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「あなたは昔から男の子だよ?」√愛

164名無しさん@転載は禁止:2020/09/08(火) 23:42:17 ID:zzyYW1b2
愛「しかししかし! 今日は愛さんメドレーなのだよ!」

そう言って、愛ちゃんは目一杯自分の好きな歌を歌ってくれた。

可愛い歌、かっこいい歌。
どれもが愛ちゃんの良さを引き立てて、愛ちゃん自身もその曲の良さを最大限引き出している。

165名無しさん@転載は禁止:2020/09/08(火) 23:59:59 ID:zzyYW1b2
それから交互に歌い、三時間程度。

愛「次最後にしよっと〜……これ」

そう言っていれたものは、 愛ちゃんが好きだと言ったバンド、MY FIRST STORYの「花」-0714という曲。

愛「これの歌詞に7月14日に〜……ってあるけど」

愛「あたし達が付き合うって決めたのも、7月14日だったんだよ? なんかエモいね」

侑「そう言われると確かに」

でも、そう言われると、それはそれで少し照れ臭くもなる。
この歌が、どストレートなラブソングで、結婚式ソングとしても使われるらしいから……。

愛「愛って言葉、たくさん出てくるとなんだか勝手に自分とかさねちゃうんだよね」

166名無しさん@転載は禁止:2020/09/09(水) 00:06:47 ID:o9aBRRVA
☆☆☆
カラオケ店を出る頃には、もう高校生が外にいるには注意されてしまう時間だった。

愛「んっん〜……良い時間だった!」

侑「愛ちゃん、歌すっごく上手かったね」

愛「侑こそ良い声してたよ。次はデュエットとかしたいなあ〜……っと、いけないいけない。さすがにそろそろ帰んないとね」

侑「だね。……だいぶ遅いし、家までおくるよ」

愛「おっ、彼氏力高いぞ。定番の言葉とはいえ、ちょっと今の嬉しくなっちゃうね」

はにかみ、思ったことを次々に言っていく。
こうして、一緒にいるとよくわかる。本当に、笑顔が絶えない女の子だ。

167名無しさん@転載は禁止:2020/09/09(水) 00:10:27 ID:o9aBRRVA
また明日に。
テンポ早めで。

168名無しさん@転載は禁止:2020/09/09(水) 01:02:50 ID:oKbAORIc
カラオケ行くぐらいの金の余裕はあるんか

169名無しさん@転載は禁止:2020/09/09(水) 05:52:25 ID:o9aBRRVA
分かり難くてすみませんが、一応借金やらの問題はさらっと解決させてます。

170名無しさん@転載は禁止:2020/09/09(水) 12:45:10 ID:LRDIB9pI
>>138
の描写がそうってこと?
悪いけど全然分からなかった

むしろ悪い方向に進んで行ったり、愛さんが詐欺するのではないかと思ってた

171名無しさん@転載は禁止:2020/09/09(水) 15:51:48 ID:VGNEuwkU
えーあの描写で俺は普通にわかったぞ

172名無しさん@転載は禁止:2020/09/10(木) 23:44:12 ID:JHIAkZg2
侑(これから楽しくなりそうだ)

もちろんその日々は、楽しいものとなる。
想像の、何倍も越えて。

☆☆☆
夏休みの突入して、最初の朝。
インターホンがなる。まだ朝もだいぶ早い時間だ、誰だろう。

愛「やっほー」

侑「あいちゃん!」

173名無しさん@転載は禁止:2020/09/11(金) 00:18:39 ID:3VTebttI
侑「どうしたの? ……って、その荷物は、さては」

愛「プール行こう! チケットならなんと既にここにあるのだー!」

四十秒で支度した。

☆☆☆

侑(しかし……プールか)

ということは、愛ちゃんも水着だ。
競泳水着じゃなくて、プライベートの。
……いったいどんなのを着てくるんだろ。

愛「おっ待たせ〜」

振り替えると、そこには──

侑(おわっ……)

ゆるめのパレオの水着。フルーツ柄で少し独特。
しかし肌を解放した愛ちゃんの防御力(?)は下がっているはずなのに……とてつもない攻撃力(?)を得ている!!

174名無しさん@転載は禁止:2020/09/11(金) 00:32:34 ID:3VTebttI
胸! 腰のくびれ! おしり!

なんだ……モデル……?

周りの人たちもすれ違い様に愛ちゃんを見ている。そりゃそうだ。

愛「む。黙ってばかりじゃ、愛さんも困っちゃうなぁ」

侑「あ……と」

侑「すごい、可愛い……」

愛「ふふ、ありがと!」

……この子が、自分の彼女だという事の重大さを考え直した方が良い気がしてきた。

愛「さ、いこ! 時間は有限!」

手を引かれて、あっちへこっちへ。
楽しかったんだけど、なんだかずっと愛ちゃんのことばかり見ていた。

175名無しさん@転載は禁止:2020/09/11(金) 00:47:44 ID:3VTebttI
また明日に。
土日で結構進めたいですね。
虹は全員かなり気に入っているのでモチベは高いです。

176名無しさん@転載は禁止:2020/09/11(金) 00:53:31 ID:/cwwlV3k
楽しみや

177名無しさん@転載は禁止:2020/09/11(金) 02:09:58 ID:Ud7xize2
きっとライブの余韻で更新できないと思います!
ライブもこれも楽しみ

178名無しさん@転載は禁止:2020/09/11(金) 15:24:56 ID:UIgU5WMY
週末に色々情報来そうだよね
ここの更新も楽しみにしてます

179名無しさん@転載は禁止:2020/09/11(金) 18:47:25 ID:Nc85lphw
モデルが羨ましがる体系だからなぁw

180名無しさん@転載は禁止:2020/09/13(日) 02:28:49 ID:V6IB53lA
日曜夜再開。
おそらく初体験までは。

181名無しさん@転載は禁止:2020/09/13(日) 05:08:31 ID:4law/WYs
きたー!!

182名無しさん@転載は禁止:2020/09/14(月) 00:24:00 ID:.RkakNeQ
正直、今日何をして遊んだか覚えていない。
ただひたすら、自分の彼女に見惚れてしまっていた。

侑(こんなの……そりゃみんな好きになるよね)

この調子だと、私が愛ちゃんに惚れ込むのは時間の問題だということは、誰が考えたって当然だと言える。

愛「んっんー! 今日はよく遊んだ!」

愛ちゃんは大きく伸びをして、息を吐き出す。

愛「侑はどうだった?」

183名無しさん@転載は禁止:2020/09/14(月) 00:40:34 ID:.RkakNeQ
侑「めちゃくちゃ楽しかった!」

愛「よかった〜。なんか、あたしが連れ回してばっかりな気がしたから」

侑「ううん、それでいいんだよ。愛ちゃんがしたいことが出来れば」

愛「でも、次は侑がしたいことがしたいな」

侑「僕のしたいこと……」

愛「うんうん、何でも言ってごらんよ」

184名無しさん@転載は禁止:2020/09/14(月) 01:16:37 ID:.RkakNeQ
侑「……じゃあ」

侑「きょうは愛ちゃんともっとお喋りがしたいな」

愛「お、いいよ〜」

それからは私たちは日が暮れるまでお互いの事を話した。

次の遊びの計画をたてたりして、その日はそれで解散とした。

☆☆☆

愛「今日は面白かったなぁ」

侑は、何から何まで誉めてくれる。
水着からスタイル、果ては笑顔さえ。
さすがに照れ臭くもなった。

でもそれが嫌というわけもない。

愛(そう考えたら、あたしは侑になにも……)

これはいけない。あたしも何か侑のいいところを。えーと。

愛「優しいし、あたしのために怒ってくれるし、清潔感もあるし、可愛気があって一生懸命……」

いっぱいあるな。

185名無しさん@転載は禁止:2020/09/14(月) 01:29:23 ID:.RkakNeQ
愛「……ふふ」

思っているよりも、あたしは侑の事を見ていたみたいだ。

☆☆☆

愛「ゲーセンに来た!」

侑「愛ちゃんは普段何で遊ぶの?」

186名無しさん@転載は禁止:2020/09/16(水) 12:48:38 ID:N5sCEXNs
まだかなまだかな!!

187名無しさん@転載は禁止:2020/09/20(日) 17:07:23 ID:9coHii2U
おそらく夜に。

個人的に早くくっつけ過ぎたと若干の後悔。付き合うまでのもじもじした関係が好きだったもので……。

188名無しさん@転載は禁止:2020/09/20(日) 21:18:17 ID:8jL1a5mE
やり直す?

189名無しさん@転載は禁止:2020/09/20(日) 23:17:05 ID:JTmcnS7s
思いきって途中からやり直すのでも良いんじゃない?
作者さんのベストな形のが読みたい

後自分もくっつく前のお話は好きw

190名無しさん@転載は禁止:2020/09/21(月) 00:06:59 ID:LTZbXbgQ
推しだからってところがあるけど
個人的には書き手側の納得いく終わり方をして欲しい

191名無しさん@転載は禁止:2020/09/21(月) 00:19:23 ID:jjD3j87Y
あとから回想形式とかでもいいしね

192名無しさん@転載は禁止:2020/09/21(月) 19:30:25 ID:c9z6KtT2
一先ず続きを書いていきます。やり直しだけはしませんね、それはそれでもやもやするので……。

193名無しさん@転載は禁止:2020/09/21(月) 23:51:53 ID:c9z6KtT2
愛「そうだねぇ、なんでも好きだけど……あ、最近は割りとあれかな」

そう言って指差したのは、いわゆるダンス系のゲームだ。
なるほど、確かに。まだ見てはいないけれど、きっと上手くて、ギャラリーが出来ている光景が目に浮かんだ。

愛「でも今日は侑と遊びたいから……あ、あれやろうよ」

侑「シューティング?」

194名無しさん@転載は禁止:2020/09/22(火) 00:07:36 ID:OYG881p.
愛「結構おもしろいよ。心拍数測りながらやって、ビビっちゃったかどうかもわかっちゃうの」

侑「へえ……確かにおもしろそう」

とはいえ、あれも何年も前からある……それにゲームセンターにあるようなものだし、そこまで怖くは……。

☆☆☆

ゾンビ『ガァァッア!!』

侑「おわっ」

愛「あははっ声出てるよ!」

195名無しさん@転載は禁止:2020/09/24(木) 00:20:00 ID:zll39uqs
明日に再開。
やっぱり基本的に全員ちょろめです。
三人目はエマの予定です。

