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鏡 果南「え、誰このイケメン」❤3
1
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/18(火) 02:32:23 ID:UpZk3HPQ
鏡 果南「え、誰このイケメン」����2
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1532710221/
前スレ
29
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/19(水) 23:19:09 ID:6f.GH6cw
三浦「それだけじゃ無いぞ!昨日沼津で一緒に手繋いで歩いてたところ見たって奴も何人かいるし……」
三浦「お前ら付き合ってたのかよ!?あとやっぱり、朝帰りってことは一日中渡辺とヤってたのか!?くそぉぉぉぉ!!!」
果南「え…………」
30
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/19(水) 23:21:52 ID:6f.GH6cw
「渡辺さんって彼氏いないっていってなかった?」
「そんなの隠してるだけに決まってるじゃない!」
「よかった。松浦さんにフラれたのはもう彼女いたからだったのね」
「いや、アンタじゃたとえ松浦さんに彼女がいなくても全然釣り合わないわよ」
どうやらクラスがざわついてるのも同じ話題らしい
31
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/19(水) 23:25:41 ID:6f.GH6cw
三浦「おいどうなんだよ松浦!ヤったのか!?もう渡辺は処女じゃないのか!?」ブンブン
果南(そんなの知らないよ……!)
三浦「おい松浦!裏切り者!」
果南「だっー!!違うから!」
果南「付き合ってないから!何もしてないから!!」
周りの騒音があまりにも五月蝿くて、ついクラス中に響き渡るほどの大きな声を出してしまった。
32
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/19(水) 23:31:28 ID:6f.GH6cw
果南「皆も知ってるでしょ!?曜は幼なじみで!ただ一緒に遊んだだけ!分かった!?」
さっきまで騒がしかったクラスが一気に静まった。
果南「そういうことだから。他の皆にも広めといてね」
三浦「お、おう……」
果南「はぁ……」
確かに内容は少しアレな部分もあったけど、1つ下の幼なじみと遊んだだけなのに、なぜこんなにもあること無いこと言われないといけないのか。
男と女というだけでこうも誤解を招く事になるとは。
果南(男って面倒くさいな……)
そう改めて感じた。
33
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/19(水) 23:34:13 ID:6f.GH6cw
キーンコーンカーンコーン
チャイムが一時間目が終わった事を告げる。
果南(もしかしたら曜も質問攻めにあってるかもしれないし、一応2年の教室覗いてみようかな……)
>>35
1.2年の教室に行く
2.もう自分の言ったことが広まってるだろうと思い行かない
34
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/19(水) 23:34:59 ID:sUNqreQ.
言ったら逆効果、2
35
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/19(水) 23:35:35 ID:uV.Ec.tQ
2
36
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/19(水) 23:39:14 ID:6f.GH6cw
果南(…………)
果南(まぁいっか。噂話はすぐ広まるし大丈夫でしょ)
果南「あ、宿題やってなかった」
37
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/19(水) 23:46:43 ID:6f.GH6cw
4月25日月曜
昼休み
果南(前にマルに拒絶されちゃったし、1年の教室にはなんだか行きにくいなぁ)
>>38
1.2年の教室
2.生徒会室
3.三浦達と食べる(詳しく知りたいメンバー指定)
4.鞠莉を探す
5.1年の教室
38
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/19(水) 23:52:48 ID:Q9QmBlj6
昼なら良いでしょ
1
39
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 00:00:07 ID:oFMLe96M
ー2年教室ー
ガララ
「わ!松浦先輩だ!」
果南「やっほ千歌、曜、それに……」
果南「…………」
果南「桜内、さん……?」
キャーキャー!
名前呼んで貰っていいなー!
