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鏡 果南「え、誰このイケメン」❤3

1名無しさん@転載は禁止:2018/12/18(火) 02:32:23 ID:UpZk3HPQ
鏡 果南「え、誰このイケメン」����2
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1532710221/

前スレ

568名無しさん@転載は禁止:2019/06/10(月) 19:13:46 ID:gQutS2Eo
かなダイ熱高まっていますぐ書きたいけど、合同の〆切迫ってるからちょっと待って……
(これはかなダイではないだろうけど)

569名無しさん@転載は禁止:2019/06/18(火) 18:17:16 ID:Anb4n14w
〜放課後〜
ー黒澤家前ー

果南「ダイヤの家に入るのにこんなに緊張してるの初めてだよ……」

鞠莉「私との初めてのエッチとどのくらい?」

果南「ちょっと鞠莉!何言ってるの!」

ダイヤ「え?何か言いましたか?」

果南(こっちはこっちで謎の難聴発揮してるよ)

570名無しさん@転載は禁止:2019/06/18(火) 18:24:09 ID:Anb4n14w
果南「そういやダイヤのお父さんと面と向かって話したこと無いんだよね。確か夏祭りでチラッと見かけたくらい」

鞠莉「私もそんな感じかなー。ジャパニーズヤクザ!!」

ダイヤ「ヤクザではありませんわ!変なこと言わないで下さい!!」


ガララッ

ダイヤ母「あら、懐かしい声が聞こえると思ったら果南くんじゃない!」

果南「え?あっ、こんにちは……」

ダイヤ母「久しぶりね〜何か御用?」

果南「あの……その……」

鞠莉「果南!」ボソッ

果南「分かってるよ」ボソッ

571名無しさん@転載は禁止:2019/06/18(火) 18:28:09 ID:Anb4n14w
果南「あの、お話ししたいことがあります!」

ダイヤ母「あら、何でしょう」

果南「松浦果南はこの度、ダイヤさんとお付き合いさせていただくことになりました!今日はそのご挨拶というかお許しを貰いにきたというか……」

ダイヤ「ちょっと、何でそこで弱気になるんですか!」ボソッ

果南「だって!」ボソッ


ダイヤ母「そう……」

果南「は、はいっ!!」

572名無しさん@転載は禁止:2019/06/18(火) 18:30:45 ID:Anb4n14w
ダイヤ母「ダイヤ、ちゃんと考えたの?」

ダイヤ「はい……家のことがあるのは分かっていますが、それでも私は果南さんが好きです///」

果南「ダイヤ……」

俯いて顔を赤らめながらも、しっかりと声を張っているのは流石ダイヤだ。

ダイヤ母「そう」

573名無しさん@転載は禁止:2019/06/18(火) 18:35:41 ID:Anb4n14w
果南「あの……大丈夫ですか?俺とダイヤが付き合っても」

ダイヤ母「なぜそのようなことを聞きますの?」

果南「だって、許嫁がどうとかダイヤから聞いてますし。それに、俺はダイヤとずっと一緒にいたいです!よく知らない人なんかに──」

ダイヤ母「そこまで」

果南「っ!」

ダイヤ母「それは私に言われても困りますわ。しっかりと話をつけるなら」

ダイヤ母「うちの人に話を付けて貰いませんと」

果南「それって……」

ダイヤのお父さんのことだろうか。
あの凄く怖そうなダイヤのお父さんの。

574名無しさん@転載は禁止:2019/06/18(火) 18:39:53 ID:Anb4n14w
ー黒澤家ー

今私は黒澤家の廊下を歩いている。

長いのは分かっているが、それでも今日は昔歩いた時よりも長く感じていた。

ダイヤ母「着きましたわ。それでは襖の奥にどうぞ」

果南「……っ」

この襖の奥にダイヤのお父さんが、この内浦の主でもある凄い人がいるんだ。襖で隔たれていても、オーラのような物を感じる。

果南(手を伸ばせ、それから悩めだ!)

果南「失礼します!」

575名無しさん@転載は禁止:2019/06/18(火) 18:43:23 ID:Anb4n14w
ダイヤ父「松浦の所の息子か。妻から話があると聞いているが」

果南「は、はい……!」

襖を開けて正座すると、部屋の奥にピシッとした姿勢で座っているダイヤのお父さんと、その左右の列には黒いスーツを着た怖そうな人がズラーッと並んでいた。

果南(怖すぎるんだけどこれ!)

576名無しさん@転載は禁止:2019/06/18(火) 18:47:10 ID:Anb4n14w
ダイヤ父「それで、話と言うのは?」

果南「あっはい!」

果南(怖くたって言わなきゃ)

果南(大体こんなのが何だ!昔なんか今よりずっと小っちゃかったのにダイヤを無理矢理この家から連れ出したんだ。そんなのに比べたらこんなの!)

果南「…………」

果南(黙ってちゃダメだ!言ったって別に殺されるわけじゃないし!)