196名無しさん@転載は禁止:2020/09/24(木) 00:52:58 ID:F09xaSCI
次エマさんか、楽しみ
今のところ公式で比較的あなたちゃん好き好き勢ではない子が来てる感じなのかな

197名無しさん@転載は禁止:2020/09/24(木) 20:29:44 ID:zll39uqs
すごく嫌なことがあったので反動でめちゃめちゃイチャイチャさせます。

198名無しさん@転載は禁止:2020/09/24(木) 23:38:17 ID:zll39uqs
愛「どれ、そんなにドキドキしてるのかな」

愛ちゃんが胸に手を当ててくる。
薄着の肌だと、手の温もりが少し伝わってくる。……それと、手も小さいことも。

愛「あはは、めちゃめちゃドクドクしてるー」

それが愛ちゃんのせいだとは、言えなかった。

199名無しさん@転載は禁止:2020/09/25(金) 00:03:27 ID:Z0ttcsP2
☆☆☆

その後はまた、プリクラ撮ったりホッケーしたり、果てはリズムゲーム……そして、やっぱりこれは外せなかった。

愛「愛さんの相性診断! あいだけに!」

お互いの名前とさまざまな項目を入力して、相性度を計るあれだ。

200名無しさん@転載は禁止:2020/09/25(金) 00:25:52 ID:Z0ttcsP2
侑「こういうの、初めてかも」

愛「実はあたしもこれはやったことないんだよね。さてさて、どんなもんかな〜」

幾つかの質問に答えて、相性度が出たのだけど──

侑「20%……」

お世辞にも、いやお世辞でも高いと言えば皮肉にさえなりそうな数値だ。

侑「あはは、でも結局機械のだしたものだし……愛ちゃん?」

正直、意外だった事だ。

愛「ん〜……」

こういう物で、真剣になるタイプだとは思わなかった。

侑(ちょっとふてくされてる……)

ちょっとキュンとしてしまった。

201名無しさん@転載は禁止:2020/09/25(金) 00:31:51 ID:Z0ttcsP2
侑「……納得いかない?」

愛「んー……だってそりゃ……20は嘘でしょ」

侑「じゃあ愛ちゃん的には、どれくらいの%?」

そこで愛ちゃんはにかっと笑った。

愛「100じゃないと、今一緒にいないって!」

202名無しさん@転載は禁止:2020/09/25(金) 00:32:22 ID:Z0ttcsP2
ここまで。
明日夜からアゲていきます。

203名無しさん@転載は禁止:2020/09/25(金) 01:08:12 ID:grMOJVHU
可愛い

204名無しさん@転載は禁止:2020/09/25(金) 21:24:03 ID:Z0ttcsP2
彼方が可愛くてやっぱり彼方を次にしたいのでそうします

205名無しさん@転載は禁止:2020/09/25(金) 21:52:17 ID:grMOJVHU
彼方ちゃんやったぜ

206名無しさん@転載は禁止:2020/09/25(金) 22:35:55 ID:HscVovlo
彼方ちゃんかわいい←わかる
でもエマさんもかわいい←わかる
ニジガクみんな超かわいい

207名無しさん@転載は禁止:2020/09/25(金) 23:01:13 ID:q65tCZbo
>>1は彼女と別れたんだな…

208名無しさん@転載は禁止:2020/09/26(土) 17:27:30 ID:JRUbyIzw
侑「えう、あ……そ、そっか」

当然のようにそう返されては、もう照れることしか出来ない。

愛「てゆーかさぁ」

侑「な、なに?」

愛「手くらいさ、繋ごうよ」

差し出される手のひら。
それをしっかり握りしめる。

愛「お、意外とごつごつしてる」

侑「意外だった?」

愛「ちょっとね。侑って中性的な感じだから」

たしかにそれはあるのかもしれない。
女の子だった頃と、基本的な顔のパーツはそこまで変わっていないし、髪もちょっと長くて……あぁ、あと背もそこまで高すぎないこともあるのかな。

愛「お化粧してあげたらめっーちゃ可愛くなりそう!」

侑「そ、それは遠慮しておくよ」

209名無しさん@転載は禁止:2020/09/26(土) 19:10:03 ID:aTathB/Y
あぁ^〜

210名無しさん@転載は禁止:2020/09/27(日) 12:55:30 ID:ELrmruew
嫌な事はお仕事関係です。

虹は全員可愛いから本当に迷います。正直なところ、次を未だに迷ってます。
夜再開。

211名無しさん@転載は禁止:2020/09/27(日) 13:43:36 ID:BfoGz7XM
気持ちよく分かる
見れば見るほどみんな可愛くて推しになっていく

いっちのやりたいようにやってください

212名無しさん@転載は禁止:2020/09/28(月) 01:19:48 ID:AQz4Oxa2
☆☆☆

愛「あ……花火もしたいなぁ」

すこし歩いていて、寄ったコンビニの中に花火があり、愛ちゃんはそれをてにとっていた。

侑「いいね、今日やっちゃう?」

愛「おーやろうやろう!」

213名無しさん@転載は禁止:2020/09/28(月) 17:37:07 ID:AQz4Oxa2
きっと私が言わなくてもやるつもりだったんだろうな。
可愛いやつめ。

愛「どこでする? 今時は公園とかだとダメらしいし」

侑「そうだね……僕んちの前でやろうか」

敷地内なら別に構わないはず。

愛「おっけーい、じゃ早速行こう!」

214名無しさん@転載は禁止:2020/09/28(月) 18:04:45 ID:AQz4Oxa2
☆☆☆

侑ママ「あら? あらあらあら、侑が女の子連れて帰ってくるなんて……」

愛「初めまして! 宮下愛って言います!」

侑ママ「学校での友達?」

愛「彼女です!」

侑ママ「あっ! そうなの? こんな可愛い子が……」

愛「ありがとうございます!」

侑「あ、愛ちゃん。そのへんで……」

ちょっと恥ずかしい。

215名無しさん@転載は禁止:2020/09/28(月) 20:20:00 ID:ELVeVGqA
堂々としてる愛ちゃんかっけぇッス

216名無しさん@転載は禁止:2020/09/29(火) 17:19:11 ID:0uDGj4IA
愛「よ〜しさっそく……」

意気揚々と袋を開けて、なかから様々な花火を取り出していざ始めようとした。
そんなときだった。


愛「ん?」

手の甲に小さな滴が落ちてきた。
次第にそれはだんだん強くなっていき──

☆☆☆

侑「通り雨かな。すぐやめばいいんだけど」

愛「むー。なんてタイミングが悪いんだ……」

とりあえず私の部屋でくつろぐことに。

217名無しさん@転載は禁止:2020/09/29(火) 17:25:18 ID:0uDGj4IA
愛「……」

愛ちゃんは私の部屋を見渡している。

侑「どうしたの?」

愛「あぁ……これが侑の部屋なんだな〜って」

愛「えっちな本とかもあるのかな?」

侑「な、ないよ!」

愛「え〜ほんとかな〜?」

218名無しさん@転載は禁止:2020/09/29(火) 17:40:51 ID:0uDGj4IA
愛ちゃんは楽しそうに笑っている。

……楽しそうにえっちな本を探そうとしている。

侑「ないって!」

愛「いやいや。彼氏の趣味を理解することのも彼女の役目!」

侑「だ、だから本当にないんだってば〜」

──いや、嘘なんだ。
本当はある。しかもそれはよりにもよってギャルもの。

どうしてそんなものがあるのかというと、クラスメイトに押し付けられたからだ。

余計な親切心というべきか、なんでも同じものを二冊も買ってしまったからやるよ、と。

侑(なんてこった……まさかこんなことになるなんて考えてなかったからたいして隠してもない!)

愛「ふんふ〜ん……お?」

そしてあっけなく見つかった。

愛「な〜んだやっぱりあるじゃん!」

侑「いやそのぉ……」

なんだろう、めちゃめちゃ恥ずかしい。

219名無しさん@転載は禁止:2020/09/29(火) 17:56:29 ID:0uDGj4IA
愛「ふむふむ……金髪ギャル?」

侑「あ、あはは……」

愛「……好きなの?」

侑「えと……」

侑「……はい」

愛「ふーん……」

220名無しさん@転載は禁止:2020/09/29(火) 18:03:39 ID:0uDGj4IA
愛ちゃんは本をぺらぺらとめくって一部をじっとみては次のページへ移動している。

愛「侑はさ」

侑「は、はい」

なぜか敬語になってしまう。

愛「あたしと、やっぱり……こういうことしたいの?」

侑「ぬぁ」

こ、これなんて答えるのが正解?
誰かたすけて……!

221名無しさん@転載は禁止:2020/09/29(火) 19:34:39 ID:gIe1uJHY
チョットマッテテー

222名無しさん@転載は禁止:2020/09/30(水) 17:29:43 ID:W8Yn6mFc
侑「いやっ、え〜と……その」

こういうことって、そういうことだよね。
世間的に言うえっちな事。
それを求めるのは普通なのかもしれないけど、ここでそうだと言うのは正しいのかな。

愛「どうなの?」

侑「……」

侑「……いずれ、は。したい、です」

223名無しさん@転載は禁止:2020/09/30(水) 17:51:38 ID:W8Yn6mFc
無難な答えのはず。
これでどうだ。いける、かな。
ガツガツしすぎてもないし、控えめでもない。ちょうどいいはず……!

愛「ふーん……」

えっ、それどういう反応?

愛「ねぇ侑」

侑「うん」

愛「キスしてみる?」

侑「はぇ?」

224名無しさん@転載は禁止:2020/09/30(水) 18:16:41 ID:W8Yn6mFc
思わず唇に目がいく。
キスってことは、あの唇に触れるということだ。
私の、唇が。

侑「そ、その……」

愛「なんていうかさ、そういうのに興味があるのは……あたしもそうだし」

愛「いや、ごめん。ていうか興味津々。……嫌かな、こんな女子」

侑「いっ、いやそんなことない! 良いと思うよ!」

愛「そっか……良かった」

225名無しさん@転載は禁止:2020/09/30(水) 18:17:50 ID:W8Yn6mFc
ここまで。
次更新でイロイロと。

226名無しさん@転載は禁止:2020/09/30(水) 22:19:29 ID:G8Bw0bGQ
まってました!

