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鏡 果南「え、誰このイケメン」❤3

1名無しさん@転載は禁止:2018/12/18(火) 02:32:23 ID:UpZk3HPQ
鏡 果南「え、誰このイケメン」����2
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1532710221/

前スレ

434名無しさん@転載は禁止:2019/04/24(水) 09:25:58 ID:ZuVJnio2
ダイヤ「話は以上です。手間を掛けさせてすみませんでした」

果南「…………」

>>436
1.黙って出て行く
2.悪い影響って何……?
3.……探しに来るんだね?
4.何をしてたから知りたくない?

435名無しさん@転載は禁止:2019/04/24(水) 10:02:49 ID:jIPJIE4Y
2

436名無しさん@転載は禁止:2019/04/24(水) 10:26:18 ID:XJ/Pktd2
4

437名無しさん@転載は禁止:2019/04/24(水) 12:58:38 ID:ZuVJnio2
果南「何をしてたか聞かないの?」

ダイヤ「別に。どうせくだらないことでもしてたんでしょ?」

果南「くだらないことで授業のことを忘れるまで夢中になったりしないよ」


果南「ねぇ、興味ない?」ガタッ

ダイヤ「き、急にどうしたんですか松浦さん……」

果南「ねぇ、知りたくない?」ザッザッ

ダイヤ「え、ちょっと……」ビクッ

果南(二人きりの空間で、ダイヤが目と鼻の先に…………)

>>438
1.そのまま抱きしめてキスする
2.やっぱり思いとどまる

438名無しさん@転載は禁止:2019/04/24(水) 13:02:15 ID:mko25Mo.
1

439名無しさん@転載は禁止:2019/04/24(水) 14:45:56 ID:Gc2X6eEE
盛り上がってきた

440名無しさん@転載は禁止:2019/04/24(水) 17:38:23 ID:ZuVJnio2
果南「」ハグゥ

ダイヤ「ちょっ……松浦さん!?何を」

果南「目閉じて」

ダイヤ「えっ──んむっ!?」

果南「んっ……チュッんんっ……チュルル��」

ダイヤ「んんっ!!?んーっっ」

441名無しさん@転載は禁止:2019/04/25(木) 07:15:56 ID:avmiaCII
やったぜ

442名無しさん@転載は禁止:2019/04/25(木) 08:00:18 ID:b6kasyWs
果南「ぷはっ」

ダイヤ「はぁ……はぁ……///」


果南「…………」

果南(どうしよう。このまま服脱がしちゃおうかな)


ダイヤ「…………///」

ダイヤ「……っっ!!」カァァァ

443名無しさん@転載は禁止:2019/04/25(木) 08:01:54 ID:b6kasyWs
ダイヤ「……っ!」ダッ

果南「あ!」

ガララ

ピシャッ!


果南「出て行っちゃった」

果南(ちょっとこれはマズかったかな……?)

444名無しさん@転載は禁止:2019/04/25(木) 08:15:47 ID:b6kasyWs
5月7日 土曜日
〜ダイビングショップ〜

果南「結局昨日はあの後も電話に出なかったなぁ」

果南「様子見に行きたい気もするけど……」

おじい「おい!果南!早く起きて手伝え!!シーズンは予約でいっぱいなんだ!!」

果南「わかってるよそのくらい!!」


果南「せっかくのゴールデンウイークだってのにこれだもんなぁ」

果南「こりゃあ次の登校日までこの島から出られそうにないな……」

445名無しさん@転載は禁止:2019/04/26(金) 08:04:58 ID:u7RSRxXE
5月8日 日曜日


果南「結局昨日は一日中働きづめだったな……」

果南「まぁシーズンに稼がないと、こんな田舎町でしかも孤島のウチの店は潰れちゃうんだろうけど」


お姉さん「ねぇお兄さん?」

果南「え、はい。あ、さっきのお客さん!どうしました?何か忘れ物ですか?」

お姉さん「忘れ物……そうね。確かに忘れ物だわ」

果南「え?」

お姉さん「ねぇお兄さん。あなたのこと気に入っちゃった。今ちょっと時間ある?」スーッ

果南「……っ///」ドキッ

果南「は、はい……///」

お姉さん「だったら今からお姉さんとイイことしない?」

果南「い、イイ事……」

お姉さん「あなたのこのたくましいコレ、私に頂戴?」スリスリ

果南「……!」ゴクッ


>>446
1.部屋に連れ込む
2.いや、仕事があるので!
3.いや、彼女いるんで!

446名無しさん@転載は禁止:2019/04/26(金) 08:16:14 ID:yIR6M7tM
2

447名無しさん@転載は禁止:2019/04/26(金) 08:52:54 ID:2uMPU6PY
こい沼

448名無しさん@転載は禁止:2019/04/26(金) 12:43:32 ID:u7RSRxXE
果南「いや、仕事があるので!」

お姉さん「あら残念。真面目なのね」

お姉さん「まぁダイビングも思ってたより楽しかったし、また来るわ。じゃあね」

果南「あ、はい。どうも!」

449名無しさん@転載は禁止:2019/04/26(金) 12:46:41 ID:u7RSRxXE
果南(いやぁ、それにしてもダイビング楽しいって言ってくれて嬉しいな)