果南「あのっ、今日からこちらのダイヤさんとお付き合いさせていただいてます!」

黒澤父「…………」

果南「それで、できればダイヤとずっと一緒にいたいと思ってます……」

黒澤父「…………」

577名無しさん@転載は禁止:2019/06/18(火) 18:47:24 ID:Anb4n14w
果南「…………」

黒澤父「…………」

578名無しさん@転載は禁止:2019/06/18(火) 18:50:57 ID:Anb4n14w
黒澤父「ダイヤ、それと小原のとこの嬢ちゃん。少し席を外してくれないか」

ダイヤ「はいっ、分かりましたわ」

鞠莉「分かりました」

後ろにいてくれたことで心の支えになっていた鞠莉とダイヤが部屋の外へ出て行ってしまった。

黒澤父「お前らも席を外してくれ。2人きりで話がしたい」

黒服「はいっ!」

横にズラーッと並んでいた大量の黒服が、あっという間にはけ、だだっ広い部屋に2人取り残された。

579名無しさん@転載は禁止:2019/06/18(火) 18:53:45 ID:Anb4n14w
果南(これ、殺されたりするのかな……キスもまだなんだけどなぁ)

黒澤父「おい」

果南「はいっ!!」

黒澤父「お前、ダイヤと付き合ってると言ったな」

果南「はい!」

黒澤父「ダイヤに許嫁がいるのは知ってるんだよな?」

果南(知ってるって言っていいのかな……?)

>>580
1.はい!
2.知りませんでした!

580名無しさん@転載は禁止:2019/06/18(火) 18:59:50 ID:aXU2Pnqw
1

581名無しさん@転載は禁止:2019/06/18(火) 23:18:31 ID:6QAFsI3o
男を見せーや

582名無しさん@転載は禁止:2019/06/20(木) 08:01:39 ID:xAoCMWzw
果南「はい、知ってました!」

黒澤父「そうか、それを分かっててか。いい度胸してるじゃないか」

果南「い、いえ……」ビクッ



黒澤父「…………」

果南「…………」

583名無しさん@転載は禁止:2019/06/20(木) 08:05:34 ID:xAoCMWzw
果南「あの、それで……ダイヤさんとお付き合いしてもよろしいでしょうか……?」

黒澤父「それを俺に聞くのか?」

果南「え?はい」

黒澤父「一応あいつには結婚するまで貞淑であるようには言ってあるんだがな」

果南「一応まだ何もしてません!」

黒澤父「そうか」

584名無しさん@転載は禁止:2019/06/20(木) 08:09:00 ID:xAoCMWzw
黒澤父「まぁあいつが決めたことなら仕方ないか。若いもんの色恋沙汰は止められないしな」

黒澤父「それで?ダイヤは高校卒業と同時に結婚することになっているんだが、当然その頃には別れるんだよな?」

果南「それ、は…………」

果南「……………」

果南「わ……別れたくありません!」

果南「今までも、これからも、ずっとダイヤとは一緒にいたいです!」

585名無しさん@転載は禁止:2019/06/20(木) 08:12:25 ID:xAoCMWzw
黒澤父「一緒にいるっていうだけなら会いに来ればいいだろ?ダイヤはずっとここにいるし、お前さんもここからは離れないだろう」

果南「俺はダイヤとずっと一緒にいたいんです!」

果南「それに、ダイヤを他の人に渡すなんて嫌だ!ずっと傍でダイヤのことを見てきたんだから!!」

黒澤父「…………」

586名無しさん@転載は禁止:2019/06/26(水) 17:54:43 ID:4qmnbIp2
黒澤父「許嫁の件だがな、もう締結してるんだ」

果南(ていけつ……?)

黒澤父「だから今更こっちからやっぱり無しっていうのは無理だ」

黒澤父「向こうは多額のお金を支援してくれる立場で、こちらは下の立場にあたるからな」

果南「そんな、じゃあどうすれば……」

587名無しさん@転載は禁止:2019/06/26(水) 18:01:12 ID:4qmnbIp2
黒澤父「俺にはあいつの気持ちは完全には分からん。しかし黒澤家当主の立場としては、俺は正しいことをしたと思っている」

