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「あなたは昔から男の子だよ?」√愛
226
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/09/30(水) 22:19:29 ID:G8Bw0bGQ
まってました!
227
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/01(木) 17:24:43 ID:y6Fw0yLY
雨の音が強くなっていく。
通り雨ではなかったみたい。まだ外には出られそうにない。
侑「……」
愛「……」
愛「良い?」
なにが、なんて言わない。
そうしたいのは、こちらも同じだったから。
侑「うん」
ベッドで隣同士に座る。
顔をあわせると、鼓動がはやくなる。
目をあわせられない。
侑「ごめん、目、閉じてくれる……?」
愛「うん……」
愛ちゃんは目を閉じる。
そして唇を少しだけ私の方へつきだす。
待っているんだ。
侑(心臓いたい……)
──思えば、そうだ。いつだって愛ちゃんは皆の人気者だった。
228
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/01(木) 17:50:25 ID:y6Fw0yLY
誰もが好きで。
愛ちゃんも皆が好きで。
そこに隔たりも、贔屓もなかった。
──少し、やましい目線で言うなら、そのスタイルは男子からの評判は凄まじい。
出るところは出て、引き締まった身体。
他の男子生徒の、いわゆる妄想上での「オカズ」にされていることを知っている。そういう話題が出るし、聞かされる。
あの胸を揉みたいとか。
お尻を触りたいだとか。
数多くの男子がそういう欲望を持っていたはずだ。
侑(私は──)
その子を前にしている。
その子が唇を差し出してくれている。
私はこんなタイミングで、愛ちゃんの事を愛しく思ってしまった。
愛だけに。
229
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/01(木) 18:10:27 ID:y6Fw0yLY
唇に触れる。
愛ちゃんはぴくっ、と震えた。でもそれもほんとうに一瞬だけで、唇を食んでくれる。
ぷにぷにしていて、瑞々しい。吸い付くようなそれに、思わず興奮する。
ほのかに甘い香りもする。これは愛ちゃん自身の香りだろうか、女の子独特の香り。
愛「ん……」
香りに頭をやられていると、不意に口内に侵入してくるもの。
愛ちゃんが舌をいれてきたんだ。
舌と舌が絡み合う。唾液の交換もして、混ざりあったそれを飲み込む。
侑(やばい勃起してる……)
言い訳して良いなら。
これで勃起するなというのも、無理な話だ。
こちとら身体は男子高校生。これでしないなら何でするんだ。
愛「ぷぁ……」
唇が離れるとき、唾液が糸をひいて、一本の橋のようになっていた。
視線が下に向く。
愛「う、あ……おっきくなってる」
侑「なるよ、そりゃ……」
230
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/01(木) 18:55:19 ID:y6Fw0yLY
ここまで。
明日に再開。
もう次の子を迷いまくりなので、好みの子を書いてくだされば参考にさせてもらいます。
231
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/01(木) 19:35:56 ID:M/p4RbGk
おほーーー!!!
彼方ちゃんか果林ちゃんが見たいです!
232
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/01(木) 20:02:47 ID:ttvMFStQ
栞子ちゃん推しだけどフェス限かすみんが愛おしくてたまらない
なんだあのかわいい生き物!
233
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/01(木) 22:14:20 ID:EFxCSMfA
かすみんの超甘々なやつを読んでみたいです…
234
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/01(木) 22:52:25 ID:nfQYXgoo
しずくちゃん見たいわぁ
乙女らしさもあり、でもそれは演技なのか地のものなのか
235
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/01(木) 23:18:55 ID:3kl8NhBA
モチベあるうちに歩夢書いた方がいいんじゃね
236
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/02(金) 01:50:03 ID:2RMHzZpM
愛欲におぼれるかすみんがみたい
237
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/02(金) 03:30:43 ID:i17Ma8lg
果林ちゃんのが読みたい
ゆうかり、あなかりは絶滅に瀕してる…
238
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/02(金) 17:29:36 ID:cUUHTwHI
愛ちゃんの視線は私の顔と勃起したそれに交差している。
どうしたらいいのかわからない、といった顔だ。
愛「えっと、……どうしたらいい?」
侑「とりあえず脱ぐね……」
☆☆☆
愛「うわ……すご……」
直で眺めて一言。
さっきも言っていたけど、確かに「興味津々」の顔だ。
愛「触っていい?」
侑「うん」
両手で包まれる。
自分以外の手に触れる感覚はまた変わっていて、思わず力がはいる。
愛「あつ……それにかったい」
愛「……ねね、これさ。舐めたりしたら気持ちいいんだよね」
侑「えっ……でも汚いよ。シャワーも浴びてないし……」
愛「ううん、いいよ。……ていうか」
愛「してみたい……」
愛ちゃんは亀頭を咥える。
敏感な部分が暖かい口内に包まれる。
侑「ぅわ……」
侑(すご……私、愛ちゃんにこんなこと……)
愛「む……んむ……」
たどたどしいフェラ。
歯もあたっててたまに痛い時もある。
でもそれを指摘する気にはなれない。
それらを補ってしまえるくらい、いま私は興奮している。
239
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/02(金) 17:49:06 ID:cUUHTwHI
侑「ぁ、愛ちゃん……っ」
愛「侑……きもちいい?」
侑「ぅんっ、良い……っ」
愛「良かった、……ほかにはどうしたらいい?」
侑「じゃあ……手も動かしながら……」
手でしごきながら口でもシテもらう。
侑(はぁぁ〜きもちい……)
240
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/02(金) 17:52:35 ID:cUUHTwHI
侑(っていうかもう出そう……)
初めての刺激に身体が追い付かない。
もっともっとしてもらいたいけど……。
侑「愛ちゃん、でそう……」
愛「えっ……」
驚いた様子で顔を見上げる。
……は、早すぎるかな。私って早漏なのかな……
愛「もうちょっとまって……もうすこし舐めたい」
侑(っ……)
そんなこと言われたら余計出そうになる……。
241
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/02(金) 18:02:51 ID:cUUHTwHI
侑「っ、く……!」
愛「んむっ、ん……ふ……」
すこし慣れてきたのか、スムーズになってくる。
唾液を啜る音も加わってクル物がある。
つまりは刺激もつよくなってくるわけで。
侑「あっ、愛ちゃんっ、でる……っぅ!」
愛「んむっ……!」
口内で射精してしまう。
温かい口の中での射精は腰が抜けそうになる。
なにより、精液を口の中にだしている、という事実が興奮できてしまう。……愛ちゃんには悪いけど。
愛「んっ、ぶ……えぁ……」
口を開いて、舌の上にたまった精液が見える。
愛「ほーひよう……」
おそらく「どうしよう」と言ったんだろうけど、さすがに飲ませるとかもできないし、ティッシュを渡してそこに吐き出してもらう。
つもりだったんだけど。
愛「んっ、ぐ……」