果南(色々準備とか忙しいけど、それだけで頑張れる気が──)クルッ

鞠莉「チャオ♪」

450名無しさん@転載は禁止:2019/04/26(金) 18:50:06 ID:yIR6M7tM
マリ様が見てる

451名無しさん@転載は禁止:2019/04/26(金) 21:00:10 ID:mib8Cn3A
更新多くなっていいぞ

452名無しさん@転載は禁止:2019/04/27(土) 17:56:58 ID:I4nRnliI
果南「鞠莉、いたの……」

鞠莉「うん、どうなるかなーって見てた」

果南「これは別に……ちゃんと断ったし……」

鞠莉「うん、見てた」



女性客「あのー、すみません!」

果南「はい!」

女性客2「私達と一緒に写真撮って貰って良いですか?」

果南「あ、はい。いいですよ」

453名無しさん@転載は禁止:2019/04/27(土) 18:01:55 ID:I4nRnliI
カシャッ

女性客「キャー!!!」

女性客2「あのあの、後あれもお願いします!」

果南「あれ?」

女性客「あれですよ!あれ!ほら、ぎゅーって!」

果南(あぁ、ハグのことかな)


果南「ハグ」

女性客「キャー❤❤❤❤」

女性客2「私も私も!」

果南「ハグ」

女性客2「うわぁぁぁぁぁ!!!!」

454名無しさん@転載は禁止:2019/04/27(土) 18:04:42 ID:I4nRnliI
女性客2「ヤバイヤバイ!これヤバイ!!」

女性客「あの!絶対また来ます!ていうか通います!!」

果南「あはは……またおいで〜」



果南「えへへ」

果南(柔らかいしすっごいいい匂いしたな……)

果南「……はっ」


鞠莉「…………」

455名無しさん@転載は禁止:2019/04/27(土) 18:05:09 ID:I4nRnliI
鞠莉「中、入るね」

果南「あ、うん……」

456名無しさん@転載は禁止:2019/04/27(土) 18:06:57 ID:I4nRnliI
ー無人のダイビングショップ内ー

鞠莉「んっ」

果南「え?」

鞠莉「んっ」

果南「……」

>>457
1.お金を渡す
2.ハグする
3.ビンタをお見舞いする
4.チンポを差し出す

457名無しさん@転載は禁止:2019/04/27(土) 18:08:08 ID:6CFiW7EM
2

458名無しさん@転載は禁止:2019/04/27(土) 18:11:45 ID:I4nRnliI
果南「ごめん」ギュゥゥ

鞠莉「しばらくこうしてて」

果南「はい」ギュゥゥ

459名無しさん@転載は禁止:2019/04/27(土) 18:15:59 ID:I4nRnliI
果南「確かにちょっとデレデレしちゃったかもしれないけど、ちゃんと部はわきまえてるから……」

鞠莉「別にダーリンが他の女の子とイチャイチャしてても構わないんだけど」

果南(いいんだ……)

鞠莉「ただ、マリーのこともちゃんと愛して欲しいなーって」

果南「そんな愛人みたいな……」

鞠莉「マリーはそれでもいいんだけど」

果南「俺は嫌だよ」

鞠莉「そ」

460名無しさん@転載は禁止:2019/04/27(土) 18:19:51 ID:I4nRnliI
「おい、果南早くしろ!!小遣いやらねーぞ!!」

果南「うわっ、おじぃが呼んでる!!」

果南「ごめん鞠莉、仕事戻るからこの鍵でここ閉めといて!鍵は私が分かりそうなとこどっか適当に置いといて!」

鞠莉「あっ──」

バタン

鞠莉「…………」

461名無しさん@転載は禁止:2019/04/27(土) 18:23:11 ID:I4nRnliI
5月9日 月曜日
〜朝〜
ーダイビングショップー

果南(はぁ……今年のゴールデンウイークも終わってしまった)

果南「おはよう、鞠莉、ダイヤ」

鞠莉「おはよう、果南」

ダイヤ「…………//////」

果南「あれ、ダイヤ?」

鞠莉「朝からずっとこんな感じなのよ。下向いたままなーんにも喋らないの。気味が悪いわ」

462名無しさん@転載は禁止:2019/04/27(土) 18:25:35 ID:I4nRnliI
果南「どうしたのダイヤ」

ダイヤ「」ピクッ

ダイヤ「どうした、ですって……?」

ダイヤ「あんなことをしておいて、よくそんなことが言えますわね!!!」

果南「え?」

ダイヤ「金曜日に、そ、その……///」

ダイヤ「ワタクシノクチビルにセップンを……」ボソッ

鞠莉「え、ダイヤ果南とキスしたの?」

ダイヤ「////////」ボッ

果南(あ、思い出した!それか!)

