑「……」
侑「あのさっ」
しずく「は、はい」
侑「明後日花火大会あるでしょ?」
しずく「あぁ……確か、部活のみんなで行こうって言っていた……」
侑「しずくは行くの?」
しずく「はい、もちろん。……先輩は?」
249
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/02(月) 18:01:58 ID:El9yx5g.
侑「もちろん行くよ。今から楽しみ」
しずく「……はい、私も楽しみです」
★★★
歩夢「侑くん、花火大会は会場まで一緒に行こう?」
侑「あぁ、そうしようか」
歩夢ももちろん部員だから花火大会へ。
侑「浴衣きるの?」
歩夢「う、うん! 着ちゃおうかな……」
侑「いいね、絶対似合うと思う」
歩夢「そ、そう? ……じゃあ一番に見せてあげるね!」
250
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/02(月) 18:02:13 ID:El9yx5g.
明日夜再開。
251
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/02(月) 19:03:51 ID:.erZ9qSU
集団で行く花火大会…
展開予想しちゃいそうになってしまう
252
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/02(月) 20:23:42 ID:BRvLQd5o
>>251
花火大会の会場で部活仲間からはぐれちゃって侑としずくが二人きりになるとか?
253
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/04(水) 01:05:41 ID:JdzwpcCU
憧れの先輩と夏祭り浴衣デートでトイレ混んでて漏らす漫画一時期よく貼られてたの思い出した
254
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/04(水) 09:56:39 ID:bxnS8WwQ
★★★
花火大会集合は現地にて。
侑「わ〜、やっぱり結構人多いね」
歩夢「そ、そうだね。これだけ多いと……はぐれちゃうかもね」
人混みの暑さ。
夏の暑さ。
相まって少し苦しいけれど。
それも花火大会というものだ。
255
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/05(木) 00:39:56 ID:lxZwouyY
しずく少し難しいですね。
例のコロナワクチンの副反応で出来るかはわかりませんが、大したことなければ明日再開。
256
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/05(木) 17:40:19 ID:fX3b/J2Y
御自愛を…、貴方あってこそのssです
257
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/05(木) 18:20:28 ID:lxZwouyY
絶対今日無理です。回復次第やります。
258
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/05(木) 18:34:48 ID:I/EC2CNs
痛いの?熱出てるの?
259
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/06(金) 00:04:51 ID:JO2uWunI
ロキソニン飲んでしっかり寝なよ
回復までまってるよ
260
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/08(日) 01:13:46 ID:FS3MqeCE
「お〜い、高咲くん上原さ〜ん、こっちこっち」
先についていた先輩達が手を振ってこっちを呼んでいる。
侑「おまたせしました」
「いんや、みんなも今着いたくらいだよ」
皆それぞれ浴衣や好きな服。
女子はだいたい浴衣で……。
からん、かこん、と草履の音。
複数ある中のたった一つに私は反応した。
261
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/08(日) 02:39:34 ID:WthNYKqA
おかえりなさい
262
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/08(日) 21:02:06 ID:FS3MqeCE
深い青色に金魚が泳いでいるデザイン。
ハーフアップではなくポニーテールにしていて、普段はみない姿だった。
着ている物も、髪型も。一粒でニ度美味しいとはこれか。
しずく「──先輩、こんばんは」
侑「やっほ」
うわぁ。
可愛いなぁ。
263
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/09(月) 06:46:58 ID:3kg5iydA
どうしよう、それしか考えられないな。
「よーし、皆集まったみたいだし、そろそろ行こうか」
★★★
やっぱり花火大会といえば屋台。
チョコバナナ、イカ焼き、りんご飴。
何から手を付けたっていい。
264
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/09(月) 14:14:47 ID:z1TXcee.
隣に浴衣の歩夢がくっ付いてんだよね?
265
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/09(月) 22:35:44 ID:3kg5iydA
侑「歩夢、なにか食べる?」
歩夢「じゃあ……りんご飴」
侑「いいね、買お買お」
しずくは他の先輩たちと一緒にいる。
歩夢が一緒にいるし、声をかけるのもなんだか憚られた。
別に悪いことじゃないんだけど。
侑「はい、歩夢」
歩夢「ありがとう、侑くん」
嬉しそうにりんご飴にかじりつく歩夢。
そんなにりんご飴とか好きだったっけ?
266
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/10(火) 01:49:56 ID:BdbYD8N6
歩夢「……」
★★★
人混みの中をかき分けて。
急ごう、もうすぐ花火が咲く。
「いやぁ、なかなかいいねぇ。ここからだといい眺めがみられそう」
「あれ……高咲くんと上原さんは?」
「しずくもいないね。3人でいるのかな」
★★★
侑「……歩夢、ここ?」
歩夢「うん、そうだよ……というか、幼い頃はよくここで一緒に見たじゃない」
歩夢に連れてこられた場所は、少し人気のない離れたスポット。
良い、眺めだった。
267
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/10(火) 01:57:17 ID:BdbYD8N6
歩夢「……ここで、一緒に見たかったんだ」
侑「……そうなんだね」
花火が打ち上がりはじめる。
侑「わぁ……!」
歩夢「……」
侑「やっぱり、花火は綺麗だね歩夢……ん?」
私は花火を見上げていたけれど、歩夢は花火を見てはいなかった。
私のことを、見つめていた。
268
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/10(火) 02:05:02 ID:BdbYD8N6
侑「……歩夢? どうしたの?」
歩夢「あのね、侑くん……」
その言葉は、漫画のように。
歩夢「私、侑くんのことが好き」
花火の音で、かき消されやしなかった。
私の耳に、まっすぐ届いた。
侑「……え?」
歩夢「ずっと、ずっと好きでした。……だから、私と付き合ってほしい」
侑「ぁ……」
★★★
今更。
幼い頃から知っていて、歩夢の良いところも悪いところも分かっている。
もう私達の関係は幼なじみにはとどまらないほどなんだ。
だから……。
侑「ごめん……歩夢。僕も歩夢のことは好きだよ。だけど……僕の好きと、歩夢の好きは……違うものなんだ」
歩夢「っ……」
侑「……それに」
269
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/10(火) 09:36:38 ID:BdbYD8N6
侑「いま、ちょっと気になる子もいるからね」
歩夢「……それって」
侑「……それは恥ずかしくて言いにくいよ。……歩夢だって別に聞きたく……」
歩夢「聞かせて」
侑「……」
侑「……しずく、ちゃんだよ」
歩夢「……」
歩夢「そっか……あの子かぁ……」
歩夢「……馬鹿みたい、私……」
侑「歩夢……」
歩夢「ううん、いいの。仕方ない」
歩夢(誰も悪くない)
270
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/10(火) 12:34:27 ID:kX7N2mhY
歩夢ちゃん……
271
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/10(火) 17:29:02 ID:9eK6kNR6
普通の子ならかすみ編でぼろぼろになって諦めるだろうけどそれでもまだ頑張れる時点ですごい
272
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/10(火) 18:04:54 ID:pxrnIur.
これ菜々√でバキバキに歩夢ちゃん折る予定らしいけど歩夢√で侑くんに告白されても歩夢ちゃん素直に信じられないよね
またかすみ√みたいになるんじゃないかって悩むのすら吹っ飛ぶくらいのハッピーエンドを期待してる
273
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/10(火) 20:12:09 ID:jIMtYimw
二股で捨てられるという最低の扱い受けても幻滅せずに
好きでいられるほどの想いだから反動が怖くもある
274
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/11(水) 11:31:34 ID:S.TP3cJ6
歩夢「……侑くん」
歩夢「私に足りないものって……なんなのかな」
侑「歩夢に……」
歩夢「……ううん、やっぱりなんでもない」
歩夢「……」
歩夢「ねぇ、侑くん。私と付き合ってくれたら、どんなことでもするっていったら、どうする?」
侑「どう、って……」
歩夢「侑くんが望む事だったらどんな内容でも。エッチなことでも、なんでも」
侑「……」
侑「そういう、事じゃないんだよ。歩夢」
275
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/11(水) 11:41:12 ID:S.TP3cJ6
侑「好きだから、そういうことをしたくなるんだよ」
侑「誰でもいい訳じゃない。僕は、ね」
歩夢「……」
歩夢「うん……」
歩夢「……じゃあしずくちゃんとは、そういうことしたいって思うんだ……」
侑「……」
侑「かもね……」
★★★
侑「かもね……」
最後の最後で聞いてしまった。
その頃にはもう顔が真っ赤だったと思う。熱く、夏のせいじゃない火照り。
しずく(──)
276
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/11(水) 12:56:04 ID:S.TP3cJ6
しずく(嘘……)
二人がどこかへ離れていくところを、好奇心──本当にそれだけか──で後を追った。
するとどうでしょう。
しずく(先輩、私のことを……気になってるって……)
しかも、その気になったらエッチなことをシたくなるかもしれない、とか。
しずく(ど、どうしよう……)
次から会うとき……どんな顔していれば……!?
しずく(でも……)
嬉しい反面。
歩夢さんのことが過る。
しずく(……もしかして、私のせいなのかな)
277
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/11(水) 13:30:14 ID:aQ72/LSI
悪くないんだけど、何故か今回読んでてしずくの顔が思い浮かばないというかイメージされないというか…
278
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/11(水) 13:51:01 ID:2eSG9gIU
かすみ√でもえっちしたのは付き合ってだいぶ経ってる上に歩夢ちゃんからでしたね……
279
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/11(水) 18:06:33 ID:cnVKXTaQ
自分はあまり小悪魔寄りなのよりこれくらいの方がしずくちゃんのイメージかな
280
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/12(木) 10:55:55 ID:c9nipLZ.