黒澤父「俺にもどっちがいいかなんか分からん。だがもしあいつと一生添い遂げたいなら」

果南「添い遂げたいなら……?」


黒澤父「向こうの会社にアポを取ってやる。そっちで話を付けろ」

黒澤父「言っておくがあくまで黒澤家の立場としてはもう締結してるんだ。異議を唱えるなら勝手にしろ」

果南「ダ……ダイヤのお父さん!!」


黒澤父「アポが取れたら時間をダイヤに伝えておく。あまり期待はし過ぎるなよ」

果南「は、はい……!!ありがとうございます!!!」

588名無しさん@転載は禁止:2019/06/26(水) 18:03:14 ID:4qmnbIp2
黒澤父「松浦の!」

果南「はいっ!!」

黒澤父「くれぐれも、失礼の無いようにな」

果南「は、はい!!それはもちろん!!」

黒澤父「絶対だぞ」

果南「分かってます!!!」


黒澤父「………………」

589名無しさん@転載は禁止:2019/06/26(水) 18:10:08 ID:4qmnbIp2
鞠莉「あ、果南!」

ダイヤ「どうなりましたの!?」

果南「まだ分かんない。付き合ってることは認めてくれたみたいだけど、許嫁とは自分で話しろって」

鞠莉「いつ?」

果南「ダイヤのお父さんの方からアポを取って、時間が分かったらダイヤに伝えるって」

590名無しさん@転載は禁止:2019/06/26(水) 18:12:27 ID:4qmnbIp2
ダイヤ「そもそもお相手の方は会ってくれるのでしょうか」

果南「うーん……」

鞠莉「少なくとも私が許嫁なら余計なことはしないわね。だって、無視してれば自動的にダイヤと結婚することになるんでしょ?」

ダイヤ「向こうに果南さんと会うメリットはあるのでしょうか……」

果南「うわぁ、めっちゃ不安になってきたんだけど」

591名無しさん@転載は禁止:2019/06/26(水) 18:14:24 ID:4qmnbIp2
鞠莉「もし会うのを断られたらどうする?」

果南「断られたらか……」

鞠莉「規制事実でも作っちゃう?」

果南「鞠莉!!」


ダイヤ「規制事実?」ポカーン


果南(あ、よかった。意味までは通じてない)

592名無しさん@転載は禁止:2019/06/26(水) 18:15:42 ID:4qmnbIp2
果南「とにかく、断られたら断られた時!結果が出てから考えるよ!」

ダイヤ「そうですわね。今こうして騒いでもどうにもなりませんわね。お父様を信じましょう」

593名無しさん@転載は禁止:2019/06/26(水) 18:17:43 ID:4qmnbIp2
ー淡島ー

鞠莉「まぁ許嫁のことはしばらく置いておくとして、良かったわねダーリン!」

果南「え、良かったって何が?」

鞠莉「今日はバタバタしちゃったけど、明日からは落ち着いてダイヤとイチャイチャ出来るんじゃない?」

果南「そうかも……」

594名無しさん@転載は禁止:2019/06/26(水) 18:22:25 ID:4qmnbIp2
果南「うわっ、ダイヤとイチャイチャかぁ。考えたことも無かったな」

果南「何だろう。すっごいドキドキしてきた///」

鞠莉「でもダイヤの性格的にも家柄的にも、手出せないんじゃない?」

果南「うっ…………」

果南「キスくらいはダメかな?」

鞠莉「ブッブーですわっ」

果南「めっちゃ言いそう……」

595名無しさん@転載は禁止:2019/06/26(水) 18:28:03 ID:4qmnbIp2
鞠莉「それに、私ともーっと凄いことしてるのに、キスくらいで我慢できるの?」スリスリ

果南「それは……///」

鞠莉「どうするの?マリーがダーリンがダイヤに対してぶつけられない分も受けとめてあげてもいいけど」

鞠莉「マリーだってダーリンの彼女なんだから」

果南「鞠莉……」

>>597
1.鞠莉にお願いする
2.そういうので鞠莉とするのは何かやだ
3.いや、頑張ってダイヤと……
4.一人で処理する
5.我慢する

596名無しさん@転載は禁止:2019/06/26(水) 18:48:51 ID:p5/cNKKY
3

597名無しさん@転載は禁止:2019/06/26(水) 18:56:20 ID:x7bMl6zM
3

598名無しさん@転載は禁止:2019/06/26(水) 18:57:39 ID:gbsFhNBw
3

599名無しさん@転載は禁止:2019/06/27(木) 18:53:36 ID:vrQS71mg
果南「いや、頑張ってダイヤとシたい……」

鞠莉「うーん、あの頑固オヤジがそう簡単に堕ちるかなぁ」

鞠莉「ま、マリーが協力できることがあったら言ってね。あ、あとダイヤとするならマリーも呼んで欲しいわ!」

果南「それは、考えとくよ……」

600名無しさん@転載は禁止:2019/06/27(木) 18:56:10 ID:vrQS71mg
5月12日 木曜日

〜早朝〜
ーダイビングショップー

ガチャッ

果南「あれ、鞠莉だけ?ダイヤは?」

鞠莉「さぁ?私の所には来なかったけど」


「遅れてすみません!!」

果南「あ、ダイ……ヤ……」

601名無しさん@転載は禁止:2019/06/27(木) 19:00:57 ID:vrQS71mg
今日のダイヤの持ち物は、カバンの他に大きな風呂敷で包んだ何かがあった。

果南「何その大荷物」

鞠莉「学校に余計な物を持ってきてはイケマセーン!」

ダイヤ「余計な物ではありませんわ!!これはその……」

果南「その?」

ダイヤ「お、お弁当ですわ。あなたと、鞠莉さんの分も」

そう言ってダイヤはチラッと風呂敷を解く。

現れたのは三段程の重箱。

今日ってお正月だっけ。

602名無しさん@転載は禁止:2019/06/28(金) 19:38:53 ID:tTL.EXFk
果南「もしかしてそれ作ってて遅れたの?」

ダイヤ「は、はい……私としたことが時間配分を見誤ってギリギリになってしまいましたわ」

果南「何時くらいから作ったの?」

ダイヤ「朝の3時……くらいからでしょうか」

果南「早っ!!」

603名無しさん@転載は禁止:2019/06/28(金) 19:41:03 ID:tTL.EXFk
果南(いくらなんでこれは……)