果南(名字でも結局こうなるのか……)
40
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 00:57:38 ID:oFMLe96M
果南「そういや曜さ、何か言われなかった?」
曜「あ、滅茶苦茶聞かれた。お兄ちゃんと付き合ってたのかーとか朝帰りがどーのこーのとか……」
千歌「違うって言ってるのに皆聞かなくてさー おにぃが違うって言ったの知ってるけどそれでもまだあんまり収まらなくって」
果南「えぇ…… ごめんね曜」
曜「大丈夫 それにしてもお泊まりだけでこんなに言われるなんてお兄ちゃんも大変だね……」
果南「それなぁ……」
果南(いつ誰に見られてるか分かったもんじゃないよ。ここじゃ噂話なんてすぐ広まっちゃうし)
梨子「……」
41
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 01:07:41 ID:oFMLe96M
※メンバーとなんらかの行動をしていると、その事が噂になることがあります。
その噂は他のメンバーの耳にも届くので注意して下さい。
また、その噂を逆に利用して噂を現実にすることも可能かもしれません。
42
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 01:12:44 ID:oFMLe96M
キーンコーンカーンコーン
鞠莉「それじゃあ果南、またね」
果南「あ、うん」
果南「…………」
43
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 01:14:38 ID:oFMLe96M
4月25日月曜
放課後
恋人
鞠莉
>>45
1.1年の教室
2.2年の教室(千歌か梨子)
3.生徒会室
4.水泳部
5.図書室
6.帰宅する
7.鞠莉を追う
44
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 01:25:48 ID:Nx3BrcS.
5
45
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 01:30:29 ID:c6cll53g
3
46
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 01:46:37 ID:oFMLe96M
生徒会室
ガララ
ダイヤ「あら松浦さん」
果南「来ちゃった なんとなく」
それを聞いたダイヤは、立て掛けていたパイプ椅子を取り出し、私の分の席を用意してくれた。
47
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 01:55:07 ID:oFMLe96M
果南「ねぇダイヤ」
ダイヤ「はい?」
果南「曜とのこと皆騒いでたけど、何であんなに騒いでたんだろうね」
ダイヤ「そりゃあ……だって、それは……///」
ダイヤは顔を赤くして言葉を詰まらせた。
果南「やっぱりエッチなこと?」
ダイヤ「なっ……///分かってて言わせましたね!?破廉恥なっ!」
果南「違うって!ただ……」
ダイヤ「ただ……なんですの?」
果南「ただ、昔からの幼なじみなの
に」
果南(女同士の時は普通に前みたいに遊べてたのに)
果南「異性ってだけで今まで通りみたいに過ごすだけで周りからあんな風に言われるの、ちょっとショックだったっていうか……」
ダイヤ「松浦さん……」
48
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 01:58:36 ID:oFMLe96M
果南「ねぇ、ダイヤも皆と同じに思ってる……?」
ダイヤ「…………どの口が言いいますの……?」
果南「え?」
ダイヤ「出て行って下さい」
果南「ちょっとダイヤ?何、どうしたの?」
ダイヤ「分からないなら尚更腹が立ちますわ!さぁ、早く!」
果南「分かったよ、出るから!」
49
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 01:59:51 ID:oFMLe96M
ピシャッ
果南「なんだよ、ダイヤのやつ急に怒り出して」
果南「はぁ……今日はもう帰ろう」
50
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 02:02:16 ID:oFMLe96M
〜夜〜
果南(今日は色々あって疲れちゃったな)
果南(……ダイヤってば何怒ってたんだろう 何か怒らせるような事言ったかな……?)
果南(…………)
果南「今日はもう寝よ」
51
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 02:05:11 ID:F4.XErp2
一週目と違うな
52
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 09:29:23 ID:6l64tZKY
盛り上がってきた
53
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 20:57:55 ID:oFMLe96M
4月26日 火曜日
ー3年教室ー
三浦「なぁ松浦」
果南「ん?」
三浦「昨日のアレで改めて思ったよ。この田舎町では噂は異常な速さで皆に広まる!」
三浦「それがたとえ嘘や間違いだったとしてもな」
果南「へえ」
三浦「興味無さそうだな…… そこで俺は思ったんだよ。自分に都合の良い噂を流せば、それが広まるんじゃないかって」
果南「つまりどういうこと?」
三浦「お前、俺が言うのもなんだけどアホだな」
果南「むっ……」
少しムカッときたが、否定できないのが悔しい。
54
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 21:06:16 ID:oFMLe96M