歩夢にド変態プレイさせろ
281
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/12(木) 19:36:07 ID:d5nmsGfA
今までで一番難しいかもしれません。
自分で書いてて頭の中で声が再生しにくいあたり、皆さんはどうでしょうか。
282
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/12(木) 19:55:01 ID:XopNW.V2
率直な感想を言うと今の段階だとすでに栞子√くらい丁寧な感じは出せてない気がする
しずくちゃんらしくないわけではないけどしずくちゃんが恋愛するとこうなるのか、みたいな感じではないって言うのかな
気を悪くしたらごめんなさい
283
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/12(木) 20:55:09 ID:N5RqgJLw
俺の中のしずくちゃんだと、手を引いて無理にでも二人をくっつけさせようとするかな
あくまで俺の中でだけど
284
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/12(木) 22:30:55 ID:HM6TIO66
これがしずくっていうのが人によって少しずつ異なるのがしずくらしいのかもしれないな
キャラが固まってないという意味じゃなくてどれもあり得そうで掴みどころがないという
285
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/12(木) 22:38:09 ID:cG/V4th2
演劇部で仮面で本当の自分を隠してるという背景があるから、人によって色んなしずくがあるんだろうね。
286
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/13(金) 00:27:46 ID:KZGMo5sk
仮にそうだったとしても。
私は……。
この気持ちを抑えたくない、
しずく(歩夢先輩、ごめんなさい)
私きっと、嫌な後輩になってしまいます。
287
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/13(金) 00:51:38 ID:KZGMo5sk
★★★
花火を見ていた。
ずっと消えないはずの花火を。
あなたと見るはずだった花火も、今となってはもう目を伏せてしまいたい。
それでも見るの。
もしかしたら、こうして隣で花火を見ることができるのは。
これが最後なのかもしれないから。
★★★
花火を見ていた。
特に意味はないはずだった花火を。
綺麗だった。
確かにそれは綺麗だった。
でも、欲を言うなら。
隣にいるのが、あの子なら。
どう思えたのか、確かめたかった。
288
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/13(金) 00:54:04 ID:KZGMo5sk
★★★
花火を見ていました。
隙間から、一人。
花火を見ている、というよりもまるで私が花火に覗き込まれている気分だった。
人のことを覗き見して。
それでも空に咲く花はきらびやかで。
でも、見上げる桜の花は、きれいなんでしょうか。
……。
いえ……。
しずく(結局私は……)
289
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/13(金) 01:12:12 ID:KZGMo5sk
怖がっているだけ。
しずく(歩夢先輩から何かを思われることを)
逆の立場から、私だって何かを思うかもしれない。
思わない、とも言い切れない。
だからいま必要なのは。
しずく(もっと、わがままになる)
あとから欲しくなったとしても。
あとから好きになったとしても。
それが、強欲で卑怯と思われても。
それでいいと思えるような人と出会い、変えられてしまったのだから。
290
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/13(金) 01:13:12 ID:KZGMo5sk
夜再開。
しずく√もなんとか良い感じにできるよう努力します。
夜再開。
291
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/13(金) 01:15:29 ID:C4Cmjdk2
>>287
切なすぎる…
292
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/15(日) 00:11:28 ID:zDmQPSTo
★★★
夏休みも終わりがやってきた。
また明日から学校だ。
侑「大会ももうすぐだ……」
あと一ヶ月程度。
いま、私達がやっているの反復練習。
できる限り完成度を高めていくことだ。
293
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/15(日) 16:47:46 ID:zDmQPSTo
侑「……」
歩夢のことが少し気掛かりだけど……考えても仕方ない。
侑「さ、寝よう……」
★★★
しかしどうしたことか、練習中に。
「しずくー、急に動きが固くなったね」
しずく「す、すみません……」
しずくの演技が少し崩れてきていた。
294
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/15(日) 23:22:42 ID:zDmQPSTo
特にラストのキスのところで、嘘だろっていうくらい体が固くなっている。
今まではそんなことはなかったのに。
「いまさら照れだしたの?」
しずく「い、いえ、そういうことでは……」
「逆に高咲くんは自然とできるようになったね」
侑「そうですね。演技は演技……って割り切るようにしたら、段々と」
295
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/15(日) 23:37:29 ID:zDmQPSTo
しずく「すみません……」
「まぁそれ以外は特に問題はないから、もう少しそこをなんとかしようか」
しかしその後の練習でも、しずくの体がほぐれる事はなかった。
★★★
侑「──もしかして、僕なにかしずくにしちゃったかな」
しずく「え、え?」
帰り道──歩夢はいない──で、しずくにそう訊いてみた。
もしかしたら私になにか原因があるのかもしれないから。
しずく「そ、そんなわけは!」
侑「そうなの? ……じゃあ、今日は一体」
しずく「ちょ、ちょっと疲れていたのかもしれません! 明日からは、全然普通にできますから……」
侑「……」
296
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/15(日) 23:43:46 ID:zDmQPSTo
何かを隠している。
明らかにしずくの様子はおかしかった。
侑「しずく、悩みとかあるなら相談しなよ」
しずく「ぇ……」
侑「演劇については、しずくのほうが先輩だけど」
侑「こういう時は、頼ってよ。先輩、だからさ」
もしも本当に何も悩みがないなら、心配しすぎと言われるかもしれないけれど、それならそれでいい。
やっぱりこの子は放っておけないから。
しずく「……ありがとうございます、先輩」
しずくは足を止めて、私のことを見た。
しずく「──先輩にお話したい事が、あるんです」
297
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/15(日) 23:46:18 ID:zDmQPSTo
今回はここまで。
しずく√でこういうのがあってほしいとかって何かありますか? がっつり参考にしようと思っています。
また明日に。
298
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/15(日) 23:48:41 ID:DlyNGZjI
ラストでエチュードじゃないけど演劇のセリフみたいな感じで会話して終わるとかどうですか
299
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/16(月) 00:05:07 ID:eSf3Yi66
演劇だけにとらわれず、JKらしさを出すしずくも見たい
300
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/16(月) 00:22:16 ID:t0eJ.Oic
せっかく同じ部活なんだし悪意なく歩夢ちゃんに見せつけてまくって下さい
301
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/16(月) 14:27:31 ID:zvKZx6rc
打ち上げ花火のとこの三人の心情を表す文章がとても綺麗すぎて、涙流しながら読んでた。
昨日久々に手持ち花火をやってたんだけど、急にこの文章思い出して情緒不安定になってた。
302
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 00:15:29 ID:DwBam0.o
★★★
話したいことがあると伝えられて。
私はしずくに連れられて、とある喫茶店に来ていた。
人が少なく、静かで居心地はいい。
侑「……それで、話って?」
しずく「はい」
アイスコーヒー(ミルク入り)を一口相槌代わりに含んだ。
しずく「私先輩のことが好きです」
吹き出しそうになった。
303
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 00:22:35 ID:DwBam0.o
侑「んぐっ!?」
いや逆流して鼻に入ってきた。
リアル鼻から牛乳をやらかすところだった。
しずく「だ、大丈夫ですか先輩!?」
侑「い、いや大丈夫……大丈夫だけど……」
それどころじゃない気が……。
侑「……いや、えーと」
侑「……え?」
しずく「いろいろ、ここに来るまでに考えたんです」
しずく「たくさん悩んだり、モヤモヤしたりするくらいなら……思い切って言ってしまおうって」
しずく「……それに」
侑「それに……?」
しずく「私、聞いちゃったんです。……その、先輩が……私のこと、気になってる、って……」
侑「!」
しずく「そ、それで、その。じゃあ、それなら……両想いなのかなー、っとか思い出して、あの……!」
次第に自分の大胆な発言に、顔が赤くなっていくしずく。
ついには手で顔を覆ってしまった。
侑(そうだったんだ……)
確かに……それなら。
私達は両想いなのかもしれない。
今ここで付き合っちゃえばいいのかもしれない。
だけど……。
侑「……ありがとう、しずく」
しずく「!」
侑「……」
侑「でも……少し待ってほしい」
304
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 00:29:08 ID:DwBam0.o
これは私の、自分との気持ちの戦い。
侑「……あの話を聞いていたのなら知ってるかもしれないど、歩夢との交際を断ったんだ」
侑「大切だった幼なじみの、ね……」
しずく「……」
侑「それはそれで気持ちの整理が微妙についてないんだ」
侑「……それだけなんだけどね」
しずく「……確かに、私も思うところはあります」
しずく「私も……横から入って、歩夢先輩の好きな人を取ろうとしている事に、罪悪感がないわけじゃありません」
しずく「……でも、だから諦めてしまうのも、嫌だったんです」
305
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 00:39:08 ID:DwBam0.o
侑「……じゃあ、どうする?」
しずく「……」
しずく「……このままじゃ、あんまりにも私はずるいですからね」
しずく「歩夢先輩の今まで……10年くらいでしょうか。それだけの想いを超えるんですから、たった出会って半年程度の私が得るには、虫が良すぎるかもしれません」
侑「……」
しずく「先輩」
侑「うん」
しずく「この大会……最優秀賞を取れたら」
しずく「私とお付き合いしてください」
306
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 00:41:09 ID:jjthPzG6
甘いよ
リアルな女はコロコロ気が変わるんだから
今回は最優秀取れたら〜だけど、本来なら侑くんが気持ちの整理…だなんて言ってる間にも好きじゃなくなってるよ
307
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 00:43:18 ID:Fy7O6ZLo
理想の展開なのか理想の女性像なのか分からんけど恋愛に関して美化しすぎ
さては
>>1
恋愛したことないな?
セクロス描写の腕は上がったみたいだけど素人との恋愛はまだだったか?