>>604
1.重いよ!
2.ありがとう!すっごい嬉しい!
3.気持ちは嬉しいけどこれは……
4.蹴り飛ばす

604名無しさん@転載は禁止:2019/06/28(金) 19:49:40 ID:XVPjnQvo
2

605名無しさん@転載は禁止:2019/06/30(日) 09:21:48 ID:CYEHpy8Q
蹴り飛ばすは草

606名無しさん@転載は禁止:2019/06/30(日) 11:34:52 ID:u.N5Mu/M
ギャルゲでたまにあるふざけた選択肢

607名無しさん@転載は禁止:2019/07/01(月) 01:04:03 ID:.TH2nhCE
しかし黒澤父会社のために娘売り飛ばすのえぐいな

608名無しさん@転載は禁止:2019/07/01(月) 17:51:51 ID:Taj714Ws
果南「ありがとう、すっごい嬉しい!」

ダイヤ「本当ですか!?」パァァァ

ダイヤ「はっ」

ダイヤ「こほんっ……何でもありませんわ///」

609名無しさん@転載は禁止:2019/07/01(月) 17:55:21 ID:Taj714Ws
鞠莉「ちょっとダーリン、どうするの?ダイヤ煽てちゃって。あんなの作り続けたらダイヤ寝不足で倒れるわよ」

果南「いや、だって見たでしょあの顔。とても否定的な事なんて言えないよ」

鞠莉「それはそうかもしれないけど……」

鞠莉「まぁ本人とダーリンがいいなら私は別に構わないけど」

610名無しさん@転載は禁止:2019/07/01(月) 17:55:50 ID:Taj714Ws
鞠莉「それにしてもあの量食べきれるの?」

果南「そこは任せて」

611名無しさん@転載は禁止:2019/07/01(月) 17:59:51 ID:Taj714Ws
〜昼休み〜

ー生徒会室ー

ダイヤ「どうぞ、召し上がってください!」

ダイヤによって重箱が開かれると、中にはお正月ばりにたくさんのおかずや野菜などが入っていた。
ちなみに三段目は米飯がびっしり敷き詰められていた。

鞠莉「Oh……外見通りのボリュームね」

果南「このくらいなら食べきれるかな」

鞠莉「ダーリン太らないでね」

612名無しさん@転載は禁止:2019/07/01(月) 18:02:24 ID:Taj714Ws
果南「さて、早速いただこうかなん」

鞠莉「ウェーイト!!!」

ダイヤ「何ですか鞠莉さん、突然大きな声を出して!」

鞠莉「なんで2人とも普通に食べようとしてるの!」

果南「あ、いただきます」

鞠莉「それも大事だけど!そうじゃなくって!!」

613名無しさん@転載は禁止:2019/07/01(月) 18:04:49 ID:Taj714Ws
鞠莉「折角彼女が初めての手作り弁当(?)を作ってきたんだから」

鞠莉「しかも2人とも付き合いたてなんでしょ!?それならもっとラブを深めなきゃ!!」

果南「ラブを深めるって?」


鞠莉「ダイヤがダーリンにあーんして食べさせるの!!」


ダイヤ「あ、あーん!?」

614名無しさん@転載は禁止:2019/07/01(月) 18:07:12 ID:Taj714Ws
鞠莉「何ダイヤ、まさか破廉恥ですわとか言う気?」

ダイヤ「いえ、あーんと言うのはその……あの恋人同士がするようなあーんですか?」

鞠莉「他にどのあーんがあるの?」

ダイヤ「そ、そうですわね!私と果南さんは恋人同士なのですから!!」フンッ

果南(意外と乗り気なんだな。案外こういうの憧れてたりして)

615名無しさん@転載は禁止:2019/07/01(月) 18:09:52 ID:Taj714Ws
ダイヤ「あなた、その……あーん……」

果南「あーん」パクッ

果南「…………」モグモグ

ダイヤ「ど、どうですか?家でとったわかめを加工したものです」

果南(うーん……美味しいのは美味しいけど、食べ慣れてるのと比べるとどうしても)

616名無しさん@転載は禁止:2019/07/01(月) 18:12:21 ID:Taj714Ws
ダイヤ「次はミートボールはどうですか?」

果南「あーん」パクッ

果南「…………」モグモグ

果南(マズくは無い。でも何というか正直すぎるっていうか、普通すぎるっていうか)

果南(マズくはいけど特大美味しくも無いって感じが……)

617名無しさん@転載は禁止:2019/07/01(月) 18:18:05 ID:Taj714Ws
鞠莉「ダーリン」

果南「え、何!?」

鞠莉「感想言ってあげたら?さっきからずっとダーリンのこと見つめてるけど」

ダイヤ「…………///」ワクワク

果南(うーん、何て返せばいいのか)

>>619
1.さっきと同じようにとにかく褒める
2.正直に感想を伝える
3.もっと美味しく作って欲しいから少し煽って言う
4.こんな物が食えるかー!ガシャーン

618名無しさん@転載は禁止:2019/07/01(月) 18:37:06 ID:mpPGFZFs
3

619名無しさん@転載は禁止:2019/07/01(月) 18:58:57 ID:FmOGACfg
2

620名無しさん@転載は禁止:2019/07/01(月) 20:39:29 ID:9JalrYXk
量にしても、それでええんか?

