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鏡 果南「え、誰このイケメン」��2
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前スレ989の続きから
鏡 果南「え、誰このイケメン」
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果南「その…制服びしょびしょで服透けちゃってるんだけど……///」
鞠莉「…………」
鞠莉「松浦はこういうの好きなの?」
果南「いや、好きっていうか……目のやり場に困るよ……///」
鞠莉「私は、松浦になら別に見られても平気だけど……」
果南「お、俺が恥ずかしいの!」クルッ
鞠莉「えー……」
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スタスタ
鞠莉「えーもうあがっちゃうの?」
果南「鞠莉、やっぱりあの頃からは変わったよ。」
鞠莉「え?どういうこと?」
果南「水遊びはできないよ。だって、鞠莉の服がびしょびしょになってるの見てて、なんていうか、凄いエッチだって思っちゃった。ごめん……」
果南「こんなの友達に抱く感情じゃないよ。 だから子どもの頃みたいには……」
鞠莉「じゃあ、友達じゃなければいいんじゃない?」
果南「え?」
鞠莉「ねぇ松浦。私達、付き合わない?」
鞠莉「友達じゃなくて、幼なじみじゃなくて、恋人同士になるの。」
果南「恋人同士……?俺と鞠莉が……?」
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お?
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強キャラ
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やったか!?
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鞠莉ちゃん!!
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ガタッ
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やったぜ
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果南「鞠莉は、俺のこと好きなの…?」
鞠莉「好きよ?」
自分でも少し自意識過剰かなと思ったが、鞠莉はそれがさも当たり前のことのように、サラッと言ってのけた。
果南「えっ…いつから…!?」
鞠莉「小学生の頃から……かな」
果南「そんな前から!?」
鞠莉「気付いてなかった?」
果南「うん……」
そもそもこっちの世界に来たのは最近のことだしと思いつつも、よく考えれば今の今まで気付いていなかったのだから、やっぱり鈍感だ。
鞠莉「松浦は私のことが嫌い?」
果南「いや、好きだけど…でもそれは幼なじみとしての好きで…」
元々私と鞠莉は女同士だったのだ。それが急に男女の好きになるなんて…
鞠莉「じゃあ問題ないわね!付き合いましょ?」
果南「いや!」
果南「それは、できない……」
鞠莉「どうして?」
果南「俺、まだ鞠莉のことは恋愛の意味の好きじゃない……」
鞠莉「だから付き合えないって?」
果南「そう。俺がなんで皆の告白を断ってるか知ってる?」
鞠莉「好きじゃないから…ね。でも最初は好きじゃなかったけど、付き合ってから好きになったっていうのも…」
果南「好きじゃないのに付き合うとかは…なんか嫌だ。」
鞠莉「そう………」
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鞠莉「じゃあ私のことを好きになったらいいのね?」
果南「え?」
チュッ
果南「なっ……///」
果南「キ、キ、キキ……キス!?」
鞠莉「ほっぺただからそんなに照れなくてもいいじゃない。海外じゃこれくらい普通よ?」
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鞠莉「分かったわ。私、頑張って松浦に好きになってもらう。愛してもらうためならどんなことでもするから。」
鞠莉「だから、覚悟しててね🌟」
果南「う、うん……」ドキドキ
17歳になっても、私はまだ恋を知らない。
鞠莉はそれを、教えてくれるのだろうか……
ーー鞠莉フラグが発生しましたーー
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◯以降の放課後の時間ではその場で待機がある場合、それを選択すると鞠莉の方から訪れます。
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やったあ!
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4月15日金曜
〜ダイビングショップ前〜
ガチャッ
鞠莉「まーつうらー♪」ギュッ
果南「わっ!」
ダイヤ「!」
果南「ちょっと鞠莉!?何してるの!?///」
果南(胸が…!やわらかっ…!!)