308
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 00:44:51 ID:DwBam0.o
今回はここまで。
本当は最初の大会は地区予選程度で、その後も県大会などがあるので、全国一位になれたら……としようと思ったのですが、それをやると長ったらしくなってダレるので今回はご愛嬌ということで。
菜々√はだいぶ王道な内容です。この子でやりたいことが多すぎます。
最後の歩夢√はちょっと地の文が増えそうです。
また明日に。
309
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 00:47:22 ID:8gyKp1Rc
こんなところで恋愛論について語るなよ
ダサい
310
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 00:54:38 ID:t.pCYlIs
しずく√より菜々√の方がプロット出来てそう
311
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 02:34:53 ID:Qur/gvDk
せつ菜はしずく以上に人によってキャラが変わりそうだ
場合によっては誰それ感がキツくなりそう
312
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 07:05:29 ID:DwBam0.o
そう言われると少し怖いですね。
313
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 07:47:46 ID:ufH1qwek
>>307
誰もがリアル求めてこれ読んでる訳じゃないだろ
さては思慮が足りない童貞かな
314
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 09:39:53 ID:usC.yHto
どうやっても誰かのイメージから外れるなら逆に気にせず自分のイメージで書けばいいと思う
菜々√でやりたいこと全部やった後にスーパースターに移るために歩夢√を駆け足で流すことにならないといいなって
315
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 23:33:25 ID:0h9Y7yP2
しず子のイメージはこれが理想かな
一言では言い表せない掴み所がないキャラだしラ!シリーズの中でも屈指の難しさだね
桜坂しずく(28)「わたしの理想のヒロイン」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1592051291/
桜坂しずく(30)「やがてひとつの……」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1606007112/
316
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 23:46:38 ID:DwBam0.o
★★★
その日は、その言葉を最後に別れた。
頭の中で繰り返される。
侑「……最優秀賞、ね」
それって一番、一位……ってことだよね。
それは演劇初心者の私がいて成せる事なのか。
侑「……」
不安になるくらいなら、大人しくOKをしてしまえばよかったのに。
侑「私も大概にしとかないとな……」
これじゃ、なんのために歩夢を振ったのか、わからなくなる。
侑(もしかしたら、私もまだ確信が持てていないのかもしれない)
317
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/17(火) 23:55:51 ID:DwBam0.o
もしかしたら私は、愛想よく接してくる姿に勘違いしているだけなのかもしれない。
好きって言われたから、じゃあ好きですと言うのも違う。
持論だけど。
だけどたしかに私は、あの瞬間。
『先輩のことが好きです』
胸が締め付けられた。
318
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/18(水) 00:12:41 ID:DNdlJNxE
本当に人の心を惑わせてくれる。
侑(桜坂しずく……)
もしかしたら、あんな子は一人としていないのかもしれない。
侑(不思議な子だよ……まったく)
★★★
それからのしずくは、迷いがなくなったように見えた。
全てを完璧にこなして、もう完成形と呼ぶにふさわしいほどに仕上がりつつあった。
319
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/18(水) 00:28:32 ID:DNdlJNxE
以前あれだけ「勘違いしているだけなのかもしれない」とか思っていたくせに。
侑(……それだけ私と……?)
既に悶々としてきていた。
そりゃあそうだろう。
しずく「すみません、ここは全員が出てきたほうが……」
「あー、確かに。いいね、それでやってみよう」
もちろん、仮にあの条件が無かったとしてもしずくは全力でやるだろう。
でも、どうしても私は知ってしまっている。
侑(……ダメだダメだ、私も集中しないと!)
320
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/18(水) 00:33:29 ID:DNdlJNxE
★★★
日が過ぎ、いつかまだかと待っていたその日は、ついにやってくる。
「明日がついに練習の成果をぜんぶ出す日だよ! 今日はゆっくり休んで明日に備えて!」
ドキドキしてきた。
あした、ついに舞台に立つのかと思うと。
寝て起きたらもうその日になってしまっているだろう。
そんなふうにそわそわしていたら、ラインが1件。
相手はしずくだった。
その内容は至ってシンプルだった。
侑「『明日は頑張りましょう』、か。……ふふ」
なんだか笑ってしまった。
理由はわからないけれど、すこしほぐれた気もする。
侑「……さぁ、寝よう」
明日、全部が決まる。
321
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/18(水) 00:33:46 ID:DNdlJNxE
今回はここまで。
また明日に。
322
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/18(水) 04:34:11 ID:Yjxgi1xk
ワクワク
323
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/18(水) 23:43:14 ID:DNdlJNxE
★★★
明日が本番だと言うのに、私はとてもおちついていた
324
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/18(水) 23:45:57 ID:DNdlJNxE
★★★
明日が本番だと言うのに、私はとても落ち着いていた。
しずく「……」
しずく「むしろ、早く明日になってほしいな……」
そうすれば……先輩ともっと早くお付合いが出来るかもしれないから。
しずく「……」
私も随分と変えられてしまった。
優しいだけじゃない。
不思議な魅力がある人だ。
325
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/18(水) 23:54:51 ID:DNdlJNxE
……。
明日は、懸ける想いは一つじゃないけれど。
楽しんでやろう。
思い切り。
★★★
当日はよく晴れた天気だった。
10月だけどまだ暖かい。
やることはいろいろとあった。
学校から持参した舞台で使う道具たちをホールの中へ。
各校がこれをやるからそれだけでそれなりに時間がかかる。
326
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/19(木) 00:00:00 ID:MEauHY6s
「みて、あの学校のめちゃくちゃでかい」
「相当気合いれてるね」
まるで教室を切り取ったようなセットを用意しているところもあった。
やっぱり学園モノはやりやすいジャンルなのかな。
しずく「そろそろ開会式が始まりますよ。中に行きましょう、先輩」
★★★
審査をしてくれる先生は3人。
それぞれが演劇に携わった人たちで、様々な観点から意見をくれる。
「なにはともあれ、まずは全員楽しんでください」
それは、当然のことだった。
こころなしか、全員その瞬間だけは頷いていた気がする。
327
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/19(木) 00:17:09 ID:MEauHY6s
そしてついに、一校目から順に幕が上がる。
なんの因果か、虹ヶ咲学園はトリだ。
これは悪くないらしい。
どうしても一日に複数の公演を見ていけば、印象に残りやすいのは後半だ。
逆に言えば、ハードルが上がるとも言う。
各校の演劇を見て感じたことがある。
それはどの人たちも、それぞれが持つ熱意があること。
自分が一番うまく演技ができる。
自分が描いた脚本が一番面白い。
自分が作った舞台装置が一番手が込んでいる。
演出、照明。
どれもがかけては上手くは行かない。
328
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/19(木) 00:22:02 ID:MEauHY6s
観ていて、面白い、と感じた。
悔しいけれどそう思えた。
けれど。
燃えていた。
これに負けないようなものを、こっちだって仕上げてきたんだ。
そうでしょう?
★★★
一つ、一つ。
一時間毎に、出番が迫る。
最初こそは、長いと感じたけれど、もうそう思う余裕もなくなってきた。
正直に言えば緊張している。
胸の中を、モヤがかかってスッキリしない。
329
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/19(木) 00:24:03 ID:MEauHY6s
深呼吸。
頭の中をクリアにして。
大丈夫、セリフも覚えている。
侑(大丈夫、できる)
出来ることはやってきた。
あと、ほんのわずかな勇気だけ──
歩夢「侑くん」
330
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/19(木) 00:26:43 ID:MEauHY6s
侑「! ……歩夢」
歩夢「……」
歩夢「頑張ってね」
侑「……!」
侑「……ありがとう、歩夢」
331
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/19(木) 00:29:01 ID:MEauHY6s
……下手な芝居はできないな。
侑「よし──行こう!」
もう靄は晴れていた。
単純なもんだ。
★★★
──劇が始まると、本当に。
さっきの緊張はどこに行ってしまったんだ? と拍子抜けするほど、私の口も、身体も軽かった。
すらすらと次のセリフが出てくる。
332
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/19(木) 00:30:56 ID:MEauHY6s
まるで役に憑依してしまったようだった。
目の前のしずくは、しずくじゃなくて、その役の子にしか思えない。
トリップしているとも言うのか。
これは演技じゃない。
もうひとりの私だ。
だからなのかな?
今、目の前のしずくが──愛しくて仕方ない。
333
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/19(木) 00:33:54 ID:MEauHY6s
こんな状況なのに。
劇の内容が進展すればするほど、しずくへの気持ちが熱くなる。
本当に恋をしてしまったかのように。
いや。
してしまった、とかじゃないな。
もうとっくに、私は……しずくに恋をしていたんだ。
今まで気づいていないフリをしていただけ。
そんな事に、こんな日がくるまで気付けないなんて。
鈍いにもほどがあった。
334
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/19(木) 00:39:22 ID:MEauHY6s
想いは加速する。
それは劇の終盤、あと一分で終わるラストには、メーターを振り切っていた。
★★★
「もう、自分の気持ちには嘘はつけない」
「先輩? ……きゃっ!」
思い切り壁に手をうちつけても平気なセットに感謝して。
「これからも一緒に、いてくれるか?」
「……はい」
そして二人は、結ばれる。
誓いのキスと共に。
暗くなる照明は、二人を照らさない。
……。
そして、静かに幕は閉じ……大きな拍手が鳴り響いた。
335
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/19(木) 00:42:27 ID:MEauHY6s
「お疲れー!! いやぁ、やっぱりエモいわこの話。特に高咲くんが過去のトラウマ話すところなんて……どうしたの、えらく顔が赤いけど」
しずく「えっ!? あ、ぁあ、お、終わったらホッとして、なんだか暑くて!」
「そう? まぁいいや、この後すぐに講評だよ、いこつまか」
侑「……」
しずく「……ばか」
侑「ごめんね」
★★★
336
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/19(木) 00:47:18 ID:MEauHY6s
★★★
侑「もう、自分の気持ちに嘘はつけない」
しずく「先輩? ……きゃっ!」
侑「これからも一緒に、いてくれるか?」
しずく「……はい」
これで終わりだ。
もう私達は、姿が見えなくなる瞬間にキスをするフリをすれば──
侑「──好きだ」
しずく「え、んっ……」
──声を出さなかったしずくは偉い。そのおかげで、審査員にも何もバレてはいない。
だけど今思えばとんでもない暴走だ。
完全に、不意をついてキスをした。おまけに告白もした。
……まあまあひどい先輩かな。
しずく「……ばか」
侑「ごめんね」
でも私は悪くない。
君が可愛いのが、悪いんだ。
★★★
337
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/19(木) 00:48:03 ID:MEauHY6s
今回はここまで。
ようやく次の更新で普通にイチャつくだけの内容に移ります。
338
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/19(木) 10:38:48 ID:Ux/dDp8g
>>335
,336は誤字やダブりが入ったのかな
339
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/20(金) 00:18:39 ID:lC28SO.M
★★★
「皆さんお疲れさまでした。各校とても素晴らしい劇をありがとうございます」
「それでは選考に──」
★★★
各校に、順番に感想を伝えられていく。
良いところ、悪いところ。
ズバッと一蹴されるところもあれば、よく褒められるところもある。
「虹ヶ咲学園……さん、ですね」
「これは〜……そうね。ライトノベルのような展開……と思っていたところにそれを忘れさせてくるシリアスでメリハリがかなりついていたと思います」