侑「えっ、飲んじゃったの!?」
愛「んぁ……」
証明するように舌をだす。そこにはもう、なにもなかった。
愛「なんか……これさ」
侑「うん……」
愛「……あは、は。えっちすぎ……」
侑「いやほんと……なんか、何て言えば良いかわかんない」
242
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/02(金) 18:50:15 ID:cUUHTwHI
ここまで。
また明日に。
243
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/02(金) 19:15:10 ID:vX5noif2
そんなこと許されないよ
早くして
アニメ始まっちゃうでしょ(ギンギン
244
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/02(金) 20:59:08 ID:LAKyK8WI
えっろ
245
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/04(日) 17:11:35 ID:5HW4O0jI
夜再開。
246
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/04(日) 23:50:28 ID:5HW4O0jI
愛「……まだ固いね」
侑「愛ちゃん前にしたら一回じゃおさまらないよ……」
侑「……でも、その前に」
侑「今度は……僕がする」
☆☆☆
愛「うぅ、めっちゃはずいんだけど……」
侑「我慢だよ、そこは……」
スカートを脱いでもらい、下着だけに。
侑「……ちょっと湿ってる」
愛「ぅ……」
侑「僕のなめてて興奮したの?」
愛「そ、そんなこと……ぁっ……」
下着の上から指で筋をなぞるように触ると、愛ちゃんは小さく反応する。
侑「じゃあなんでもう少し濡れてるの……」
愛「しらな……ぃう!?」
言葉を遮るように、私は愛ちゃんの中に指をいれた。
侑「うっ、ぬるぬる……」
愛(は、はいってる……侑の指……)
侑「っ……前に、さ」
愛「う、ん……?」
247
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/04(日) 23:55:04 ID:5HW4O0jI
侑「僕に対してスケベだとか、えっちだとか言ってたけど……」
侑「愛ちゃんの方こそ、スケベなんじゃないの……?」
愛「なっ、そ、そんなこと……ぁ……」
ゆっくりと手マンを始めていく。
指を曲げて冷静に──興奮マックスだけど──愛ちゃんの気持ちいいところを探っていく。
ここか?
愛「……」
ここか?
愛「……」
ここなのかな?
愛「……っぁ……」
侑「……」
248
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/05(月) 00:01:51 ID:SHynvIns
侑(ここか……)
愛「ぅっ……?!」
女の子の頃自分でするとき、確かにここが気持ち良かった。
いわゆるGスポット。
侑(ぎゅぅ〜……と優しくおしてあげて……)
愛「ぁっ、ぁぅ……!」
結局のところマッサージに近いのかもしれない。
気持ちいいところを、重点的に確実に刺激する。
侑「愛ちゃん、気持ちいい……?」
愛「ぅ、うん……すごい……なんでこんな……っ」
249
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/05(月) 00:36:57 ID:SHynvIns
☆☆☆
愛「ぅ、うん……すごい……なんでこんな……っ」
自分の大事なところから聞こえてくる、クチャクチャとか、にちゅにちゅとか。そんな音がなおさら胸の奥を熱くさせる。
一定の場所をぐっ、と押さえられると身体中にじわ〜とした甘い快感がじわじわとやってくる。
愛(自分でするのと、ぜんぜん、違う……!)
しびれるようで、歯の奥がむずがゆい。
あたし、今、侑に気持ちよくされてるんだ。
250
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/05(月) 00:43:16 ID:SHynvIns
こんな、大きく股を開いて。
愛(あぁやっぱり恥ずかしい……でも……!)
それよりも気持ちいいが勝る。
侑「愛ちゃん……」
愛「ぁ……ん……」
手はとめず、キスを追加。
上も下も気持ちいい。
でも、恥ずかしいのは……。
愛「んん……!」
キスしながら声が出てしまう。
ただでさえ気持ちいいのに、キスまでされて。
脳に影響がありそうなくらい、いや違うかも。
頭が沸騰しそうなくらい、熱を帯びるあたしの身体。
そして──
愛(ぁ……)
さっき射精した侑のちんちんは、さっきよりもギンギンになっていた。
あたしが声を出すたびに、ぴくんと跳ねて……。
愛「っ、侑……」
侑「ん……」
愛「しよ……?」
251
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/05(月) 00:51:24 ID:SHynvIns
侑「っ、でもゴム、ないよ」
愛「ぁ……」
そうだ。
あたしたちがセックスをするにあたっては、やっぱり必要になるもの。
そこは確かに理性と貞操観念をもって、きちんと用意するべきなんだろうけど──
愛「……っ、無理……いましたい……」
侑「っ……」
侑が生唾を飲む音が聞こえた。
生でする、その危険性と、きっと生でヤッたら気持ちいいんだろうなという迷い。
侑「あ、愛ちゃ──」
と、そんな時。
☆☆☆
侑ママ「侑〜?」
侑「っ!?」
愛「!?」
こんこん、とノック音に私と愛ちゃんは一斉にドアをみる。
やばい、と二人して急いで脱いでいたものを着ていく。
侑「なっ、なにー?!」
侑ママ「せっかくだから、愛ちゃんもご飯食べていったらどうかな〜って」
愛「ぁ、あっ! い、いただきます!」
侑ママ「じゃあ、もう出来るから降りておいでね、二人とも」
足音が遠くなる頃には、私たちの肝は冷えきっていた。
ついでに私の勃起もおさまってしまった(萎えたという)。
愛「……」
侑「……」
侑「い、いこっか」
愛「う、うん!」
252
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/05(月) 00:55:56 ID:SHynvIns
☆☆☆
晩御飯をおえて、私は愛ちゃんを家まで送る。
愛「はぁ……それにしてもさっきのはどうなるかとおもったよ」
侑「うん……ほんとにね」
でも、ある意味よかったのかもしれない。
あのままだったら、間違いなく生でしちゃってた。
侑(でも……生殺しだよ……)
正直に言うと、あのままセックスまでしてしまいたかった。
愛「……」
侑「あ、ついたね……じゃあ愛ちゃん、また……」
愛「……ね、ねえ侑」
侑「?」
愛「次、さ。いつ会える?」
侑「え、と……あっ、そうだ。親戚のところにいったり、友達とかとの約束あるから……一週間後、というか夏休み最終日かな」
愛「そっか……」
253
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/05(月) 00:59:47 ID:SHynvIns
愛「……じ、じゃあさ、最終日は……会おうよ」
侑「うん、もちろん。……なにかして遊ぶ?」
愛「……っ、い」
侑「え?」
愛「……ちゃんと、最後までしたい」
侑「っ、あ……」
愛「だからっ、その……予定、あけてて」
侑「……うん」
愛「あ……ははは! あ、あたし、なんかむっつりみたいだね! なんか、ガチっぽすぎて……」
侑「大丈夫、したいのは、僕だって同じだから……」
愛「……」
愛「じゃ、一週間後ね」
侑「うん、またね」
☆☆☆
こうして私たちは。
一週間後にすることを決めた。
だから私は帰り道、コンドームを買った。
254
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/05(月) 01:01:44 ID:SHynvIns
今回はここまで。
やっぱり次は彼方にします。
あと彼方に関しては中盤から大学生に突入します。彼方でやりたいノリが思い付いてしまったので。
また明日に。
255
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/05(月) 04:22:00 ID:tz6oW8NY
エロい…
女子大生彼方ちゃん…だと……!
