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鏡 果南「え、誰このイケメン」❤3

1名無しさん@転載は禁止:2018/12/18(火) 02:32:23 ID:UpZk3HPQ
鏡 果南「え、誰このイケメン」����2
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1532710221/

前スレ

145名無しさん@転載は禁止:2018/12/31(月) 16:39:54 ID:AvGoczAg
4月28日木曜
〜放課後〜

恋人
鞠莉

>>147
1.1年の教室
2.2年の教室
3.生徒会室
4.図書室
5.帰宅する
6.鞠莉と一緒に帰る

146名無しさん@転載は禁止:2018/12/31(月) 16:40:51 ID:AvGoczAg
4月28日木曜
〜放課後〜

恋人
鞠莉

>>147
1.1年の教室
2.2年の教室
3.生徒会室
4.図書室
5.帰宅する
6.鞠莉と一緒に帰る

147名無しさん@転載は禁止:2018/12/31(月) 16:41:24 ID:AvGoczAg

サーバーエラーで連投してしまった
>>149

148名無しさん@転載は禁止:2018/12/31(月) 16:44:15 ID:2o4YiBQs
3

149名無しさん@転載は禁止:2018/12/31(月) 16:57:47 ID:NVL78OTI
ろく

150名無しさん@転載は禁止:2019/01/01(火) 06:58:06 ID:R4e7ShP6
果南「鞠莉と一緒に帰ろうかな」

キョロキョロ

果南「あれ、いない……また先に帰っちゃったのかな?」

151名無しさん@転載は禁止:2019/01/01(火) 07:00:44 ID:R4e7ShP6
ー下駄箱ー

果南「あ、よかった。鞠莉いた!」

鞠莉「果南……」

果南「一緒に帰ろう?」

当然断られる事なんか無い、って思ってたんだけど

鞠莉「…………」

鞠莉はしばらく考え込んだ後に

鞠莉「そうね、一緒に帰りましょう」

そう言った。

152名無しさん@転載は禁止:2019/01/01(火) 07:11:46 ID:R4e7ShP6
ー淡島船着場ー

果南「ねぇ鞠莉、保健室行った後先に帰ったの?あの後直ぐ寝ちゃった見たいで何が何だか……」

鞠莉「あぁ、あれ?一緒に保健室から帰ったりなんかして噂でも立つとマズいでしょ?」

鞠莉「それにちゃんと私は保健室じゃなくて、ただサボってたってだけって事になってるから」

果南「それって付き合ってるのが──」

鞠莉「Stop!この辺うちの従業員いるから……」

果南「あ、ごめん」

果南「付き合ってるのを内緒にしておきたいっていうの?」ボソボソ

鞠莉「そう、あの2人もしかして付き合ってるんじゃない?って噂が立っても困るの」ボソボソ

果南(…………)

>>154
1.理由を聞く
2.鞠莉にはなにか考えがあるのだろうととりあえず納得する
3.「自分なんかと付き合ってるって周りに知られたくないってこと?」
4.「立てちゃえばいいじゃん」

153名無しさん@転載は禁止:2019/01/01(火) 07:12:44 ID:pAfGJdZI
1

154名無しさん@転載は禁止:2019/01/01(火) 07:14:17 ID:xWOIvOj.
1

155名無しさん@転載は禁止:2019/01/02(水) 00:40:10 ID:VxsDMc9c
果南「ねぇ鞠莉、何でそんなに隠すの?何か考えがあるっていうのは何となく分かるんだけど、ちゃんと言ってくれないと分からないっていうか……」

鞠莉「果南……そうね。ちゃんと話すわ」

鞠莉「とは言っても外や家だと誰かに聞かれるかもしれないし、かといってラインで言うのも……」

鞠莉「…………」

鞠莉「まぁそのうち話すわ。あ、別にはぐらかしてるわけじゃないから!」

果南「うん、大丈夫」

果南(…………)

果南(って鞠莉は言ったけど、話してくれるんだろうか……)

156名無しさん@転載は禁止:2019/01/02(水) 00:53:31 ID:VxsDMc9c
ーダイビングショップー
 
〜夜〜

果南「ん?鞠莉からラインが来てる。何だろ」

果南「えーと、『今週の休みに一緒に温泉で有名な宿に行かない?』って、2日後!?急だなぁ」

果南「『もし他にも連れていきたい子がいたら誘ってもいいわよ。あ、その代わり口が堅い子にしてね!』」

>>158
1.行かない
2.行く(土日泊まり)
3.誰かを誘う(指定、複数可)

157名無しさん@転載は禁止:2019/01/02(水) 00:55:30 ID:MLYvCL2.
2

158名無しさん@転載は禁止:2019/01/02(水) 00:56:11 ID:fE/quXls
これは2かな?