「それとびっくりしたのはね、最初は女の子のフリしてた男子。あれすごいね、私も最初わからなかった」
「普通に女の子かとおもっちゃった」
340
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/20(金) 00:30:33 ID:lC28SO.M
侑「あ、ありがとうございます」
なんだかちょっぴり複雑な気持ちだ……。
「でも最後はね、やりたいことはわかるけど。もっとわかりやすくしてもよかったかもね、ここで終わりです! っていう感じで」
「音もなく照明が落ちて幕閉じると微妙な間が産まれてしまうから」
341
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/20(金) 00:34:29 ID:lC28SO.M
★★★
それから。
脚本賞や、優秀賞の発表。
複数の学校がそこに選ばれて……。
「で、うちだもんなぁ」
演劇部先輩が最優秀賞の表彰状をまじまじと見つめていた。
「みんな頑張ってたもんね。よし! これから打ち上げだっー!」
部員たちは最優秀賞の雰囲気にそわそわして気が落ち着かないようだった。
私達は……。
また、別の理由で、落ち着けなかった。
342
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/20(金) 00:39:45 ID:lC28SO.M
しずく「……」
侑「……」
みんながいる前じゃ話せない。
手も繋げない。
しずく「……」
しずくがポチポチとスマホを操作し、私のスマホが震える。
一言の、ラインのメッセージ。
『約束、覚えてますか?』
私はそれに、
『当たり前だよ』
と返して。
『僕もしずくのことが好きだ』
そう、口には出せない告白をした。
しずくが私の顔を見て、指を動かせた。
『これからも、よろしくおねがいします』
こうして、静かに私達は結ばれた。
誰に知られることもなく、ひっそりと……。
343
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/20(金) 00:40:07 ID:lC28SO.M
また明日に。
344
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/20(金) 22:46:29 ID:uvMUsE/w
jΣミイ˶
345
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/23(月) 16:01:10 ID:umRA5paI
★★★
打ち上げは楽しかったけれど、今の私はしずくと話したかった。
それはしずくも同じだったようで、打ち上げが終わった後、二人は自ずと集まった。
侑「電車の時間とか大丈夫?」
しずく「はい、まだ大丈夫です」
346
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/23(月) 16:45:39 ID:umRA5paI
しずく「……先輩、劇の最後に言ったあれって」
侑「……他の人に聞こえても、違和感はないかなって思ったから」
しずく「……だめです」
侑「え? だめ、って?」
しずく「そんな、ちょっと誤魔化しの含まれた言葉じゃ、嫌です」
侑「……というと」
しずく「……ちゃんと、舞台の上の先輩じゃなくて」
しずく「今、目の前の先輩に好きって言って欲しいんです」
347
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/24(火) 08:38:51 ID:sQ4lbHuM
意外と欲張りな子だ。
だけどそれくらいのほうが可愛気があって私も好きだ。
侑「好きだよ」
しずく「……」
侑「あれ、だめだった?」
しずく「……いえ。思ったよりも、効いちゃうなぁ、と思って……」
348
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/24(火) 08:47:58 ID:sQ4lbHuM
侑「……へぇ」
顔を背けるから覗き込む。
侑「それなら、僕にもちゃんと言ってほしいな」
しずく「……私も」
しずく「私も、先輩の事が……好きです」
侑「ありがとっ」
これからどんな想い出を増やしていこうか。
侑「とりあえずデートしたいな、二人きりでお出かけ」
しずく「私もしたいです、先輩と……デート」
349
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/26(木) 12:49:10 ID:Zx1zrRLo
良き
350
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/26(木) 18:46:43 ID:NhsA5Dy6
土曜日に再開
351
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/26(木) 20:40:27 ID:aMj.ghss
期待
352
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/28(土) 14:35:40 ID:u3SBNaDk
しずく編は過去一のどすけべ期待してる
353
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/30(月) 06:44:46 ID:/4wOzwCY
少しお待ちを。今週中には再開できます
354
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/30(月) 20:28:23 ID:kalSiJc2
期待してる
355
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/30(月) 21:51:22 ID:cRvjG8X.
期待しながら待機してる
356
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/31(火) 00:01:57 ID:O7LKYak6
★★★
少し時間は飛び、もう寒い季節。
しずく「先輩、おはようございます」
侑「おはよう、しずく」
今日は約束したデートの日。
行きたいところはもう決まっていた。
侑「水族館に行くのも久しぶりかも、僕」
しずく「わたしもです。だから今日はとっても楽しみでした!」
357
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/31(火) 00:15:50 ID:O7LKYak6
しずくだけ都合上エッチはゴム無しです。
また明日に。
358
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/31(火) 01:59:00 ID:v/c71Hks
>>357
やったぜ
359
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/31(火) 02:27:55 ID:ZI8B0Dkc
ゴム無しか、最高ですね。
360
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/31(火) 21:33:49 ID:GJ4.8Whc
やったぜ
361
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/03(金) 00:07:42 ID:LRMW0/Zk
金曜夜から、しずく√集中です。
362
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/03(金) 21:22:49 ID:bWMMu4NE
期待
363
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/03(金) 21:24:10 ID:bWMMu4NE
たのしみ
364
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/04(土) 01:49:50 ID:vzrehltw
定番といえば定番のデートスポットだ。
それに私自身が水族館にくるしずくを見てみたかった。
似合いそうじゃない?
しずく「先輩、はやくはいりましょう!」
侑「そうだね、そうしよう」
365
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/04(土) 09:37:34 ID:vzrehltw
本当に申し訳ないんですが、いまどうしても忙しく時間が取れません。飽きたとかモチベが無いというわけではありませんので。
366
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/04(土) 11:21:33 ID:7au.ZMtY
>>365
何を言ってるんですか、誰もそんな事
思ってないですよ、読者の事を気にせず
UP主さんは自分の事を優先してください。
367
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/04(土) 11:22:24 ID:7au.ZMtY
>>365
何を言ってるんですか、誰もそんな事
思ってないですよ、読者の事を気にせず
UP主さんは自分の事を優先してください。
368
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/04(土) 11:38:35 ID:EDug9JGw
まってるわ
369
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/04(土) 12:17:52 ID:GRZv/dGE
いちいちいつ更新とか言わなきゃいいのに
370
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/04(土) 21:29:37 ID:fEpH6hS2
主が書きたいときにあげるのが一番
俺ら読者は気にせず主のペースでいいですよ!
忙しいなら無理せず、健康第一ですからね
371
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/05(日) 00:46:39 ID:WCp1yf6o
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:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/06(月) 16:35:18 ID:CMKR3RmE
水族館は会話が無くなる事が少ない。
見るものが多いからと言うのもあるけれど、良いことだった。なにせデート中に沈黙が続くなんて嫌だしね。
しずく「先輩、みてください。ペンギンが!」
透明なトンネルのような水槽で、真上をペンギンが泳いでいる。それがまるで空を飛んでいるように見えてロマンチックだった。
しずく「可愛いですね! 先輩っ」
子供みたいにきゃっきゃっとはしゃぐしずくの方が可愛いと言いたい。
私の腕を掴んでいて、その仕草も小さい子供のそれだった。
373
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/09(木) 08:24:26 ID:JoZvQZHw
うんうん、可愛い。
非常に可愛い。
侑「……」
エッチなことして〜〜〜。
侑(こういう子の乱れる姿すんごい見たい……)
いかん、欲望が悪い方向に向かってるぞ。
374
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/10(金) 08:49:46 ID:pxkIIzWE
そうだ、よく考えてみてよ。
私としずく、付き合いだしてまだ3日くらいだよ?
それなのにいきなりそんな事を要求するなんて……。
悪魔侑『ぐへへ何いい子ぶってるのさ』
な……私の心の悪魔が!
悪魔侑『ヤッちまえよ!』
そ、そんな囁きには……きっと私の心の天使は……
天使侑『ヤッちまえよ!』
なるほどね。
そうか。下心全開か私は。
375
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/10(金) 08:51:40 ID:pxkIIzWE
しずく「先輩?」
侑「あっ、ぅ、うん……」
しずく「……もしかして、あんまり楽しく、ないですか……?」
侑「ち、ちがうよ! そんなわけない」
しずく「……」
侑「う……」
しずく「私は、先輩がしたいこともしたいです。……もう私達、恋人同士なんですよ? 何でも言ってみてください」
侑「しずく……」
376
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/10(金) 08:59:54 ID:pxkIIzWE
侑「……そっか」
侑「じゃあ、しずく……今日夜、家に来てほしいんだけど……」
しずく「はい。……それだけでいいんですか?」
侑「いや……その」
侑「……ちょっと、これは分かってほしいな……」
しずく「……」
しずく「……! せ、先輩……」
侑「……」
しずく「……先輩が、良いなら……私も……」
377
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/10(金) 21:48:51 ID:i/jBkIoY
もうエロい
378
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/11(土) 02:27:14 ID:uEDut4eU
作者さんが都合上ゴム無しと言ってたけど
妊娠フラグかな、今回の更新見てると
突然で用意出来ないかもだし。
379
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/13(月) 23:48:06 ID:jPmO/tZk
★★★
水族館デートは楽しかった。
食事も楽しかった。
一緒に歩くだけで、楽しかった。
だけど今日は、それだけでは終わりにはできなかった。
場所は私の部屋。
両親は都合よく二人だけで出掛けていて、今夜は帰ってこないそうだ。
いや、そんな日だからこそ、私は絶好の好機だと思ったのかもしれない。
ベッドに腰掛けるしずくも、これからすることに緊張を隠せていなかった。
380
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/13(月) 23:51:55 ID:jPmO/tZk
侑「緊張してる?」
しずく「は、はい……だって、こんなこと、私……初めてで……」
その一言にムラっと来てしまう。
何も未経験の子の初体験を頂けるのは、いろいろと経験してきた私にとっても……。
……いろいろと経験してきた……?
侑(あれ、私……何考えて……)
なぜだかわからないけれど。
私は今、『初めてエッチができるから』ではなくて。
『しずくとヤれる』と言うことに興奮を覚えていた。
381
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/14(火) 00:00:37 ID:2qvfixnw
璃奈や栞子だって何もかも未経験だったでしょ…?