鞠莉「ハグ!昔よくしてくれたでしょ?だからおかえし!」
ダイヤ「ちょっと鞠莉さん!///松浦さんも困ってるでしょ!!」
果南「い、いや…」
ハグか…うん。ハグくらい普通だよね。
果南「ハグぅ…」ギュゥ
鞠莉「んっ……」
ダイヤ「ちょっ……ちょっと……」
ダイヤ「」ジー……
>>561
1.ダイヤともハグする
2.このまま
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1
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バッ
鞠莉「あっ…」
果南「ダイヤ」チョイチョイ
ダイヤ「え?なんてすか?」
果南「ハグっ」ギュッ
ダイヤ「あっ…///」
鞠莉「むっ」
果南「うん、気持ちいい…」
ダイヤ「………」ポー
ダイヤ「」ハッ
バッ
果南「わっ」
ダイヤ「こ、こんなの破廉恥ですわ!!」
果南「なんでー?昔よくしてたじゃん…」
ダイヤ「昔と今とは違いますわ!」
果南「ダイヤも、そうなの……?」
ダイヤ「も………?」
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果南「あっいや……」
果南(鞠莉のことは黙ってた方がいいかな………)
ダイヤ「松浦さん?私達ももう高校3年生です。いつまでも子どものままではいられませんよ…」
ダイヤ「付き合っても無いのに年頃の男女が抱き合うなんてしないの。」
果南「いや、でも……」
ダイヤ「それに、昨日進路の紙貰いましたよね?松浦さんはもう決めてるんですか?」
果南「げっ……」
果南「ほっ、ほら!早くしなきゃ!バス乗り遅れるよ!」
ダイヤ「あっ、ちょっと!」
鞠莉「松浦ー?」
果南(なんでなんだ。ハグするのって、昔のままでいるって、そんなにことなの?)
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4月15日金曜
昼休み
>>565
1.2年生の教室
2.3年生の教室
3.三浦達と食べる(詳しく知りたいメンバー指定)
4.別の場所で1人で食べる
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>>563
訂正
そんなにいけないことなの?
安価下
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2
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3年直行っぽいがどっちになるのか…
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このままだと果南が優柔不断男になっちゃいそうだ
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かなダイマリならドロドロにならない…はず…
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http://lubiy.blog.jp/archives/11334110.html
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ドロドロもみたい
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ザワザワ…
ダイヤ「…………」
鞠莉「松浦?あーん♡」
果南「あ、あーん………///」
鞠莉「おいしい?」
果南「んっ…おいしい……これ鞠莉が作ったの?」
鞠莉「exactly!」
果南「イグ……?なんて?」
ダイヤ「その通りです。」
果南「あっ、ありがとう。」
果南「鞠莉料理できたんだ。」
鞠莉「失礼ね。まぁ、ちょっとは練習したけど。
ほら、言うでしょ?男を掴むなら胃袋を掴めって!はい、あーん♡」
果南(んっ…やっぱりおいしい…)
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ダイヤ「あの……お二方はいつの間にお付き合いされていたんですか?」
鞠莉「?付き合ってないけど?」
ダイヤ「は?」
鞠莉「?」
ダイヤ「いや、だって、あーんって、まるで恋人同士みたいに……」
鞠莉「そう見える?ありがと!でも違うわ。」
鞠莉「これは松浦に好きになってもらうためにやってるの!あ、勿論好きになってもらってからもするけど!」
ダイヤ「そうですか…というか皆さん見てますわよ?」
鞠莉「………………」
果南「え?」クルッ
私が振り向くと、会話が途切れ、皆が一斉に視線をこちらから逸らし、ご飯を食べるふりをした。
果南(うわっ、恥ずかし………///)
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鞠莉「ほら松浦、あーん♡」
果南(皆の前で何て凄い恥ずかしい……でも)
パクッ
果南(おいしいからやめられない……)
果南(それに………)チラッ
鞠莉「ふふ♡」
果南(こんなに嬉しそうな鞠莉の笑顔が見られるなら悪くない、かな……)
ダイヤ「………………」