256
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/05(月) 14:28:19 ID:2ynrbuhs
ここで寸止めとは……やってくれますなあ(大好き)
初えっち、明言して決めた日にやるって滾るな……
次の彼方ちゃんも楽しみ。大学生ってことは半同棲みたいなこととか酒盛りとかするんかな?なんにせよ期待!
257
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/07(水) 00:42:37 ID:rGQNJCkE
そして、その一週間後はすぐにやってくる。
その間私たちの性欲は高まり続けていた。
高校生の、等身大の性の欲求。
爆発させる日がやってくる。
☆☆☆
愛「──あ、いらっしゃい、侑」
侑「おじゃまします」
258
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/07(水) 00:49:07 ID:rGQNJCkE
侑「誰もいないの?」
愛「うん。みーんな明日の夜まで帰ってこないよ」
侑「旅行だっけ。着いていかなくてよかったの?」
愛「まぁ、行かないっていった時は驚かれたけど、……だってこんなチャンスないじゃない?」
愛「邪魔が一切はいらない瞬間なんて……」
侑「……そうだね」
愛「……あ、お風呂はいる?」
侑「そうだね。……そうしよっか」
259
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/07(水) 00:58:36 ID:rGQNJCkE
二人で一緒にお風呂に入ることにした。
今度は、あのときとは違って、隠すものもなく。
愛「ん……しょ」
侑「……」
全裸の愛ちゃんの姿。
隠すものが何もなくなると、そのプロポーションのすごさが一段とよくわかる。
愛「あは、どうせ全部見られるのはいいんだけど、そんなに凝視されると恥ずかしいかも」
侑「ご、ごめん。……すごく綺麗だったから」
お世辞でもなんでもなく、本当のことだ。
ほんとうに、綺麗な身体をしている。
愛「そ、そっか……へへ、ありがと」
☆☆☆
体を綺麗にした私たちは、そのまま裸のまま愛ちゃんの自室へ向かった。
人の家で裸でいることのイレギュラー感。いや、背徳感と言う方がずっと正しい。
愛ちゃんの部屋は、想像よりも女の子らしい部屋だった。
所々に好きなものや、友達との写真や……ん?
侑「あれ、これ……」
260
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/07(水) 01:08:38 ID:HVEJ6GHk
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
261
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/07(水) 01:26:07 ID:rGQNJCkE
愛「ん、どうしたの?」
侑「……CD」
そう、それは私が誕生日にとプレゼントしたアルバムCD。
それが二つある。
そのうちの一つには、「侑からのプレゼント」と書かれていた。
侑「これ……」
愛「あー……それ、かぁ」
愛「持ってたんだ、もう。実は」
侑「なっ……!」
愛「でもね」
愛「今ならあたし、こう言えるよ」
愛「侑がくれたものなら、なんでも嬉しいし」
愛「あたしの為に選んでくれたってことが、なにより嬉しい」
侑「ぁ……」
いかん、めちゃめちゃキュンとした。
262
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/07(水) 01:42:40 ID:rGQNJCkE
愛「……」
侑「……」
キス。
今日、何度することになるかわからないキスの最初。
……あぁ、当初の目的だ。
これから、セックスをするんだ。
♡♡♡
愛「ぁ、うっ、ぁあっ……!」
侑「ここ気持ちいい……?」
愛「っ、うんっ、それ凄い良いっ……!」
Gスポットをじっくりほぐすように。
侑「すごい愛液……」
愛「あ、ははっ、愛、だけにっぃっ、ん……!」
まだまだダジャレを──まあまあ下品だけど──言う余裕はあるらしい。なら……。
愛「え……?」
指でのGスポット責めはやめず、クリトリスに顔を近づける。
唇に力をいれず、リップ音をならす程度で刺激する。
それでも。
愛「ぅ、ぁっ、やっ、ぁぁぅ……!」
実際ここは男性で言うところの亀頭と同じらしく、その感度は亀頭の数十倍だとか。
もしもそうなのだとしたら……こんなの堪らないんだろうな。
愛「はぁっ、あっ、やばいっ、これっ、イくぅ……!」
侑「! ほんと?」
愛「ほ、ほんとっ、ぅっあ……!」
愛ちゃんの足が閉じる。そのさいに太ももで挟まれてしまった。
侑(むぎゅ……)
愛「ぁ、はぁ……ふぅ……はぁ……」
侑「……イッた?」
愛「うん……めっちゃ気持ち良かった……」
侑「まだまだ……っ、愛ちゃん」
愛「ん……」
263
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/07(水) 01:50:36 ID:rGQNJCkE
コンドームをつける。
もうお互いに準備万端だ。
侑「っ、いれるよ」
愛「うん……!」
わずかなゴムの壁。
それがあろうと、無かろうと伝わるものがある。
侑「ぅぁ…… 」
愛「んんんっ……!」
人体の温もり。
いれた瞬間にそれを感じた。
その甘い痺れのようなものは、すぐに脳まで到達する。
侑(きも、ちい……)
愛「っ、あ……へへ、繋がっちゃった」
侑「いたく、ない?」
愛「あんまり……それより、うごいてほしいかも」
264
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/07(水) 01:54:43 ID:rGQNJCkE
それを聞いて、私はなれない腰振りを始める。
うまくいかないし、むしろダメな例で「へこ、へこ」という擬音がつけられてもおかしくない。
それでも。
愛「んっ、ん……」
なにかに耐えるような愛ちゃんの顔を見ると、頑張りたくなる。
侑(どうにかして……)
なんとか己の武器だけで気持ちよくさせてあげられないかと思っていたら。
愛「ぁっ……ぁ、んんっ……!」
何かのタイミングで愛ちゃんの声が大きくなる。
愛「な、なんか、すごいひっかかる感じが……」
侑「!」
そうか。
カリってところが、Gスポットにひっかかるというやつか。
侑(じゃあ……)
私はGスポットがあるその上からを手で優しく押さえながら出し入れをする。
愛「ぁっ、はぁぅ、ぁぅやばっぅ……!」
明らかに反応が違う。
やっぱりこれか……!