463名無しさん@転載は禁止:2019/04/27(土) 22:38:50 ID:si3apHJw
ひでえ

464名無しさん@転載は禁止:2019/04/28(日) 14:15:05 ID:CCLPGbq.
ダイヤ「ああああ、あんな破廉恥なこと……!お付き合いしているわけでも無いのに……!!」

果南「だったら付き合おうよ」

ダイヤ「はぁぁ!!?あなた、そんな簡単に……」

果南「簡単じゃないよ。昔からダイヤとずっと一緒にいたいなって思ってたんだから。たまたま言い出すきっかけが今だっただけ」

ダイヤ「ずっ、ずっと一緒にって……///」

465名無しさん@転載は禁止:2019/04/28(日) 14:21:34 ID:CCLPGbq.
果南「ダイヤは私と一緒にいたくないの?」

ダイヤ「そんな言い方……ズルいですわ」

果南「ねぇダイヤ」

ダイヤ「でもわたくし、家が決めた結婚相手がいますので……」

果南「少なくとも結婚するまでは大丈夫だよね。今すぐ結婚する訳じゃ無いんだし」

ダイヤ「でも結婚するまでは純潔は守らないといけませんから……もう唇は奪われてしまいましたけど」

果南「そんなの別にいいじゃん。ていうか親が決めた結婚なんて従う必要ある?」

ダイヤ「ですが親が決めたことですから間違いありませんし、黒澤家の繁栄には必要な──」


果南「あー!!!めんどくさすぎー!!!」

466名無しさん@転載は禁止:2019/04/28(日) 14:27:42 ID:CCLPGbq.
果南「でもでもでもでも五月蝿いよ!なんでそんなに弱気なの!いつもの勢いはどこ行ったの!」

ダイヤ「そ、そんなこと言われましても」

果南「親が決めたことなんてどうでもいいじゃん!ダイヤはどうしたいの!それを言ってよ!」

ダイヤ「ど、どうでもいいですって!?」

鞠莉「2人ともWait!果南?私もだけど、ちゃんとした家のところは親の権限っていうのはとてつもなく強いの。結婚だって戦略結婚。でもその政略結婚も必要なことだし、朝におはようの挨拶つをするくらい当然なことなの。断ったりでもしたら黒澤家の面目は丸潰れでしょうね」

果南「そんな……」

467名無しさん@転載は禁止:2019/04/28(日) 14:30:05 ID:F9RPGx6Y
鞠莉の目の前で告白してんのか…?

468名無しさん@転載は禁止:2019/04/28(日) 14:34:25 ID:CCLPGbq.
鞠莉「でも果南にはそんなこと関係ない。ダイヤも思い出して?元々ガチガチの家から救い出して色んな物を私達に見せてくれたのも果南でしょ?」

ダイヤ「あの時だってビックリしましたわ。家の塀をよじ登っていきなり現れたんですもの」

鞠莉「果南なら家のしがらみなんな関係ない。果南なら何とかしてくれる。そう思わない?」

ダイヤ「それは……」

鞠莉「ダイヤだってよく知りもしないお坊ちゃんと結婚なんて嫌でしょ?」

ダイヤ「いえ、別に嫌というわけではありませんが……」

鞠莉「へ?」

ダイヤ「昔からわたくしは親が決めた殿方と結婚するものだと思っていましたから」

鞠莉「じゃあ……果南と結婚するのと、その殿方と結婚するの、どっちがいいの?」

ダイヤ「そんなこと、わたくしには選べませんわ」


鞠莉「かなーん!こいつ面倒くさい!!!」

469名無しさん@転載は禁止:2019/04/29(月) 02:21:51 ID:HtHkOlSI
めんどくせぇ

470名無しさん@転載は禁止:2019/04/29(月) 16:54:15 ID:bk24kcsI
許嫁と結婚を本人がイヤじゃないなら、良いんじゃね?