227名無しさん@転載は禁止:2020/10/01(木) 17:24:43 ID:y6Fw0yLY
雨の音が強くなっていく。
通り雨ではなかったみたい。まだ外には出られそうにない。

侑「……」

愛「……」

愛「良い?」

なにが、なんて言わない。
そうしたいのは、こちらも同じだったから。

侑「うん」

ベッドで隣同士に座る。
顔をあわせると、鼓動がはやくなる。
目をあわせられない。

侑「ごめん、目、閉じてくれる……?」

愛「うん……」

愛ちゃんは目を閉じる。
そして唇を少しだけ私の方へつきだす。
待っているんだ。

侑(心臓いたい……)

──思えば、そうだ。いつだって愛ちゃんは皆の人気者だった。

228名無しさん@転載は禁止:2020/10/01(木) 17:50:25 ID:y6Fw0yLY
誰もが好きで。
愛ちゃんも皆が好きで。
そこに隔たりも、贔屓もなかった。

──少し、やましい目線で言うなら、そのスタイルは男子からの評判は凄まじい。
出るところは出て、引き締まった身体。

他の男子生徒の、いわゆる妄想上での「オカズ」にされていることを知っている。そういう話題が出るし、聞かされる。

あの胸を揉みたいとか。
お尻を触りたいだとか。

数多くの男子がそういう欲望を持っていたはずだ。

侑(私は──)

その子を前にしている。
その子が唇を差し出してくれている。

私はこんなタイミングで、愛ちゃんの事を愛しく思ってしまった。
愛だけに。

229名無しさん@転載は禁止:2020/10/01(木) 18:10:27 ID:y6Fw0yLY
唇に触れる。
愛ちゃんはぴくっ、と震えた。でもそれもほんとうに一瞬だけで、唇を食んでくれる。

ぷにぷにしていて、瑞々しい。吸い付くようなそれに、思わず興奮する。
ほのかに甘い香りもする。これは愛ちゃん自身の香りだろうか、女の子独特の香り。

愛「ん……」

香りに頭をやられていると、不意に口内に侵入してくるもの。
愛ちゃんが舌をいれてきたんだ。

舌と舌が絡み合う。唾液の交換もして、混ざりあったそれを飲み込む。

侑(やばい勃起してる……)

言い訳して良いなら。
これで勃起するなというのも、無理な話だ。
こちとら身体は男子高校生。これでしないなら何でするんだ。

愛「ぷぁ……」

唇が離れるとき、唾液が糸をひいて、一本の橋のようになっていた。

視線が下に向く。

愛「う、あ……おっきくなってる」

侑「なるよ、そりゃ……」

230名無しさん@転載は禁止:2020/10/01(木) 18:55:19 ID:y6Fw0yLY
ここまで。
明日に再開。
もう次の子を迷いまくりなので、好みの子を書いてくだされば参考にさせてもらいます。

231名無しさん@転載は禁止:2020/10/01(木) 19:35:56 ID:M/p4RbGk
おほーーー!!!


彼方ちゃんか果林ちゃんが見たいです!

232名無しさん@転載は禁止:2020/10/01(木) 20:02:47 ID:ttvMFStQ
栞子ちゃん推しだけどフェス限かすみんが愛おしくてたまらない
なんだあのかわいい生き物!

233名無しさん@転載は禁止:2020/10/01(木) 22:14:20 ID:EFxCSMfA
かすみんの超甘々なやつを読んでみたいです…

234名無しさん@転載は禁止:2020/10/01(木) 22:52:25 ID:nfQYXgoo
しずくちゃん見たいわぁ
乙女らしさもあり、でもそれは演技なのか地のものなのか

235名無しさん@転載は禁止:2020/10/01(木) 23:18:55 ID:3kl8NhBA
モチベあるうちに歩夢書いた方がいいんじゃね

236名無しさん@転載は禁止:2020/10/02(金) 01:50:03 ID:2RMHzZpM
愛欲におぼれるかすみんがみたい

237名無しさん@転載は禁止:2020/10/02(金) 03:30:43 ID:i17Ma8lg
果林ちゃんのが読みたい
ゆうかり、あなかりは絶滅に瀕してる…

238名無しさん@転載は禁止:2020/10/02(金) 17:29:36 ID:cUUHTwHI
愛ちゃんの視線は私の顔と勃起したそれに交差している。

どうしたらいいのかわからない、といった顔だ。

愛「えっと、……どうしたらいい?」

侑「とりあえず脱ぐね……」

☆☆☆

愛「うわ……すご……」

直で眺めて一言。
さっきも言っていたけど、確かに「興味津々」の顔だ。

愛「触っていい?」

侑「うん」

両手で包まれる。
自分以外の手に触れる感覚はまた変わっていて、思わず力がはいる。

愛「あつ……それにかったい」

愛「……ねね、これさ。舐めたりしたら気持ちいいんだよね」

侑「えっ……でも汚いよ。シャワーも浴びてないし……」

愛「ううん、いいよ。……ていうか」

愛「してみたい……」

愛ちゃんは亀頭を咥える。
敏感な部分が暖かい口内に包まれる。

侑「ぅわ……」

侑(すご……私、愛ちゃんにこんなこと……)

愛「む……んむ……」

たどたどしいフェラ。
歯もあたっててたまに痛い時もある。
でもそれを指摘する気にはなれない。

それらを補ってしまえるくらい、いま私は興奮している。

239名無しさん@転載は禁止:2020/10/02(金) 17:49:06 ID:cUUHTwHI
侑「ぁ、愛ちゃん……っ」

愛「侑……きもちいい?」

侑「ぅんっ、良い……っ」

愛「良かった、……ほかにはどうしたらいい?」

侑「じゃあ……手も動かしながら……」

手でしごきながら口でもシテもらう。

侑(はぁぁ〜きもちい……)

240名無しさん@転載は禁止:2020/10/02(金) 17:52:35 ID:cUUHTwHI
侑(っていうかもう出そう……)

初めての刺激に身体が追い付かない。
もっともっとしてもらいたいけど……。

侑「愛ちゃん、でそう……」

愛「えっ……」

驚いた様子で顔を見上げる。
……は、早すぎるかな。私って早漏なのかな……

愛「もうちょっとまって……もうすこし舐めたい」

侑(っ……)

そんなこと言われたら余計出そうになる……。

241名無しさん@転載は禁止:2020/10/02(金) 18:02:51 ID:cUUHTwHI
侑「っ、く……!」

愛「んむっ、ん……ふ……」

すこし慣れてきたのか、スムーズになってくる。
唾液を啜る音も加わってクル物がある。
つまりは刺激もつよくなってくるわけで。

侑「あっ、愛ちゃんっ、でる……っぅ!」

愛「んむっ……!」

口内で射精してしまう。
温かい口の中での射精は腰が抜けそうになる。
なにより、精液を口の中にだしている、という事実が興奮できてしまう。……愛ちゃんには悪いけど。

愛「んっ、ぶ……えぁ……」

口を開いて、舌の上にたまった精液が見える。

愛「ほーひよう……」

おそらく「どうしよう」と言ったんだろうけど、さすがに飲ませるとかもできないし、ティッシュを渡してそこに吐き出してもらう。

つもりだったんだけど。

愛「んっ、ぐ……」

侑「えっ、飲んじゃったの!?」

愛「んぁ……」

証明するように舌をだす。そこにはもう、なにもなかった。

愛「なんか……これさ」

侑「うん……」

愛「……あは、は。えっちすぎ……」

侑「いやほんと……なんか、何て言えば良いかわかんない」

242名無しさん@転載は禁止:2020/10/02(金) 18:50:15 ID:cUUHTwHI
ここまで。
また明日に。

243名無しさん@転載は禁止:2020/10/02(金) 19:15:10 ID:vX5noif2
そんなこと許されないよ
早くして
アニメ始まっちゃうでしょ(ギンギン

244名無しさん@転載は禁止:2020/10/02(金) 20:59:08 ID:LAKyK8WI
えっろ

245名無しさん@転載は禁止:2020/10/04(日) 17:11:35 ID:5HW4O0jI
夜再開。

246名無しさん@転載は禁止:2020/10/04(日) 23:50:28 ID:5HW4O0jI
愛「……まだ固いね」

侑「愛ちゃん前にしたら一回じゃおさまらないよ……」

侑「……でも、その前に」

侑「今度は……僕がする」

☆☆☆

愛「うぅ、めっちゃはずいんだけど……」

侑「我慢だよ、そこは……」

スカートを脱いでもらい、下着だけに。

侑「……ちょっと湿ってる」

愛「ぅ……」

侑「僕のなめてて興奮したの?」

愛「そ、そんなこと……ぁっ……」

下着の上から指で筋をなぞるように触ると、愛ちゃんは小さく反応する。

侑「じゃあなんでもう少し濡れてるの……」

愛「しらな……ぃう!?」

言葉を遮るように、私は愛ちゃんの中に指をいれた。

侑「うっ、ぬるぬる……」

愛(は、はいってる……侑の指……)

侑「っ……前に、さ」

愛「う、ん……?」

247名無しさん@転載は禁止:2020/10/04(日) 23:55:04 ID:5HW4O0jI
侑「僕に対してスケベだとか、えっちだとか言ってたけど……」

侑「愛ちゃんの方こそ、スケベなんじゃないの……?」

愛「なっ、そ、そんなこと……ぁ……」

ゆっくりと手マンを始めていく。
指を曲げて冷静に──興奮マックスだけど──愛ちゃんの気持ちいいところを探っていく。

ここか?

愛「……」

ここか?

愛「……」

ここなのかな?

愛「……っぁ……」

侑「……」

248名無しさん@転載は禁止:2020/10/05(月) 00:01:51 ID:SHynvIns
侑(ここか……)

愛「ぅっ……?!」

女の子の頃自分でするとき、確かにここが気持ち良かった。
いわゆるGスポット。

侑(ぎゅぅ〜……と優しくおしてあげて……)

愛「ぁっ、ぁぅ……!」

結局のところマッサージに近いのかもしれない。
気持ちいいところを、重点的に確実に刺激する。

侑「愛ちゃん、気持ちいい……?」

愛「ぅ、うん……すごい……なんでこんな……っ」

249名無しさん@転載は禁止:2020/10/05(月) 00:36:57 ID:SHynvIns
☆☆☆

愛「ぅ、うん……すごい……なんでこんな……っ」

自分の大事なところから聞こえてくる、クチャクチャとか、にちゅにちゅとか。そんな音がなおさら胸の奥を熱くさせる。

一定の場所をぐっ、と押さえられると身体中にじわ〜とした甘い快感がじわじわとやってくる。

愛(自分でするのと、ぜんぜん、違う……!)