159名無しさん@転載は禁止:2019/01/02(水) 01:02:17 ID:SJL3Od4U
3ダイヤならイベント進んだかな?

160名無しさん@転載は禁止:2019/01/02(水) 01:08:17 ID:fE/quXls
そっちやったか…?

161名無しさん@転載は禁止:2019/01/02(水) 07:52:25 ID:Spl9V2aE
マリーがまた泣く展開はちょっと

162名無しさん@転載は禁止:2019/01/02(水) 12:36:43 ID:Bmbk/OhY
いうて向こうから連れてきても良いって言ってるしなぁ

163名無しさん@転載は禁止:2019/01/02(水) 14:34:38 ID:3.WDGiEU
鞠莉はよく泣いてるイメージ

164名無しさん@転載は禁止:2019/01/03(木) 15:40:29 ID:oEAZNspE
一応更新しました

鏡 果南「え、誰このイケメン」EXTRA
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1534608927/

165名無しさん@転載は禁止:2019/01/03(木) 22:59:07 ID:oEAZNspE
今更なんだけど季節やイベント限られるし、1日ずつじゃなくてもっとおおざっぱに時間進めた方が良いような気がしてきた

166名無しさん@転載は禁止:2019/01/03(木) 23:06:05 ID:ZdQZ6L5M
お好きなように

167名無しさん@転載は禁止:2019/01/03(木) 23:09:56 ID:mlMVXkz2
大雑把に進めてもいいぞ

168名無しさん@転載は禁止:2019/01/04(金) 02:24:03 ID:34NORjJw
果南「分かった。2人で行こう、っと」

果南「…………」  

果南「はっ!もしかしてこれってデート!?旅館でお泊まりってことは、そういうこともするの……?(ネットの知識)」

果南「いや、でも誰か連れてきてもいいって言ってたし向こうにはそんなつもりじゃないかも……」

果南「……………」

果南「……………///」カァァァァ


果南(何だろう、急に恥ずかしくなってきた……)

169名無しさん@転載は禁止:2019/01/04(金) 02:26:27 ID:34NORjJw
4月29日金曜日
ーダイビングショップー

〜朝〜

ガチャッ

ダイヤ「おはようございます、松浦さん」

鞠莉「おはよ、果南」

果南「お、おはよう……///」

鞠莉「?」

ダイヤ「どうしたのですか、顔を赤くして。まさか熱でも?」

果南「いや、大丈夫!大丈夫だから!」

170名無しさん@転載は禁止:2019/01/04(金) 02:29:14 ID:EqJ1jndE
果南(改めて鞠莉見てたらなんか意識しちゃった)

果南(でも鞠莉の方は……)

鞠莉「……」

果南(特に意識してないっぽい。なら私だけか、変に意識してるのは)

果南(鞠莉は特にそんな気無かったからなのか、鞠莉はそういうので恥ずかしがらないタイプなのか)

果南(とにかく私だけが悶々してるのがなんか落ち着かない〜!)アァァァ

鞠莉「……?」

171名無しさん@転載は禁止:2019/01/04(金) 02:34:28 ID:EqJ1jndE
ー3年教室ー
〜昼休み〜

果南「なぁ三浦」

三浦「ん?どうした」

果南「男女で泊まりに行くときって女子の方はどんな目的だと思う?」

三浦「お前っ、まさか泊まるのか……!?誰と!?」

果南「違う違う!俺じゃないって!」

果南(って言っておかないとややこしい……)

果南「もしも、例えばの話!昨日動画見てたら気になっちゃって」

三浦「そりゃお前……ヤるためだろ」

果南「ゴクッ……やっぱり……?」

172名無しさん@転載は禁止:2019/01/04(金) 02:43:24 ID:34NORjJw
三浦「当たり前だろ?一緒に泊まる時点で女の方も多少は期待してるに決まってるって」

果南「そ、そういうもん……?」

三浦「そういうもん」

果南「で、でもさ、もし2人が元から距離が近くて、恋人とかじゃなくても昔からずっといる──みたいな関係だったら……?それの延長線上だったとか……」

三浦「えらく限定的だな……」

果南「き、昨日みたドラマがそういう設定だったんだって!」

三浦「ふーん……でも2人だけで泊まれる歳なのにそれの延長線上でしか考えてないなら、流石に子どもすぎないか?」

果南「え、そうかな?」

三浦「ん。俺、男女の友情は成立しない派だからな」

173名無しさん@転載は禁止:2019/01/04(金) 02:49:26 ID:34NORjJw
果南(男女の友情は成立しない、か……)