471名無しさん@転載は禁止:2019/04/30(火) 21:16:36 ID:8xAyIVFE
ダイヤ「鞠莉さんも何ですか!人を面倒くさいなどと!」

鞠莉「だって面倒くさいだもん!!ダイヤはどうしたいの!果南と付き合ってイチャイチャしたくないの!?」

ダイヤ「イ……イチャイチャ!?」カァァァ//

鞠莉「あぁもう、一々赤くならない!」

ダイヤ「というか、付き合うにしても唐突すぎます!もっとちゃんとした手順を踏んで──」

鞠莉「今更そこに戻るの!?」

472名無しさん@転載は禁止:2019/04/30(火) 21:25:43 ID:8xAyIVFE
果南「ね、ダイヤはどうしたいの?」

ダイヤ「どうって……」

果南「ダイヤは本当に親が決めた相手と結婚したいの?それは俺より大切な人なの!?」

ダイヤ「そ、そんな言い方……。ずるいです……どちらかを選べなんて、わたくしには難しすぎますわ」

果南「…………」

ダイヤ「…………」

473名無しさん@転載は禁止:2019/04/30(火) 21:30:12 ID:8xAyIVFE
ダイヤ「少し……」

果南「!」

ダイヤ「少しだけ、お時間をいただけませんか?ちゃんとじっくり考えますから……」

果南「……」


>>475
1.わかった
2.期限を設けて了承する
3.今すぐ返事を急かす

474名無しさん@転載は禁止:2019/04/30(火) 21:44:07 ID:2pTDf5KY
1

475名無しさん@転載は禁止:2019/04/30(火) 22:14:14 ID:vpNHDpP2
1

476名無しさん@転載は禁止:2019/04/30(火) 22:23:59 ID:8xAyIVFE
果南「分かった」

ダイヤ「ありがとうございます。考えがまとまりましたらお伝えしますわ。なるべく早く答えを出しますから……」

果南「焦んなくてもいいよ?ゆっくりでいいから」

ダイヤ「はい……。ところで、今の時間は──」チラッ

8:20

ダイヤ「なっっっっ!!?もうこんな時間!?バスだってもう行ってしまってますし、今からじゃホームルームに間に合いませんわ!!」

鞠莉「今日はダイヤもサボっちゃう?」

ダイヤ「サボりませんわよ!というか、わたくしが一緒にいるのにサボるなんて許しませんわよ」

鞠莉「はぁ……真面目ねぇ。船着き場の方に車を用意するわ。飛ばせばギリギリ間に合うはずだから」

ダイヤ「ありがとうございます。でも法定速度はちゃんと守ってくださいね」

鞠莉「………………」

477名無しさん@転載は禁止:2019/04/30(火) 22:33:58 ID:8xAyIVFE
〜side DIA〜

ー3年教室ー

ダイヤ(はぁ……)

ダイヤ(お付き合い、ですか。テレビで見たり文献で少し見たことはありますが、まさか自分が当事者になるなんて)


ダイヤ(松浦さん……確か初めてお会いしたのは小学1年生の頃でしたっけ。お稽古事の予定があるにも関わらずわたくしを一緒に遊びたいからと半ば強引に連れ出して)

ダイヤ(でも、不思議と嫌じゃなくて。それどころかわたくしの知らない世界をいっぱい教えてくれましたね)

478名無しさん@転載は禁止:2019/04/30(火) 22:39:28 ID:8xAyIVFE
ダイヤ(それもいつの間にか疎遠になって。今になって思えば思春期に入ってお互いがお互いを避けてしまっていたのかしら)

ダイヤ(わたくし達はあの頃みたく子どもじゃない。今や立派な男性と女性)

ダイヤ(あのキスは、つまり松浦さんはわたくしのことを──)


「黒澤さん!」

「黒澤さん?」

479名無しさん@転載は禁止:2019/04/30(火) 22:43:50 ID:8xAyIVFE
ダイヤ「……はい?」

教師「次、読んでもらっていいですか?」

ダイヤ「え、あ、はい!」

ダイヤ「…………」

ダイヤ(全然聞いていませんでしたわ……!なんてこと、このわたくしが授業を聞いていなかったなんて)

クラスメイト「黒澤さん、22ページ3行目!」

ダイヤ(はっ!)

ダイヤ「え、えぇっと……」

480名無しさん@転載は禁止:2019/04/30(火) 22:46:04 ID:8xAyIVFE
教師「はい、ありがとうございます。じゃあ次は……」

ダイヤ「ふぅ……」

クラスメイト「珍しいね。黒澤さんが聞いてなかったなんて」

ダイヤ「あ、すみません。助かりましたわ」

クラスメイト「考え事でもしてたの?もしかして、恋の悩みとか?」

ダイヤ「はぁ!?」

教師「黒澤さん?どうかしましたか?」

ダイヤ「え、いえ……なんでもありません」

481名無しさん@転載は禁止:2019/04/30(火) 22:47:32 ID:8xAyIVFE
クラスメイト「え、マジ……?」

ダイヤ「ち、違いますわ。貴女が急に変な事をいうので少し同様してしまっただけです」

クラスメイト「へぇ……」

482名無しさん@転載は禁止:2019/04/30(火) 22:51:04 ID:8xAyIVFE
キーンコーンカーンコーン

〜休み時間〜

クラスメイト「ねーねー、さっきのこと詳しく教えてよ〜」

ダイヤ「ですから、そういうのではありませんと」


クラスメイトA「でねー、昨日隣のクラスの三島に告られてねー」

クラスメイトB「えーうそー!で、返事は?」

ダイヤ「」ピクッ

クラスメイト「…………」

483名無しさん@転載は禁止:2019/04/30(火) 22:53:54 ID:8xAyIVFE
クラスメイト「気になる?」

ダイヤ「はっ……!」

クラスメイト「ふふ」ニヤニヤ

ダイヤ「なんですか、ニヤニヤして」

クラスメイト「いやー、生徒会長さんも色恋沙汰とかあるんだなーって。いやほら、なんかカタブツってイメージあったからさぁ」

ダイヤ「……わたくしそんなに硬いですか?」

クラスメイト「うん、硬度10って感じ」

ダイヤ(身内以外にまで言われるとは。鞠莉さんにいつも言われてるのはただからかわれてるだけという訳では無かったのですね……)

484名無しさん@転載は禁止:2019/04/30(火) 22:58:21 ID:8xAyIVFE
クラスメイト「ね、お昼いい?一緒に食べようよ。私もっと黒澤さんとお喋りしたいな」

ダイヤ「いいですけど……わたくしと話してもあまり面白くはないかと」

クラスメイト「えーそんなこと無いよー。じゃあ決まりね!」

ダイヤ「え、えぇ……」

ダイヤ(鞠莉さん以外にわたくしにこんなに絡んできた女の人は初めてですわ)

ダイヤ(この人なら、何かヒントをくれるでしょうか……)