しびれるようで、歯の奥がむずがゆい。

あたし、今、侑に気持ちよくされてるんだ。

250名無しさん@転載は禁止:2020/10/05(月) 00:43:16 ID:SHynvIns
こんな、大きく股を開いて。

愛(あぁやっぱり恥ずかしい……でも……!)

それよりも気持ちいいが勝る。

侑「愛ちゃん……」

愛「ぁ……ん……」

手はとめず、キスを追加。
上も下も気持ちいい。
でも、恥ずかしいのは……。

愛「んん……!」

キスしながら声が出てしまう。
ただでさえ気持ちいいのに、キスまでされて。

脳に影響がありそうなくらい、いや違うかも。
頭が沸騰しそうなくらい、熱を帯びるあたしの身体。

そして──

愛(ぁ……)

さっき射精した侑のちんちんは、さっきよりもギンギンになっていた。
あたしが声を出すたびに、ぴくんと跳ねて……。

愛「っ、侑……」

侑「ん……」

愛「しよ……?」

251名無しさん@転載は禁止:2020/10/05(月) 00:51:24 ID:SHynvIns
侑「っ、でもゴム、ないよ」

愛「ぁ……」

そうだ。
あたしたちがセックスをするにあたっては、やっぱり必要になるもの。
そこは確かに理性と貞操観念をもって、きちんと用意するべきなんだろうけど──

愛「……っ、無理……いましたい……」

侑「っ……」

侑が生唾を飲む音が聞こえた。
生でする、その危険性と、きっと生でヤッたら気持ちいいんだろうなという迷い。

侑「あ、愛ちゃ──」

と、そんな時。

☆☆☆

侑ママ「侑〜?」

侑「っ!?」

愛「!?」

こんこん、とノック音に私と愛ちゃんは一斉にドアをみる。

やばい、と二人して急いで脱いでいたものを着ていく。

侑「なっ、なにー?!」

侑ママ「せっかくだから、愛ちゃんもご飯食べていったらどうかな〜って」

愛「ぁ、あっ! い、いただきます!」

侑ママ「じゃあ、もう出来るから降りておいでね、二人とも」

足音が遠くなる頃には、私たちの肝は冷えきっていた。
ついでに私の勃起もおさまってしまった(萎えたという)。

愛「……」

侑「……」

侑「い、いこっか」

愛「う、うん!」

252名無しさん@転載は禁止:2020/10/05(月) 00:55:56 ID:SHynvIns
☆☆☆

晩御飯をおえて、私は愛ちゃんを家まで送る。

愛「はぁ……それにしてもさっきのはどうなるかとおもったよ」

侑「うん……ほんとにね」

でも、ある意味よかったのかもしれない。
あのままだったら、間違いなく生でしちゃってた。

侑(でも……生殺しだよ……)

正直に言うと、あのままセックスまでしてしまいたかった。

愛「……」

侑「あ、ついたね……じゃあ愛ちゃん、また……」

愛「……ね、ねえ侑」

侑「?」

愛「次、さ。いつ会える?」

侑「え、と……あっ、そうだ。親戚のところにいったり、友達とかとの約束あるから……一週間後、というか夏休み最終日かな」

愛「そっか……」

253名無しさん@転載は禁止:2020/10/05(月) 00:59:47 ID:SHynvIns
愛「……じ、じゃあさ、最終日は……会おうよ」

侑「うん、もちろん。……なにかして遊ぶ?」

愛「……っ、い」

侑「え?」

愛「……ちゃんと、最後までしたい」

侑「っ、あ……」

愛「だからっ、その……予定、あけてて」

侑「……うん」

愛「あ……ははは! あ、あたし、なんかむっつりみたいだね! なんか、ガチっぽすぎて……」

侑「大丈夫、したいのは、僕だって同じだから……」

愛「……」

愛「じゃ、一週間後ね」

侑「うん、またね」

☆☆☆

こうして私たちは。
一週間後にすることを決めた。
だから私は帰り道、コンドームを買った。

254名無しさん@転載は禁止:2020/10/05(月) 01:01:44 ID:SHynvIns
今回はここまで。

やっぱり次は彼方にします。
あと彼方に関しては中盤から大学生に突入します。彼方でやりたいノリが思い付いてしまったので。

また明日に。

255名無しさん@転載は禁止:2020/10/05(月) 04:22:00 ID:tz6oW8NY
エロい…

女子大生彼方ちゃん…だと……!

256名無しさん@転載は禁止:2020/10/05(月) 14:28:19 ID:2ynrbuhs
ここで寸止めとは……やってくれますなあ(大好き)
初えっち、明言して決めた日にやるって滾るな……

次の彼方ちゃんも楽しみ。大学生ってことは半同棲みたいなこととか酒盛りとかするんかな?なんにせよ期待!

257名無しさん@転載は禁止:2020/10/07(水) 00:42:37 ID:rGQNJCkE
そして、その一週間後はすぐにやってくる。
その間私たちの性欲は高まり続けていた。

高校生の、等身大の性の欲求。
爆発させる日がやってくる。

☆☆☆

愛「──あ、いらっしゃい、侑」

侑「おじゃまします」

258名無しさん@転載は禁止:2020/10/07(水) 00:49:07 ID:rGQNJCkE
侑「誰もいないの?」

愛「うん。みーんな明日の夜まで帰ってこないよ」

侑「旅行だっけ。着いていかなくてよかったの?」

愛「まぁ、行かないっていった時は驚かれたけど、……だってこんなチャンスないじゃない?」

愛「邪魔が一切はいらない瞬間なんて……」

侑「……そうだね」

愛「……あ、お風呂はいる?」

侑「そうだね。……そうしよっか」

259名無しさん@転載は禁止:2020/10/07(水) 00:58:36 ID:rGQNJCkE
二人で一緒にお風呂に入ることにした。
今度は、あのときとは違って、隠すものもなく。

愛「ん……しょ」

侑「……」

全裸の愛ちゃんの姿。
隠すものが何もなくなると、そのプロポーションのすごさが一段とよくわかる。

愛「あは、どうせ全部見られるのはいいんだけど、そんなに凝視されると恥ずかしいかも」

侑「ご、ごめん。……すごく綺麗だったから」

お世辞でもなんでもなく、本当のことだ。
ほんとうに、綺麗な身体をしている。

愛「そ、そっか……へへ、ありがと」

☆☆☆

体を綺麗にした私たちは、そのまま裸のまま愛ちゃんの自室へ向かった。

人の家で裸でいることのイレギュラー感。いや、背徳感と言う方がずっと正しい。

愛ちゃんの部屋は、想像よりも女の子らしい部屋だった。
所々に好きなものや、友達との写真や……ん?

侑「あれ、これ……」

260名無しさん@転載は禁止:2020/10/07(水) 01:08:38 ID:HVEJ6GHk
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!

261名無しさん@転載は禁止:2020/10/07(水) 01:26:07 ID:rGQNJCkE
愛「ん、どうしたの?」

侑「……CD」

そう、それは私が誕生日にとプレゼントしたアルバムCD。
それが二つある。
そのうちの一つには、「侑からのプレゼント」と書かれていた。

侑「これ……」

愛「あー……それ、かぁ」

愛「持ってたんだ、もう。実は」

侑「なっ……!」

愛「でもね」

愛「今ならあたし、こう言えるよ」

愛「侑がくれたものなら、なんでも嬉しいし」

愛「あたしの為に選んでくれたってことが、なにより嬉しい」

侑「ぁ……」

いかん、めちゃめちゃキュンとした。

262名無しさん@転載は禁止:2020/10/07(水) 01:42:40 ID:rGQNJCkE
愛「……」

侑「……」

キス。
今日、何度することになるかわからないキスの最初。

……あぁ、当初の目的だ。
これから、セックスをするんだ。

♡♡♡

愛「ぁ、うっ、ぁあっ……!」

侑「ここ気持ちいい……?」

愛「っ、うんっ、それ凄い良いっ……!」

Gスポットをじっくりほぐすように。

侑「すごい愛液……」

愛「あ、ははっ、愛、だけにっぃっ、ん……!」

まだまだダジャレを──まあまあ下品だけど──言う余裕はあるらしい。なら……。

愛「え……?」

指でのGスポット責めはやめず、クリトリスに顔を近づける。
唇に力をいれず、リップ音をならす程度で刺激する。
それでも。

愛「ぅ、ぁっ、やっ、ぁぁぅ……!」

実際ここは男性で言うところの亀頭と同じらしく、その感度は亀頭の数十倍だとか。

もしもそうなのだとしたら……こんなの堪らないんだろうな。

愛「はぁっ、あっ、やばいっ、これっ、イくぅ……!」

侑「! ほんと?」

愛「ほ、ほんとっ、ぅっあ……!」

愛ちゃんの足が閉じる。そのさいに太ももで挟まれてしまった。

侑(むぎゅ……)

愛「ぁ、はぁ……ふぅ……はぁ……」

侑「……イッた?」

愛「うん……めっちゃ気持ち良かった……」

侑「まだまだ……っ、愛ちゃん」

愛「ん……」

263名無しさん@転載は禁止:2020/10/07(水) 01:50:36 ID:rGQNJCkE
コンドームをつける。
もうお互いに準備万端だ。

侑「っ、いれるよ」

愛「うん……!」

わずかなゴムの壁。
それがあろうと、無かろうと伝わるものがある。

侑「ぅぁ…… 」

愛「んんんっ……!」

人体の温もり。
いれた瞬間にそれを感じた。
その甘い痺れのようなものは、すぐに脳まで到達する。

侑(きも、ちい……)

愛「っ、あ……へへ、繋がっちゃった」

侑「いたく、ない?」

愛「あんまり……それより、うごいてほしいかも」

264名無しさん@転載は禁止:2020/10/07(水) 01:54:43 ID:rGQNJCkE
それを聞いて、私はなれない腰振りを始める。
うまくいかないし、むしろダメな例で「へこ、へこ」という擬音がつけられてもおかしくない。
それでも。

愛「んっ、ん……」

なにかに耐えるような愛ちゃんの顔を見ると、頑張りたくなる。

侑(どうにかして……)

なんとか己の武器だけで気持ちよくさせてあげられないかと思っていたら。

愛「ぁっ……ぁ、んんっ……!」

何かのタイミングで愛ちゃんの声が大きくなる。

愛「な、なんか、すごいひっかかる感じが……」

侑「!」

そうか。
カリってところが、Gスポットにひっかかるというやつか。

侑(じゃあ……)

私はGスポットがあるその上からを手で優しく押さえながら出し入れをする。

愛「ぁっ、はぁぅ、ぁぅやばっぅ……!」

明らかに反応が違う。
やっぱりこれか……!