-
〜授業中〜
鞠莉「………」コクッコクッ
鞠莉「zzzzz」
鞠莉「……っ」ハッ
鞠莉「…………」
鞠莉「zzzzz」
果南(………………)
-
4月15日金曜
放課後
フラグ
鞠莉
>>577
1.1年の教室
2.2年の教室(千歌or梨子)
3.生徒会室
4.水泳部
5.花丸が気になる
6.帰宅する
7.その場で待機
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5
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果南(そういえば花丸にぶつかったことまだ謝ってないな…)
果南(謝りに行くがてらこっちのマルとも仲良くしたいな)
善子「」ダッ
果南「……………」
「あ、あの松浦先輩……何かご用ですか…?」
果南「え?あ、そうだ。マル……国木田さんはいるかな?」
「国木田さんですか?それなら確か……」
-
ー図書室ー
ガララ
果南(こんなとこ入るのいつ以来だろう)
果南「あっいたいた。」
果南「国木田さん。」
花丸「え?わっ!///」ビクッ
ルビィ「っ!」バッ
果南「あっ、ルビィも。」
ルビィ「あっ、なんだおにいちゃんだったんだ。ルビィびっくりしちゃった。」
花丸「あ、あ、あの……なんのご用、ですか……?///」
果南「前にぶつかったでしょ?そのことちゃんと謝ってなかったって思って。」
花丸「い、いやぁ!そんなの全然いいずら!いや、いい……です……。」
果南「でも結構強くぶつかっちゃったし…」
花丸「あれは、おら……私が強くぶつかったのが悪いずら!いや、……です!」
果南「……………」
>>
1.訛りを指摘する(褒める)
2.訛りを指摘する(自然体でいることを促す)
3.放っておく
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安価下
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2
-
花丸ちゃんだ!
-
果南「あの、国木田さん……」
花丸「はっはい!」
果南「訛ってるの、わざわざ直さなくていいよ。いちいち面倒くさいでしょ?」
花丸「え?でも……」
果南「俺、そういうの気にしないから。友達と話すときと同じでいいよ?」
花丸「でもそんな、先輩は上級生ですし。それに、男の人に訛ってるの聞かれるの恥ずかしいし……///」
果南(うーん…マルにとって私は知らない人だしまだ時間かかるかな…)
果南「とにかくぶつかったのはごめん!また何か埋め合わせするから!」
花丸「埋め合わせだなんてそんな!」
果南「それじゃあ!」バッ
花丸「あっ」
花丸「行っちゃった…」
-
ピロン♪
果南「ん?ラインだ。」
↓鞠莉
✴>(松浦?今週の土日暇かしら?)
✴>(よかったら一緒に乗馬で遠乗りにいかない?)
果南(遠乗りかぁ…)
>>586
1.行く
2.行かない
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1
-
1
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(行くよ)<
✴>(ホント!?嬉しい!)
✴>(明日朝8時に迎えに行くわ!寝坊しないでね!)
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〜夜〜
ー松浦家ー
果南「ん?千歌からラインだ。」
🍊<(おにぃ!明日曜ちゃんの誕生日プレゼント買いに行こうよ!)
果南「………」
果南「あっ!今何日だ!?」ダッ
果南「4月15日!誕生日明後日!しまったぁ……色々あったから忘れてたぁ……」
果南「どうしようこれ……………」
>>589
1.鞠莉の予定を蹴って一緒に行く
2.ちょっと用事が…(理由を話す)
3.ちょっと用事が…(特に言わない)
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3
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3
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なぜ今w
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36時間更新せずパソコンの前で待機していたのかもしれない
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たまにいるな
しばらく経ってからレスする奴
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3
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こっちも進むだろうし待とうやw
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(ごめん千歌!実は用事があって………)>
🍊<(えぇー!来れないのー!?)