三浦「例えばある程度仲の良い女子がいたとする」
果南「うん」
三浦「そこで2人は付き合ってるっていう噂を流すんだ」
果南「うん」
三浦「それが広まれば当然その女子にも噂は届き、俺を意識せざるをえなくなるわけだ」
三浦「そこから付き合えば、結果的に噂は本当になるってわけだ」
果南「そんなに上手くいくの?」
三浦「これはただの例えだよ。もっと上手く噂を流せば……」
三浦「影響力の高そうなお前の話題なら尚更皆信じやすいだろうよ」
三浦「俺も発信者としてはそこそこだと自負してるし、何か流したい噂でもあれば相談してくれよ」
果南「分かったよ」
三浦「ま、お前ならそんなのなくても平気だろうけどな。羨ましい」
55
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 21:08:43 ID:kT09jvD2
噂を現実に、ねぇ
曜ちゃん家に住み込み始めたとか言ったら、
本当にそうする?みたいな流れでズルズルと〜みたいな感じかな
56
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 21:10:14 ID:oFMLe96M
4月25日火曜
〜昼休み〜
>>57
1.2年の教室
2.生徒会室
3.三浦達と食べる(情報収集か噂の相談)
4.鞠莉を探してみる
5.1年の教室
57
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 21:11:35 ID:yjJrSQ6s
1
58
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 21:25:31 ID:oFMLe96M
ー2年教室ー
ガララ
キャーキャー
果南(この黄色い声にも大分慣れてきたぞ)
千歌「おにぃまた来たんだ。最近よく来るね」
果南「ダメだった?」
千歌「いやいや、全然!」
梨子「……」
曜「梨子ちゃんお兄ちゃんが来ると借りてきたねこみたいになるね」
梨子「だって……男の人とほとんど話したことないし緊張しちゃって……」
千歌「借りてきたねこって何?」
曜「ふだんと違っておとなしくなることだよ。まぁ梨子ちゃんは元々大人しいけど」
千歌「すごーい!よーちゃんかしこーい!」
曜「えへへ、ママに言われたことあるんだ」
果南(確かに梨子ちゃん全然喋らないな……)
果南(それどころか、会話に全然帰ってこなくて気まずそうだ)
>>59
1.まぁいいかとそのまま会話を続ける
2.梨子に話題を振る
3.千歌に梨子が会話に混ざれるよう耳打ちする
4.曜に梨子が会話に混ざれるよう耳打ちする
59
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 21:27:25 ID:c6cll53g
3
60
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/20(木) 22:40:27 ID:aJ4P24vw
ペルソナ2かな?
61
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 00:27:32 ID:/8A5.ZGA
果南「ねぇ千歌」ヒソヒソ
千歌「え、なに?」ヒソヒソ
果南「梨子も会話に入ってこれるよう話振ってみてよ」ヒソヒソ
千歌「え、おにぃ?」ヒソヒソ
千歌「あ、そういうこと!」ヒソヒソ
千歌「千歌にまかせて!」ヒソヒソ
62
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 00:32:49 ID:/8A5.ZGA
千歌「ねぇ、梨子ちゃんは好きな男子とかいるの?」
果南(え?)
梨子「えぇ!?いきなり何!?」
千歌「ほら、千歌達だってお年頃だしさぁ?そういう人いないの?」
心なしか、周りの男子が途端に静まりかえった気がした。
梨子「えぇ……いないよぉ……」
千歌「ほんとに?」
梨子「ほんとだって……」
63
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 00:36:32 ID:/8A5.ZGA
千歌「じゃあさ、気になる人とかは?この人格好いいなーとかさ」
梨子「それも、よく分かんないよ……」
千歌「ほんとに?このクラスでは?ほら、山本君とか」
梨子「うぅ…………」
果南(困ってるじゃん)
千歌「じゃあおにぃとかは?格好いいでしょ?」
梨子「え!?」
果南「は?」
千歌は急に話の矛先を自分に向けた。
64
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 00:39:37 ID:/8A5.ZGA
千歌「友達皆おにぃのこと格好いいつて言ってるし、梨子ちゃんもとっても可愛いし、千歌2人はお似合いだと思うんだよね〜それで──」
果南「千歌」
千歌「え?」
果南「ちょっと」ヒョイヒョイ
千歌「……?ちょっと待っててね、よーちゃん、梨子ちゃん」
65
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 00:46:50 ID:/8A5.ZGA
ー廊下ー
果南「誰が梨子ちゃんに自分を紹介してって言ったんだよ……」
千歌「あれ、違った?」
果南「全然違うよ…… ただ俺は自分が入ってきたせいで気まずそうになってるのは梨子ちゃんに悪いから、一緒に会話に入ってこれるようにしてって言ったの」
千歌「てっきりおにぃが梨子ちゃんに惚れたから仲を取り持って欲しいのかと……」
果南「そんなんじゃ無いから……もっと普通に」
千歌「でもさ、それって梨子ちゃんがおにぃと普通に話せるようになれば解決することだよね?」
果南「まぁ、そうかな」
千歌「じゃあ千歌何も間違ってないよね」
果南「え?あ、そうなる……のかな?」
千歌「じゃあ千歌戻るね」ダッ
果南「あ、ちょっと千歌!」
果南(これでいいのか……?)