265名無しさん@転載は禁止:2020/10/07(水) 01:57:03 ID:rGQNJCkE
愛「ぁぁっあやばいやばいやばいまたっ、ぁっイッっ、ぁぁ……」

侑「っ、イけた?」

愛「し、正直自分でも……こんなにイきやすいっけって、びっくりしてる……」

266名無しさん@転載は禁止:2020/10/07(水) 02:00:29 ID:rGQNJCkE
一旦ここまで。
明日夜頃再開。

正直璃奈でエロの描写が固定され過ぎて、侑におんなじことさせそうなんで、もうすこし好きに書きます。

267名無しさん@転載は禁止:2020/10/07(水) 07:05:15 ID:9Onni0PM
>>1の実体験に基づいてるから仕方ないね

268名無しさん@転載は禁止:2020/10/08(木) 00:17:48 ID:G.LXDhRA
愛「それに……侑としてるから、ってのもあるかも……」

侑「っ、愛ちゃん……!」

そんなことを言われたらなおのこと頑張りたくなる。

愛「ね、ね。キス、して……」

侑「ん、んむ……」

上も下もくっついて離れない。
愛ちゃんも私の背に腕を回して求めるように抱き締めてくる。

カーテンを締め切って、少し薄暗いとはいえ、8月最終日だからとて。

暑いものは暑いわけで、こんな風に抱き締めあってセックスなんてしていたら汗もかく。

汗がお互いの肌にひっついて、密着感はさらに増す。

愛「はぁっ、ぁ、侑、汗すごいよ……?」

侑「愛ちゃんだって……」

セックスって体力を使う。それだけ必死になってるってことなんだろうけど。

侑(っていうか……)

でそう。
もう射精してしまいそうなんだ。

269名無しさん@転載は禁止:2020/10/08(木) 00:22:18 ID:G.LXDhRA
侑「っ、愛ちゃん……」

愛「でそう? いいよっ、侑の好きなときにっ……!」

侑「ぅぐ……!」

そう言われたときにはもう達していた。
口の中に出したときとは違う、ゴム越しとはいえ愛ちゃんの体の中にだすこの感じ。
めちゃめちゃ越えてはちゃめちゃに気持ちいい。

愛「あっ、すごいびくびくしてる……」

侑「はぁっ、ぁ……」

射精がおわって引き抜くと、びっくりするくらいに射精していた。
コンドームがぷっくりとしている。

愛「わ、すご……」

270名無しさん@転載は禁止:2020/10/08(木) 00:33:13 ID:G.LXDhRA
愛「めっちゃ出たね」

汗をぬぐいながら面白そうに言う愛ちゃん。

侑「うん、でた……」

けど。
足りない。
出し足りない。

侑「あの、愛ちゃん……僕、まだ……」

愛「えっ、まだできるの?」

侑「おさまる気すら起きない……」

愛「……実は」

愛ちゃんは少し照れ臭そうに。

愛「あたしも、もっとしたいな、って……」

☆☆☆

それからはもう止まることはなかった。

愛「ぁっ、これぇっ、ぞくぞくしちゃうっ……!」

交尾みたいなバック。
愛ちゃんのおしりを揉みしだく。
もうそれだけで股間にくる。好き放題にしてしまっている、この感覚に。

愛「あっ、やだっ音恥ずかしいっ……!」

尻肉と腰がバコバコと下品な音をたてている。
本当に、ただただ下品な音だ。でも最高。ずっと聞いていたい。

☆☆☆

愛「ふぅ、ふぅ、っっ、ふ……!」

騎乗位もしてもらう。
動きはすべて愛ちゃんに任せて、私は乳首をいじってあげる。

愛「ぅ、ぅあっ……はぁっ、ひ……」

侑「愛ちゃん、腰……」

愛「ま、まって……イきそ、だから……」

プルプルと震えている愛ちゃん。
イクのを堪えている様子だけれど──

271名無しさん@転載は禁止:2020/10/08(木) 00:44:28 ID:G.LXDhRA
侑「ほらっ、我慢しなくて良いんだから……!」

愛「あひっ!?」

ぐりぐりと奥底を刺激する。擦り付けるように、気持ちいいところを。

愛「ぉ゛っ、あっ、まっ、て……マジ、で……イッ、くっ……ぁっ、あっ……ぅっ……」

たら……と口元から唾液がこぼれ落ちる。
そして力が入らなくなったのか、そのまま私の上半身に倒れこむ。

愛「はぁっ、はぁ……はあ……」

侑「……もう限界かな?」

愛「っ、何回イッたかわかんない……」

272名無しさん@転載は禁止:2020/10/08(木) 00:51:06 ID:G.LXDhRA
もうお互いに体力限界まで来ている。
実際……セックスが始まってから10時間が経とうとしていた。

愛「でも、侑……射精したくないの?」

侑「……あ、じゃあ……」

☆☆☆

愛「こ、うでいい?」

侑「ふわぁ……これ、いい……」

パイズリ。
口とも、膣肉とも違う温もり。
なによりも、胸で挟んで奉仕してもらう、という状況が良い。

愛「ちんちんあっつい……」

273名無しさん@転載は禁止:2020/10/08(木) 00:56:32 ID:G.LXDhRA
侑「っ、咥えながら……」

愛「ん、……んむっ……」

侑「うぁっ〜……きもっちいぃい……これ……」

たまらず情けない声もでる。
もっとこのおっぱいの柔らかさで感じていたいけど、そう我慢も続かず。

侑「でるっ……」

愛「わっ……!」

胸の中で爆発している。
精液は愛ちゃんの口の中にダイレクトではいっていく。

愛「ん、んむ……っ……」

相変わらず飲んでくれる。
……またそんなことでキュンとときめいてしまう。

侑「ありがと……」

愛「んーん……ぺぁ。……なんか、クセになる味」

274名無しさん@転載は禁止:2020/10/08(木) 00:58:38 ID:G.LXDhRA
侑「なら良かったのかな?」

愛「ん……お風呂はいろうよ。いろんな液体で汚れちゃってるし」

侑「あはは……確かにね」

☆☆☆

275名無しさん@転載は禁止:2020/10/08(木) 00:58:59 ID:G.LXDhRA
今回はここまで。
また明日に

276名無しさん@転載は禁止:2020/10/08(木) 01:56:25 ID:B/JmWMHQ
エッチだ

277名無しさん@転載は禁止:2020/10/08(木) 10:57:29 ID:VxkUUVCs
どエロい

278名無しさん@転載は禁止:2020/10/08(木) 17:39:40 ID:G.LXDhRA
侑「ふう……」

愛「夏休みももう終わりだね」

侑「早かったような、そうでもないような」

温めのお湯に二人で浸かる。
今日1日動かせた体をゆっくりと休めるために。

279名無しさん@転載は禁止:2020/10/08(木) 23:17:37 ID:G.LXDhRA
侑「そういえば、愛ちゃんは友達に付き合いだしたとか話したの?」

愛「んー。まだ。なんか照れ臭くって。侑は?」

侑「僕は……うーん。話したら友達にボコボコにされそう……」

侑「あ、でも璃奈ちゃんには話したね。キューピッドになったね、って」

愛「確かにね。りなりーには感謝だ」

侑「……あ、でもあれだなぁ」

愛「あれって?」

280名無しさん@転載は禁止:2020/10/08(木) 23:24:55 ID:G.LXDhRA
侑「独占したい、わけじゃないんだけど……愛ちゃんがフリーだと思われて告白されたり、言い寄られたりしてたら、なんか……こう、僕の彼女だよっ! って言いたくなりそう」

愛「あはは、なんだそれー」

侑「あとやっぱり……自慢したいのはあるかも」

愛「自慢?」

侑「愛ちゃんが僕の彼女なんだって……」

愛「それならあたしだってそうだよ。あたしの彼氏はなんと高咲侑だよーっ、って」

侑「そんな、僕じゃ逆に驚かれるでしょ。なんで高咲と〜、みたいな」

愛「侑は知らないと思うけど、侑は結構女子から人気高いよ」

侑「え、そうなの?」

281名無しさん@転載は禁止:2020/10/08(木) 23:33:21 ID:G.LXDhRA
愛「なんなら、侑に告白しようか迷ってた子もいたくらい。まぁあたしが貰っちゃったけど」

侑「えっー!? そうなの」

それは……意外だなぁ。
なんか、悪い気はしないね。

愛「む。なに満更でもない、みたいな顔してるのかな〜?」

むに、と頬を引っ張られる。

侑「ひ、ひはうよ……んん、そんなんじゃない。大体それを知ってたって僕は……」

愛「ふーん。言葉だけじゃいくらでも言えるしねぇ」

なんだかすね気味だ。ちょっと珍しいけど、珍しいからこそどうしたらいいかわからない。

愛「ん」

そう思っていたら、目を閉じて分かりやすく顔を向けて──

侑「……ふふ」

啄むような軽いキス。
愛情表現の一種と言うのは本当なんだなぁ。

愛「へへっ」

侑「……やっぱりあの時屋上にいって良かったよ」

本当に、心からそう思えた。

☆☆☆

282名無しさん@転載は禁止:2020/10/08(木) 23:52:00 ID:G.LXDhRA
そして突入二学期、再開の学校生活。

久しぶりのクラスメイトたち、日焼けしたりイメチェンしたりと様々だ。

しかし、そんな中ひとつ、皆が揃えて話題に出していることがある。

「なぁ……宮下の首のさ……」
「あれって……そうだよな?」
「いわゆるキスマークだよな……」

侑(やっべぇぇぇ……)

思わず崩れる口調。
とはいえそうなる。あれをやったのは私なのだから。

侑(やっぱり独占欲あるのかな私!?)