382
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/14(火) 00:04:00 ID:Y0D1A6fw
まぁいい……。
とにもかくにも……はやくしたい。
侑「しずく、こっちみて」
しずく「せんぱ、ん……っ!」
不意に唇を奪う。
上唇を食むように、しずくを味わう。
生暖かいしずくの舌が心地いい。
一生懸命に舌を絡ませてくる姿にまた興奮した。
侑「可愛いね……」
しずく「先輩っ、ぁっ……!」
首筋にキスしながらベッドに押し倒す。スカートから覗くふとももを撫でながら、お尻の方へとあげていく。
侑(やっぱりイメージよりもおしり大きく感じるんだよな……)
大きくてムッチリというより、ハリがあるというか。
なんにせよ素晴らしい触り心地のお尻だ。むしゃぶりつきたい。
侑「服、しわだらけになっちゃうね。脱いじゃおうか……」
しずくが脱ぎやすい空気を作るために、先に私の方から脱いでいき、パンツ一丁に。
しずくも恥ずかしがりながらも、ブラとパンツを残した、下着だけに。
侑「ほら、おいで。しずく」
あぐらを私の膝の上に来るように呼ぶ。
しずく「こ、こうですか……?」
真正面から抱き合う格好で、しずくの胸があたる。
侑「ん……」
その体制のまま、再びしずくとのディープキス。
しずくのお尻を揉みながら、しっかりと堪能する。
383
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/14(火) 00:11:47 ID:Y0D1A6fw
しずく「ん、ふ、んん……」
しずくもキスに夢中になっていた。
その隙にブラホックを外す。
しずくが気付いた時に、私の目前には中々のサイズの胸があらわになっていた。
しずく(あ……先輩に、みられちゃった……私の……!)
侑「綺麗な乳首だね」
しずく「あっ、ん……!」
赤ん坊のように乳首に吸い付く。
舌先でチロチロと乳首をいじくりながら。
身をよじらせるしずくの、下半身──下の大事な所の割れ目を下着越しに指でなぞる。
次第にしずくの声が甘い吐息に変わっていく。
普段よりも、わずかに高く、『女の子』の声から『女』の声に。
384
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/14(火) 00:21:06 ID:Y0D1A6fw
不意に耳に熱い息がかかる。
それを息だけじゃなく、声も混ざり始めて……。
抱きついてきたしずくが耳元で囁く。
しずく「先輩……もっとしてください……」
侑「ふふ……下、脱いじゃおうか」
下もなくなり、産まれたままの姿になったしずく。
年頃としては当たり前くらいに、陰毛も生えていた。けれど伸びっぱなしではなくて、きちんと手入れがされている様子が見えた。
侑「……どうしてほしい?」
しずく「っ……もっと、触って欲しいです……」
侑「じゃあ、ご要望にお答えして……」
キスをしながら、クリトリスをいじる。
甘いキスをしながら軽く甘イキさせる。
少しだけ痺れる快感がしずくを襲う。
しずく「はぁっ、ぁぁ、ん……っ……!」
侑「ちょっと感じやすいね、可愛いね……」
しずくの潤んだ瞳は
385
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/14(火) 00:31:11 ID:Y0D1A6fw
しずくの潤んだ瞳は、私の下半身を見ていた。
当然、私の息子もギンギンだ。
侑「……しずく、気になる?」
しずく「は、はい……」
そうかそうか、と私は立ち上がって、へたり込んでいるしずくの顔あたりにちょうど腰が来るようにして。
頭を引き寄せてパンツ越しのソレを顔に押し付けた。
★★★
しずく「あ……」
先輩の大きくなっているモノが、このパンツの下に。
パンツ越しからでもニオイが漂う。
蒸れた濃いニオイ。どくんどくんと、脈を打っている。
しずく(……あ……うそ……)
そんな一見すればヘンタイ地味たことなのに。
濡れてしまった事に気づいた。
先輩のフェロモンに負けてしまったかのように。
侑「パンツ、おろして」
言われるがままに、私は先輩のパンツを下におろした。
そうすれば当然、隠されていたものが見えるようになるわけで……。
しずく「あ、ぁ……」
びたんっ、と私の顔面にまるで叩きつけられたようだった。
もう何にも守られていない先輩の固くなったソレが、顔の上に乗っていた。
さっきよりも更にニオイが濃くなって、頭がクラクラとしてきた。
386
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/14(火) 00:36:26 ID:Y0D1A6fw
侑「っ、好きなようになめてみてよ」
しずく「ふぁ、い……」
根本から、吸い付くように。
フェラチオを始めていった。
舐めながらわかった。
私……こういうことが、してみたかったのかもしれないって……。
口の中に広がる生臭さは、興奮するためのスパイスになっていた。
しずく(あぁ……初めてが先輩でよかった……)
侑「ぅ、ふぅ……上手だよっ、ぁぁきもちっ、ぃ……」
387
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/14(火) 00:36:48 ID:Y0D1A6fw
今回はここまで。
また明日に。
388
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/14(火) 03:20:14 ID:mVXYOQJc
更新ありがとうございました。
389
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/14(火) 23:59:14 ID:Y0D1A6fw
褒められると嬉しくなってしまう。
こんなにエッチなことなのに。
しずく「ほ、ほんとうですか? 私、ちゃんと出来てますか……?」
侑「うん、すごい良いよ、気持ちいい……」
しずく「……じゃあっ、もっとがんばります」
★★★
一生懸命にフェラチオをしてくれる。
清楚系の子にこんなもの咥えさせて、あまつさえ気持ちよくさせるなんて、どれだけ贅沢なことなんだろう。
侑(たまらないね……)
一種の性癖のようなものなのだろうか?
侑「……っ、ふぅ……しずく、交代しよっか」
390
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/15(水) 00:14:24 ID:AEB2b53Q
舐めてもらったのだから、こっちも舐め返し。
ベッドに腰掛けさせて、私は降りてしずくの股の間に。
しずく「あ、あの先輩……私の、変な形とか色じゃないですか……?」
侑「綺麗な色と形だよ」
ぴっちりと閉じたその割れ目に舌を這わせる。
舐められた感触に驚いたのか、しずくは「ひゃんっ!」と声を上げた。
侑「可愛い反応……」
しずく「こ、こんなの可愛くなんて、ぁっあ……」
うっすらしょっぱい味。
クリトリスに吸い付きながら、割れ目の先にも舌を侵入させる。
391
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/15(水) 00:24:56 ID:AEB2b53Q
しずく「せっ、先輩っ、そこ……はぁ……!」
侑「気持ちいいでしょ? クリイキ、癖になっちゃえ」
しずく「ぁぁっっはっ……!」
ぎゅっ、としずくの太ももに顔を挟まれる。
……良い。これもっとしてほしい。
しずく「はぁっ、はぁ……」
侑「ふふ……もう準備は大丈夫そうかな」
唾液ではないものが、しずくから溢れていた。
侑「ね、しずく。いれていい?」
しずく「は、ふぁい……」
★★★
侑「ね、しずく。いれていい?」
ドキッとした。
そのことを許可すれば、私はついに処女じゃ無くなってしまうから。
しずく「は、ふぁい……」
先輩には完璧にリードされっぱなし。
でもなんだかそれが頼もしくて。
私の知らない先輩を知ることができて……嬉しくも思う。
くちゅりと、先輩のものが私にあてがわれる。
しずく「あ……先輩、避妊具、とか……」
侑「……ごめん。しずくとエッチできることに興奮して、買うの忘れちゃってたんだ。……ちゃんと外に出すから」
しずく「そ、それなら……」
私とのエッチにそんなに興奮してくれたのかと、咎める気もなくなってしまった。
我ながら単純だと思った。
392
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/15(水) 00:28:06 ID:AEB2b53Q
そしてついに、私の中に先輩が入ってきた。
侑「ふぅ、ぅ……」
しずく「あっ……!」
じわりと痛み。
けれど先輩のものが入っていることに興奮してしまって、それも対して気にならなかった。
侑「痛くない?」
しずく「は、はい……でも、キスしてほしい、です……」
侑「ん……」
しずく「ぁ、んむ……」
あぁどうしよう……私、本当に先輩とセックスしちゃってるんだ……。
侑「うごくね……」
393
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/15(水) 00:36:48 ID:AEB2b53Q
抜き差し抜き差し、その行為が快感に直接つながるわけじゃないけれど。
脳がソレを快感と捉えて、私の体は敏感になる。
しずく「はぁっ、ぁぁ、ぁ……」
侑「しずく、可愛いよ」
しずく「ぁっ……先輩……」
頬に手を添えられて、甘い言葉をかけてくれる。
それだけで蕩けそうになる。頭がポッーとして、うまく物事を考えられなくなる。
しずく「先輩……先輩……♡」
自然と先輩の背に腕を回して抱きつく。
先輩とそれに応えてくれて、キスをしてくれる。
★★★
しずく「先輩……先輩……♡」
蕩けきった顔のしずく。
初めてなのに、これだけハマりこむ片鱗が見えるのは、私としても非常に興奮してしまう。
キスをしてあげると、徐々に足を腰に回してしがみついてくる。わかってやっているのか、無意識にやっているのか。
侑「しずく……今度さ、学校サボって一日中エッチしない?」
しずく「え……? サボるん、ですか……?」
侑「……今日みたいにさ、親がいないとできないし。こんな日はそうそうないからさ……僕の親が仕事で丸一日家にいない日が、平日にたまたまあるんだけど」
394
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/15(水) 00:41:31 ID:AEB2b53Q
侑「しずくは、仮病で学校休んで、親が仕事に行くのを見届けて……そのあと、学校に風邪で休む事を伝えた僕がしずくの家に行く……どう?」
しずく「……」
しずく(一日中……先輩とセックス……)
しずく「……何曜日、ですか……?」
侑「金曜日」
しずく(……あと5日もあるんだ……)
侑「だめかな?」
しずく「……いえ……私も……そうしたい、です」
しずくの瞳の奥にハートマークが見えた気がした。
しずく「先輩……わたしも金曜日、楽しみにしてます……♡」
395
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/15(水) 00:41:49 ID:AEB2b53Q
今回はここまで。
また明日に。
396
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/15(水) 05:00:17 ID:u8RjbfXg
うひー たまらん
397
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/15(水) 13:45:06 ID:z9sU2jIc
侑がしずくの家に行くよりしずくが侑の家に行く方が自然じゃない?親が丸一日いないのは侑だし
398
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/15(水) 15:17:41 ID:aJL8Gw0Q
でもヘロヘロのしずくちゃんを鎌倉まで一人で帰すのひどくない?