66
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 00:53:11 ID:/8A5.ZGA
その後教室に戻った千歌は、ダイビングやってるだの趣味は天体観測だの、私についての色々な情報を梨子に浴びせた。
梨子は相変わらず困った様子だったが、共通点も少しはあったのか、何点か興味をみせた。
結局この日は千歌が自分を紹介するだけで(仕切れなかったけど)終わってしまったけど、おかげで梨子の警戒心は少しはとけた……かもしれない。
果南(今度改めて何か話でも振ってみようかな)
67
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 00:56:25 ID:/8A5.ZGA
4月26日火曜
放課後
恋人
鞠莉
>>69
1.1年の教室
2.2年の教室(千歌か梨子)
3.生徒会室
4.図書室
5.帰宅する
6.鞠莉と帰る
68
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 01:09:18 ID:Z3MnzVKU
6
69
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 01:11:25 ID:Q3RX1iWk
6
70
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 08:23:42 ID:92tXC5.2
マリー関連は背景色が暗く感じる
71
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 08:43:21 ID:fhLSWRLE
わかる
72
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 12:39:27 ID:x9LFHCI6
果南「ねぇ鞠莉、一緒に帰ろう」
鞠莉「果南? そうね、今日はダイヤも忙しいし2人で帰りましょうか」
鞠莉は声のボリュームを大きくし、ややわざとらしくそう言った。
果南「……」
73
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 12:44:39 ID:x9LFHCI6
ー通学バス内ー
バスの中には、下校時間直後ということもあり、自分達の他にもチラホラ生徒が乗っていた。
バスの一番前の1人席には、善子の姿もあった。
鞠莉「そうだ果南。ダイヤに何かしたの?」
果南「え?」
鞠莉「ダイヤ、朝から不機嫌そうだったから。どうせ果南が何かしたんじゃないの?」
果南「あー……実は……」
ダイヤに昨日あったことを話した。
74
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 12:48:57 ID:x9LFHCI6
鞠莉「そりゃあダイヤも怒るわよ!」
果南「え、なんで?私何かした?」
鞠莉「果南……もうちょっと自分を客観的に見れない?」
果南「客観的って何?」
鞠莉「他の人の立場から自分を見るってこと。貴方私に言ったこともう忘れたの?」
果南「何のこと?」
鞠莉「……降りたら話すわ」
75
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 19:03:30 ID:kGmf23eU
コレはちょっと、鈍感系主人公すぎない?
76
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/21(金) 21:10:15 ID:TB1w4Jns
まぁ果南だし
77
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/22(土) 02:20:18 ID:la/Nob2s
ー淡島前船着場ー
果南「それで、結局ダイヤが怒ってるのって何のことなの?」
鞠莉「…………やっぱり教えない」
果南「え!?なにそれ!」
鞠莉「私には何も言ってないのに言ってくれたんだもん、ダイヤにだって言えるはずよ!」
鞠莉「自分で気付きなさい、この鈍感親父!」
果南「えぇ……」
それだけ吐き捨てると、鞠莉は島側にあるホテルのロビーへと向かって行った。
どうやら今日はホテルの船で帰るらしい。よっぽど呆れられたのだろうか。
78
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/22(土) 02:34:51 ID:la/Nob2s
ーダイビングショップー
〜夜〜
果南(ダイヤ、結局何に怒ってたんだろう?鞠莉は分かってるみたいだけど、あの様子じゃ聞くわけにもいかないし)
果南(鞠莉は私にも言ってくれたからダイヤにも言えるはずって言ってたけど、どういうことだろう。鞠莉にも共通していること……?)
果南(鞠莉に言ったこと……遠乗りした時の夜に言ったことかな?)