621名無しさん@転載は禁止:2019/07/09(火) 19:18:33 ID:vF9iSPUM
果南「ダイヤ」

ダイヤ「はいっ!」

果南「何て言ったらいいんだろう。美味しいよ。美味しいんだけど」

果南「何というか、味が正直過ぎるって言うか」

ダイヤ「はぁ……」

果南「うーん、上手く言葉に出来ない」

622名無しさん@転載は禁止:2019/07/09(火) 19:23:04 ID:vF9iSPUM
鞠莉「つまり普通すぎてつまんないってこと?」パクッ

鞠莉「ホントね。普通だわ」

ダイヤ「うっ……すみません。一通り料理の作法は習っていたのですが」

ダイヤ「それならこの量を食べさせるわけにはいきませんね……次からはもっと少なくして──」

果南「そんな気を使わなくて良いよ」パクッパクッ

ダイヤ「え?」

果南「このくらいの量なら全部食べられるし」

果南「いっぱい作った方が早く上手くなるんじゃない?」

ダイヤ「あなた……」

623名無しさん@転載は禁止:2019/07/09(火) 19:26:33 ID:vF9iSPUM
ヒョイパクッヒョイパクッ

鞠莉「凄い食べっぷりね」

ダイヤ「なんだか、わたくしが作った物をあんなに食べてくれると凄く嬉しいです。お母様の気持ちが分かるような気がします」

鞠莉「ダイヤのところはママが作ってるんだ」

ダイヤ「えぇ、流石に数が多いので家族の分だけですけど」

鞠莉「ママの手作りか……私が最後にママの手作りの料理食べたのいつだったかな」

ダイヤ「鞠莉さん……」

624名無しさん@転載は禁止:2019/07/09(火) 19:29:05 ID:cMkalanM
鞠莉「んっ」パクッ

鞠莉「うん、ダイヤの手作りって感じがする。ありがとう」

ダイヤ「こちらこそ」

鞠莉「ほら、ダイヤももっと食べて!ダーリンもダイヤにあーんしてあげてよ!」

果南「え、俺が?」

ダイヤ「ちょっと鞠莉さん!」

鞠莉「あははははは!!」


ーーーーー

625名無しさん@転載は禁止:2019/07/10(水) 12:39:16 ID:Q1nmvuP6
〜昼休み〜
ー3年教室ー

三浦「なぁ」

果南「ん?」

三浦「黒澤が重箱持って行ってるのが見えたんだけど、もしかしてあれ全部食ったのか?」

果南「うん、そうだけど」

三浦「マジか……お前凄いな」

果南「あのくらいも食べられないの?そんなんじゃ甘いよ」

三浦「くっ、色んな意味で黒澤は俺達に手に負えるような女子じゃなかったってことか……!」

果南(なんかちょっと優越感みたいなの感じるな)

果南(やっぱりダイヤは他のクラスメイトから物凄い上の存在として見られてるって事か)

果南(私も、昔好奇心で話しかけてなかったら三浦達と同じような感じだったのかな)

626名無しさん@転載は禁止:2019/07/10(水) 12:42:19 ID:Q1nmvuP6
〜放課後〜
ーバス内ー

ダイヤ「あ、わたくし次で降りますわ」

鞠莉「そっか、私と果南は降りるところ一緒だけど、ダイヤだけ違うもんね」

ダイヤ「こればっかりは仕方ありませんわ」

果南「…………」

ダイヤ「それでは2人とも、また明日」ガタッ

627名無しさん@転載は禁止:2019/07/10(水) 18:15:43 ID:Q1nmvuP6
ー黒澤家ー

ダイヤ「只今戻りました」

果南「おじゃましまーす」

鞠莉「おじゃまします」

ダイヤ「何でお二人が着いてきてますの……」

628名無しさん@転載は禁止:2019/07/10(水) 18:18:22 ID:Q1nmvuP6
果南「何でって、顔に書いてあるし」

鞠莉「顔に書いてあるって言っても、本当に顔に書いてある分けじゃ無いよ?」

ダイヤ「そのくらい言われなくても分かってますわ!!そうではなく!!」

果南「ダイヤの部屋こっちだったよね。行こう鞠莉」

鞠莉「Yes!」

ダイヤ「お2人とも!!」

629名無しさん@転載は禁止:2019/07/10(水) 18:23:35 ID:Q1nmvuP6
果南(こっちではダイヤの家で皆揃って遊ぶなんてきっと久しぶりだよね)

果南「ダイヤの家で遊ぶなんて久しぶりだよね。何して遊ぶ?」

ダイヤ「いや、別に遊びませんけど」

果南「え」

ダイヤ「えって何ですか。今何日だと思ってるんですか」

果南「5月の12日?」

ダイヤ「今月末まであと何日ですか?」

果南「2週間ちょい」

ダイヤ「ここまで言えば分かるでしょう」

果南「…………???」

ダイヤ「はぁ……」

630名無しさん@転載は禁止:2019/07/10(水) 18:25:40 ID:Q1nmvuP6
果南「ねぇ鞠莉、分かる?」

鞠莉「さぁ」

果南(分かってるなコイツ)


果南「ねぇダイヤ、本気で分からないんだけど」

ダイヤ「中間テストですわ!!」

果南「…………あぁ!」

ダイヤ「あぁじゃありません!!」

631名無しさん@転載は禁止:2019/07/10(水) 18:28:55 ID:Q1nmvuP6
果南「いや、中間なんてまだまだ先じゃん!ねぇ鞠莉」

鞠莉「そうね」

ダイヤ「”もう”2週間ですわ!油断しているとあっという間にテストが近づいてバタバタする羽目になりますわよ」

果南(うっ、確かに)