265
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/07(水) 01:57:03 ID:rGQNJCkE
愛「ぁぁっあやばいやばいやばいまたっ、ぁっイッっ、ぁぁ……」
侑「っ、イけた?」
愛「し、正直自分でも……こんなにイきやすいっけって、びっくりしてる……」
266
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/07(水) 02:00:29 ID:rGQNJCkE
一旦ここまで。
明日夜頃再開。
正直璃奈でエロの描写が固定され過ぎて、侑におんなじことさせそうなんで、もうすこし好きに書きます。
267
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/07(水) 07:05:15 ID:9Onni0PM
>>1
の実体験に基づいてるから仕方ないね
268
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/08(木) 00:17:48 ID:G.LXDhRA
愛「それに……侑としてるから、ってのもあるかも……」
侑「っ、愛ちゃん……!」
そんなことを言われたらなおのこと頑張りたくなる。
愛「ね、ね。キス、して……」
侑「ん、んむ……」
上も下もくっついて離れない。
愛ちゃんも私の背に腕を回して求めるように抱き締めてくる。
カーテンを締め切って、少し薄暗いとはいえ、8月最終日だからとて。
暑いものは暑いわけで、こんな風に抱き締めあってセックスなんてしていたら汗もかく。
汗がお互いの肌にひっついて、密着感はさらに増す。
愛「はぁっ、ぁ、侑、汗すごいよ……?」
侑「愛ちゃんだって……」
セックスって体力を使う。それだけ必死になってるってことなんだろうけど。
侑(っていうか……)
でそう。
もう射精してしまいそうなんだ。
269
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/08(木) 00:22:18 ID:G.LXDhRA
侑「っ、愛ちゃん……」
愛「でそう? いいよっ、侑の好きなときにっ……!」
侑「ぅぐ……!」
そう言われたときにはもう達していた。
口の中に出したときとは違う、ゴム越しとはいえ愛ちゃんの体の中にだすこの感じ。
めちゃめちゃ越えてはちゃめちゃに気持ちいい。
愛「あっ、すごいびくびくしてる……」
侑「はぁっ、ぁ……」
射精がおわって引き抜くと、びっくりするくらいに射精していた。
コンドームがぷっくりとしている。
愛「わ、すご……」
270
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/08(木) 00:33:13 ID:G.LXDhRA
愛「めっちゃ出たね」
汗をぬぐいながら面白そうに言う愛ちゃん。
侑「うん、でた……」
けど。
足りない。
出し足りない。
侑「あの、愛ちゃん……僕、まだ……」
愛「えっ、まだできるの?」
侑「おさまる気すら起きない……」
愛「……実は」
愛ちゃんは少し照れ臭そうに。
愛「あたしも、もっとしたいな、って……」
☆☆☆
それからはもう止まることはなかった。
愛「ぁっ、これぇっ、ぞくぞくしちゃうっ……!」
交尾みたいなバック。
愛ちゃんのおしりを揉みしだく。
もうそれだけで股間にくる。好き放題にしてしまっている、この感覚に。
愛「あっ、やだっ音恥ずかしいっ……!」
尻肉と腰がバコバコと下品な音をたてている。
本当に、ただただ下品な音だ。でも最高。ずっと聞いていたい。
☆☆☆
愛「ふぅ、ふぅ、っっ、ふ……!」
騎乗位もしてもらう。
動きはすべて愛ちゃんに任せて、私は乳首をいじってあげる。
愛「ぅ、ぅあっ……はぁっ、ひ……」
侑「愛ちゃん、腰……」
愛「ま、まって……イきそ、だから……」
プルプルと震えている愛ちゃん。
イクのを堪えている様子だけれど──
271
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/08(木) 00:44:28 ID:G.LXDhRA
侑「ほらっ、我慢しなくて良いんだから……!」
愛「あひっ!?」
ぐりぐりと奥底を刺激する。擦り付けるように、気持ちいいところを。
愛「ぉ゛っ、あっ、まっ、て……マジ、で……イッ、くっ……ぁっ、あっ……ぅっ……」
たら……と口元から唾液がこぼれ落ちる。
そして力が入らなくなったのか、そのまま私の上半身に倒れこむ。
愛「はぁっ、はぁ……はあ……」
侑「……もう限界かな?」
愛「っ、何回イッたかわかんない……」
272
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/08(木) 00:51:06 ID:G.LXDhRA
もうお互いに体力限界まで来ている。
実際……セックスが始まってから10時間が経とうとしていた。
愛「でも、侑……射精したくないの?」
侑「……あ、じゃあ……」
☆☆☆
愛「こ、うでいい?」
侑「ふわぁ……これ、いい……」
パイズリ。
口とも、膣肉とも違う温もり。
なによりも、胸で挟んで奉仕してもらう、という状況が良い。
愛「ちんちんあっつい……」
273
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/08(木) 00:56:32 ID:G.LXDhRA
侑「っ、咥えながら……」
愛「ん、……んむっ……」
侑「うぁっ〜……きもっちいぃい……これ……」
たまらず情けない声もでる。
もっとこのおっぱいの柔らかさで感じていたいけど、そう我慢も続かず。
侑「でるっ……」
愛「わっ……!」
胸の中で爆発している。
精液は愛ちゃんの口の中にダイレクトではいっていく。
愛「ん、んむ……っ……」
相変わらず飲んでくれる。
……またそんなことでキュンとときめいてしまう。
侑「ありがと……」
愛「んーん……ぺぁ。……なんか、クセになる味」
274
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/08(木) 00:58:38 ID:G.LXDhRA
侑「なら良かったのかな?」