彼女をヤるために呼んでヤり終わったら帰すんかい
399
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/15(水) 18:04:42 ID:LEDB/4eI
侑の部屋に呼んで歩夢に声を聞かせるのはせつ菜の時にやるんじゃないか
400
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/17(金) 00:28:29 ID:0NEYA8Mw
侑「ふふ……でも、とりあえず今日、もっとたくさん……」
しずく「あっ、ぁぁ……っ」
しずくの中はトロトロになっていた。初めてだというのに適応が早い。
というより、私のものも受け入れる事が早いのか。
侑「っ、っふっ……」
一度完全に引き抜くと、愛液がしずくと繋がっていた所と、私のモノのつなぐ架け橋のように伝っていた。
侑「しずく、膝ついてお尻こっちに向けて」
しずく「こ、こうですか……?」
侑「そうそう……」
401
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/17(金) 00:41:56 ID:0NEYA8Mw
私ってお尻フェチなのかなとは思う。
大きい方がセンシティブだし、うん。
エッチだと思う。
侑「よい、しょ……っ」
しずく「ふぁっ……!」
私の鼠径部があるあたりがしずくのお尻で隠される。
ちょっとでいじわるしちゃおう、そう考えた私は、腰とお尻がぶつかる音を、わざと大きめに出した。
しずく「せ、先輩っ……これっ、音が……」
侑「しずくのお尻が大きいからだね、これは……」
しずく「そ、そんなっ、ぁっ……!」
バッグというのも女性サイドは恥ずかしいものだろう。まるで犬の交尾みたいだし、されるがままの体制も少し恥ずかしいだろう。
侑「しずく汗びっしょり……ふふ」
しずく「ひゃあっ!?」
うなじから背中に伝う汗を舐め取る。少ししょっばい。
侑「ほらっ、こっちも集中!」
しずく「先輩っ、ぁっぁあっっ……!」
★★★
ずっと背中に電流が走っているみたいだった。
気持ちよくて、どういう理屈で感じてしまうのかはわからないけれど。
セックスってこんなに気持ちいいものだったんだ。
しずく(こんなに……気持ちいいんだ……♡)
どうしてこんなに良いこと、みんなしないんだろう。
……相手がいないから?
しずく(あぁ、いや──)
私の場合は、そうか。
先輩が大好きだから……そんな人とのだから……こんなにも満たされるんだ。
402
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/17(金) 00:46:47 ID:0NEYA8Mw
そりゃあ幸せな気持ちにもなるよ。
しずく「はぁぁっ、だめっ♡ 先輩っ、わたしっ、ぁあっぁ……!」
侑「イキそう? いいよっ、イっちゃえ……」
しずく「〜〜〜ッ♡」
先輩が耳を甘噛。それと同時に下半身が軽くなり、甘い快感に酔いしれる。
侑(Gスポットこの子感じやすいなぁ……ふふ、エッチじゃん)
しずく「はぁッー、はぁっ〜……♡」
大きく息を吸う。思ったよりも、イクのは体力を消費してしまう。
403
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/17(金) 00:49:56 ID:0NEYA8Mw
日曜日か月曜にはせつ菜というか、菜々√始めたいですね、ちょっと長くなりましたし。しずくは今回と次の学校サボりセックスで終わりです。
今回はここまで。
404
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/17(金) 01:06:11 ID:sSo2jhKQ
SM期待
405
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/17(金) 02:15:48 ID:K.A2z4Us
後はサボリセックスと後日談ですかね、天候が
不安定なので体調を崩さないで下さい。
406
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/17(金) 04:12:12 ID:IfrFOP9s
早くしず子で抜きてえ…
407
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/18(土) 22:34:31 ID:Lr02geR2
お察しかもですが今回の侑くんはチャラめです。
408
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/19(日) 00:17:38 ID:TJKirbnM
侑「気持ちよかった?」
しずく「は、はい……すごく……」
侑「良かった……じゃあ、次は僕も気持ちよくしてもらおうかなっ、と……!」
しずく「ふぁ……!」
うつ伏せから、基本の正常位に。
先輩のはまだまだガチガチで、イったばかりの私の体の中に再び侵入してくる。
すごく固くて、大きくて……根本まで入ると、その圧迫感が凄まじい。
私の中に入ってきているという実感が、良く伝わってくる。
409
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/19(日) 00:54:43 ID:TJKirbnM
しずく「先輩は、きもちいいん、ですか……?」
侑「うん……しずくの中、ずっといれていたいくらいだよ」
私の体で気持ちよくなってくれている。
それが私の心をさらに昂らせる。
侑「ぁむ……」
しずく「んっ……!」
舌を絡ませるキス。
こんなにエッチなのにきもちいい。
いや、もしかしてエッチなことは、全部気持ちいいのかな……。
侑「ぁ〜っ、出そう……お腹の上にだすよ……」
先輩の腰の動きが早くなる。
しずく「ふぁい……だしてっ、先輩……!」
侑「ぁっ、イくイクっ、ぅっ……!」
ニュポンッ! と粘り気のある音のあと、ほんの少し自分の手でしごいて射精していた。
お腹の上に、温かいドロリとしたものがかけられる。
しずく(すごい……精液、熱い……)
おちんちんもすごく熱くて、びくびくと余韻のように震えている。
侑「ふぅ……気持ちよかったね、しずく」
しずく「はい、先輩……」
とても心がふわふわしていた。
先輩と、一線を越えたこの日は、私にとってかけがえのない時になった。
★★★
410
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/19(日) 01:06:58 ID:TJKirbnM
そんな日から、翌日。
また一週間が始まる。でもこの一週間は、今までよりも長く感じそう。
しずく(金曜日……先輩と一日中……)
想像したら、その事しか考えなくなりそうだったから無理やりかき消す。
しずく「今は勉学に集中、集中……」
★★★
──したいのに。
しずく「ぁっ、先輩っ、だめです、こんな学校でっ、ぁ……」
侑「大丈夫、誰も来ないからここ……」
一体何のつもりなのか、お昼やすみ、別棟の一通りの少ない廊下で……大事なところを指でいじられていた。
俗に言う……手マンっていうやつなのかな……。
しずく「先輩っ、だめっ……!」
侑「でもしずくのここ、もう指すんなり入るくらいトロトロだよ?」
しずく「そ、それは……ぁっ、ん……!」
キスで口をふさがれる。
学校でこんな事、絶対イケないことなのに……。
しずく(あっ、だめっ、イクッ、イくぅ……っ!)
キスされたまま達してしまう。
先輩の身体にしがみついて、へたり込みそうになるの防いだ。
侑「あーあ……学校でイッちゃった」
しずく「せ、先輩が……こんなことするから……」
侑「しょうがないよ。だってしずくが可愛いから、いじめたくなっちゃうんだよ」
しずく「か、可愛いからって、ぁんっ……!」
侑「まだ時間あるから、もう一回くらいイこっか」
しずく「せっ、んぱいっ、ぃあぁあっ……!」
結局、お昼休みだけで3回も先輩にイかされてしまった。
……でも、気持ちよかったから……強くは咎められなかった。
411
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/19(日) 01:15:31 ID:TJKirbnM
しずく「……えっち」
そう言うと、先輩は「しずくだからしたくなっちゃうんだよ」と言った。
それもなんだか悪くないかも、なんて考えてしまった。
でも先輩、私がお返しにとフェラチオをしようかと提案しても断ったけど……。
しずく「なんでだろう……」
412
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/21(火) 08:14:01 ID:0OqNwwrU
その時の先輩は、どこか悪い顔をしていた。なにかを企む、意地悪な顔。
★★★
火曜日も先輩は私にいじわるをしてきた。
お昼休み、体育館の用具入れで……。
しずく「せ、先輩……こんなところでっ……」
侑「嫌なら嫌って言ってね。絶対止めるから……」
そう言いながら先輩は私の大切な女の子の部分に唇を当てる。
413
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/22(水) 18:49:34 ID:92/lFetI
侑「ちょっとしょっぱいね」
しずく「だ、だって、それは……」
侑「僕は嫌じゃないからいいけどね」
チロチロとクリトリスを舌先で舐められる。
しずく(あ……だめ……)
学校でこんなこと絶対いけないのに、気持ちよくなることに抵抗ができない。
侑「人こないだろうから、声出してもいいよ……」
しずく「せんぱっ、ぁっ……!」
簡単にイかされてしまう。
私の体が変わってしまったのか、先輩が上手なのか……。
414
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/24(金) 01:22:12 ID:Lk47njeE
鞠莉√ってアフターあったっけ?