私は鞠莉に言ったことをいくつか思いだしてみた。
果南(ダイヤが怒った時に何か関係ありそうなもの……)
果南(どれだろう)
>>79
〜83 多数決
1.「こんなの友達に抱く感情じゃないよ。 だから子どもの頃みたいには……」
2.「うん、心から笑ってる。好きだな、その顔」
3.「鞠莉は、俺のこと好きなの…?」
4.「それに気付いてからは、鞠莉に悲しい思いをさせてきた分、一緒にいて鞠莉を幸せにしようって思った」
5.「私、鞠莉の笑顔が好き」
6.「これからはずっと一緒にいよう」
79
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/22(土) 03:37:41 ID:8QzFzZ3M
1
80
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/22(土) 09:41:05 ID:/pztCBeA
1
81
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/22(土) 10:33:48 ID:sCCSYi4s
1
82
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/22(土) 11:05:34 ID:hWdK/jlU
確定かな
83
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/22(土) 12:00:28 ID:WlFKtF7s
いや、4だ!
84
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/23(日) 04:56:41 ID:spCDHpLw
わくわく
85
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/23(日) 06:07:23 ID:pAGL3iPs
鞠莉にいったことで私が真っ先に思い浮かべたのは
『こんなの友達に抱く感情じゃないよ。 だから子どもの頃みたいには……』
という言葉だった。
果南(本当にそうなのかな……?)
一緒にいてドキドキするっていうよりは安心するって感じなんだけど。
鞠莉の時とは違って、ドキドキする場面に遭遇していないからかな?
86
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/23(日) 06:09:24 ID:pAGL3iPs
果南(しかもこれが正しいとしたら、ダイヤは私にそう思ってほしいってこと……?)
果南(…………)
果南(…………)
果南(うーん…………)
この日の夜は、布団に入った後もずっとそのことが頭をよぎって、なかなか眠りにつけなかった。
87
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/23(日) 06:10:27 ID:pAGL3iPs
ピンポーン
じいちゃん「おい果南!黒澤と小原の嬢ちゃん来たぞ!いつまで寝てんだ!」
果南「んあ……?」
88
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/23(日) 06:15:52 ID:pAGL3iPs
4月27日 水曜日
ーダイビングショップ前ー
ガチャッ
果南「ごめん、さっき起きた!」
鞠莉「珍しいわね、いっつも早起きなのに」
果南「ちょっと昨日考え事しててさ」
鞠莉「ふーん、考え事ね……」
ダイヤ「どうせ勉強ではないのでしょう?全く……」
ダイヤの声に引き寄せられて、私の視線がダイヤへと向かう。
ダイヤ「なんですか?私の顔になにか着いてます?」
果南「い、いや……」
ダイヤに言われて慌てて視線を外す。
鞠莉「ホクロ!」
ダイヤ「これは元々です!!」
果昨日鞠莉に言われたことや自分の考えがどうしても頭をよぎって、ダイヤとどう接していいか一瞬分からなくなってしまった。
果南(そもそも自分の勘違いの可能性もあるしなぁ……)
89
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/23(日) 06:18:30 ID:pAGL3iPs
↑付いてますか?やね
4月27日 水曜日
昼休み
今日は鞠莉もダイヤもこの教室で食べるみたいだ。
>>90
1.2年の教室
2.3年の教室
3.三浦達と食べる(情報収集か噂の相談)
4.1年の教室に行く
90
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/23(日) 07:13:33 ID:rnSl3apk
2
91
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/23(日) 07:48:27 ID:UlAyzmjk
今日は鞠莉達と一緒に食べることにした。
果南(あの事は食事時に話すことでもないよなぁ)
そう思い、ダイヤと鞠莉のお弁当の中身を覗いてみる。
ダイヤのは、和風らしく白飯に鮭や出し巻き玉子、それから可愛らしく真っ赤なプチトマトも入っている。
鞠莉のは、サンドイッチ。小食なのかこれでお腹いっぱいになるのだろうか、という量しかないよに見える。
果南(寝坊したからロクなおかず無いんだよなぁ……どっちか交換できないかな)
>>92
1.鞠莉に聞いてみる
2.ダイヤに聞いてみる
3.我慢する
4.三浦の食べ物を頂戴する
92
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/23(日) 07:50:01 ID:7y85f0PA
1
93
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/23(日) 23:00:42 ID:6N7Jdyk.