愛「ん……お風呂はいろうよ。いろんな液体で汚れちゃってるし」
侑「あはは……確かにね」
☆☆☆
275
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/08(木) 00:58:59 ID:G.LXDhRA
今回はここまで。
また明日に
276
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/08(木) 01:56:25 ID:B/JmWMHQ
エッチだ
277
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/08(木) 10:57:29 ID:VxkUUVCs
どエロい
278
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/08(木) 17:39:40 ID:G.LXDhRA
侑「ふう……」
愛「夏休みももう終わりだね」
侑「早かったような、そうでもないような」
温めのお湯に二人で浸かる。
今日1日動かせた体をゆっくりと休めるために。
279
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/08(木) 23:17:37 ID:G.LXDhRA
侑「そういえば、愛ちゃんは友達に付き合いだしたとか話したの?」
愛「んー。まだ。なんか照れ臭くって。侑は?」
侑「僕は……うーん。話したら友達にボコボコにされそう……」
侑「あ、でも璃奈ちゃんには話したね。キューピッドになったね、って」
愛「確かにね。りなりーには感謝だ」
侑「……あ、でもあれだなぁ」
愛「あれって?」
280
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/08(木) 23:24:55 ID:G.LXDhRA
侑「独占したい、わけじゃないんだけど……愛ちゃんがフリーだと思われて告白されたり、言い寄られたりしてたら、なんか……こう、僕の彼女だよっ! って言いたくなりそう」
愛「あはは、なんだそれー」
侑「あとやっぱり……自慢したいのはあるかも」
愛「自慢?」
侑「愛ちゃんが僕の彼女なんだって……」
愛「それならあたしだってそうだよ。あたしの彼氏はなんと高咲侑だよーっ、って」
侑「そんな、僕じゃ逆に驚かれるでしょ。なんで高咲と〜、みたいな」
愛「侑は知らないと思うけど、侑は結構女子から人気高いよ」
侑「え、そうなの?」
281
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/08(木) 23:33:21 ID:G.LXDhRA
愛「なんなら、侑に告白しようか迷ってた子もいたくらい。まぁあたしが貰っちゃったけど」
侑「えっー!? そうなの」
それは……意外だなぁ。
なんか、悪い気はしないね。
愛「む。なに満更でもない、みたいな顔してるのかな〜?」
むに、と頬を引っ張られる。
侑「ひ、ひはうよ……んん、そんなんじゃない。大体それを知ってたって僕は……」
愛「ふーん。言葉だけじゃいくらでも言えるしねぇ」
なんだかすね気味だ。ちょっと珍しいけど、珍しいからこそどうしたらいいかわからない。
愛「ん」
そう思っていたら、目を閉じて分かりやすく顔を向けて──
侑「……ふふ」
啄むような軽いキス。
愛情表現の一種と言うのは本当なんだなぁ。
愛「へへっ」
侑「……やっぱりあの時屋上にいって良かったよ」
本当に、心からそう思えた。
☆☆☆
282
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/08(木) 23:52:00 ID:G.LXDhRA
そして突入二学期、再開の学校生活。
久しぶりのクラスメイトたち、日焼けしたりイメチェンしたりと様々だ。
しかし、そんな中ひとつ、皆が揃えて話題に出していることがある。
「なぁ……宮下の首のさ……」
「あれって……そうだよな?」
「いわゆるキスマークだよな……」
侑(やっべぇぇぇ……)
思わず崩れる口調。
とはいえそうなる。あれをやったのは私なのだから。
侑(やっぱり独占欲あるのかな私!?)
とか言ってる場合じゃない。
侑「い、いやいや。愛ちゃんにそんなことする奴なんて……」
「……」
侑「……え、なに。どうしたの」
283
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/09(金) 00:07:56 ID:wmVjx0ns
「おまえ……いつから宮下の事、『愛ちゃん』なんて呼ぶようになったんだ?」
「夏休み前は『宮下さん』って呼んでたよな?」
侑「はっ──」
そうだ。
歩夢や璃奈ちゃんの前では愛ちゃんと呼んでいたけど、それ以外の前では宮下さんと呼んでいた。
けどつい気が緩んで──!
「おまえまさか」
侑「いやっ……間違えたんだって! そう呼びたい願望からついポロっと……!」
「……」
き、きついか?
「だよな! そうだよなぁ、まさか宮下と……ないよな〜!」
そういって肩をばんばんと叩かれる。
最後におもいっきり一叩き。
「もしも、俺たちの想像した通りだったらお前のこと殺してたよ!」
そんな笑顔で言うなぁ!
……い、いや目が笑ってない。こわ!
侑「ハ、ハハハ」
やっぱり言えないやこれ……。
☆☆☆
284
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/09(金) 00:10:27 ID:wmVjx0ns
学校が再開してから一週間。
侑「体育祭かぁ、愛ちゃんは何に出る?」
愛「ぜんぶ!」
侑「さすが。てことはあれもこれも……すごいね、体力続く?」
愛「楽しさの前じゃ、疲れなんて関係ないんだよね」
285
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/09(金) 00:12:19 ID:wmVjx0ns
今回はここまで。
また明日に。
アニメ良かったですね。想像よりも侑が主人公っぽくて好きです。
286
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/09(金) 00:25:25 ID:zZ35zN8M
今回はCくんとか出ないの?