とか言ってる場合じゃない。

侑「い、いやいや。愛ちゃんにそんなことする奴なんて……」

「……」

侑「……え、なに。どうしたの」

283名無しさん@転載は禁止:2020/10/09(金) 00:07:56 ID:wmVjx0ns
「おまえ……いつから宮下の事、『愛ちゃん』なんて呼ぶようになったんだ?」

「夏休み前は『宮下さん』って呼んでたよな?」

侑「はっ──」

そうだ。
歩夢や璃奈ちゃんの前では愛ちゃんと呼んでいたけど、それ以外の前では宮下さんと呼んでいた。

けどつい気が緩んで──!

「おまえまさか」

侑「いやっ……間違えたんだって! そう呼びたい願望からついポロっと……!」

「……」

き、きついか?

「だよな! そうだよなぁ、まさか宮下と……ないよな〜!」

そういって肩をばんばんと叩かれる。
最後におもいっきり一叩き。

「もしも、俺たちの想像した通りだったらお前のこと殺してたよ!」

そんな笑顔で言うなぁ!
……い、いや目が笑ってない。こわ!

侑「ハ、ハハハ」

やっぱり言えないやこれ……。

☆☆☆

284名無しさん@転載は禁止:2020/10/09(金) 00:10:27 ID:wmVjx0ns
学校が再開してから一週間。

侑「体育祭かぁ、愛ちゃんは何に出る?」

愛「ぜんぶ!」

侑「さすが。てことはあれもこれも……すごいね、体力続く?」

愛「楽しさの前じゃ、疲れなんて関係ないんだよね」

285名無しさん@転載は禁止:2020/10/09(金) 00:12:19 ID:wmVjx0ns
今回はここまで。
また明日に。

アニメ良かったですね。想像よりも侑が主人公っぽくて好きです。

286名無しさん@転載は禁止:2020/10/09(金) 00:25:25 ID:zZ35zN8M
今回はCくんとか出ないの?

287名無しさん@転載は禁止:2020/10/09(金) 21:42:34 ID:wmVjx0ns
忘れてましたね。どうしましょう。気分次第で出るかもしれません

288名無しさん@転載は禁止:2020/10/10(土) 04:31:36 ID:UPZt6dUY
無表情のりなりー良かったな
2話も楽しみ過ぎるよ

289名無しさん@転載は禁止:2020/10/10(土) 23:36:13 ID:KyWgUViI
愛「侑はなにでるの?」

侑「リレーとか騎馬戦だよ」

愛「お、騎馬戦かぁ。男子だけだもんね、あれ」

そんな具合に、他愛もない話をだらだらと続けていた。
それが楽しいし、落ち着ける。
でも。

侑(私、昨日愛ちゃんとえっちしたんだよね……)

悶々とする。
あれからまだたったの1日という事実に震えさえする。え? 私、この子? って。

290名無しさん@転載は禁止:2020/10/11(日) 01:05:06 ID:pP3ZTpYQ
愛「侑? どうしたの?」

侑「あ、いや……なんでもないよ!」

別に1度知ったからじゃないけど……またしたくなってきていた。

……高校生の性欲は猿並みとかって言うし……。

愛「ならいいけどっ。……こっちは大変だったんだから」

侑「へ?」

愛「誰かさんが首にこーんなものつけちゃったからねぇ」

そう言い、首のキスマークに指差す。
やっぱり愛ちゃんもそれは避けられなかったみたいだ。

愛「最終的に、誰とは言わなかったけど彼氏がいるってことで話し終わらせたよ」

侑「あ、いることはいったんだ」

愛「そもそもあたしとしては隠すことでもない、って思ってるけど……侑の様子みたら、隠しといた方が良いかな〜って」

侑「助かります……」

291名無しさん@転載は禁止:2020/10/11(日) 01:06:52 ID:pP3ZTpYQ
今回はここまで。

アニメ歩夢が思ったよりも侑への意識強くて良いですね。
また明日に。一応愛は明日で終わる予定です。

292名無しさん@転載は禁止:2020/10/11(日) 01:50:00 ID:vMd/T1Q2
終わるのか

293名無しさん@転載は禁止:2020/10/11(日) 05:25:37 ID:8glkccpI
かすかすに嫉妬する歩夢ちゃん可愛かった……
愛さんのキスマーク見ちゃった歩夢ちゃん想像するだけで胸が苦しいので歩夢√はやくしてやくめでしょ

294名無しさん@転載は禁止:2020/10/11(日) 18:39:06 ID:pP3ZTpYQ
愛「さてさて、それじゃあ帰りましょうかね」

侑「だね」

愛「……」

侑「ん? どうしたの、愛ちゃん」

愛「いや……あのね」

侑「?」

295名無しさん@転載は禁止:2020/10/11(日) 21:34:31 ID:pP3ZTpYQ
愛「名前さぁ……その、呼び捨てでいいよ」

侑「え?」

愛「愛って呼んでほしいなって」

侑「そ、そうか……呼び捨て、かぁ」

愛「ちゃん付けも嫌なわけじゃないけど……ね」

296名無しさん@転載は禁止:2020/10/11(日) 22:03:11 ID:pP3ZTpYQ
愛「そこはやっぱり彼女としては、特別感がほしいよね」

侑「……うん、そうかもしれないね」

侑「そういうことなら、そうしよう……」

愛「あ、じゃあ呼んでみてよ、さっそく!」

侑「う、うん……」


侑「あ、愛……」

愛「ふ、ふふ……」

お互い顔を真っ赤にしている。
愛ちゃ……愛は口許をふにゃふにゃにしてにやついている。

愛「ねぇそれさ、教室でも一貫してよ」

侑「ええっ!? それ……僕どうなることか」

愛「やっぱり皆に知られても良いんじゃないかな? 」

侑「う、う〜ん……」

侑「……しかるべきタイミングで」

297名無しさん@転載は禁止:2020/10/11(日) 22:10:52 ID:pP3ZTpYQ
愛「おっけーい。じゃ、そのうち!」

その、『そのうち』というのが。
とんでもないタイミングになってしまう事は、知るよしもなかった。

☆☆☆

そして時間はあっという間に流れて、やってきたのは体育祭。

私たちは赤組だ。

侑「よ〜し、やってやるぞ!」

愛「絶対優勝するぞー!」

298名無しさん@転載は禁止:2020/10/11(日) 23:33:00 ID:pP3ZTpYQ
いざ始まった体育祭。
応援にも熱が入る。

「愛〜!がんばれー!」

愛が出る時に、応援の声が大きくなる。
やっぱり人気者なんだなぁ。

愛「よ〜し、いっちょやりますかね!」

299名無しさん@転載は禁止:2020/10/12(月) 00:09:24 ID:NU8leT.k
わかっていたことだけれど、やっぱり愛の独走だった。
男子ならともかく、相手が女子なら、陸上部でもなければ走りで負けることはない様子だ。

愛「いぇーい、V!」

その後もパン食い競争、障害物競争と次々に一位をかっさらっていく。

私も私でリレー競技で赤組に貢献できるように、抜かれないように次の人にバトンを渡す。

☆☆☆

現時点で赤組がなんとかリードしている。

愛「次の借り物競争で、さらに差を広げたいところだね」

侑「だね。……あ、次、僕と愛一緒のスタートだよ」

愛「あ、ほんとだ。練習の時はバラバラだったから気づかなかったね」

愛「あ、じゃあ今のうちに紙に書いてありそうなものお互いに持っておく? すぐにゴールに行けるようにさ」

侑「めいあ〜ん」

300名無しさん@転載は禁止:2020/10/12(月) 00:36:05 ID:NU8leT.k
☆☆☆

始まった借り物競争。
先にスタートした人たちの借り物は、髪止めや傘。人気のある先生やら。人もありらしい。

そして今度は私たちの順番。

愛「よしいこう!」

走り出す。私と愛がほぼ同時に紙を手に取る。

侑(よし、中身は……)

『大事な人』

侑(人? こういうときは誰を選ぶべきなんだ)

親は来てるから、それを呼べば良いんだろうけど……。

愛「ねえねえ侑」

侑「え、なに?」

愛が紙を見せてくる。
そこには『好きな人』と書かれていた。

侑「……あぇ?」

愛「一緒にいこ」

侑「えっ!? あっ、ま、まぁ……」

確かにそうなのかもしれないけれども。

侑(あ、でも……私のもこれでいいのか……いやでも!)

これめちゃめちゃ恥ずかしいな。
内容を知られたらもう……。

301名無しさん@転載は禁止:2020/10/12(月) 00:48:57 ID:NU8leT.k
愛「ほらほら! はやくしないと……!」

侑「あっ、ちょっ……!」

愛は私の手を引いて走り出す。
もうこうなったらやけだと、私も足並みを揃えて走るのだった。

☆☆☆

「ねえねえ待って!? あの紙さぁ、私たちが用意したじゃん? あの二人が一緒に走ってるってことはさ……」

「わっー! やばっ、惚気!? 愛ちゃんの彼氏って高咲くんだったんだ……!」

☆☆☆

302名無しさん@転載は禁止:2020/10/12(月) 00:52:16 ID:NU8leT.k
愛「──お。帰って来た帰って来た」

侑「ただいま……」

結果的に、あの借り物競争によって愛の彼氏が私だとバレてしまったため今の今まで男子に追い回されていた。

侑「まぁ最終的には祝福してくれたよ」

愛「あたしも。これで明日から堂々とできるね」

侑「ちょっと恥ずかしいけどね……」

愛「でも、悪くないでしょ?」

303名無しさん@転載は禁止:2020/10/12(月) 01:43:47 ID:NU8leT.k
愛「君はあたしの彼氏」

愛「あたしは君の彼女!」

愛「それでオールオッケー!」

侑「……っふふ」

まったくもって。
その通りだと、そう思えた。

☆☆☆

……とまあ、なんだか健全な青春のワンシーンもあるけれど。
乱れたワンシーンも当然あるわけだ。

実際のところ、毎週土日のどちらかでセックスしている。ひどいときは平日に、学校の「そういうスポット」として生徒たちがよく使うとされる、空き教室ですることもある。

304名無しさん@転載は禁止:2020/10/12(月) 16:45:30 ID:NU8leT.k
愛「んっ、んむ……ちゅ……」

侑「ぅ、ふ……」

放課後の空き教室。
鍵は借りることはできないけど、窓を開けて中に入れるように細工がされている。
うまいことやるもんだね、感心しちゃいけないけど!