485名無しさん@転載は禁止:2019/04/30(火) 23:04:02 ID:8xAyIVFE
〜お昼休み〜
ー生徒会室ー

クラスメイト「うわー……私生徒会室はいんの初めてだよ。」

ダイヤ「特に用事が無ければ縁の無い場所ですものね」

クラスメイト「よし、じゃあ早速ダイヤちゃんの恋愛トークを聞かせてもらいましょーか!」

ダイヤ「だ、ダイヤちゃん……?」

クラスメイト「そっちの方が可愛いし柔らかい感じするでしょ?ダメだった?」

ダイヤ「いえ……///」

ダイヤ(ダイヤちゃんなんて、呼び慣れていないのでなんだか恥ずかしいですわね)

クラスメイト「あ、私のことも美希でいいよ」

ダイヤ「分かりました。美希さん」

486名無しさん@転載は禁止:2019/05/05(日) 11:09:19 ID:aRJGw7F6
ダイヤ「恋愛トーク、でしたっけ。美希さんは恋はしたことあるのですか?」

美希「あるよー。っていってもどちらかというと人の恋愛模様見る方が好きなんだけどね」

ダイヤ「…………」

ダイヤ「あの、わたくし恥ずかしながらそういうのは全く経験が無くどうしたらいいか分からないんです」

ダイヤ「だから笑わずに聞いてくれますか?」

美希「当たり前だよ!」

ダイヤ「それと、言いふらしたりしないでもらっていいですか?」

美希「任せて!こう見えても口は硬いから!」



ダイヤ「…………」

487名無しさん@転載は禁止:2019/05/05(日) 11:16:03 ID:aRJGw7F6
ダイヤ「実は、幼なじみに告白されまして」

美希「おっ!いいね!それでそれで?」

ダイヤ「わたくし分からないんです」

ダイヤ「嬉しいのかそうで無いのか、自分はどうしたいのか」

ダイヤ「その人のことで頭がいっぱいで勉強も手に付かず……」

美希「それで授業中上の空だったんだ」

ダイヤ「自分の事なのに全然分からないんです。今までこういった色恋沙汰は初めてでどうすればいいか///」シュンッ


美希(うわっ、生徒会長可愛っ!)

488名無しさん@転載は禁止:2019/05/05(日) 11:23:06 ID:aRJGw7F6
美希「つまりダイヤちゃんは自分の気持ちが分からないわけだ」

ダイヤ「はい……もう何が何だか」

ダイヤ「それに家のことだって」

美希「家のこと?」

ダイヤ「わたくし家が決めた結婚相手がいまして。何でも昔から黒澤家とよくして下さっている会社の息子さんだとか」

美希「うわっ、政略結婚ってやつ?まぁた時代遅れな……」

美希「いや、でもこの辺全部黒澤家が仕切ってるようなもんだしあり得るのか……」

美希「ってか私今その黒澤家の跡継ぎさんと話してる!?ヤバっ、変なこと言ったら消される!?」

ダイヤ(元気な人ですわね……)

489名無しさん@転載は禁止:2019/05/05(日) 11:27:58 ID:aRJGw7F6
美希「それがあるから男子の付き合いも許されてないの?」

ダイヤ「おそらく……」

美希「はぁ……難しいねぇ。そういう家同士のことは一般人で第三者の私が口出しできるようなもんでもないし」

美希「でも、花の女子高生なんだから恋くらい自由にしてもいいって私は思うよ!」

美希「とりあえず、ややこしくなるから家のことはほっといて、松浦くんとのことだけ考えよう!」

ダイヤ「はい。……ってあれ?私松浦さんって言いましたっけ?」

美希「ダイヤちゃんの男子の幼なじみって言ったら松浦くんしかいないでしょ……。それでなくても松浦くん以外に接点ある男子いなさそうだし」

ダイヤ「はぁ」

ダイヤ(この様子だと他の皆にもすぐバレそうですわね)

490名無しさん@転載は禁止:2019/05/05(日) 11:33:11 ID:aRJGw7F6
美希「まずは松浦くんのこと本当に好きかどうか確かめてみよう!」

美希「これから私が言うことを松浦くんにしてみて!それでドキドキしたりするようなら好きになってる証拠!OKしちゃいなさい!」

ダイヤ「あ、ありがとうございます……」

ダイヤ「あのっ」

美希「ん?」

ダイヤ「ありがとうございます。美希さんのおかげで一旦気持ちの整理が出来た気がします」

美希「お礼に黒澤家のコネ使ってなんか土地とか頂戴ね!」

ダイヤ「はい、分かりました。お父様に土地の移譲を──」

美希「いや、冗談だからっ!!」

ダイヤ「?」

美希(意外と天然なんだな。生徒会長って……)

491名無しさん@転載は禁止:2019/05/05(日) 20:55:41 ID:dBpCZxlw
5月10日
〜朝〜
ーダイビングショップー

果南「おはよう。鞠莉、ダイヤ」

鞠莉「おはよう果南♪」

ダイヤ「お、おはようございます……///」モジモジ

鞠莉「…………」チラッ

492名無しさん@転載は禁止:2019/05/05(日) 21:00:27 ID:dBpCZxlw
ー3年教室ー

ダイヤ「…………」ポーッ

三浦「それでさぁ、昨日お前が教えてくれた動画滅茶苦茶いいのなんのって!」

果南「でしょ?」

ダイヤ「…………」ポーッ

三浦「てかさっきから生徒会長こっち見てね?」

果南「えっ、あ、ホントだ」クルッ

ダイヤ「…………」ポーッ


ーーーーー

493名無しさん@転載は禁止:2019/05/05(日) 21:03:15 ID:dBpCZxlw
ダイヤ『それで、わたくしは気持ちを確かめるために何をすればいいんですの?』