287
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/09(金) 21:42:34 ID:wmVjx0ns
忘れてましたね。どうしましょう。気分次第で出るかもしれません
288
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/10(土) 04:31:36 ID:UPZt6dUY
無表情のりなりー良かったな
2話も楽しみ過ぎるよ
289
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/10(土) 23:36:13 ID:KyWgUViI
愛「侑はなにでるの?」
侑「リレーとか騎馬戦だよ」
愛「お、騎馬戦かぁ。男子だけだもんね、あれ」
そんな具合に、他愛もない話をだらだらと続けていた。
それが楽しいし、落ち着ける。
でも。
侑(私、昨日愛ちゃんとえっちしたんだよね……)
悶々とする。
あれからまだたったの1日という事実に震えさえする。え? 私、この子? って。
290
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/11(日) 01:05:06 ID:pP3ZTpYQ
愛「侑? どうしたの?」
侑「あ、いや……なんでもないよ!」
別に1度知ったからじゃないけど……またしたくなってきていた。
……高校生の性欲は猿並みとかって言うし……。
愛「ならいいけどっ。……こっちは大変だったんだから」
侑「へ?」
愛「誰かさんが首にこーんなものつけちゃったからねぇ」
そう言い、首のキスマークに指差す。
やっぱり愛ちゃんもそれは避けられなかったみたいだ。
愛「最終的に、誰とは言わなかったけど彼氏がいるってことで話し終わらせたよ」
侑「あ、いることはいったんだ」
愛「そもそもあたしとしては隠すことでもない、って思ってるけど……侑の様子みたら、隠しといた方が良いかな〜って」
侑「助かります……」
291
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/11(日) 01:06:52 ID:pP3ZTpYQ
今回はここまで。
アニメ歩夢が思ったよりも侑への意識強くて良いですね。
また明日に。一応愛は明日で終わる予定です。
292
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/11(日) 01:50:00 ID:vMd/T1Q2
終わるのか
293
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/11(日) 05:25:37 ID:8glkccpI
かすかすに嫉妬する歩夢ちゃん可愛かった……
愛さんのキスマーク見ちゃった歩夢ちゃん想像するだけで胸が苦しいので歩夢√はやくしてやくめでしょ
294
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/11(日) 18:39:06 ID:pP3ZTpYQ
愛「さてさて、それじゃあ帰りましょうかね」
侑「だね」
愛「……」
侑「ん? どうしたの、愛ちゃん」
愛「いや……あのね」
侑「?」
295
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/11(日) 21:34:31 ID:pP3ZTpYQ
愛「名前さぁ……その、呼び捨てでいいよ」
侑「え?」
愛「愛って呼んでほしいなって」
侑「そ、そうか……呼び捨て、かぁ」
愛「ちゃん付けも嫌なわけじゃないけど……ね」
296
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/11(日) 22:03:11 ID:pP3ZTpYQ
愛「そこはやっぱり彼女としては、特別感がほしいよね」
侑「……うん、そうかもしれないね」
侑「そういうことなら、そうしよう……」
愛「あ、じゃあ呼んでみてよ、さっそく!」
侑「う、うん……」
侑「あ、愛……」
愛「ふ、ふふ……」
お互い顔を真っ赤にしている。
愛ちゃ……愛は口許をふにゃふにゃにしてにやついている。
愛「ねぇそれさ、教室でも一貫してよ」
侑「ええっ!? それ……僕どうなることか」
愛「やっぱり皆に知られても良いんじゃないかな? 」
侑「う、う〜ん……」
侑「……しかるべきタイミングで」
297
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/11(日) 22:10:52 ID:pP3ZTpYQ
愛「おっけーい。じゃ、そのうち!」
その、『そのうち』というのが。
とんでもないタイミングになってしまう事は、知るよしもなかった。
☆☆☆
そして時間はあっという間に流れて、やってきたのは体育祭。
私たちは赤組だ。
侑「よ〜し、やってやるぞ!」
愛「絶対優勝するぞー!」
298
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/11(日) 23:33:00 ID:pP3ZTpYQ
いざ始まった体育祭。
応援にも熱が入る。
「愛〜!がんばれー!」
愛が出る時に、応援の声が大きくなる。
やっぱり人気者なんだなぁ。
愛「よ〜し、いっちょやりますかね!」
299
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/12(月) 00:09:24 ID:NU8leT.k
わかっていたことだけれど、やっぱり愛の独走だった。
男子ならともかく、相手が女子なら、陸上部でもなければ走りで負けることはない様子だ。
愛「いぇーい、V!」
その後もパン食い競争、障害物競争と次々に一位をかっさらっていく。
私も私でリレー競技で赤組に貢献できるように、抜かれないように次の人にバトンを渡す。
☆☆☆
現時点で赤組がなんとかリードしている。
愛「次の借り物競争で、さらに差を広げたいところだね」
侑「だね。……あ、次、僕と愛一緒のスタートだよ」
愛「あ、ほんとだ。練習の時はバラバラだったから気づかなかったね」
愛「あ、じゃあ今のうちに紙に書いてありそうなものお互いに持っておく? すぐにゴールに行けるようにさ」
侑「めいあ〜ん」
300
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/12(月) 00:36:05 ID:NU8leT.k
☆☆☆
始まった借り物競争。
先にスタートした人たちの借り物は、髪止めや傘。人気のある先生やら。人もありらしい。
そして今度は私たちの順番。
愛「よしいこう!」
走り出す。私と愛がほぼ同時に紙を手に取る。
侑(よし、中身は……)
『大事な人』
侑(人? こういうときは誰を選ぶべきなんだ)
親は来てるから、それを呼べば良いんだろうけど……。
愛「ねえねえ侑」
侑「え、なに?」
愛が紙を見せてくる。
そこには『好きな人』と書かれていた。
侑「……あぇ?」
愛「一緒にいこ」
侑「えっ!? あっ、ま、まぁ……」
確かにそうなのかもしれないけれども。
侑(あ、でも……私のもこれでいいのか……いやでも!)
これめちゃめちゃ恥ずかしいな。
内容を知られたらもう……。
301
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/12(月) 00:48:57 ID:NU8leT.k
愛「ほらほら! はやくしないと……!」
侑「あっ、ちょっ……!」
愛は私の手を引いて走り出す。
もうこうなったらやけだと、私も足並みを揃えて走るのだった。
☆☆☆
「ねえねえ待って!? あの紙さぁ、私たちが用意したじゃん? あの二人が一緒に走ってるってことはさ……」
「わっー! やばっ、惚気!? 愛ちゃんの彼氏って高咲くんだったんだ……!」
☆☆☆
302
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/12(月) 00:52:16 ID:NU8leT.k
愛「──お。帰って来た帰って来た」
侑「ただいま……」
結果的に、あの借り物競争によって愛の彼氏が私だとバレてしまったため今の今まで男子に追い回されていた。
侑「まぁ最終的には祝福してくれたよ」
愛「あたしも。これで明日から堂々とできるね」
侑「ちょっと恥ずかしいけどね……」
愛「でも、悪くないでしょ?」
303
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/12(月) 01:43:47 ID:NU8leT.k
愛「君はあたしの彼氏」
愛「あたしは君の彼女!」
愛「それでオールオッケー!」
侑「……っふふ」
まったくもって。
その通りだと、そう思えた。
☆☆☆
……とまあ、なんだか健全な青春のワンシーンもあるけれど。
乱れたワンシーンも当然あるわけだ。
実際のところ、毎週土日のどちらかでセックスしている。ひどいときは平日に、学校の「そういうスポット」として生徒たちがよく使うとされる、空き教室ですることもある。
304
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/12(月) 16:45:30 ID:NU8leT.k
愛「んっ、んむ……ちゅ……」
侑「ぅ、ふ……」
放課後の空き教室。
鍵は借りることはできないけど、窓を開けて中に入れるように細工がされている。
うまいことやるもんだね、感心しちゃいけないけど!