まだ見てなかったやつ結構あって遡ってるんだけど
415
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/24(金) 13:43:21 ID:7PsouQug
鞠莉は確かアフター書いてません。
416
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/24(金) 17:03:06 ID:7PsouQug
しずく「先輩……」
こんなにいじわるされたら、嫌でも──嫌じゃないけど──昂ってしまう。
午後からの授業、集中できるのかな……。
★★★
水曜日も、先輩にたくさんいじわるをされました。
その日はただひたすら、キスをされた。舌を絡ませて、でもソレ以外はしてくれなくて。
触って欲しい……そう思ったけれど、恥ずかしくて口にはできなかった。
その日の夜は、気持ちを抑えられなくて一人で自慰行為に走ってしまった。
417
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/27(月) 23:20:21 ID:ZuqO5wKQ
日曜の深夜に再開して一気に駆け抜けます。
本当のことを言うと小説家になろうに投稿したものが結構ランキングに残ってて、そちらにモチベが持っていかれていました。
こっち何もしないのもなんだかそれもモヤモヤするので、いい加減そろそろ。
418
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/28(火) 01:09:33 ID:C6Kk47kU
あの界隈、文章がアレな感じでも結構コミック化とかしてるみたいだし運が良ければ色々いけるかもね
419
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/28(火) 04:36:12 ID:dgIL.mGU
このシリーズにこちゃんから追いかけてるけどある意味嬉しい報告、頑張ってください
420
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/28(火) 07:08:24 ID:Cblm9nPc
ジャンル別で日間6位くらいまではいけたんで、もしかしてがあるかもとなってましたね。今ではもうすんごい下がってしまいましたけど。今までにないくらいこっちが手付かずになってました。
421
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/28(火) 08:32:56 ID:21kj6tDA
すごいね
商業作家も目指せるんとちゃうか
422
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/03(日) 00:37:52 ID:jO/dvciY
明日再開。
423
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/03(日) 00:54:01 ID:exDnCL76
楽しみ
424
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/03(日) 23:29:18 ID:jO/dvciY
木曜日は……。
しずく「せっ、せんぱいっ、お願いっ、イかせてくださっ、あっぁ……!」
侑「だーめ……」
シックスナインの体制を取り、先輩が私の限界ギリギリで愛撫を止めてイかせてくれない。
それに……。
しずく「先輩……私、いっぱい舐めますよ……?」
侑「ううん、だめ。しずくは今日見てるだけ」
顔に触れそうなほど近くにある先輩のおちんちん。私の顔ほどもある、あまりにも大きすぎて……こんなに濃い臭いがして……。
しずく「すぅ〜……ふぅ〜……♡」
鼻に突き抜ける
425
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/03(日) 23:42:31 ID:jO/dvciY
鼻に突き抜ける濃い臭いでくらくらする。
はやく……明日になってほしい……。
早く、はやく……♡
★★★
しずく「……え? 今日から?」
しずくママ「ごめんねぇ、ちょっと急だけど出張というか、他県まで行かないといけなくて……朝も自分で鍵閉めて行ってくれる?」
しずく「……うん。大丈夫だよ」
426
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/04(月) 00:41:25 ID:0axbX0tE
★★★
翌日。
侑「あ、すみません。高咲です……はい、あの、実は体調が悪くて……はい、ちょっと休ませてもらいたくて。……はい、親はもう仕事に行っちゃってて……はい」
侑「……ありがとうございます」
★★★
しずく「あっ、先生……はい、桜坂です、けほっけほ……はい、風邪を引いてしまって。はい、今日はおやすみさせていただきたくて……はい。すみません、ありがとうございます……」
★★★
侑「さて、行こうかな……もう登校してる人もいないだろうし」
午前9時、しずくの家に向かうことにしよう。
着替えを済ませて、財布とか携帯を持って。
ゴムは……いいか……。
学校をサボって平日の外を出歩くのはなかなかに背徳感があった。世間から見れば大した悪事なんかじゃあないけれど、それだけで私には非日常だった。
427
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/04(月) 01:32:01 ID:0axbX0tE
そして移動するしてしばらく。
私はしずくの家の前まで来た。
押す必要はなかったかもしれないけれど、一応インターホンを鳴らした。するとすぐに鍵が空いた。
しずく「おはようございます、先輩……」
侑「うん、おはようしずく。……上手くごまかせた?」
しずく「はい……それに」
侑「それに?」
しずく「実は私の親も……今日は帰らないみたいで……だから、先輩……」
そう言ってしずくは自身のロングスカートをたくし上げた。
既に下着が濡れて、股から太ももへ愛液が伝っていた。
しずく「今日は……ずっと、一緒に……♡」
侑「……もちろん。後輩のお願い、彼女のお願いは、叶えてあげないとね」
428
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/04(月) 01:54:15 ID:0axbX0tE
しずくの部屋に入るなり、しずくは私に抱きついてきた。
物欲しそうな目で、潤んだ瞳で。
しずく「先輩、わたしっ、もう待てません……!」
そう言って品性のかけらもないキスをする。
私の唾液が、まるで数日間彷徨い続けた砂漠で見つけた、オアシスの水のように求めていた。
私もそれに応えてたくさん飲ませてあげる。
429
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/05(火) 08:31:04 ID:nNV5Humk
しずく「んぐっ、ん、む……」
侑「もっと舌だして……」
しずく「ぇぁ……」
舌と舌がシャルウィダンス。
口内はまるで舞踏会だ、いや、ダンスホールかもしれない。だってそれは、華麗なものではなく。
踊り狂っているから。
しずく「せんぱいっ、せんぱっ、ぁうっ、ぁっ……!」
ビクビクっと体が震えるしずく。
まさかとは思うけれど。
侑「……キスだけでイッた?」
しずく「はぁっ、は、はひ……♡」
430
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/05(火) 13:13:54 ID:bxaDBSmI
謎の描写やめろ
シャルウィダンス云々はなろう系やラノベの悪い(痛い)所の凝縮だぞ
本当やめとけ
ギャグにしか見えない
431
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/05(火) 13:21:38 ID:UFSZf9ag
失望しました
某所でこういう書き方しててランキング残って注目集めたのなら、それは良い意味ではなく悪い意味で注目を浴びたのでしょう
432
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/05(火) 13:22:55 ID:TTtFt6Tw
変なのわいてるけど無視でええよ
433
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/05(火) 15:44:46 ID:nNV5Humk
背筋に電気が走ったような錯覚。
私も人のことを言えたもんじゃない。けれど、それは同時にやる気にも繋がった。
キスだけでこれなら、さらに事が進んだら、この子はどうなってしまうんだろうって。
侑「本当に可愛いねしずくは……」
しずく「はっっ、はぅっ、はぁ……!」
チュクチュクと音がなる。
私がしずくの、もう待ちきれない様子の恥部を少し強めに弄ったから。
指への締め付けも半端ではなくて、気をつけないと挿れた後すぐに出そうだ。
侑「よいしょ……ほら見てしずく。こんなところまで入るんだよ?」
入り口の上から、私も私でカウパー全開のそれを押し当てる。
おへそのあたりまで届きそうだ。
しずく「はやくっ、はやくぅ……♡」
侑「ふふ……」
──この一週間焦らしたかいがあったってものだね。
434
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/05(火) 17:08:07 ID:nNV5Humk
つぷつぷとした柔らかくて、熱い粘液の肉の壁を突き抜けていく。
そのヒダの一つ一つが、亀頭にねっとりと絡みついてくる。絶対に離さないとでも言うように。
しずく「あっっ! はっ、はぁっ〜……♡」
臍の下までたどり着いたモノに吸い付いてくる。
生の刺激はやっぱりすごい。下半身から全身に喜びが回っていく。
侑(あっ〜きもち……)
形に慣らせるために、すぐには動かない。
文字通り私のモノの形にするために。
435
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/05(火) 18:54:56 ID:nNV5Humk
侑「ん……」
しずく「んむっ、んぐ……♡」
コツンコツンと奥をつつく。
気を抜けば私もすぐにやられそうだ。
しかし今日という日は長い。無理に我慢する必要も、無いのかもしれないけれど。
腰にしずくの足がやってくる。
無意識に足を組んできているようだ。
436
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/05(火) 18:55:57 ID:nNV5Humk
昔からこういう表現結構してた気もしますけど、目についたのならちょっと浮いていたんでしょうね。
また明日に。
437
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/06(水) 08:55:49 ID:6GOj.sxs
しずくの部屋には、結合部から響く湿っぽい音が残る。
しずくの声と、漏れる吐息。
今この場所は、私達にとって誰にも邪魔されない一番ステキな場所だった。
★★★
甘い甘い刺激が、歯の奥に響く。
そのせいでだらしなく口が開いてしまう。
しずく「はぁっ、はぁぅ、ァァぁぅあ……!」
先輩のながいソレは執拗に私の奥を攻め続ける。
だめ、それ以上はだめと思っていても、それを言葉にすることが出来ない。
だって、やめてほしくはないから。
438
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/07(木) 07:53:23 ID:NN0LbvcQ
体を起き上がらせて、先輩と対面座位。
私の胸も唇も押し付けて、その密着度の幸福感は計り知れない。
しずく「先輩……♡」
侑「あッ〜、マジで気持ちいい……」
普段は聞けない口調の先輩。
それさえも今の私には刺激的だった。
439
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/07(木) 14:56:32 ID:NN0LbvcQ
★★★
この湿っぽさも、ねっとりとした唾液とか、生暖かい吐息とか。
外から聞こえてくる、遠くで電車が走る音。
車の走る音。
散歩をしている人が連れている、犬の鳴き声。
猫の声。
それから聞こえるのは、ベッドの軋む音。
しずくから漏れる嬌声。
こんなに幸福感に溢れる事があるんだと。
侑「しずく……出そう、なんだけどさ」
しずく「は、ふぁい……」
喋りながらもキスはやめたくない様子。
侑「中に出してもいい?」
しずく「へ……でも、それはぁっぁ!?♡」
拒否されそうだったから奥を突いて阻止した。
侑「ね……お願い、しずく」
しずく「へ、へんぱい……いいですよ……♡」
言質を取った。
それならもう我慢も必要ない。
侑「ほらっ、ここっ! 今からここにだすからね……!」
しずく「ぅ゛っ、ぁっ……♡」
ポルチオをぐりぃっ、と刺激して、足がピンと張るしずく。たらりと、口元から涎が垂れて私の肩に落ちてきた。どうやら大分深くイッたらしい。
侑「ぅあっ、でるっ……!」