果南「でもそこそこ良い点数は取れてるし」

ダイヤ「確かに平均よりは上だったみたいですがどうせそれも一夜漬けでしょう?」

果南「何で分かるの……」

ダイヤ「顔に書いてありますわ」

果南(くそっ、ダイヤにそれを言われるとは)

632名無しさん@転載は禁止:2019/07/10(水) 18:32:29 ID:Q1nmvuP6
こうして3人でダイヤの部屋でテスト勉強をすることとなった。

果南(うぅ……なんで学校終わった後に勉強しなきゃなんないんだ)

果南(鞠莉は……)チラッ

鞠莉(〜♪)

果南(鉛筆回して遊んでるよ)

633名無しさん@転載は禁止:2019/07/10(水) 18:34:50 ID:Q1nmvuP6
果南「ダイヤっていつもこんな早くにテスト勉強してるの?」

ダイヤ「えぇ。何事も準備は念入りに行いませんと。今日生徒会室に残らなかったのも早く家に帰って勉強するためですし」

果南「へぇ、そうなんだ……」

果南(相変わらずマジメだなぁダイヤは)

鞠莉「んん〜〜!!つまんな〜い!!!」

ダイヤ「鞠莉さん?何なんですの急に」

634名無しさん@転載は禁止:2019/07/10(水) 18:36:41 ID:Q1nmvuP6
鞠莉「何で久々に3人でダイヤの家に遊びに来たのに勉強なの?」

ダイヤ「いや、あなた達が勝手に着いてきたんでしょう……」

鞠莉「ダイヤ、付き合ってから初めて自分の部屋に彼氏連れ込んですることがこれなの!?」

果南「ちょっ、鞠莉!」

ダイヤ「つっ、連れ込む!?///」

635名無しさん@転載は禁止:2019/07/10(水) 18:41:29 ID:Q1nmvuP6
ダイヤ「そ、そんな破廉恥な事していません!さっきも言いましたがあなた達が勝手に着いてきたんでしょう!」

鞠莉「もーいいから勉強やめようよ!つまんない!」

ダイヤ「ならあなた1人で辞めればいいでしょう。私と果南さんで勉強しておきますから」

果南(勝手にカウントされてる!)

鞠莉「ダーリン!」

ダイヤ「あなた!」

果南「えぇ……」

>>637
1.勉強する
2.鞠莉の肩を持つ
3.話を聞いてみる
4.力尽くで鞠莉を黙らせる(非暴力)
5.力尽くでダイヤを黙らせる(非暴力)

636名無しさん@転載は禁止:2019/07/10(水) 19:50:50 ID:f/3sANBU
3

637名無しさん@転載は禁止:2019/07/10(水) 19:57:24 ID:OHniVeqk
3

638名無しさん@転載は禁止:2019/07/11(木) 17:48:11 ID:vqoenz8I
果南「そもそも何で鞠莉はそんなに勉強嫌なの?」

鞠莉「ダーリンは嫌じゃ無いの?」

果南「そりゃあ嫌だけど……こういう機会でも無いとそんなに勉強しないし、分かんなかったらダイヤが教えてくれるし」

鞠莉「大体、このくらい勉強する必要無いでしょ?」


ダイヤ「」カチーン

639名無しさん@転載は禁止:2019/07/11(木) 17:52:53 ID:vqoenz8I
ダイヤ「鞠莉さん……今何と言いましたか?」

鞠莉「この程度勉強する必要無いって言ったのよ」

ダイヤ「なっっっ!!!テスト勉強をする必要が無いですって!?」

鞠莉「こんなの授業を聞いてれば──いえ、聞いて無くても分かるでしょ」

640名無しさん@転載は禁止:2019/07/12(金) 17:56:10 ID:zZBU9RFY
ダイヤ「まさかあなた、今までのテストも……」

鞠莉「当然、勉強なんて1度もしたこと無いわ」

ダイヤ「っっっっっ!!!」

ダイヤの顔が茹でだこのように真っ赤になっていく。

こんな状況だけどちょっと面白いなって思ってしまった。

641名無しさん@転載は禁止:2019/07/12(金) 18:01:49 ID:zZBU9RFY
ダイヤ「学年の成績はいつもあなたが1位で私が2位。これも努力していたと思っていたからこそ仕方ないと思っていましたが」

ダイヤ「こんなの許せませんわ!!私はこんな人に今まで負けていたのですか!!」

果南「ちょっとダイヤ、抑えて……」

ダイヤ「いいえ、これだけは譲れませんわ!!」

果南「ねぇ鞠莉も……」

鞠莉「そんなこと言ったって、勉強しなくても取れるものは取れるんだから仕方ないでしょ」

ダイヤ「くっっ……!!!許せませんわ!努力せずにおいしい思いをしている人だけは私絶対許せません!!」

642名無しさん@転載は禁止:2019/07/12(金) 18:05:38 ID:zZBU9RFY
ダイヤ「鞠莉さん、今ここで選んで下さい!!」

ダイヤ「マジメに勉強して正々堂々私より言い点数を取るか、ダラけた鞠莉さんに私が全力で勝負を挑むか!!」

鞠莉「だからマジメも何も勉強する必要なんか無いって言ってるじゃない」

ダイヤ「もういいですわ。見てなさい、私が絶対にあなたに勝って努力することの力を見せつけてやりますわ!!」

鞠莉「前回の期末試験、私全教科100点だったけど」

ダイヤ「うっ……それなら私も全教科100点を取りますわ!!」

果南「うわ」

果南(ダイヤ大丈夫かな……)