美希『何もしない』

ダイヤ『は?』

美希『だからね、何もしないの。ダイヤちゃんは普段通り過ごしてて?』

ダイヤ『は、はぁ……。ですがそれでは──』

美希『大丈夫だから!それじゃあ普段通りでいいから!そしたらまた明日の放課後ここで作戦会議ね!』

ダイヤ『分かりました……』

494名無しさん@転載は禁止:2019/05/05(日) 21:04:59 ID:dBpCZxlw
ーーーーー

ダイヤ(美希さんはあぁ言いましたけど、どういう意味でしょうか。折角意気込んだのに何もしないとなるとそれはそれで落ち着きませんわ)


三浦「ヤバいって松浦。もしかして聞かれたりしてないよな?生徒会長そういうのに厳しそうだし!」

果南「あぁ……確かに。破廉恥ですわー!とか言いそう」

495名無しさん@転載は禁止:2019/05/06(月) 07:56:13 ID:kcH5Gsak
ワイワイワイ

ダイヤ「……」ポーッ

美希「…………」ジーッ


鞠莉(何あれ……?)

496名無しさん@転載は禁止:2019/05/06(月) 22:50:23 ID:1jYDF5Bw
可愛い

497名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 09:16:15 ID:am7SYJVA
〜授業中〜
ーグラウンドー

果南「フーッ!俺1ばーん!」

三浦「はぁはぁ……お前……速すぎるんだよ……なんで息1つ……切れてないんだよ……」

果南「三浦こそ男のくせにだらしないぞっ」

三浦「お前ほどのバケモノそうそういねーよ!!」

498名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 09:20:16 ID:KfD9qDZ2
女子生徒A「今よ!タオル届けに行かなくちゃ!」ダッ

女子生徒B「あっずるい!私だってタオル届けたいのに〜!」ダッ

女子生徒C「今日こそ松浦くんの汗ゲットよ!」ダッ

ワイワイワイ


ダイヤ「あっ……」

499名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 09:23:46 ID:am7SYJVA
女子生徒G「松浦くん!タオルです!」

女子生徒L「ぜひぜひ!使って下さい!洗わなくてもいいですからそのまま返して下さって結構です!」


三浦「おいまた来たぞ。ったく、こんだけ来てるなら俺の分も1つくらいあってもいいのに」

果南「あはは……」

500名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 09:28:00 ID:am7SYJVA
果南「ごめん。気持ちは嬉しいけど汗あんまり書いてないから大丈夫だよ」

果南「次女子が走る番だし、そのタオルは自分達が汗をかいたときに取っておいて」

女子生徒たち「は〜い……」

女子生徒C「ちぇっ、今日もダメだったなぁ」

女子生徒B「卒業までには拭いて欲しいよねぇ」

三浦「なぁ、お前ら。誰か俺にもタオル貸してくれよ!もう汗まみれで」

女子生徒E「うわっキモッ!!」

女子生徒D「死ね!!」



三浦「なぁ松浦……この差よ……」

果南「あはは……」

501名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 09:30:34 ID:am7SYJVA
ダイヤ「…………」

松浦さんが誰のタオルも借りなかったのを見てほっとしてしまった。

それだけじゃない。タオルを皆が届けに行くのも羨ましいと感じたし、誰のタオルも取らないでと心の底から願ってしまった。

別に誰のタオルで拭こうが松浦さんの自由なのに。わたくしは松浦さんの彼女でも何でも無く、それを咎める権利なんて無いのに。

502名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 09:34:34 ID:am7SYJVA
〜放課後〜
ー生徒会室ー

美希「どうでした?今日一日」

ダイヤ「やっぱり変でした」

ダイヤ「気が付けば、いえ、無意識に頭では松浦さんが浮かび、目で追っているようです」

ダイヤ「体育の授業の時だって、松浦さんに誰のタオルも取って欲しくないと思ってしまいました。」

ダイヤ「こんなこと初めてで。以前も私以外の人といっぱい話すようになって寂しいと思ったことはありますが、それともまた違ったようで」

美希「もう決まりだよ!それが」

ダイヤ「恋、ですか……?」

美希「そう!つまりダイヤちゃん初恋だね〜。初恋が松浦くんだなんて豪華だなぁ〜」

503名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 09:36:29 ID:Jh9R6h6A
美希「初恋は実らないなんて言うけど、ダイヤちゃんは今勝ち確定の状況!」

美希「告白されてその返事待ちなんだから、OKさえすれば今すぐにでも付き合えるよ!」

美希「そうすればタオル渡し放題!」

ダイヤ「べっ、別にタオルを渡したかったわけでは……!」

美希「羨ましかったんじゃないの?」

ダイヤ「す、少し……」

504名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 09:41:26 ID:am7SYJVA
ダイヤ「ですがやはり家のことが……。やはりお母様と相談してからの方が」