1
94
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/26(水) 18:49:06 ID:lbditBKk
果南(鞠莉に聞いてみようかな)
果南「鞠莉、そのサンドイッチちょっと貰っていい?俺のも何かあげるから」
鞠莉「うん?」
鞠莉「………………」
鞠莉「」ニッ
鞠莉「いいわよ、はいっ」
そう言って鞠莉は、食べかけのサンドイッチをそのまま私の口の前に差し出した。
果南「ありがと」
そしてそれをそのまましゃぶりつくと──
ダイヤ「…………!?なっ///」
気付いた時にはもう遅かった。
95
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/26(水) 19:15:23 ID:lbditBKk
バンッ
ダイヤ「ちょっと鞠莉さん!!」
鞠莉「Waitダイヤ、食事中よ」
ダイヤ「はっ……すみません」
ダイヤ「ですが鞠莉さん!今のはその……」
鞠莉「何?間接キスだとでも言いたいの?」
ダイヤ「っ……///分かってるのなら」
鞠莉「そんなの気にするのダイヤだけだって ね?果南」
果南「ん?まぁ……」
鞠莉「それに、そういう事意識してるからそんなに過敏なんじゃないの?」
ダイヤ「!!!??」
図星なのかそうでないのか、ダイヤの顔がたちまち茹でダコになっていく。
96
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/26(水) 19:30:00 ID:lbditBKk
2人のやり取りを見ていると、その中に自分は入ってないような。
疎外感と言うほどではないけど、どこか少し寂しい気持になった。
ダイヤ「松浦さんも、黙ってないで何か言って下さい!」
果南「……へ?」
>>98
1.素直に謝る
2.自分も特に気にしてないと言う
3.鞠莉と一緒にダイヤをからかう
97
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/26(水) 19:40:02 ID:FzuOa19o
1
98
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/26(水) 19:41:15 ID:tz3uaanM
1
99
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/28(金) 13:06:05 ID:C6f5zoEw
果南「ご、ごめんダイヤ……」
鞠莉「ちょっと果南!何謝ってるの!」
ダイヤ「ほら見なさい!松浦さんはちゃんと良識のある男性です!鞠莉さんがおかしいんです!」
鞠莉「私何もおかしいこと言ってないワ!ダイヤが気にしすぎなのよ!」
ダイヤ「いいえ、鞠莉さんの方です!大体昔から貴方は常識が無いというか……いくら海外育ちとは言え──」
鞠莉「」キッ
鞠莉はとうとうダイヤのネチネチした小言に耐えかねたのか、私が飲んでいた紙パックを取り上げ、ストローで中のジュースを吸い上げ始めた。
100
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/28(金) 13:14:53 ID:C6f5zoEw
ダイヤ「なっ……!なっ…………///」
鞠莉「どうしたのダイヤ?ダイヤもこれ欲しい?」
ダイヤ「ちがっ──」
鞠莉「それとも、まさかこの程度で顔真っ赤にしちゃうほどお子ちゃまってわけじゃないでしょう?」
ダイヤ「…………///ま・り・さ・ん!!」
鞠莉「果南、ご飯足りないならこれ残りあげる」
そう言って鞠莉は机の上のサンドイッチを私に押し付け、教室の外へと向かっていった。
ダイヤ「待ちなさい!」ガタッ
鞠莉「あらダイヤ、御飯中に席を立つなんてマナー違反よ!」
ダイヤ「たっ、確かに……ってそれは貴方もでしょう!?」
鞠莉「私はもう食べ終わったもーん!チャオ〜」
ダイヤ「くっ……」
ダイヤは悔しそうに去って行く鞠莉を見送った後、静かに席に着き、食事を再開した。
果南(ジュースは返してくれないんだ……)
101
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/28(金) 13:16:53 ID:C6f5zoEw
4月27日水曜
〜放課後〜
恋人
鞠莉
>>103
1.1年の教室
2.2年の教室(千歌or梨子)
3.水泳部
4.図書室
5.帰宅する
6.鞠莉、ダイヤと一緒に帰る
102
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/28(金) 13:18:42 ID:aI6vu7p6
6
103
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/28(金) 13:28:55 ID:.k2YFkBE
6
104
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/28(金) 16:39:42 ID:8ZYq5lls
果南くんジュースケチってて草
105
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 05:18:17 ID:lME1qlCs
ー3年教室ー
鞠莉「ダイヤ、今日は生徒会の仕事無いの?」
ダイヤ「ええ」
鞠莉「だったら一緒に帰りましょう?」
ダイヤ「そうですわね。私も昼の件で話がありますし」
鞠莉「Oh……まだ気にしてたの?」
ダイヤ「貴方は何でそんなに軽いんですか!?」