そんな過程があり、いま私は口でしてもらっている。

愛「はぁ……ん、めっちゃびくびくしてる……でそう?」

侑「結構くるしい……」

愛「どうする? このままだしちゃう?」

侑「いや……ちゃんとえっちする……」

そういうと、愛は財布の中からコンドームを取り出した。

愛「ほいほい、と……」

慣れた手つきでつけてくれる。
もうそれだけやったからだけど、それが当たり前になってもいい気分になる。

愛「ん……し」

さすがにここで裸になるわけにはいかないから、愛はパンツだけを脱いでいく。
スカートを少したくしあげて、机に手を着いてお尻をつきだしてくれる。

基本的にここでは立ちバックになる。

305名無しさん@転載は禁止:2020/10/12(月) 16:59:56 ID:NU8leT.k
ここに置いては、行為の内容よりもこんなところでヤっているということが背徳感を高められる。

愛「ぁあ〜……きもちっ……」

侑「ふぅっ、ぅ……!」

外からは運動部たちの声。
そんな中でセックスをしている。

侑(癖になりそうっだ……!)

愛「んっ、激しっ……!」

ヒートアップしてきて、腰を打ち付ける音のテンポも早くなる。
無我夢中になっていた、とも言うけれど、少し意識が愛にだけ向きすぎた。

……教室に向かってくる足音がする。

愛「っ!」

侑「わっ、やば……!」

306名無しさん@転載は禁止:2020/10/12(月) 17:15:09 ID:NU8leT.k
人がめったに来ないから使っているとはいえ、絶対にだれも来ないわけではない──それがスリルで良いという人もいる──から、こういう時もある。
はやく隠れないと……!

愛「掃除道具入れに……」

侑「うん……!」

二人で掃除道具入れに隠れる。
わざわざここに? とは思うけれど、誰かが通りすぎてくれれば良いわけだから、正解なんだろう。

愛「きたきた……」

とはいえ火照った体でこれだけ密着していると、変な気持ちにもなる。

まあ、誰かたちがはやく通りすぎてくれればすぐに再開……。

がらりっ、と引き戸が開いた。

侑「え……!?」

愛「はいってきた……!?」





栞子「……」

307名無しさん@転載は禁止:2020/10/12(月) 17:22:13 ID:NU8leT.k
侑(……栞子ちゃん?)

愛「だれ……? なにしに……」


栞子「ここが最近、淫らな場に使われていると……」

栞子「入れないように補修をしなければ……これが例の窓ですね」

そう言うと、栞子ちゃんは窓の鍵を直しだした。

愛「ぁあ〜、それ直されたら……!」

侑「しっ……!」

栞子「……ん?」

栞子ちゃんが何かに気付いた様子で掃除道具入れに向かってくる……!

308名無しさん@転載は禁止:2020/10/12(月) 17:41:56 ID:NU8leT.k
栞子「何か音が……」

愛(えっ、これ……やばくない?)

侑(やばいよ……!)

もうすぐそこに迫っている!
なんなら、もう今すぐに開けようと──

愛(み、みつかっ……!)


奈々「──三船さん、ここでしたか」

栞子「生徒会長」

奈々「もしかして、とは思いましたけど。こういうことも副生徒会長直々なんて、仕事熱心ですね」

栞子「だれもしませんから」

奈々「気付いた人がやる……それも大事ですが、これから報告会です。一度生徒会室に戻りましょう」

奈々ちゃんは栞子ちゃんをつれて出ていった。

侑「は、はぁ……助かった……愛?」

愛「うっ、くっ、ぅ……!」

びくびくと体を震わせている。
なに、なんだ……?

侑「……もしかして、バレるかもって想像してイッたの……?」

愛「ち、ちが……」

侑「じゃあこれはなんなの……!」

掃除道具入れに愛液が垂れていた。
それもまあまあな水量で。

侑「えっちめ……」

愛「ぅぅ……!」

見たことない顔で赤面する。
……意外な一面を見た気がする。

☆☆☆

309名無しさん@転載は禁止:2020/10/12(月) 17:51:42 ID:NU8leT.k
愛「は〜、どうなることかと思った」

侑「だね。……でも、今後あそこ使えそうにないね」

おそらく窓に細工が出来なくなる。
となると忍び込むことも難しくて……。

愛「えっちする場所にも困るねぇ」

侑「家だと親いるしね」

タイミングがあって家にだれもいなければ家でするけど、したいときに限って家にだれかいる。
ままならない。

310名無しさん@転載は禁止:2020/10/12(月) 18:48:10 ID:NU8leT.k
愛「……あ、そうだ」

侑「?」

愛「クリスマス、予定空いてる?」

侑「もちろん」

愛「お、じゃあクリスマスデートだねぇ、これは」

侑「あ、いいね」

愛「それでね、よかったらなんだけど……」

愛はもじもじしながらその「よかったら」の内容を聞かせてくれた。

侑「えっ、でも大丈夫なの?」

愛「確認とかが適当らしいからたぶん大丈夫。みんなよくいくらしいし……」

311名無しさん@転載は禁止:2020/10/12(月) 18:48:29 ID:NU8leT.k
今回はここまで。
また明日に。

312名無しさん@転載は禁止:2020/10/12(月) 18:49:41 ID:3BP2MERA
りなりーと比べて愛さんのほうも相当えっち積極的なのたまらん

313名無しさん@転載は禁止:2020/10/13(火) 17:37:10 ID:5AEeKQlk
侑「でもまあ……そういうことなら……いい、のかな」

愛「じゃあ、そういうことで……お金はあたしがだすよ! 例のたまりにたまったお金の使いどころだね」

侑「えっちが使い道か……」

愛「二人にとって大事なことでしょー!」

きゃいきゃいとはしゃいで帰る道、夕日に照らされる愛の笑顔。

眩しいの夕日なのか、それとも……。

☆☆☆

クリスマス当日。
お目当てだったお店でごはん食べて、動物園でデートして。
少しの時間にゲーセンでプリクラとって。
時刻はもう21時になろうとしていた。

314名無しさん@転載は禁止:2020/10/13(火) 17:52:55 ID:5AEeKQlk
やってきたのはラブホテル。
本来なら未成年は入れないけれど……。

侑(……本当だ、すんなり入れたね)

愛(堂々としていれば意外とね)

☆☆☆

愛「わ〜すごーい! めっちゃひろい!」

侑「すごいねこれ、初めて来たけどこんな感じなんだ」

愛はベッドに飛び込む。
ふかふかしていて、とても今からそういうことをするために来たとは思えなかった。

愛「こういうところはお風呂もすごかったりするみたいだし、さっそくお風呂入っちゃう?」

侑「そうだね。ちょっと気になる」

315名無しさん@転載は禁止:2020/10/13(火) 18:14:54 ID:5AEeKQlk
──とか、なんとか。
妙に冷静で「そんながっつきませんけど?」を装っている私たち。

無理でしょ。

愛「あっ、も〜。すぐおっぱい触るんだから」

侑「だって……触りたいし……」

体を洗うふりをして胸を揉む。
真っ正面から、堂々と。

愛「んふ、じゃあ愛さんは、ここ洗ったげる」

しっかり泡立たせて両手でちんちんを握り混む。
優しくほぐすように洗われる。

侑「くっ、くすぐったい……」

愛「あっ、逃げないの! おりゃおりゃ!」

316名無しさん@転載は禁止:2020/10/13(火) 19:02:41 ID:5AEeKQlk
今週でたぶん終わります。

317名無しさん@転載は禁止:2020/10/14(水) 17:54:40 ID:gTshCRW6
明日再開。

318名無しさん@転載は禁止:2020/10/15(木) 01:49:26 ID:rivjibCg
パンツ脱いだ

319名無しさん@転載は禁止:2020/10/15(木) 17:54:40 ID:JTpNLXO6
愛「……すぐ大きくするじゃん」

侑「いやこれ……普通に気持ちいいから……」

言っちゃなんだけど、手コキみたいなものだし。

愛「もー、ムードがさ〜」

侑「ご、ごめん……」

愛「ふふ、うーそ。……てか何度かえっちして思ったけど」

侑「うん?」

愛「こうやってあたしで、興奮してくれるのって、悪い気もしないなぁ……って」

320名無しさん@転載は禁止:2020/10/18(日) 23:49:53 ID:o/zWAqXM
侑「そりゃあするよ! しない方が無理!」

愛「じゃあ、今日はたっぷり……しようね」

☆☆☆

三時間程度経った頃だったろうか。

侑「うっ、ぁ……」

愛「ぁっ、でてる……すごいね、三回目……」

愛の言うとおり、三回目の射精。
自分でもよくここまで……とは思う。

愛「……まだできる?」

侑「もちろん……」

まだするの? じゃなくて、まだできるか、と聞いてくれることに少し嬉しくなる。

侑「ぁ……ゴムないや……」

321名無しさん@転載は禁止:2020/10/19(月) 00:12:22 ID:5vFfilB.
気分はまだまだ昂っている。
ここで中断するのも個人的に嫌なんだけど……。

愛「──じゃあ、生でいいよ」

侑「へ……」

すっとんきょうな声が出る。
生。ナマ。なま。

つまりはゴムをつけないでするセックスだ。

侑「いいの?」

愛「今日大丈夫な日だし……いいよ」

──本当なら、大丈夫な日なんてない。あくまで普段よりも妊娠率が低いというだけで、安全性なんかまったくない。だけど。

侑「ぅっ、ぁっぁ……!」

我慢できなかった。

侑「っ、直だと……こんな……!」

熱くって、絡み付いてきて……!