(ほんとごめん!)>
(曜に今度埋め合わせするからって言っといて!)>
🍊<(残念だけど用事があるんなら仕方ないね……)
🍊<(分かった。よーちゃんには伝えておくよ)
果南(ちょっと罪悪感……)
果南(でも鞠莉と先に約束しちゃったし……)
もし仮に、先に曜との予定を入れていたら、私はどちらを優先していたのだろうか、とふと思った。
果南(そんなの…………)
-
4月14日
〜ダイビングショップ〜
ピンポーン
果南「ん、鞠莉かな?」
ガチャッ
果南「あっ、鞠莉おはよう。」
鞠莉「おはよう松浦。楽しみすぎて寝られなかった?」
果南「そんな、小学生じゃないんだから」
鞠莉「私は全然眠れなかったわ!」ニコッ
果南「え…………」
鞠莉「なーんて、冗談だけど」
果南「そ、そうだよね」
果南(あんまり笑顔で言うもんだから、ちょっと信じちゃった)
鞠莉「でも、楽しみにしてたのはホントよ?」
果南「っ………///」ドキッ
果南(なんだこれ……)
-
その後鞠莉が用意した乗馬服に着替え、ヘリに乗り、馬が待つ遠乗りのスタート地点へと到着した。
鞠莉「着いたわ。さ、行きましょ?」
果南「うん。」
「おい、あんた。」
果南「え?」
鞠莉について自分もヘリを降りようとしたら、当然後ろから運転手に声をかけられた。
「お嬢様が遠乗りするなんてよくあることだからあまり心配はしてないけど、今回は男のあんたがいるんだ。しっかり守ってやれよ。」
果南「それは、はい。分かってます。」
「それと、くれぐれも変なことするんじゃないぞ。」
果南「へんなことって……そんなことしませんよ!」
「お嬢様はオーナーの大切な一人娘なんだ。色んな意味で傷つけるんじゃないぞ。俺はどうなっても知らんからな。」
そう言って運転手は扉を閉めて上昇を始め、いつしかヘリは星屑ほど小さくなっていった。
-
鞠莉「ね。」
果南「え?」
鞠莉「さっき何話してたの?運転手サンと」
果南「えーと…」
>>601
1.守ってやれってさ
2.変なことはするなって
3.いや、特には…
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2
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2
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向こうに書いたやつ即刻荒らされて草も生えない
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2
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果南「変なことはするなってさ」
鞠莉「えー…しないのー?」
果南「いやっ…しないよっ!」
鞠莉「マリーは別に松浦なら構わないけどなー♪」
果南「まーたそう言うこと言う……」
果南「いくらわ……俺が相手だからってあんまり年頃の男子をからかっちゃ駄目だよ?本気にしちゃうから。」
果南「ほら、いくよ?」
鞠莉「ハーイ♪」
鞠莉(あながち冗談でもないんだけどなぁ……)
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パカラッパカラッパカラッ
鞠莉「どぉ果南?馬の乗り心地はー?」
果南「うん、だいぶ良い感じ!」
鞠莉「その子もとっても賢いから、あまり馬に乗ったこと無くても大丈夫なの!」
果南「うん、バランス感覚が凄くとりやすいよ!ちょっと姿勢崩れても、向こうから私に合わせてくれるんだ!」
鞠莉「でしょー?」
-
果南「あー、でも鞠莉みたいにスピードはあんまり出ないんだよね…どうしたらいい?」
鞠莉「んー…そうね。松浦は初心者だし……あ、丁度良いわ。」
鞠莉「この辺り、何も無い広い野原だから、しばらくここで練習しましょう?」
鞠莉はそう言うと、素早く馬を停止させ、要領よく地面に降り立った。
果南「鞠莉ー!どうすれば止まるんだっけー!?」
鞠莉「手綱を体全体で後ろに引いてー?そんなに強くでなくていいからー!」
果南「こうー?」ギュゥゥ
言われたとおり手綱を後ろに引くと、馬は前足を少し上げた後ぴたっとその場に停止した。
果南「わ、すごーい……おりこうさんだ。」
鞠莉「さっすが松浦、上手いじゃない。」
果南「え、そうかな……」
鞠莉「おりこうさんだって思うなら、馬を褒めてあげて?喜ぶから。」
果南「うん。こう、かな……?」
横で鞠莉が馬を撫でているのを見て、私も乗せてくれた馬の顔を手で撫でてあげた。
『ヒヒーン!』
果南「わっ、怒っちゃった!?」