果南(ちょっと寂しい気はするけど確かに男になってからは鞠莉を異性として見てしまっているし)

果南(というか)


果南「よく考えたら、相手の気持ちなんて、いくら考えても本人しか分からないよね」

三浦「そりゃそうだろ」

果南(でも本人に直接聞くわけにもいかないし……)


果南「あぁぁぁぁぁ……!」

三浦「今日のお前なんか変だぞ……」

174名無しさん@転載は禁止:2019/01/04(金) 02:51:09 ID:34NORjJw
4月29日金曜
放課後

恋人
鞠莉

>>176
1.1年の教室
2.2年の教室
3.生徒会室
4.図書室
5.帰宅する
6.鞠莉と一緒に帰る

175名無しさん@転載は禁止:2019/01/04(金) 04:48:44 ID:uqEE3hAQ
6

176名無しさん@転載は禁止:2019/01/04(金) 04:58:13 ID:nUg7mp3o
6

177名無しさん@転載は禁止:2019/01/05(土) 02:22:32 ID:VcYJSBig
映画見たけど結局鞠莉の家族構成どうなってんだよ……

178名無しさん@転載は禁止:2019/01/05(土) 17:16:14 ID:VcYJSBig
果南「鞠莉、一緒に帰ろう!」

鞠莉「……うん」




「小原さんいいなぁ、松浦君と一緒に帰れて」

「幼なじみらしいしね、それにいつも一人でいるから気遣ってるんじゃない?松浦君優しいし」

「案外体目当てだったりして?ほら、小原さんおっぱい大きいじゃない?」

「えーやだーww 私も胸大きかったらワンチャンあったかなぁ」

179名無しさん@転載は禁止:2019/01/05(土) 17:18:21 ID:VcYJSBig
ー通学バス内ー

果南「ねぇ鞠莉、明日のことだけど──」

鞠莉「しっ」

果南「あっ……」

果南(そうだった。人がいるもんね……)

180名無しさん@転載は禁止:2019/01/05(土) 17:22:48 ID:8pgs2UZE
ー淡島ー

果南「着いたっ」

キョロキョロ

果南「周りには誰もいないみたいだけど」

鞠莉「うーん まぁ大丈夫かな」

鞠莉「これ」

そう言って鞠莉は小さな紙切れを私のポケットにさりげなく入れた。

鞠莉「ラインでいいかなって思ってたけど、直接伝えられるならその方がいいわよね」

果南「これ何?」

鞠莉「じゃあね果南!チャオ〜」

果南「あっ!ちょっと!」

果南「……………」

果南(まぁ家に帰ってからでいいか)

181名無しさん@転載は禁止:2019/01/05(土) 17:29:16 ID:VcYJSBig
ーダイビングショップー

果南「さてと。どれどれ……何が書いてあるのかな?」

ペラッ

果南「ん?何か落ちた」

果南「4月30日……明日の新幹線のチケットだ。これに乗れってことかな?」

果南「紙には……ええっと『〜駅南口改札前』」

果南「これだけ!?どこ泊まるとか何時集合とか何も書いてないの!?」


全く……鞠莉の考えてることはこっちでも相変わらずよく分からない……。

182名無しさん@転載は禁止:2019/01/05(土) 17:36:49 ID:8pgs2UZE
4月30日 土曜日
ー三島駅ー

果南「…………」イライライラ

果南(鞠莉来ないんだけど……?新幹線もうすぐ出ちゃうんだけど……?)

果南「ラインも反応無いし……」

プルプルプル

果南「通話も繋がらないし……」


「もうすぐ出発しま〜す」

果南「ヤバっ、もうすぐ出るって!とりあえず中乗ってみよ!もしかしたら見逃しただけでもう乗ってるかも知れないし」

183名無しさん@転載は禁止:2019/01/05(土) 17:40:39 ID:VcYJSBig
ー新幹線内ー

果南「えーと、ここだよね。あれ?」

チケットに書かれていた指定席、その隣には既に人が座っていた。

もちろん鞠莉ではない。

果南「あの……席間違ってないですか?」

「ん?俺か?いや、ここで合ってるはずだけど」

そう言って男性が取り出したチケットは、確かにここの席のものだった。

果南(あれ、何でだろう。一緒の席取ってないのかな?)

果南(それか、私の分しかチケット用意してないとか……?)