322名無しさん@転載は禁止:2020/10/19(月) 00:31:57 ID:5vFfilB.
愛「あっあ……一番固くなってる……」

奥の方をコツンコツンと突っつく。
その時の感触が吸い付くようで、敏感な亀頭にはたまらない。

一気に汗が吹き出る。
生でやっちゃっていることもあるからだろう、心に背徳感も混ざり、えもいわれぬ気分だ。

愛「はぁっ、んっ、ん! っきもちっ……」

侑「愛、愛……!」

左手は恋人繋ぎで絡ませる。
右手は愛を頭から抱き寄せるようにして、キスをする。

侑「愛……!」

☆☆☆

侑「愛……!」

名前を呼ばれる度に、へそした辺りがうずく。
きゅんきゅんと。発情しているんだ、たぶん。

さっきから頭がぽっーと、している。気持ちいいから、というのもあるけど、まるでこの夢見心地のような雰囲気に飲まれている。

あたしの奥に、気持ちいいところにぐりぐりと押し当てられる。

愛「ひゃぅ……っ!」

びぐっ、と体が縮こまる。脳に伝達が行く。
イクまでの準備期間のように。

323名無しさん@転載は禁止:2020/10/19(月) 00:46:43 ID:5vFfilB.
侑の前では、余裕を保っているようにみせるけど、その実は度しがたいくらいに快感に負けている。

まだできる、なんて。
あたしがしたいんだ。

もっと、気持ちよくしてほしいから……。

侑「ぅ、ぐっ……でそうっ……!」

愛「っ、いいよ、……中だして、いいよ……」

もしかしたら妊娠するかもしれない。
でも……そうなったら、そうなったときで。
いいかな……。

侑「ぅっっ、愛っ、愛……!」

愛「くぁっっ、くう、ぅぅう……!」

甘い、あまぁい痺れが歯の奥に来る。
きっとこれからイク、それもとびきり強く激しく。

侑「あぁっでるっ……!」

侑が最後の一突き。
それと同時にあたしもイッた。

愛「ぁぁ、ぅぁぅっ……!?」

全身が痺れる。
一瞬だけ失神。すぐに戻って来たけど、あまりの快感に涙が溢れていた。

愛「はっ、はあっ、は、ぁ……」

侑「ぅ、っ……!」

愛(あぁ……あたし、いま中に……出されてるんだ……)

☆☆☆
侑「……ぁっ!」

引き抜くと、どろりと精液が垂れてきた。
ほんとうに中で出しちゃった……。

愛「……綺麗にしてあげる」

愛がそういうと、愛液と精液がまざりあったそれを咥えて、尿道にのこったものを吸いだしてくれる。

侑「うぁ、これも、なかなか……!」

愛「ん、ん〜……」

カリ首のところも舌先でなめとってくれる。

侑「……大満足」

愛「あたしも……こんなにイッたの、はじめて……」

324名無しさん@転載は禁止:2020/10/19(月) 00:47:01 ID:5vFfilB.
また明日に。

325名無しさん@転載は禁止:2020/10/19(月) 03:39:06 ID:CjMF/GwM
いいねぇ…

326名無しさん@転載は禁止:2020/10/20(火) 23:30:58 ID:ybYrwqqY
もう一度二人でお風呂へ。
リフレッシュと、本当に体をきれいにするために。

愛「は〜……いろいろ満たされた」

侑「僕もだよ、良い日だった」

愛「また来年も一緒に過ごしたいね、クリスマス」

侑「……うん」

愛「思えば、よくこんな関係まできちゃったよね」

侑「というと?」

愛「屋上で告白。そっから始まるなんてなかなか面白い出会いだなぁ、って」

327名無しさん@転載は禁止:2020/10/21(水) 00:09:43 ID:R6rK.ZyU
侑「確かにね。……ほんと、うまくいってよかった」

愛「もう離れられないよ〜、愛さんみたいな女の子が他にいると思わないことだね!」

侑「そんな気ないよ」

侑「愛さえいてくれたら、他の女の子なんて目に入らない」

思っていることを素直に吐き出す。
呼吸のように、それが当たり前の事のように、むしろ出さねば死んでしまうくらいの気持ちで、だ。

愛「……そっか。さすがに照れちゃうな、あはは……」

腕の中でくねくねと身をよじらせている。
じっとしているよりも気が紛れるのだろう、でも私はそれを止めるように抱き締める。

侑「ずっと一緒だよ」

こんな時間がいつまでも続けばいい。
大好きな人と、一緒にいられるこんな時間がいつまでも。

愛「……愛し……へへ、……」

何かを言いかけて、照れ臭そうにやめる。
それ以上は、追求しなかった。

328名無しさん@転載は禁止:2020/10/21(水) 00:23:57 ID:R6rK.ZyU
☆☆☆
数ヶ月後。

季節は再び、雲ひとつ無い、セミの声が飽き飽きとさえしてくる夏となっていた。

今日は愛とデートの約束をしていて、駅前のコンビニで待ち合わせ。
二人とも時間をきっちり守り、予定通りにデートが始まる。それはいつものことだった。

そんな中で、違うものがあるとするならば。それは容姿や態度じゃなくて、気持ちの問題だろう。

今日は7月15日。
付き合い始めてから、1年と1日が経った日だ。

愛「さーて今日は約束通り、愛さんの行きたいところをひたすら行く! しっかりついてくるんだよ」

侑「って言っても、最初は動物園、でしょ?」

愛「あたり〜!」

329名無しさん@転載は禁止:2020/10/21(水) 00:30:10 ID:R6rK.ZyU
あの日から、何かが劇的に変わった訳じゃない。
緩やかに、穏やかで。喧嘩もなかったこの一年間は、本当に楽しいだけでしかなかった。
それもこれも、だれのおかげか。

愛「──ほら! はやくしないと置いていっちゃうよ〜」

侑「愛」

愛「っと、なに?」

330名無しさん@転載は禁止:2020/10/21(水) 00:31:58 ID:R6rK.ZyU
MY FIRST STORY「花 -0714-」

https://youtu.be/1UlL2YuZFdE

331名無しさん@転載は禁止:2020/10/21(水) 00:37:33 ID:R6rK.ZyU
たった一年間かもしれない。
それでも貰ったものが大きすぎた。
これじゃ本当に、本当に心苦しいんだ。

ほんの少しの言葉でも、今ここで返す必要がある。

侑「愛してるよ」

笑って泣いて。
叩いたこともあった。
全部全部引っくるめて、それを君にあげないといけなかったんだ。

愛「ぁ……!」

驚いた様子で、でもそこには照れやそれ以外の感情。

──そんな顔がもっとみたい。
今日という日は、そんな風に思える特別な日だ。

愛「そんなの……あたしもだよ」

332名無しさん@転載は禁止:2020/10/21(水) 00:42:30 ID:R6rK.ZyU
……愛と太陽が重なる。
眩しいのは、太陽なのか。

そうじゃないことは、分かってる。

愛「侑のこと、愛してるよ──」

その、とびっきりの眩しい笑顔で、そんな風に叫ぶんだ。

愛「──愛だけにっ!」



愛√END

333名無しさん@転載は禁止:2020/10/21(水) 00:51:09 ID:R6rK.ZyU
彼方√です。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1603208626/

やってみたかった臭いことっていうのは、挿入歌みたいな事です。もしくはインスピレーション貰った曲というか……。

334名無しさん@転載は禁止:2020/10/21(水) 11:03:40 ID:gIW1XeHE


335名無しさん@転載は禁止:2020/10/21(水) 12:19:53 ID:AKFZsMYA
エロエロ愛ちゃん最高でした!

336名無しさん@転載は禁止:2020/10/21(水) 22:26:59 ID:rDS1T47c
乙乙

337名無しさん@転載は禁止:2020/10/22(木) 04:20:05 ID:tClT8wlc
ラブラブ愛ちゃん可愛かった!

338名無しさん@転載は禁止:2020/11/10(火) 00:43:21 ID:0d4XkzDo
〜人類の歴史は2032年で終わり〜

木村秋則
「長さが5キロメートル以上あるUFOの内部で宇宙人(人類と同じ姿をしてるが人類より綺麗で朗らかでギリシャ彫刻のような顔をしてる)から地球カレンダーを見せられた。
それにこれから地球で起こることが書かれていた。
それを見ていくと枚数が少なかったのでなんでここで終わるのと聞いたら『そこで人類の歴史は終わり』と言われた」

それは口外してはいけないことになっていたが去年酒に酔った木村秋則はその年をポロッと言ってしまった。
それが2031年か2032年。

木村秋則によると・・・
・宇宙人は物を小さくする爆弾を持ってる。
・小型のUFOの側面の壁の厚さはビニール袋より薄い。これを手で触ると透明になり外が見えた。これのサンプルを手で折ろうとしても折れず、足で踏んでもまったく変形しないほど硬かった。
・宇宙人は人類をすごく見下してる。
・宇宙人は240種類の元素を知ってる。人類は120〜130種類ほどしか知らない。
・宇宙人のUFOは人類が10億年かかる距離を一瞬で移動できる。
・宇宙人は空中を浮遊できる。
・宇宙人は手を使わずに家の窓や扉を開けることができる。
・宇宙人との会話はテレパシー。考えたことがすぐに宇宙人に伝わり答えが返ってくる(頭の後ろから聞こえてくる)。

木村秋則(世界で初めて無農薬・無施肥のリンゴの栽培に成功した日本の農家)

グレイやビッグフットは宇宙人が作った生体ロボット。

木村秋則「人類は何とかしないと駄目だよ。もう残された時間が無いのだから・・・」

↑キリストが亡くなった31年か32年から2000年間でダメだったら滅ぼすと決めてたみたい。

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〜松原照子の世見(予言)〜

「近いうちにUFOが来るよ」(2020年8月に世見)

「今から20年以内(2032年まで)に富士山の噴火も含めた大災害が起きる」(2012年2月に世見)

「近未来に小惑星が地球に衝突する日が必ず来る気がしています。もし小惑星が地球に衝突したら日本は消滅します」(2019年2月に世見)

「東海、東南海、九州よりの地震がくる」

「首都直下地震がくる」

「南極のオゾンホールは拡大を続けています。日本でも強い紫外線が原因となる病気がこれから深刻化する。
皮膚癌が増加。白内障は高齢者だけの病気ではないので若い世代も気をつけるべき。
免疫力が低下しヘルペスや感染症も増えていく。
これからの30年にもっとも気をつけるのは紫外線です」(2019年2月に世見)

「トランプ大統領は再選しない」(2019年2月に世見)


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