美希「はぁ……結局そこかぁ」

美希「ダイヤちゃんのお母さんがどれくらい厳しいか知らないけど、でも結婚相手いるなら反対されそうな気もするんだよなぁ」

美希「松浦くんと一緒に説得してみるとか?」

ダイヤ「…………」

美希「うーん……こればっかりは私には何も言えないしなぁ」

505名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 09:45:02 ID:am7SYJVA
美希「じゃあさ、とりあえず告白OKの返事だけすればどう?説得だとかそういうのは彼氏ともう一度話し合って見ようよ!」

ダイヤ「かっ彼氏!?」

美希「松浦くんのこと!」

ダイヤ(まっ、松浦さんがわたくしの彼氏……///)


美希「じゃあね、また何か進展あったら教えてね!」ダッ

ダイヤ「あっ!」


ダイヤ「騒がしい人でしたわね……」

ダイヤ「あっ、お礼をまだ言っていませんでしたわ」

506名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 09:50:56 ID:am7SYJVA
side果南

5月11日水曜日
〜朝〜
ーダイビングショップ前ー 

ダイヤ「あのっ、松浦さん!告白の件ですが……こちらこそ、ぜひあなたとお付き合いさせていただきたく──」

果南「頭上げてよダイヤ!そんなかしこまらなくても自分達の仲なんだし」

ダイヤ「では……」

果南「うん。ダイヤは今から俺の彼女だよ」

ダイヤ「……………っっっ///」カァァァ

ダイヤ「すっ……末永くよろしくお願いします……///」

果南「こちらこそ」

507名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 09:53:45 ID:am7SYJVA
鞠莉「Yeah〜!!やった!!!ついにダーリンとダイヤが付き合ったわ!!」

ダイヤ「もう、鞠莉さんったら自分のことのように喜んで」

鞠莉「これで私達3人、ずっと仲良く一緒ね!!」

ダイヤ「ん?3人?」

ダイヤ「ちょっと待ってください。そういえばさっきダーリンって……それに──」

508名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 09:56:32 ID:9HgPGXCM
コレは揉めるわ

509名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 09:56:58 ID:am7SYJVA
ダイヤ「それにっ、あの時鞠莉としていたことと言ってわたくしの唇を奪って」

ダイヤ「まさか……鞠莉さんも松浦さんと付き合っていたり──」

鞠莉「そうだよ?」

ダイヤ「なっっっっ!!!」

510名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 10:01:33 ID:am7SYJVA
ダイヤ「ちょっと松浦さん!どういうことですか!!鞠莉さんというもながありながらわたくしと付き合おうなどと言ったのですか!」

ダイヤ「わたくしの心を弄んだのですか!?」

果南「いや、違うんだよダイヤ。……ほら鞠莉、やっぱこうなるって」

鞠莉「ダイヤ、ダーリンがダイヤを好きな気持ちは本当よ。ダーリンはマリーもダイヤもどっちも好きなの」

ダイヤ「ふっ、二股など許されるわけが……!」

鞠莉「ダイヤ、私達ずっと昔から言ってたじゃない。3人ずっと一緒がいいねって」

ダイヤ「そっ、それは小さい頃の話で……現実的に考えて人がずっと一緒にいられるなど」

鞠莉「できるよ」

ダイヤ「っ」

511名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 10:10:45 ID:am7SYJVA
鞠莉「二股かも知れないけど浮気じゃない。それに、お互いが許容さえすれば二股だって何も問題は無いわ」

ダイヤ「いやっ、それでも……」

鞠莉「世間的な目が気になるなら、私の方はこれまで通り付き合っていないフリをすればいい」

鞠莉「問題なのはダイヤがダーリンと付き合いたいかどうか、それだけ考えて」

ダイヤ「でも……」

鞠莉「理屈で考えないで。それとも、ダイヤは私とダーリンが付き合ってるくらいで自分の気持ちを押し殺す情けない女だったの?」

ダイヤ「情け無くなんか!黒澤家に相応しいのは常に勝利のみ!」

ダイヤ「そこまで言うのなら分かりましたわ!あなたから松浦さんを奪うくらいの気持ちで行かせてもらいます!!」

鞠莉「フフッ……望むところデース!!」

512名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 10:11:46 ID:am7SYJVA
ダイヤ「というわけで松浦さん。よろしくお願いしますわ」

果南「うん、こっちこそ」


果南(ホントに3人で付き合っちゃった)

果南(でもこれで、昔のように3人で……)

513名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 12:20:24 ID:YGvMfLzc
やったぜ

514名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 12:35:49 ID:oxwmQenw
きたー!

515名無しさん@転載は禁止:2019/05/08(水) 23:03:44 ID:KxqeySM.
いいゾォ

516名無しさん@転載は禁止:2019/05/09(木) 11:53:42 ID:jBkelML2
3P

517名無しさん@転載は禁止:2019/05/09(木) 12:31:52 ID:ydB4xPPg
鞠莉「そういえば、ダイヤはダーリンに何て呼んでほしいとかあるの?」