果南「…………」

考えても仕方ない。
とりあえず私は、チケットに指定された席に座り、紙切れに書かれた駅へと向かうことにした。

184名無しさん@転載は禁止:2019/01/05(土) 17:55:26 ID:VcYJSBig
ー無人駅ー

果南「やっと着いたけど……」

新幹線で着いた駅から何回か乗り換えてやっと目的の駅に着いた。

そこは他の乗客はおろか駅員すらいない無人駅だった。

果南「沼津駅が大都会に思えてくる……ん、鞠莉!」

鞠莉「あ、来た来た!」

果南(1発文句言ってやる……!)

果南「鞠莉……!」

鞠莉「ダーリ〜〜ン!!」ダッダッダッ

果南「えっ!?」

ガシッ

鞠莉「ギュゥゥゥゥ」

果南(む、胸が……押し付けられて///)

185名無しさん@転載は禁止:2019/01/05(土) 20:18:25 ID:eypeODVo
イチャラブセックスですね

186名無しさん@転載は禁止:2019/01/06(日) 04:11:36 ID:GDSb5GzY
鞠莉「やぁ〜っとイチャイチャできるね♡マリー寂しかったぁ♡」

果南「ま、鞠莉!?」

いつもと違う甲高い声に困惑を隠せない。

鞠莉「ねぇ〜ハグ♡ハグしよ♡」

果南「もうしてるって!」

鞠莉「ぎゅ〜♡♡♡」

果南「ま、鞠莉…///」

187名無しさん@転載は禁止:2019/01/06(日) 04:15:24 ID:GDSb5GzY
果南「と、とりあえず離れて!」

鞠莉「えぇ〜 むー……」

鞠莉「あ、もしかしてダーリン、照れてるの〜?」

果南「はぁ!?」

鞠莉「もぉ〜ダーリンってば可愛い��」

果南「は、はは……」

何……これ……。

こんな鞠莉、見たこと無い……。いや、見たくなかった気さえする。

私にベタベタすることは多々あったが、これはやはり、異性に対するアピールというか、

188名無しさん@転載は禁止:2019/01/06(日) 04:23:08 ID:GDSb5GzY
果南「とりあえず!」

パンっと手を叩き、場の空気を切り替える。

果南「今日の予定を教えて貰おうかな、鞠莉。俺何も聞いてないんだけど?」

鞠莉「うん!あのね!何も決めてない!」

果南「えっ」

鞠莉「あはははは!」

鞠莉はそう笑顔で、まるでそれが何もおかしな事では無いという風に無邪気に笑って見せた。

果南「いや、どこ行くとか──」

鞠莉「知らない!」

果南「じゃっ……じゃあとりあえず旅館の場所を──」

鞠莉「決めてない!」

果南「え、じゃあなんでこの駅指定したの!?行く場所の近くとかじゃ──」

鞠莉「適当に決めた!!」

果南「はぁ……はぁ!?」

189名無しさん@転載は禁止:2019/01/06(日) 04:29:09 ID:GDSb5GzY
果南「いや、そもそも温泉で有名な宿に行きたいって言ってたよね!なんで宿すらも決まってないの!」

鞠莉「そんなこと言ったっけ?」

果南「言ったよ!何で何も決めてないの……」

鞠莉「だって、その方が面白いでしょ?予定で決めた通りの旅なんてつまらないじゃない!」

あぁ、思い出した。

鞠莉は、小原鞠莉はこういう人だった。

何か考えているようで何も考えていない。

そう思い出すと、何だか怒る気力も失せてきた。というか諦めの感情からどうでもよくなってきた。

190名無しさん@転載は禁止:2019/01/06(日) 04:33:22 ID:GDSb5GzY
果南「いいよ、とりあえず近くの宿を──」

鞠莉「むー……」

スマホを取り出そうとすると、鞠莉が大げさにほっぺたを膨らませて、視線をこちらに向けてきた。

果南「……分かったよ。何も見ない。」

鞠莉「��」ニコッ

どうやら本当に当てもなくふらふらとどこかへ行くというのがお嬢様のお望みらしい。

鞠莉は私のことを頑固オヤジなどと言っていたけど、それは鞠莉の方だ。1度自分の中で決めたことはなかなか譲ろうとしない。


今日一日、私は鞠莉のワガママに付き合うことになりそうだった。

191名無しさん@転載は禁止:2019/01/06(日) 04:34:21 ID:GDSb5GzY
>>190文字化け訂正

果南「いいよ、とりあえず近くの宿を──」

鞠莉「むー……」

スマホを取り出そうとすると、鞠莉が大げさにほっぺたを膨らませて、視線をこちらに向けてきた。

果南「……分かったよ。何も見ない。」

鞠莉「♡」ニコッ

どうやら本当に当てもなくふらふらとどこかへ行くというのがお嬢様のお望みらしい。

鞠莉は私のことを頑固オヤジなどと言っていたけど、それは鞠莉の方だ。1度自分の中で決めたことはなかなか譲ろうとしない。


今日一日、私は鞠莉のワガママに付き合うことになりそうだった。

192名無しさん@転載は禁止:2019/01/06(日) 04:37:12 ID:AJ6UkGUU
鞠莉ちゃん可愛い

193名無しさん@転載は禁止:2019/01/06(日) 04:43:51 ID:GDSb5GzY
結局本当に当ても無くぶらぶらするハメになった。まぁこれはこれで悪くは無いのだけど。