そんな過程があり、いま私は口でしてもらっている。
愛「はぁ……ん、めっちゃびくびくしてる……でそう?」
侑「結構くるしい……」
愛「どうする? このままだしちゃう?」
侑「いや……ちゃんとえっちする……」
そういうと、愛は財布の中からコンドームを取り出した。
愛「ほいほい、と……」
慣れた手つきでつけてくれる。
もうそれだけやったからだけど、それが当たり前になってもいい気分になる。
愛「ん……し」
さすがにここで裸になるわけにはいかないから、愛はパンツだけを脱いでいく。
スカートを少したくしあげて、机に手を着いてお尻をつきだしてくれる。
基本的にここでは立ちバックになる。
305
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/12(月) 16:59:56 ID:NU8leT.k
ここに置いては、行為の内容よりもこんなところでヤっているということが背徳感を高められる。
愛「ぁあ〜……きもちっ……」
侑「ふぅっ、ぅ……!」
外からは運動部たちの声。
そんな中でセックスをしている。
侑(癖になりそうっだ……!)
愛「んっ、激しっ……!」
ヒートアップしてきて、腰を打ち付ける音のテンポも早くなる。
無我夢中になっていた、とも言うけれど、少し意識が愛にだけ向きすぎた。
……教室に向かってくる足音がする。
愛「っ!」
侑「わっ、やば……!」
306
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/12(月) 17:15:09 ID:NU8leT.k
人がめったに来ないから使っているとはいえ、絶対にだれも来ないわけではない──それがスリルで良いという人もいる──から、こういう時もある。
はやく隠れないと……!
愛「掃除道具入れに……」
侑「うん……!」
二人で掃除道具入れに隠れる。
わざわざここに? とは思うけれど、誰かが通りすぎてくれれば良いわけだから、正解なんだろう。
愛「きたきた……」
とはいえ火照った体でこれだけ密着していると、変な気持ちにもなる。
まあ、誰かたちがはやく通りすぎてくれればすぐに再開……。
がらりっ、と引き戸が開いた。
侑「え……!?」
愛「はいってきた……!?」
栞子「……」
307
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/12(月) 17:22:13 ID:NU8leT.k
侑(……栞子ちゃん?)
愛「だれ……? なにしに……」
栞子「ここが最近、淫らな場に使われていると……」
栞子「入れないように補修をしなければ……これが例の窓ですね」
そう言うと、栞子ちゃんは窓の鍵を直しだした。
愛「ぁあ〜、それ直されたら……!」
侑「しっ……!」
栞子「……ん?」
栞子ちゃんが何かに気付いた様子で掃除道具入れに向かってくる……!
308
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/12(月) 17:41:56 ID:NU8leT.k
栞子「何か音が……」
愛(えっ、これ……やばくない?)
侑(やばいよ……!)
もうすぐそこに迫っている!
なんなら、もう今すぐに開けようと──
愛(み、みつかっ……!)
奈々「──三船さん、ここでしたか」
栞子「生徒会長」
奈々「もしかして、とは思いましたけど。こういうことも副生徒会長直々なんて、仕事熱心ですね」
栞子「だれもしませんから」
奈々「気付いた人がやる……それも大事ですが、これから報告会です。一度生徒会室に戻りましょう」
奈々ちゃんは栞子ちゃんをつれて出ていった。
侑「は、はぁ……助かった……愛?」
愛「うっ、くっ、ぅ……!」
びくびくと体を震わせている。
なに、なんだ……?
侑「……もしかして、バレるかもって想像してイッたの……?」
愛「ち、ちが……」
侑「じゃあこれはなんなの……!」
掃除道具入れに愛液が垂れていた。
それもまあまあな水量で。
侑「えっちめ……」
愛「ぅぅ……!」
見たことない顔で赤面する。
……意外な一面を見た気がする。
☆☆☆
309
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/12(月) 17:51:42 ID:NU8leT.k
愛「は〜、どうなることかと思った」
侑「だね。……でも、今後あそこ使えそうにないね」
おそらく窓に細工が出来なくなる。
となると忍び込むことも難しくて……。
愛「えっちする場所にも困るねぇ」
侑「家だと親いるしね」
タイミングがあって家にだれもいなければ家でするけど、したいときに限って家にだれかいる。
ままならない。
310
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/12(月) 18:48:10 ID:NU8leT.k
愛「……あ、そうだ」
侑「?」
愛「クリスマス、予定空いてる?」
侑「もちろん」
愛「お、じゃあクリスマスデートだねぇ、これは」
侑「あ、いいね」
愛「それでね、よかったらなんだけど……」
愛はもじもじしながらその「よかったら」の内容を聞かせてくれた。
侑「えっ、でも大丈夫なの?」
愛「確認とかが適当らしいからたぶん大丈夫。みんなよくいくらしいし……」
311
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/12(月) 18:48:29 ID:NU8leT.k
今回はここまで。
また明日に。
312
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/12(月) 18:49:41 ID:3BP2MERA
りなりーと比べて愛さんのほうも相当えっち積極的なのたまらん
313
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/13(火) 17:37:10 ID:5AEeKQlk
侑「でもまあ……そういうことなら……いい、のかな」
愛「じゃあ、そういうことで……お金はあたしがだすよ! 例のたまりにたまったお金の使いどころだね」
侑「えっちが使い道か……」
愛「二人にとって大事なことでしょー!」
きゃいきゃいとはしゃいで帰る道、夕日に照らされる愛の笑顔。
眩しいの夕日なのか、それとも……。
☆☆☆
クリスマス当日。
お目当てだったお店でごはん食べて、動物園でデートして。
少しの時間にゲーセンでプリクラとって。
時刻はもう21時になろうとしていた。
314
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/13(火) 17:52:55 ID:5AEeKQlk
やってきたのはラブホテル。
本来なら未成年は入れないけれど……。
侑(……本当だ、すんなり入れたね)
愛(堂々としていれば意外とね)
☆☆☆
愛「わ〜すごーい! めっちゃひろい!」
