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チュン(・8・)チュンにお仕置きするスレ Part10

962山原海:2016/11/07(月) 00:10:35 ID:aK58lECE
■帰り道のチュンチュン

ある日の夕暮れ、道端でチュンチュンがオウタを歌っていた。
体長は20センチを超えているだろうか、大型だ。
そばには傷ついたピヨチュン
そして紐のついたお菓子の空箱。

「ピュアピュアー」

そこへ少年が歩いてきた。
少年はチュンチュンが歌い終わると
カバンからお菓子を取り出し
チュンチュンの横の空箱へと入れた。
「イツモアイガトチュン、ピヨチュンモスコシヅツヨクナッテキタチュン」
カラスに襲われたのだというピヨチュンは
もう目が開かない。
そんなチュンチュンたちをかわいそうに思ってか
数人の人が空箱へとお菓子を入れた。

そしていっぱいになった空箱を引きずり
チュンチュンは帰っていくのだった。
少年は空箱を持ってあげようとしたのだが
チュンチュンは母親としての責任だと譲らなかった。
「キョウモタクサンモヤエタチュン、カエッテイッショニタベユチュン」

次の日もチュンチュンはオウタを歌い
そして少年はお菓子を置いていく。
天気が悪い日以外はチュンチュンはオウタを歌いに来た。

害鳥として悪名高いチュンチュンだが
この母親の一生懸命さに心を打たれ、人々はお菓子を置いていくのだった。


しかし一週間後、事件は起こった。
いつものようにチュンチュンがオウタを歌い終えると
少年はお菓子を空箱に入れた。
「チュピィ!?ニ、、ニンニクチュゥゥン!」

少年が入れたのはガーリックチップスだったのだ。
「ナンデチュン?チュンチュンハニンニクタベヤエナイチュン」
チュンチュンの説明を聞かず少年は
チュンチュンの腹を蹴った。

「チュブゥッ!!?」
ゴロゴロ転がるチュンチュン。
「ナニスユチュン!!」
チュンチュンは体を震わせ威嚇するが
そんなものは怖くない。
少年はチュンチュンの左足を踏んだ。

パキ

「ヂュギャアアアアア!ア、、アシガァアア!!!」
支えを失い地面に倒れる。

「タスケチュゥゥン、タスケチュゥン」
「チュンチュンイジメヤエテユチュン!」

しかし誰もチュンチュンを助けようとはしない。

少年はピヨチュンを掴み上げ地面に叩きつけた。

「ピィィ!!コヨサエユチュゥゥン!」
少年は確信した。

「ねえチュンチュン、この子
昨日の子じゃないよね」




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