鞠莉「〜♡」

果南「……///」

そして、私は鞠莉と腕を組んで歩いている。
更にさっきからずっと顔を腕に擦りつけて、私に好き好き光線を送ってきている。

ハッキリ言って雰囲気が甘ったるすぎて糖尿病になりそうなほどだ。

ザワザワ

果南「ねぇ鞠莉、さっきから通りすがりの人に見られてるんだけど」

駅が無人駅だった程なのでそんなに多くは無いのだけれど、たまに人とすれ違う。

その際視線が明らかにこっちに向いていたり、2人組がこちらを見て何か話していたり、とにかくこの状態を皆に見られているというのは非常に恥ずかしかった。

194名無しさん@転載は禁止:2019/01/06(日) 04:57:34 ID:GDSb5GzY
鞠莉「あ、ねぇダーリン、あれ美味しそうじゃない?」

そう言って鞠莉が指さしたのは、食べ歩きの店だった。

果南「分かった。俺が買うよ」

鞠莉「ダーリン優しい〜♡」

果南「すみませーん、これ2つください」

果南「えーと、財布は……ん?」

ポケットから財布を出そうとすると、鞠莉がポケットに何かを突っ込んできた。

果南「うわっ万札多っ!?」

突っ込んできた物の招待はどうやら鞠莉の財布らしく、中を開けると、金持ちらしくお札が沢山入っていた。

果南「鞠莉、これ……」

鞠莉「お金出してくれるなんてダーリンやっさし〜♡」

どうやらこの財布に触れる気は無いらしい。

果南(これで払えってことなのかな……?)

確かに私はお小遣いが多い方では無いのでそんなにいっぱいは奢れない。

それを鞠莉も分かってるからこそ、自分のお金を渡して奢る体だけでもしてほしいのだろうか。

果南「…………」

>>196
1.鞠莉の財布から払う
2.自分の財布から払う

195名無しさん@転載は禁止:2019/01/06(日) 05:07:49 ID:AJ6UkGUU
2
男を見せろ!

196名無しさん@転載は禁止:2019/01/06(日) 05:09:59 ID:O7E/cdvc
2

197名無しさん@転載は禁止:2019/01/06(日) 13:28:24 ID:iVIwN8Hg
イチャラブやったぜ

198名無しさん@転載は禁止:2019/01/07(月) 19:24:20 ID:o/ijNtoU
果南(いや、いくらお小遣い無いとはいえここで出したら男が廃る!)

果南(元々は女だけど!)

果南(というか男女以前の問題な気がする!)

199名無しさん@転載は禁止:2019/01/07(月) 20:22:46 ID:o/ijNtoU
果南「はい、おじさん」

「まいど!」

鞠莉「え、ダーリン……それの財布じゃ……」

果南「いいの」

鞠莉「もしかして迷惑だった……?」

果南「いや、違うよ!気持ちは凄く嬉しい!ただ自分が払いたかっただけ」



今までは男の人が見栄張って奢ろうとするのなんてバカみたいなんて思ってたけど。


果南(ちょっと奢りたいって人の気持ちが分かった気がする)

200名無しさん@転載は禁止:2019/01/07(月) 22:55:01 ID:o/ijNtoU
鞠莉「ダーリン……かっこいい!」キラキラ

果南「ふふふ」

果南(なんか優越感……!)