鞠莉「あはは、違うわよ!その逆!撫でられて喜んでるの!」
果南「え?そうなの?」
言われてみれば、馬の方からもスリスリと顔に擦りつけているし、確かにそんな気がしなくもない。
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果南「鞠莉凄いね。馬の気持ち分かるの?」
鞠莉「分かるわよ?ずっと一緒にいるんですもの!」
鞠莉「馬は言葉は喋れないけど、目と目を合わせるだけでお互いの気持ちが分かっちゃうの!」
果南「へぇ、そりゃすごいね」
鞠莉「マリーはあんまり言葉で説明するのは得意じゃないから、人より馬と喋る方がもしかしたら得意なのかも。こう、直接肌を重ねて伝え合うっていうか……」
鞠莉「あ、そうだ、松浦も私を抱きしめてくれる?」
果南「えぇ!?なんで!」
鞠莉「人でも直接触れ合えば、気持ちが通じ合えるカモ。松浦が考えてること、当ててあげる♡」
>>609
1.ハグする
2.照れくさいのでやらない
3.バカらしい……
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ここは平和ね
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果南「分かった」
鞠莉「え?」
予想外だったのか、少し驚いた表情の鞠莉を引き寄せ、そのままやや強引に、なおかつ優しくハグをした。
鞠莉「オ…オゥ……///」
普段していたハグとも違う、わかり合えた際にしたハグとも違う。かすかに熱を含んだハグ。
こちらの鼓動が速くなっていくのが分かる一方、鞠莉の鼓動も、密着している分ハッキリと感じる。自分の心臓の音、向こうにも聞こえてるかも…
果南「どう?鞠莉………///」
鞠莉「…………え?」
果南「何か分かった?」
鞠莉「え、えーと、そうね……気持ちいい?とか?」
果南「それハグしてるからでしょ?そうじゃなくてこう、もっと、私の考えてることが分かる、とか…」
鞠莉「うーん、そうね……」
鞠莉「…………………」
鞠莉「ドキドキしちゃって、ちょっと分からないカモ……///」
果南「………それ言ったら、俺も……」
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鞠莉「じゃあ今度は私から、ギュゥゥゥゥゥゥ♡♡」
鞠莉は、甘い声を出しながら私を強く抱きしめ、全身全霊で私に好きを流し込んだ。
鞠莉「〜〜〜♡♡」
確かに、言葉で伝えるよりもずっとハッキリ伝わってくる。
嫌と言うほど(嫌じゃないけど)鞠莉が私のことを好きだということが感じ取れる。
果南「鞠莉、鞠莉の気持ち当ててみようか?」
鞠莉「うん」
果南「俺のことが、大好き?」
鞠莉「だいせーいか〜い!よく分かったわね♡」
果南「そりゃ分かるよ…」
こんなにもまっすぐに好きを伝えられたら……
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おっ!
-
鞠莉は私のことが好き。
じゃあ私は?
鞠莉はこんなにも好きを伝えてくれているのに、私はどうなんだろう。
分からない。好きって、なんなんだろう。私と鞠莉の好きはどう違うのだろう。
私は、鞠莉の好きに答えた方がいいのだろうか。
>>616
1.鞠莉が可哀想だ。答えてあげよう
2.いや、まだだ………
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2
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2
ダイマリ3Pルートが見たい
-
いや、まだだ。
私はまだ、本当の意味で鞠莉を好きになってはいない。
そんな状態で鞠莉を受け入れても、かえって鞠莉を傷つけるだけだ。
果南「そっ、それよりっ!」
鞠莉「oh……」
ハグを中断し、ぐぐっと鞠莉を引き離したその時、
手の先にふにっと柔らかい感触。
果南「え?」
果南「あっ、いやっ……」
待って、弁明をさせて。別にわざとじゃなくて、ただ引き離そうとしただけで、
たまたまちょっと当たっちゃっただけで。
色んな言い訳が思い浮かぶが、口をぱくぱくさせるばかりで、なぜか声に出すことができない。
そうだ、こんな時こそ直接触れ合って伝えれば……って寧ろ逆効果だ。
鞠莉「松浦…… おっぱい好きなの?」
果南「がっ……!」
そうこう考えてるうちに、鞠莉の方から突っ込まれてしまった。
いや、好きか嫌いかで言えば当然好きだけれど!そういう問題じゃなくて!
これじゃあわざと触ったみたいじゃないか!
と、とにかく、誤解を解かないと……!