鞠莉「そんなに怒ってるとシワ増えるよ?」
ダイヤ「なんですってぇ!?」
果南「あの……」
ダイヤ「はい!?」キッ
果南「俺も一緒に帰っていいかな……?」
ダイヤ「え…………ええ、もちろん」
106
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 05:25:56 ID:lME1qlCs
ー学校前の坂道ー
鞠莉「だーかーらー……なんでたかが間接キスでそこまで怒ってるのかが私には分からないわ」
ダイヤ「衛生面でも問題があるでしょうし、それに間接とはいえキスはキス!学校という神聖な学び舎であんな破廉恥なことは──」
鞠莉「ダイヤってばそればっかり!いい加減しつこいよ?」
ダイヤ「何度だって言ってやりますわ!そもそも──」
果南(はぁ……)
教室からずっとこんな会話がひたすらループしている。
横で聞いている私ですらうんざりしているんだから、ダイヤの相手をしている鞠莉の負担はもっと大きいことだろう。
107
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 05:35:48 ID:lME1qlCs
「ねぇ、あれ生徒会長?」
「そうだけど?」
「あんなに怒ってる生徒会長私初めて見たかも。普段凛としてる感じだから」
「というか、そもそも私ら生徒会長と話したことないしね。学年も違うし」
「よっぽどあの金髪の人と仲悪いのね。昔はよく遊んでたって聞くけど」
果南(…………)
鞠莉とダイヤをあまり知らない人からしたらそう見えるのか……
でも自分には分かっている。
あんな風に怒鳴り合っていても──
というかダイヤが一方的に怒鳴っているどけだが、2人の仲は悪くないはずだ。
私がいない間、あんな風に定期的に喧嘩しただろうが、それでも2人が離れることは無かったのだ。
本当に嫌い同士ならどちらかが距離をおくだろう。
果南(喧嘩するほど仲がいいってやつかな)
結局この喧嘩はダイヤが途中でバスを降りる直前まで永遠と続いた……
108
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 05:44:50 ID:lME1qlCs
〜夜〜
果南「あ、そうだ。第三者の男子からはダイヤと鞠莉がどう見えてるか聞いてみよう」
(ダイヤと鞠莉ってどう思う?)<果南
三浦<(何が)
(いや、周りからみて2人の仲はどんな感じなのかなって)<果南
三浦<(どんな感じって、みたまんまじゃないのか。しょっちゅう喧嘩してるし)
三浦<(でも、小原は黒澤やお前以外の奴と一緒に居るところ見ないし、黒澤の方も小原とは1番一緒にいるっぽいし)
三浦<(仲悪くは無いんじゃ無いの)
三浦<(ていうか小原男とつるんでないならワンチャンある?)
果南「はぁ?」
ちょっとイラッと来たのでそれ以降の会話をシャットアウトし、ラインを閉じた。
109
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 05:49:49 ID:lME1qlCs
果南「まぁよかった。別に仲悪くは無いって他にも思ってくれてる人がいて」
しかしそう言葉ではいいつつも、自分の他に2人のことを理解している者の存在に少し心がモヤッとした。
果南(何でだろう。いいことなのに)
それに、鞠莉が私達以外と一緒にいるところを見たこと無いという三浦の言葉が少し引っかかった。
果南(あれ、本当なのかな……)
110
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 05:54:49 ID:lME1qlCs
4月28日 木曜日
ー3年教室ー
〜休み時間〜
三浦「それでさぁ」
果南「へぇ……」チラッ
鞠莉「………」シャカシャカ
果南(ワイヤレスのイヤホンでバレないように音楽聴いてる)
111
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 05:59:28 ID:lME1qlCs
三浦「松浦、次移動教室だぞ」
果南「うん」チラッ
鞠莉はさっきの授業の後半辺りから居眠りを始め、今も眠っている。
三浦「おーい、松浦!早く来いよ!」
果南「あ、うん」
果南(どうしよう)
>>113
1.起こす
2.1人で起きるだろうと思い先に行く
3.別に気にしなくても誰か起こすだろうと思い先に行く
112
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 06:18:10 ID:iQElM.Eo
1
113
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 06:36:00 ID:rL2Q6HUg
1
114
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 12:35:29 ID:5WuNph9c
梨子ちゃんに比べてマリーはガード硬いな
115
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 16:01:10 ID:lME1qlCs
果南(一応起こしとくか)
果南「おーい鞠莉、次移動教室だよー」ユサユサ
果南「まーりー」ユサユサ
鞠莉「うーん……zzz」
果南「普通に熟睡レベルだねこれ……」
三浦「おーい松浦!」
果南「あーごめん、先行ってて!」
116
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 16:05:56 ID:lME1qlCs