「ダーリンか、お熱いねぇ。兄ちゃんの奥さんか何かかい?」

果南「え?あぁ……」

>>201
1.恋人です。
2.幼なじみです。
3.知り合いです。
4.妻です。
5.その予定です。
6.友達です。

201名無しさん@転載は禁止:2019/01/07(月) 22:57:31 ID:cLftyeTo
1

202名無しさん@転載は禁止:2019/01/08(火) 05:28:35 ID:Zl2N1mws
なかなか安価来ないなぁって思ってたら1個下にしてた

203名無しさん@転載は禁止:2019/01/08(火) 08:05:43 ID:xS8gH9LQ
安価しつこいからなかなか進まなくてグダってきた

204名無しさん@転載は禁止:2019/01/08(火) 08:41:48 ID:gczm7Ojg
>>203
まだワンチャンダイヤ落として三年生ハーレムルートの芽がありそうだから…

205名無しさん@転載は禁止:2019/01/08(火) 09:03:16 ID:x/Pycbog
そのワンチャンが多すぎるんだよなぁ

206名無しさん@転載は禁止:2019/01/08(火) 18:42:48 ID:59ao0yjI
続いてくれてるだけで、ありがたいんだがな

207名無しさん@転載は禁止:2019/01/09(水) 17:57:30 ID:5aUz0fWM
果南「こ、恋人です……///」

改めて声に出すと凄く恥ずかしくて顔が熱くなっていく。

鞠莉「ダーリン…♡」ギュッ

果南「………///」

「かぁーっ!お熱いねぇ!!俺の若い頃思い出すぜ。ほら、これサービスだ!」ポイッポイッ

果南「おっ?おぉ……!?」 

おじさんは袋の中に頼んだ量以上のものを沢山つめ始めた。

果南「おじさん、こんなにいいの?」

「いいっていいって!どうせ人なんてそんなに来ないしな!ハッハッハッ!」

果南「は、はぁ……」

果南(なんか悪いなぁ)

208名無しさん@転載は禁止:2019/01/09(水) 18:07:40 ID:5aUz0fWM
「それにしても彼女さん金髪だけど外国のねーちゃんか?」

鞠莉「……!」ビクッ

果南「鞠莉?」

「いやぁ羨ましいな!綺麗だし、胸もおっきぃし!アッハッハッハッ!」

「ちょっとあんた!誰が綺麗じゃ無いって!?」

「げ!?母ちゃん!?」

鞠莉「いこう果南」

果南「え、うん……」

209名無しさん@転載は禁止:2019/01/09(水) 18:15:41 ID:5aUz0fWM
鞠莉「……」

果南(あれからなんか鞠莉黙っちゃったけど、何でだろう)

果南「鞠莉、大丈夫?」

鞠莉「……え、何が?」

果南「いや、さっきから黙っちゃってるけど、どうしたの?」

鞠莉「え……私どうかしてた?No plobremよダーリン!」ニコッ

果南「……」

果南(まぁ鞠莉がこう言ってるんだし、深入りする事も無いか)

210名無しさん@転載は禁止:2019/01/09(水) 18:33:36 ID:5aUz0fWM
ーPM8:00ー

あれから本当に考え無しに歩き続け、気づいたらもうこんな時間になっていた。

果南「鞠莉……そろそろどこか泊まりたいんだけど」

鞠莉「うーん、じゃああそこは?」

そう言って鞠莉が指さしたのは、普通の家と余り変わらないような規模の、小さい三階建ての旅館だった。

果南「うん、早く入ろう」

果南(言い方は悪いけど、金持ちの鞠莉には不釣り合いに見えるし、本当に考え無しだったのかな)

211名無しさん@転載は禁止:2019/01/09(水) 18:36:40 ID:5aUz0fWM
ー旅館内ー

果南「はぁ……疲れたぁ」ドスンッ

鞠莉「何?ダーリンったらもう疲れちゃったの?今日はまだまだこれからよ?」

果南「えぇ……!?」

果南(鞠莉ってスクールアイドルやって無くても元気なんだな……)

212名無しさん@転載は禁止:2019/01/09(水) 18:40:49 ID:5aUz0fWM
鞠莉「………」

果南「………」

鞠莉「………」

果南(何、この雰囲気……!?)

果南(何か話さなきゃ……何か……そうだ!)

果南「忘れてた!鞠莉、教えてもらうよ。なんで付き合ってるのがバレたら困るのか」

鞠莉「あぁ、それ?」

鞠莉「私、結婚するの」

果南「…………」

果南「…………」

果南「…………」



果南「え?」

213名無しさん@転載は禁止:2019/01/09(水) 18:46:03 ID:5aUz0fWM
果南「結婚?え……誰と?俺と……?」

鞠莉「残念だけど違うわ。私も会ったこと無い、どこかの偉い人の子ども」

果南「あ、そうなんだ…………」

果南(鞠莉が結婚か……)

果南(あの鞠莉が……)



果南「それで式とかはいつするの?」

鞠莉「高校を卒業して海外の大学に行く前の春休みの間らしいわ。私もよく知らないんだけど」

果南「よく知らないって……」

果南(そんな結婚まで適当な)