>>619
1.大好き
2.鞠莉のおっぱいが好き
3.わざとじゃないから……!
4.もっと触ってもいい?
5.な、なんの話…かな〜ん?
6.ごめん
7.いや、別に
8.マルの方がよかった
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3
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3
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ここの果南はやっぱり基本誠実
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8
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9.おっぱいが好き
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果南「わざとじゃないから……!」
鞠莉「うん………」
昂揚するわけでもなく、こちらをからかうわけでもなく、鞠莉はじっとこちらを凝視した。
き、気まずい……
果南「まっ、鞠莉!」
鞠莉「なに?」
果南「乗馬、ここで教えてくれるじゃなかったっけ?」
鞠莉「あっ、そうだったわね。そうしましょうか。」
何かいつもと違う感じだったな。
寧ろ全力でからかってくれた方が気が楽だったかも知れない。
果南(なんか、変な感じ……なんだろう、この違和感。)
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その後鞠莉から乗馬のコツについて、じっくり教えてもらった。
鞠莉は説明中特にふざけることもなく、説明も要点を捉えていて、初心者でも分かりやすく、ついでにウィットにも富んでいた。
果南(言葉で説明するのは得意じゃないって言ってたけど、滅茶苦茶うまいじゃん)
もしかしたら、鞠莉がいうあまり得意じゃないというのは、私達凡人からするとかなり上手、ということなのかもしれない。
鞠莉、小さい頃から英才教育受けてそうだもんな…と勝手に想像して納得する。
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気がつくと、辺りはもう真っ赤に染まり、日が暮れようとしていた。
鞠莉「暗いところを走らせる訳にもいかないし、今日はここまでにしましょうか」
果南「ごめんね。俺が初心者じゃなかったらもっと遠くまで行けたかもしれないのに…」
鞠莉「何言ってるのよ!私は松浦と一緒にいるだけで嬉しいわよ!」
果南「うっ、ありがとう……」
鞠莉は特に恥ずかしげも無くストレートに好意を伝えてきた。
なにが言葉で説明するのは得意じゃないだ。絶対嘘だね。
大体鞠莉にはアメリカの血が流れているんだ。ストレートに意思を伝えるのは当たり前だ。
その時ふと、昔見た洋画を思い出した。ストレートに男性が愛を伝えるシーンを思い出し、一人で勝手にむず痒くなる。
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鞠莉「さ、日が暮れるまでこの広い野原を走りましょ!」
果南「あ、うん!」
早速鞠莉に続いて馬に跨がると、鞠莉の馬はまるでジェット機のように早々と走り出した。
果南「はやっ!」
鞠莉「ほらー!松浦もはーやくー!」
果南「ちょっ、待ってよ!」
負けずとこちらも馬に跨がり、馬を走らせる。しかし、到底鞠莉の馬には追いつかない。
鞠莉「松浦ー!もっと腰を動かして体重かけてー!」
果南「大丈夫なのー!?スピードそんなに出してー!」
鞠莉「だーいじょーぶー!」
こちらが安全面の心配をしているのに、鞠莉はあっけらかんと返す。
鞠莉「やりすぎってくらいまでスピード出しちゃって!」
果南「………よぉし!」
鞠莉を信じて、体重をかける。
それをもっとスピードを出せという合図だと受け取った馬は、どんどんスピードをあげていく。
果南「わわわっ!」
今まで体感したことのないスピードになってぐらつき、少し恐怖を感じた。
でも、少しだけだ。まだいける。
鞠莉に追いつくために、もっと体重をかけてスピードをあげる。
やっと鞠莉に追いついき、横顔を確認したそのとき、
鞠莉「…………あはっ!」
果南(………………!)
鞠莉は、笑っていた。
心から嬉しそうな顔で。
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心から笑っていると一目で分かる子どものような純粋な笑顔。そんな鞠莉の笑顔を最後に見たのはいつ以来だろう。
思い返せば1年生でAqours以来鞠莉には散々悲しい顔をさせてきた気がする。
果南(鞠莉……)
果南(うん……よし)
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鞠莉ちゃん可愛いなぁ…
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いいぞ
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あくあくAqoursですわ
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鞠莉には報われて欲しいわ
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鞠莉「ふー……やっぱり何も無い広い場所を思いっきり馬で走るのは最高に気持ちいいわ!この子も喜んでる!」
ヒヒーン!