643名無しさん@転載は禁止:2019/07/12(金) 18:08:21 ID:zZBU9RFY
鞠莉「話は済んだわね。3人で遊ぼうと思って今日は来たのに、勉強なんてまっぴらごめんよ」

鞠莉「今日は帰らせてもらうわ」

ダイヤ「えぇ、お好きになさい!そもそもあなた。ウチに誘った覚えはありませんわ!!」

鞠莉「じゃあねダイヤ、ダーリン」

シャッ

果南(あっ……)

>>645
1.鞠莉を追う
2.このまま残る

644名無しさん@転載は禁止:2019/07/12(金) 18:20:17 ID:bl5qL0W.
1

645名無しさん@転載は禁止:2019/07/12(金) 19:33:24 ID:sWmMV49o
2

646名無しさん@転載は禁止:2019/07/13(土) 17:54:39 ID:MSm7T6MQ
1

647名無しさん@転載は禁止:2019/07/14(日) 09:01:26 ID:sYBephlA
果南「…………」

ダイヤ「はぁ……」カキカキ

648名無しさん@転載は禁止:2019/07/14(日) 09:08:37 ID:sYBephlA
ーーーーー

果南「…………」カキカキ

ダイヤ「あなた」

果南「え、どうしたの?」

ダイヤ「私、何か間違ったこと言いましたか?」

果南「さっきのこと?」

ダイヤ「はい。少し言い過ぎたとは自分でも思います。しかしさっきも言ったように、私は努力せずのうのうと生きているような人が嫌いなんです」

果南「うん、知ってる」

ダイヤ「だから──」

果南「今回は俺もダイヤの意見に賛成だよ。いっぱい努力したのに、何の勉強もしてない人に負けたらムカッとするよね」

果南「何か俺にも協力できる事は無いかな?」

ダイヤ「あなた……」



ダイヤ「私にテストの点数勝てたことありましたっけ」

果南「いや、それは無いけど……」

649名無しさん@転載は禁止:2019/07/14(日) 09:13:15 ID:sYBephlA
果南「だったら勉強以外で何かサポートできることとか!」

ダイヤ「サポートですか」

果南「何か無い?」

ダイヤ「うーん……応援?」

果南「ダイヤがんばれー」

ダイヤ「ありがとうございます」



果南「…………」

ダイヤ「」カキカキ

果南「なんか違うと思う」

650名無しさん@転載は禁止:2019/07/15(月) 19:41:56 ID:mkd5D6K2
ダイヤ「別に何かしてくれなくてもいいですわ。私は今まで通り勉強を頑張るだけですから」

果南「でも今まで通りやっても鞠莉に勝てなかったんでしょ?それでいいの?」

ダイヤ「うっそれは……」

果南「何か他の勉強方を試してみるとか」

ダイヤ「…………」

果南「満点取ったときに自分にご褒美をつけるとか」

ダイヤ「…………」


果南「…………」

ダイヤ「…………」

果南「…………」


果南「ダイヤ?」ポンポン

ダイヤ「はっ」

果南「そんなに深く考えなくても」

ダイヤ「うー……ダメですわ!全教科100点取る方法なんか分かりません!!」

651名無しさん@転載は禁止:2019/07/15(月) 19:48:14 ID:mkd5D6K2
果南「珍しいね、ダイヤが弱音なんて」

ダイヤ「毎回テスト前にどんな問題が出ても大丈夫なように完璧にはしているんです」

ダイヤ「でもっ、どうしてもド忘れしたりケアレスミスが出たりしてしまうんです!」

ダイヤ「浦の星はそこまで学力が高い訳でも無く引っかけ問題も殆ど無いのにそのせいで全教科100点は取れていないんです!」

果南「じゃあそのちょっとを直せば……」

ダイヤ「そう思って毎回テストにのぞんでます。でも……」

果南「ダメだったんだね」


果南(毎回まぁまぁで挑んで、ケアレスミスだらけの私には異次元の話だ)

652名無しさん@転載は禁止:2019/07/15(月) 19:50:43 ID:mkd5D6K2
ダイヤ「きっと鞠莉さんはそういうミスが一切無いから毎回全教科100点取れるんですわ。羨ましい……」

果南「うーん」

果南(基本的な勉強は大丈夫ならどうしたら全教科100点取れるんだろうか)

653名無しさん@転載は禁止:2019/07/15(月) 19:55:07 ID:mkd5D6K2
ダイヤ「大変、もうこんな時間。あなた、ウチの者に送らせますわ」

果南「えっ。あ、ホントだ。でもいいよ、1人で帰るから」

ダイヤ「でもここから淡島までは……」

果南「いいよいいよ大丈夫!」

ダイヤ「本当に大丈夫ですか?」

果南「へーきだって!」


果南(ダイヤの家の人に送ってもらうの何か怖いし……)