ダイヤ「え?」

鞠莉「ほら、付き合うんだから呼び名変えたりとか」

ダイヤ「私は、今まで通り”ダイヤ”と呼び捨てで読んでくれれば……」

鞠莉「ダイヤちゃんとかは?」

ダイヤ「い……いいですっ!///」


果南「…………」

>>518
1.ダイヤ
2.ダイヤちゃんと呼んでみる

518名無しさん@転載は禁止:2019/05/09(木) 12:40:32 ID:qQCmWK0I
ここは2で

519名無しさん@転載は禁止:2019/05/09(木) 18:08:50 ID:ydB4xPPg
果南「ダイヤちゃん」ボソッ

ダイヤ「なっ、何ですかさっきから!わたくしはもうちゃん付けされるような歳ではなく女性ですよ!?」

果南「ダイヤちゃん」

ダイヤ「話聞いてますか……?///」

果南「でも嬉しそうに見えるよ、ダイヤちゃん」

ダイヤ「恥ずかしいんです、ちゃん付けが!!」


果南「いや?」

ダイヤ「嫌というか……」

言葉を濁して俯くダイヤの右手はしっかり口元のホクロに伸びている。

520名無しさん@転載は禁止:2019/05/09(木) 18:11:19 ID:ydB4xPPg
果南(可愛いなダイヤ)

果南(それにしても結局呼び方はどうしようか……)

>>521
1.ダイヤちゃん呼びにする
2.たまに呼ぶことにする

521名無しさん@転載は禁止:2019/05/09(木) 18:20:57 ID:vfPSgAWc
2

522名無しさん@転載は禁止:2019/05/10(金) 17:57:47 ID:mG2QJxx.
果南(まぁ普段使いして慣れられても嫌だからたまにでいっか)

鞠莉「それで、ダーリンはダイヤに何て呼んで欲しいの?」

ダイヤ「…………///」

果南「うーん」

>>524
1.果南
2.果南さん
3.ダーリン
4.あなた
5.かーくん

523名無しさん@転載は禁止:2019/05/10(金) 17:59:09 ID:EHQShH22
4

524名無しさん@転載は禁止:2019/05/10(金) 18:06:21 ID:w4gDGtUs
4

525名無しさん@転載は禁止:2019/05/10(金) 22:52:38 ID:cv82/BvY
ええんか…

526名無しさん@転載は禁止:2019/05/12(日) 21:54:39 ID:YcI9DGxE
カーチャン

527名無しさん@転載は禁止:2019/05/16(木) 18:30:43 ID:58WJvPcU
果南「ここは”あなた”で。ほら、なんかダイヤっていかにも和風な美人妻って感じじゃない?」

ダイヤ「美人……自覚はしていますが、改めて松浦さんに言われるとなんだか照れますわね///」

果南「ほら、ダイヤ、”あなた”」

ダイヤ「そっ、そうでしたわね!行きますわよ」

ダイヤ「…………」

ダイヤ「あなた」ボソッ



果南(う”っ、これはかなり……)

528名無しさん@転載は禁止:2019/05/16(木) 18:34:45 ID:58WJvPcU
果南「……ん?」

鞠莉「どうしたのダーリン?」

果南「いや、何か今あっちの方でチャイムみたいな音が聞こえたような……」

ダイヤ「あぁぁぁぁぁ!!!!」

鞠莉「もう!ダイヤ五月蝿い!」

ダイヤ「そんなこと言ってる場合じゃありませんわ!!さっき果南さんが聞いたのは予鈴のチャイムですわ!!あぁ、そのままでは高校の皆勤賞が……!」

529名無しさん@転載は禁止:2019/05/16(木) 18:39:06 ID:58WJvPcU
果南「今からじゃバスは無いし、車でも間に合わないね」

ダイヤ「どうするんですか!?」

果南「ここ(淡島)から直接学校近くの陸まで飛ばす!!」

ダイヤ「飛ばすって……」

果南「確か向こうに水上オートバイがあったんだ。確か丁度3人乗り!」

果南「行こう!鞠莉、ダイヤ!」

鞠莉「oh!」ガシッ

ダイヤ「きゃっ……///」ガシッ

530名無しさん@転載は禁止:2019/05/17(金) 11:27:21 ID:JI.MnO6I
美人自覚してるダイヤさん好き

531名無しさん@転載は禁止:2019/05/18(土) 19:03:16 ID:Ig4MONNI
sideダイヤ

それから果南さんはわたくしと鞠莉さんを連れて半ば無理矢理水上オートバイへと乗せました。

こんなにも強引な扱い、そして無茶苦茶な方法、わたくしは嫌なはずなのに……。

なぜか手を引かれた時わたくしが感じていたのは昂揚感だったのです。

532名無しさん@転載は禁止:2019/05/18(土) 19:10:39 ID:Ig4MONNI
side果南

ー3年教室ー

教師「ここもう写したなー。消すぞー」

カッカッカッカッカッカッカッ


ガララッ!!

ダイヤ「まっ、間に合いましたか……!?」ポタポタポタ

教師「あー…………びしょ濡れにまでなって急いできたのは分かるんだが」


教師「今は9時5分。遅刻だ」


ダイヤ「全然間に合って無いじゃないですか!!」

果南「いやー、やっぱ2人背負ってダッシュするのは無理あったね……」アハハ

ダイヤ「笑い事じゃありませんわ!!あぁ……高校の皆勤賞がぁ……」

533名無しさん@転載は禁止:2019/05/18(土) 19:12:55 ID:Ig4MONNI
教師「とりあえずお前らなんでびしょ濡れなんだ。着替えは……今日は体育あるのか?」

ダイヤ「ありません……」

教師「しょうがないな。3人とも保健室行ってジャージ着替えてこい。」

果南「はーい」

鞠莉「はーい」


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