果南「…………」
果南「鞠莉、いい顔してるね」
鞠莉「そう?」
果南「うん、心から笑ってる。好きだな、その顔」
鞠莉「そう?ありがと!」
果南「………」
駄目だ。もう我慢できない。
馬を降りて、スタスタと鞠莉の方へ足を進めていく。
鞠莉「え、松浦?どうしたの、急にこっちに来て…」
果南「鞠莉」
鞠莉「ちょっ、wait!そんな急には……」
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あく
-
|c||^.-^||おほー
-
ハグッ
鞠莉「んっ……!」ビクッ
果南「鞠莉、」
>>637
1.前の世界のことを隠さずに話す
2.あくまで男体化のことは避けつつ、前の世界の鞠莉のことを話す
3.なにかとマズそうなので夢として前の世界の鞠莉のことを話す
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2
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3
-
3
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この果南男になっても割とハグ魔だな
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果南だしな
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書いてみて改めて分かる鞠莉の扱いづらさ
どこかつかみ所が無いうえに金持ちキャラだから動かしづらい…
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鞠莉って動かしにくいのか
金持ちキャラって便利なイメージ
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果南「この間見た夢の話なんだけど、聞いてくれる?」
鞠莉「………うん」
こんなこといきなり言われても困惑するだろうけど、鞠莉は優しく頷いてくれた。
果南「その夢の中ではこことよく似てるけどどこか違ってて、そこでは鞠莉が1年の頃留学しちゃったんだ」
果南「その理由はね、鞠莉自身は私とダイヤと一緒にいたいって行ってたのに、留学なんかどうでもいいって行ってたのに」
果南「私達なんかと一緒にいるより留学した方が鞠莉の将来のためだって勝手に決めつけて、無理矢理に近い形で送り出しちゃったんだ」
鞠莉に伝わるか、自分がうまく伝えられているかは分からない。それでも私は話を続ける。まるで過去の過ちを自分自身に言い聞かせるように。
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ごめん>>643 訂正
果南「この間見た夢の話なんだけど、聞いてくれる?」
鞠莉「………うん」
こんなこといきなり言われても困惑するだろうけど、鞠莉は優しく頷いてくれた。
果南「その夢の中ではこことよく似てるけどどこか違ってて、そこでは鞠莉が1年の頃留学しちゃったんだ」
果南「その理由はね、私達なんかと一緒にいるより、留学した方が鞠莉の将来のためだって勝手に決めつけて、私達が無理矢理に近い形で送り出しちゃったから」
鞠莉に伝わるか、自分がうまく伝えられているかは分からない。それでも私は話を続ける。まるで過去の過ちを自分自身に言い聞かせるように。
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果南「ごめん。私達って言ったけどダイヤは私に付き合わせただけ。悪いのは私なんだ」
果南「それでね、ある時鞠莉は帰ってきちゃうんだ。せっかく送り出したのに、って怒っちゃった」
果南「それからいろいろあって、お互いに思いを吐き出し合って、そこでやっと気付いたんだ。留学は鞠莉のためになるって思って勧めたことだけど、そのせいで鞠莉はとても辛かったんだって。鞠莉が望んでたことじゃ無かったって」
果南「鞠莉は私とダイヤと一緒にいたかった、留学なんかどうでもいいって言ったんだ」
鞠莉「………当然じゃない」
鞠莉が小さく呟いたのが聞こえたが、話を続ける。
果南「それに気付いてからは、鞠莉に悲しい思いをさせてきた分、一緒にいて鞠莉を幸せにしようって思った」
果南「ここでも一緒だよね。ちょっと前まで思春期で恥ずかしいとかで鞠莉と距離を置いてた。多分寂しかったと思う」
鞠莉はギュゥと抱きしめる力を強くしながら、小さく頷いた。
果南「さっき馬に乗って思いっきり走ってた鞠莉の笑顔、凄く輝いてた。宝石みたいだった」
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