654名無しさん@転載は禁止:2019/07/15(月) 19:59:53 ID:mkd5D6K2
ー夜道ー

「おいそこの兄ちゃん」

果南「はい?」

果南(うわっ、怖そうな人)

「この無料券なんだけどな、用事でしばらくここを離れなくちゃいけなくなって行けなくなっちまったんだよ。兄ちゃん、悪いけど貰ってくれ!」ギュッ

果南「はぁ……」

「じゃあな兄ちゃん!いい夢を!」

果南「さようなら……」フリフリ


果南(無料券って何だろう)チラッ


果南「なっ、これは!!?」

655名無しさん@転載は禁止:2019/07/15(月) 20:01:42 ID:mkd5D6K2
ー淡島ー

果南「ふーっ、久々にテスト勉強がっつりやって疲れた……」

鞠莉「わっ!」

果南「うわぁぁぁ!!!」

鞠莉「ふふ、暗いのが怖いのは相変わらずかしら」

果南「なんだ鞠莉かぁ。やめてよ……」

鞠莉「そんな反応するからよ!」

656名無しさん@転載は禁止:2019/07/15(月) 20:09:55 ID:mkd5D6K2
鞠莉「ん?ダーリン、それ何?」

果南「え?あっ!」バッ

鞠莉「…………何で隠したの?」

果南「いや、あの、その……」

果南(マズい、これを見られる訳にはいかない!!)

657名無しさん@転載は禁止:2019/07/15(月) 20:14:12 ID:mkd5D6K2
果南「あっ、ホテルオハラの従業員がこっち見てる!!」

鞠莉「えっ嘘!」

果南「今だっ!」ダッ

鞠莉「あっ、ちょっと!今の嘘なの!?」



鞠莉「ちょっと、かなーん!!」

658名無しさん@転載は禁止:2019/07/15(月) 20:22:46 ID:mkd5D6K2
ーダイビングショップー

果南「はぁはぁ……」

ガチャッ

果南「ふぅ、ここまで来れば大丈夫だろう」

おじい「何だ果南帰ったのか」

果南「ひゃあぁぁぁ!!」

おじい「何だ女の子みたいな声出しやがって」

果南「び……びっくりさせないでよおじいのバカ!!」ダッ


果南(自分の部屋行こう)

659名無しさん@転載は禁止:2019/07/19(金) 23:21:54 ID:XpgrjMLg
更新まだ?

660名無しさん@転載は禁止:2019/07/20(土) 01:30:18 ID:VqqLFqMk
座って待ってろ

661名無しさん@転載は禁止:2019/07/20(土) 05:51:06 ID:ySlGsQmE
需要ってどのくらいあるんだろうか

662名無しさん@転載は禁止:2019/07/20(土) 18:23:52 ID:WbmSSdjg
果南「よしっ今度こそ」チラッ

果南「…………」ゴクリ

風俗無料券プレゼント!!
120分コース無料!!

誰でも好きな女の子と遊べます!!
詳しくは沼津駅前案内所まで!!

果南「これって、あれだよね。それに……」

現代社会に疲れたあなたの悩みもお聞きしますよ。

果南(悩みか……)

ここ数日で色々なことが起きたせいで正直どうすればいいのかよく分からないでいる。

私はその時、会話を楽しむことをメインにしている人もいるということを思い出した。

果南(こういうのも相談出来たりするのかな)

663名無しさん@転載は禁止:2019/07/20(土) 18:27:21 ID:WbmSSdjg

男子になる前はあまり、というか全く理解てきなかった風俗。
しかし男子になった今ならこういうのに行きたくなる気持ちはよく分かる。
なんというか、彼女がいるとか結婚してるとか、そういうのとは関係なく行きたくなるみたいだ。

それでも女子の頃の気持ちも覚えているからこそ、鞠莉に見せればどんな反応をするかは簡単に想像できる。

664名無しさん@転載は禁止:2019/07/20(土) 18:31:27 ID:WbmSSdjg
果南「えーと、5月1日〜15日まで……期限今週じゃん!」

果南「ほんとにあの人時間が無くて行けなかったんだね。可哀想に」



果南「とりあえずこれは鞠莉に見られないように机の中にしまっておくとして──」

このチケット、どうしようか。

その1点がずっと私の好奇心をはなさない。

665名無しさん@転載は禁止:2019/07/20(土) 21:40:01 ID:VqqLFqMk
曜ちゃんのお母さんと散々ヤったよね…?

666名無しさん@転載は禁止:2019/07/22(月) 18:10:13 ID:EseuzbxU
風俗なんて馬鹿げてると今までなら思ってた。

彼女がいたりお嫁さんがいるのに風俗に行くなんて信じられないと。


だが男になってその気持ちがよーく分かってしまった。

今の私には彼女もいるけど、高校生男子には風俗に謎の興味を覚えるものなのだ。

果南「三浦達と話してたときは鼻で笑ってたけど、いざタダで行けるとなるとすっごい気になってくるな……」


果南「…………」

果南「…………」

667名無しさん@転載は禁止:2019/07/22(月) 18:13:05 ID:EseuzbxU
5月13日金曜日
ー早朝ー
〜淡島〜

果南「結局あの後すぐ寝ちゃって答えが出なかった」

果南「いや、そもそも私は何を迷ってたんだろう」

果南「うーん……無料……」


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