搾り取られるようだった。
奥に押し付けたまま、今日一回目の射精。
ほら、やっぱり。
生のほうが気持ちいい。
440
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/08(金) 08:41:41 ID:SbJDzcXE
★★★
10:40
しずく「あっ、はぁっ、あっ、せんぱっだめぅ、私またっ、ぁぁあっ……っ!」
侑「きっつ……しめすぎ、しずく。ちぎれそう」
その分、隙間なく絡みついてくる膣肉がたまらない。
侑「ほらっ、舌だして?」
しずく「あっ、ぇあ……♡」
イッたばかりのしずくにキス。
脳みそまで溶かす勢いだ、今日は。
441
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/08(金) 09:03:11 ID:SbJDzcXE
11:15
しずく「んっ♡ んむっ、あぇ……」
精液にまみれていてもお構いなしにフェラチオをしてくれる。喉奥にまでイカ臭いにおいが到達していることだろう。それを意に介さないくらい、しずくは私のモノに夢中になっていた。
そしてまた、しずくの口内に射精した。
★★★
12時。
さあこれから3回戦だ……と、意気込んでいたときだった、しずくのスマートフォンが鳴ったのは。
442
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/08(金) 15:22:03 ID:SbJDzcXE
侑「しずく、電話だよ」
しずく「んん……」
名残惜しそうに口から離して、スマホの画面を見ている。
しずく「もしもし、かすみさん?」
相手はどうやらかすみちゃんだったみたいだ。
しずく「うん……大丈夫だよ。全然、大したことなくて……ありがとう、ふふ。……璃奈さんと栞子さんも?」
侑「……」
しずく「うん……もう、心配性なんだから、栞子さっっ……!?」
通話中のしずくに不意打ちにキス。
反射的にスマホを顔から遠ざける。
キスの音が聞こえたらまずいとおもったのだろう。
443
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/08(金) 15:27:30 ID:SbJDzcXE
しずく「せっ、先輩っだめ……!」
侑「続けなよ、電話……」
しずく「……あっ! もしもし、ううん、なんでもなぁぁぅうっ♡」
後ろからバックの体制を取り根本まで挿れる。
しずく「うっ、ぁっ……っ! ごっ、ごめんねっ、ちょっと♡ お腹痛くなっちゃってっ、もうっ、きるっ、ね……♡」
そう告げて通話を切ったらしく、滑り落ちるようにベッドに。
侑「あ……」
しずく「先輩っ♡ だめっ、なんですからぁっ……!」
侑「……ごめんね、ちょっといじわるしたくなっちゃって」
そう言いながらも悪びれもせず、しずくのお尻に腰を打ち付ける。
素晴らしい制圧感と、尻肉の弾ける音が最高だった。
444
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/08(金) 15:54:08 ID:SbJDzcXE
しずく「イくっ♡ イきますっ、イクゥぅう……♡」
侑「僕もイくっっ……!」
思い切り腰を押し付けて奥に射精。
今日三度目の中出しに、もう私達の理性なんかは溶け切っていた。
しずく「は、ひ……♡ また、中……♡」
侑「まだまだやるよ……」
そう耳元で囁いて。
しずくのスマホを手に取り。
侑「……ま、今後もしずくと仲良くしてあげてね、みんな」
そう言い、「ちゃんと」通話を切った。
★★★
かすみ「しず子大丈夫かな〜、風邪なんて珍しい」
栞子「時期が時期ですし、そういうこともあるかと」
璃奈「でもLINEも反応ないし、寝込んでるのかも」
445
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/08(金) 16:02:17 ID:SbJDzcXE
かすみ「そうだ、しず子に電話しちゃお〜」
栞子「大丈夫ですかね? 具合が悪いのなら……」
かすみ「それならすぐに切ればいいよ。……やっぱりちょっとさみしいし」
璃奈「素直じゃない」
とにもかくにも私はしず子へと電波を飛ばす。
すると案外すぐにでてくれた。
しずく『もしもし、かすみさん?』
かすみ「あっ、しず子〜。風邪ぇ、大丈夫?」
しずく『うん……大丈夫だよ。全然、大したことなくて……』
かすみ「そうなの? よかったぁ。りな子もしお子も心配してたんだから」
しずく『ありがとう、ふふ。……璃奈さんと栞子さんも?』
栞子「はい。問題なさそうで安心しました」
しずく『うん……もう、心配性なんだから、栞子さっっ……!?』
446
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/08(金) 16:52:14 ID:SbJDzcXE
栞子「……? どうしました?」
なんだか声が大きくなった。
なにかあったのかな?
しお子もびっくりしていて、少し戸惑っていた。
栞子「大丈夫ですか? なにかあったんじゃ……」
しずく『……あっ! もしもし、ううん、なんでもなぁぁぅうっ♡』
かすみ「し、しず子?」
明らかに聞いたことのない声。
なんだか……そう、うまくいえないけど、エッチな……。
しずく『うっ、ぁっ……っ! ごっ、ごめんねっ、ちょっと♡ お腹痛くなっちゃってっ、もうっ、きるっ、ね……♡』
栞子「あ……はい、わかりました、お大事に……」
けれど、しず子からの通話は切れない。
こっちから切ろうとしたときだった。
しずく『先輩っ♡ だめっ、なんですからぁっ……!』
かすみ「へ?」
447
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/08(金) 17:11:10 ID:SbJDzcXE
『ごめん、いじわるしたくなって……』
少し聞こえた男の人の声。
それが侑先輩だということはわかった。
そのあとに、パンパンパンっ、と何かが弾む音と、しず子の普段聞くことのない高い声。
かすみ「ちょっ、これって……!」
栞子「?」
璃奈「あわわわ……」
すぐに切ればいいのに、私達はソレが出来なかった。
友達の……エッチしてる場面に出会して。
448
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/08(金) 17:17:20 ID:SbJDzcXE
しずく『イくっ♡ イきますっ、イクゥぅう……♡』
中庭で他の誰にも聞かれないように3人で聞いてしまった。
かすみ「い、いくって……それって、じゃあやっぱり……」
栞子「どこに行くんですか?」
璃奈「……」
数秒後に侑先輩が「僕もイくっっ……!」と言ったかと思えば。
しずく『は、ひ……♡ また、中……♡』
かすみ「また……中!? えっ、しず子、そのままでしちゃってるの……!?」
そんなの妊娠──そうよぎった時。
侑『……ま、今後もしずくと仲良くしてあげてね、みんな』
と言い、今度こそ本当に通話はおわった。
かすみ「……忘れてあげよう。ていうか、ずっと聞いてたかすみん達も悪いし……」
璃奈「うん……」
栞子「???」
★★★
15:20
もう部屋中、精子と汗と愛液と潮の臭いが充満していた。
換気は必須だったけれど、今はそれが興奮につながるから良しとした。
449
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/08(金) 19:02:06 ID:SbJDzcXE
今回はここまで。
一年生相手の5Pとかやりたいこの頃。
やったとしても歩夢の後ですけども。
450
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/08(金) 22:08:05 ID:niGrDdR6
5Pとか性豪すぎる
451
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/09(土) 00:55:50 ID:vslsnsaY
1対4は侑くん休む暇なくて忙しそう笑
452
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/09(土) 04:34:09 ID:EHEF1hy.
しずく「ぁぁぁぁあっ♡ またっ、イクッ、ぁっ……!」
侑「ふっ、ぅっ……すっごいしまる……」
大きなお尻を堪能したいから、ついついバックの体位でしてしまう。
さて次はどんな……と思っていると。
ぷぴっ、とまるでおならのような音がした。
侑「ん、あれこれって……」
しずく「はっ、はっ、はぁっ、ぁ……♡」
四つん這いで腰だけが浮いている状態の、しずくから……しかしそれはおならじゃなかった。
侑(わーっ、すご……まん屁ってやつか。初めて遭遇した)
またぷびっ、と少し下品な音。
それがなんだか、すごく……私を興奮させた。
453
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/09(土) 04:42:22 ID:EHEF1hy.
17:50
しずく「イグッ、ぁあっ♡ またイッ、くぅぅ、んんんん……♡」
侑「ほらっ、ちゃんと自分がイくところみて……!」
鏡の前で背面駅弁。
正直かなりきついけど、しずくのエッチなところが見られるのなら構いはしなかった。
しずく「イクッ、ぁっ、でちゃっ、んん……♡」
激しく潮を吹き、鏡がびしょびしょになってしまった。
侑「うっ、ふぅ……流石に疲れたな……」
体位のせいでもあるけれど、既に5回中出ししている。
そりゃあ疲れるものだし、ふつうならそんなに射精できないだろう。
でも、相手はしずくだよ?
いくらでも立ち上がれる。
それに……。
しずく「しぇんひゃい……もっろ、もっとぉ……♡」
呂律が回らずとも、快感だけはどうなろうとも求めてくる。
それに答えられないなんて、彼氏失格なんだ。
そして21時。
どうやらしずくの親も帰ってこず、私の親もそうならば。
いつまでだってセックスを続けるよ。
454
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/10(日) 10:17:40 ID:E4vSsclY
しずくちゃんえっちすぎる
455
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/10(日) 10:20:36 ID:qPJi63mA
おいついた
ヤッてるとこの声友達に聴かれるのエロすぎる
456
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/11(月) 00:04:11 ID:nfnLK1A2
侑「ふっ、ふっ……! 最後にっ、思いっきり中出すよ……!」
しずく「はいっ♡ だしてっ、くださいっ、先輩っ……!」
妊娠するかも、なんて心配は一切していなかった。
それだけ、私達は後のことを考えないくらい夢中になっていた。
侑「ぅっ、ふぅぅ〜……っ!」
しずく「はぁぁぁぁっ♡」
もう睾丸もカラッカラ。一滴残らずしずくの中に収める。
侑「ほんと、超気持ちよかった……」
しずく「んむ……♡」
引き抜くと、これまで出した精液がどろりと垂れてきた。
侑「またいっーぱいしようね、しずく……」
しずく「はい……♡」
457
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/11(月) 00:07:18 ID:nfnLK1A2
★★★
なんてイチャイチャとしていたけれど。
しずく「せ、先輩〜!」
侑「わっー! ごめんってば!」
しずく「絶対許しませんっ! みっ、みんなに聞こえてたなんて……うぅぅっ!」
侑「あ、あれは僕もちょっと悪乗りしちゃって……」
しずく「それにしたって……! あんなに、中にも出して……」
侑「だってしずくも良いって言ってたから」
しずく「……でも、でも。……もし万が一があったら……」
しずく「責任、取ってくれるんですか……?」
侑「当たり前じゃん」
458
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/11(月) 00:19:41 ID:nfnLK1A2
侑「むしろ、そのまま取らせてほしいくらい」
しずく「! ……言いましたからね、先輩」
侑「もちろん、二言はないよ」
しずく「……じゃあ、良いです」
しずく「許してあげます、でも……恥ずかしいのは、だめですよ?」
侑「ん〜、それはどうかな〜?」
しずく「あっ、もー!」
ぷくっとふくらませるほっぺた。
あんまりにも可愛くて、私は頬をつついた。
侑「大好きだよ、しずく」
しずく「私だって──大好きです!」
しずく√END
459
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/10/11(月) 00:21:13 ID:nfnLK1A2
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1633879249/
菜々√です
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