ダイヤ「また鞠莉さんは授業中から寝ていたのですか」
果南「あ、ダイヤ」
ダイヤ「全く、いつもいつも呆れますわね。これで成績優秀なのですから困ったものですわ……」
ダイヤ「松浦さん、鞠莉さんのことお願いできますか?毎回毎回介護するのは疲れますので」
果南「うん、分かった」
果南(介護か……)
鞠莉「zzz」
果南(どちらかというと子どもみたいだけどなぁ)
117
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 16:12:36 ID:lME1qlCs
果南(…………)
プニプニ
鞠莉「…………」
果南(ほっぺ触っても全然起きないや)
キーンコーンカーンコーン
果南「うわっヤバっ!もうこんな時間!?」
果南「ほら鞠莉起きて!授業始まってるよ!」
鞠莉「うーん……」
果南「起きないよ。どうしようこれ……」
>>119
1.鞠莉を背負って教室まで行く
2.このままサボる
3.1人で教室に急ぐ
118
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 16:53:28 ID:GSIdUfGc
2
119
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 16:55:21 ID:tnzfCvkU
2
120
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 17:02:58 ID:lME1qlCs
果南(サボっちゃおっか、今から行ってもどうせ怒られるだろうし)
果南(ダイヤの小言がまた五月蝿そうだけど)
果南(…………)
教室は静まりかえっていて、鞠莉の小さな寝息と、隣のクラスの先生の声が僅かに聞こえるくらいだ。
そして教室には私と鞠莉の2人だけ。
放課後でもないのに教室に2人しかいないというのはどうも妙な気分だ。
121
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 17:06:44 ID:lME1qlCs
果南(そういえば鞠莉と二人きりになるのも久しぶりかも)
席を鞠莉の前に移し、頬杖をついて鞠莉を眺める。
果南(一応、付き合ってる……んだよね?)
皆に付き合っていることを知られたくないからなのか、恋人らしいことは大してしていない。
それどころが、どこか泳がされているような気さえした。
果南(鞠莉は何がしたいんだろう)
122
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 17:09:20 ID:lME1qlCs
それに、ここの鞠莉は私の知っている鞠莉よりもややドライな感じがする。
だって、私が知ってる鞠莉といえば、ことある毎に私の胸を触ってくるような子だったから。
いや、今の私は男の子だから、人前で同じようなことをやるわけにはいかないだろうけど。
それでも、私への執着はやや薄いように思えた。
123
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 17:11:32 ID:lME1qlCs
果南(寂しい……のかな。こんなこと考えちゃうのは)
無くなって初めてそれが大切な物だったと分かる、なんて話はよく聞くけれど。
いざ自分がその立場になると、痛いほどそれが実感できる。
果南(…………ほんとによく寝てるなぁ)
124
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 17:17:47 ID:lME1qlCs
果南「…………ちょっとやそっとじゃ起きないかもしれない」
>>126
1.胸を触る
2.髪の毛に触れてみる
3.黙って寝顔を見ておく
4.自分も寝る
125
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 17:22:05 ID:HGgdU9Mc
3
126
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/29(土) 17:23:51 ID:18UGfmUc
2
127
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/30(日) 00:37:53 ID:SVXid4QA
鞠莉の髪。綺麗なブロンドの髪。
日本人が染めたような不安定な物ではなく、純粋な金髪。
鞠莉が皆と違うということを1番象徴する体のパーツ。
転校当初はすぐに町中に噂が広まって大変だったっけ。皆悪気は無いんだろうけど、どうしても珍しくて奇異の目で見ちゃうから。
私は、今も綺麗だなって思っている。
128
:
名無しさん@転載は禁止
:2018/12/30(日) 00:42:15 ID:SVXid4QA
そっと、鞠莉の髪に触れてみる。
凄くさらさらしていて作り物みたい。
それに、なんだか良い匂いもする。
それも当然か。何て言ったって鞠莉の家は大金持ちの高級ホテル。シャンプー等も最高級の物を使っているに違いない。
果南(もうちょっとだけ、嗅いでてもいいよね……)
鞠莉が寝ているのを良いことに、鼻を直接髪に付けて直に髪の匂いを嗅ぐ。
果南「スゥー…………ハァー………」
これは……端から見たら相当気持ち悪いことをしていると、自分でも思った。
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