214名無しさん@転載は禁止:2019/01/09(水) 18:57:22 ID:5aUz0fWM
果南「そ、そうだ!それと付き合ってるの隠してるのと何の関係があるの?」

鞠莉「ウチの親は果南のこと良く思ってないらしくてね。私が果南と付き合ってるって知ったら最悪、今すぐにでも結婚させられると思う」

果南「結婚って、まだ高校生なのに……」

鞠莉「ウチの親はそういう人なの。だから、せめて卒業までは果南と恋人でいたいから」

果南「それで周りには隠すって?別にそこまでしなくても……」

鞠莉「ダーリンは甘い!内浦の情報の伝達力知ってるでしょ!?」

鞠莉「誰がどこどこで何をした〜なんてすぐに伝わっちゃうのよ!当然ウチの使用人の耳にも入るわ!そのまま親に報告されでもしたら……」

果南「た、確かに……」

果南(三浦みたいにやたら情報網広い人もいるし、警戒するに越したことはないか)

215名無しさん@転載は禁止:2019/01/09(水) 19:06:23 ID:5aUz0fWM
果南「でもダイヤは?ダイヤなら誰かに言いふらしたりとかは無いと思うけど」

鞠莉「ダイヤはダイヤでうっかりが無いとも言い切れないけど……」ボソッ


鞠莉「この際だから直接聞くわ。ダーリンはダイヤのことどう思ってるの?正直に答えて」

果南「え?どう思ってるって?」

鞠莉「だから、ダーリンは男!ダイヤは女の子でしょ!そういうことよ!」

果南「そういうことって……」

鞠莉「あぁ……もうじれったい!ダーリンはダイヤのこと好きなの!?どうなの!?」

果南「えぇ!?」

>>217
1.ダイヤは親友
2.よく分かんない……
3.そう言われると……
4.他に好きな子が……

216名無しさん@転載は禁止:2019/01/09(水) 19:07:26 ID:ji8QByCE
1

217名無しさん@転載は禁止:2019/01/09(水) 19:07:50 ID:CSB9FRew
2

218名無しさん@転載は禁止:2019/01/09(水) 20:34:25 ID:TUBLvdl6
これは……

219名無しさん@転載は禁止:2019/01/09(水) 22:24:37 ID:uMFNVp9k
3だとワンチャンあったのかな…?

220名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 03:42:59 ID:0QBWw6gE
果南「そんなこと言われてもよく分かんないよ……」

鞠莉「んもー!はっきりしないわね!」

果南「しょうがないじゃん!好きとかそういうのまだよく分かんないし!」

果南(そもそもちょっと前まで女の子同士だったんだし!)

221名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 03:47:50 ID:0QBWw6gE
果南「というかよく考えたら鞠莉は何が聞きたいの?鞠莉と付き合ってるのに何でダイヤが好きかどうかなんて聞いてくるの!?」

果南「浮気しないかとかそういうの!?」

鞠莉「そういうのとはちょっと違うけど……」

果南「じゃあ何!?はっきり言ってくれないと分かんないよ!」

鞠莉「Oh……今日はいつになく強引ねダーリン……」

果南「茶化さないの!」

鞠莉「うっ…………」

222名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 04:03:20 ID:0QBWw6gE
鞠莉「私は、ダイヤもダーリンとくっつけばいいなぁって……」ボソッ

果南「え?なんで?」

鞠莉「だって、私だけっていうのもダイヤに悪いし。ダイヤには色々と感謝してるし幸せになって欲しいから」


果南「ちょ、ちょっと待って!それじゃあ2人と付き合うことになっちゃうけど!?」

鞠莉「うん、そうだけど?」

果南「うん、って……」


鞠莉「ダーリンだって言ってたじゃない。ずっと3人で一緒にいたいって」

果南「確かに言ったけど」

鞠莉「私はこういう事だと思ってたんだけど、ダーリンは違うの?」

果南「それは……」

>>225
1.そう、なのかな……?
2.そうだよね
3.普通に文字通り一緒にいるだけかと……
4.友達としてってことで……
5.【それでも鞠莉だけを愛したい】

223名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 04:45:16 ID:lCgYgFyc
めっちゃ重要やん…
個別ルートかハーレムルートになるのか…?