侑「すごいねこれ、初めて来たけどこんな感じなんだ」
愛はベッドに飛び込む。
ふかふかしていて、とても今からそういうことをするために来たとは思えなかった。
愛「こういうところはお風呂もすごかったりするみたいだし、さっそくお風呂入っちゃう?」
侑「そうだね。ちょっと気になる」
315
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/13(火) 18:14:54 ID:5AEeKQlk
──とか、なんとか。
妙に冷静で「そんながっつきませんけど?」を装っている私たち。
無理でしょ。
愛「あっ、も〜。すぐおっぱい触るんだから」
侑「だって……触りたいし……」
体を洗うふりをして胸を揉む。
真っ正面から、堂々と。
愛「んふ、じゃあ愛さんは、ここ洗ったげる」
しっかり泡立たせて両手でちんちんを握り混む。
優しくほぐすように洗われる。
侑「くっ、くすぐったい……」
愛「あっ、逃げないの! おりゃおりゃ!」
316
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/13(火) 19:02:41 ID:5AEeKQlk
今週でたぶん終わります。
317
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/14(水) 17:54:40 ID:gTshCRW6
明日再開。
318
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/15(木) 01:49:26 ID:rivjibCg
パンツ脱いだ
319
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/15(木) 17:54:40 ID:JTpNLXO6
愛「……すぐ大きくするじゃん」
侑「いやこれ……普通に気持ちいいから……」
言っちゃなんだけど、手コキみたいなものだし。
愛「もー、ムードがさ〜」
侑「ご、ごめん……」
愛「ふふ、うーそ。……てか何度かえっちして思ったけど」
侑「うん?」
愛「こうやってあたしで、興奮してくれるのって、悪い気もしないなぁ……って」
320
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/18(日) 23:49:53 ID:o/zWAqXM
侑「そりゃあするよ! しない方が無理!」
愛「じゃあ、今日はたっぷり……しようね」
☆☆☆
三時間程度経った頃だったろうか。
侑「うっ、ぁ……」
愛「ぁっ、でてる……すごいね、三回目……」
愛の言うとおり、三回目の射精。
自分でもよくここまで……とは思う。
愛「……まだできる?」
侑「もちろん……」
まだするの? じゃなくて、まだできるか、と聞いてくれることに少し嬉しくなる。
侑「ぁ……ゴムないや……」
321
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/19(月) 00:12:22 ID:5vFfilB.
気分はまだまだ昂っている。
ここで中断するのも個人的に嫌なんだけど……。
愛「──じゃあ、生でいいよ」
侑「へ……」
すっとんきょうな声が出る。
生。ナマ。なま。
つまりはゴムをつけないでするセックスだ。
侑「いいの?」
愛「今日大丈夫な日だし……いいよ」
──本当なら、大丈夫な日なんてない。あくまで普段よりも妊娠率が低いというだけで、安全性なんかまったくない。だけど。
侑「ぅっ、ぁっぁ……!」
我慢できなかった。
侑「っ、直だと……こんな……!」
熱くって、絡み付いてきて……!
322
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/19(月) 00:31:57 ID:5vFfilB.
愛「あっあ……一番固くなってる……」
奥の方をコツンコツンと突っつく。
その時の感触が吸い付くようで、敏感な亀頭にはたまらない。
一気に汗が吹き出る。
生でやっちゃっていることもあるからだろう、心に背徳感も混ざり、えもいわれぬ気分だ。
愛「はぁっ、んっ、ん! っきもちっ……」
侑「愛、愛……!」
左手は恋人繋ぎで絡ませる。
右手は愛を頭から抱き寄せるようにして、キスをする。
侑「愛……!」
☆☆☆
侑「愛……!」
名前を呼ばれる度に、へそした辺りがうずく。
きゅんきゅんと。発情しているんだ、たぶん。
さっきから頭がぽっーと、している。気持ちいいから、というのもあるけど、まるでこの夢見心地のような雰囲気に飲まれている。
あたしの奥に、気持ちいいところにぐりぐりと押し当てられる。
愛「ひゃぅ……っ!」
びぐっ、と体が縮こまる。脳に伝達が行く。
イクまでの準備期間のように。
323
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/19(月) 00:46:43 ID:5vFfilB.
侑の前では、余裕を保っているようにみせるけど、その実は度しがたいくらいに快感に負けている。
まだできる、なんて。
あたしがしたいんだ。
もっと、気持ちよくしてほしいから……。
侑「ぅ、ぐっ……でそうっ……!」
愛「っ、いいよ、……中だして、いいよ……」
もしかしたら妊娠するかもしれない。
でも……そうなったら、そうなったときで。
いいかな……。
侑「ぅっっ、愛っ、愛……!」
愛「くぁっっ、くう、ぅぅう……!」
甘い、あまぁい痺れが歯の奥に来る。
きっとこれからイク、それもとびきり強く激しく。
侑「あぁっでるっ……!」
侑が最後の一突き。
それと同時にあたしもイッた。
愛「ぁぁ、ぅぁぅっ……!?」
全身が痺れる。
一瞬だけ失神。すぐに戻って来たけど、あまりの快感に涙が溢れていた。
愛「はっ、はあっ、は、ぁ……」
侑「ぅ、っ……!」
愛(あぁ……あたし、いま中に……出されてるんだ……)
☆☆☆
侑「……ぁっ!」
引き抜くと、どろりと精液が垂れてきた。
ほんとうに中で出しちゃった……。
愛「……綺麗にしてあげる」
愛がそういうと、愛液と精液がまざりあったそれを咥えて、尿道にのこったものを吸いだしてくれる。
侑「うぁ、これも、なかなか……!」
愛「ん、ん〜……」
カリ首のところも舌先でなめとってくれる。
侑「……大満足」
愛「あたしも……こんなにイッたの、はじめて……」
324
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/19(月) 00:47:01 ID:5vFfilB.
また明日に。
325
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/10/19(月) 03:39:06 ID:CjMF/GwM
いいねぇ…
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