224名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 08:39:47 ID:fZBI77w2
5

225名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 08:44:48 ID:Pus8tcOc
1

226名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 12:02:31 ID:EqhUAd8Y
無能

227名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 16:26:59 ID:3OXNs2Yo
とれがよかったんだ

228名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 16:34:37 ID:qEbwWCX6
個別もハーレムも気になる

229名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 17:11:39 ID:viJRnd3k
5に近づくほど個別ルートよりってことか?
でもふらふらしてると鞠莉ちゃん他の人に取られちゃいそうだし…

230名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 17:13:59 ID:ugHWgUb2
鞠莉NTRとか心えぐれるけど見たい

231名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 22:45:36 ID:0QBWw6gE

ーーーーー

果南「鞠莉とダイヤと一緒にいたいなって思っただけ。」

鞠莉「あら、嬉しいこと言ってくれるじゃない。」

ダイヤ「私達、昔から3人だったですもんね。」

果南「うん。これからも一緒にいたいなって思うんだけど、いいかな…?」

ーーーーー

果南(確かに私はずっと3人一緒に居られればいいなって思った)

果南(あの時は単にこれからもずっと一緒にいようってニュアンスで言ったんだけど)

果南(鞠莉は結婚するって言ってるし、ダイヤも許嫁がいるらしい)

果南(仮にそういうのが無くても、ずっと一緒にいることなんてできないんだ)

果南(普通は無理だからこそそうあればいいなって願ってしまうんだ……)

232名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 22:52:41 ID:0QBWw6gE

ーーーーー

鞠莉「あれってさ、やっぱり……」


鞠莉「プロポーズよね!」

ーーーーー

果南(鞠莉も言ったとおり、仮に結婚するならば、本当にずっと一緒にいられるかもしれない……)

果南(恋とか好きとかはよく分かんないけど、鞠莉とダイヤとずっといられるなら私は……)

233名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 22:55:49 ID:0QBWw6gE
果南「そう……なのかな……」

果南「うん、確かに……俺もダイヤと、鞠莉と、3人で一緒にいたい」

鞠莉「でしょ?」

234名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 23:00:38 ID:9sJCTDqc
いいぞ…!

235名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 23:01:38 ID:0QBWw6gE
果南「でもさ!ちょっと待ってよ!」

果南「あのダイヤだよ!普通に1対1で付き合うだけでも破廉恥だのなんだの良いそうなのに、3人でなんて認めるわけ無いじゃん!」


鞠莉「もー……ダーリンったら、だからダイヤにも付き合ってること内緒にしてるんじゃない!」

果南「えっ……そのため……?」

鞠莉「普通にダーリンと付き合うだけっていうなら何とかなるでしょ!ダイヤもダーリンのこと好きだから!」


果南「……っえぇぇ!?」

鞠莉「そんなわざとらしい無自覚キャラみたいなことされるとちょっとムカつくわね……」

236名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 23:11:45 ID:0QBWw6gE
あの……ダイヤが……?

果南「なっ……何を根拠に!」

鞠莉「私には分かるのよ!ダーリンがいない間もずっとダイヤと一緒にいたんだから……」

果南「あっ」

鞠莉「何?どうしたの?」

果南「いや……」

果南(そっか。ここだと私はあまりダイヤと関わってこなかったんだっけ)

果南(それに同性同士だし、この世界のダイヤに関しては鞠莉の方が詳しいのかも)

237名無しさん@転載は禁止:2019/01/10(木) 23:17:45 ID:0QBWw6gE
鞠莉「とにかく決まりね、一緒に協力してダイヤを堕としましょ!」

果南「おとすって…… 分かった」


鞠莉「頑張りましょう。3人一緒にいたいのはあなただけじゃないんだから。私だって。それに多分ダイヤも」

果南「…………」

238名無しさん@転載は禁止:2019/01/11(金) 03:52:32 ID:lAe3YI96
おっ

239名無しさん@転載は禁止:2019/01/11(金) 08:01:44 ID:ov.WoeAo
3Pルートやったぜ

240名無しさん@転載は禁止:2019/01/11(金) 14:52:02 ID:k.4FplGk
3Pきたー

241名無しさん@転載は禁止:2019/01/11(金) 22:58:21 ID:dFRPuHGs
いや油断してると鞠莉が身を引きかねないんじゃね?

242名無しさん@転載は禁止:2019/01/12(土) 02:03:12 ID:m/6bnUbw
最近更新多いね

243名無しさん@転載は禁止:2019/01/12(土) 05:03:26 ID:m/6bnUbw
鞠莉「Oh!大変、もうこんな時間!」

果南「え、何かあった?」

鞠莉「お風呂!あと一時間で閉まっちゃうわ!」

果南「そりゃ大変だ。今すぐ行こう!」

244名無しさん@転載は禁止:2019/01/12(土) 05:07:24 ID:PArssYi.
ーお風呂場ー

果南「じゃあ鞠莉、先に出たら入り口で待ってるから」

鞠莉「うん、分かった!」


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