- 1 :nishiyan :2022/03/24(木) 11:50:50
- 地震のお見舞い
https://note.com/iwanaminote/n/n7a78210a96cd
- 309 :佐藤公則 :2022/05/06(金) 09:32:46
- Re: 土詩 #8
「土詩 #8」の投稿ありがとうございます。
昔吉本さんが四季派の詩人たちを批判する中で、最終的なところでは自然回帰、あるいは自然に逃げてしまうと言うような疑義を述べていました。これは安易な逃げ方だというニュアンスがあり、単純なわたしはそれはだめなんだと思い、遠ざかったという記憶があります。もっと違う言い方をすると、その時、「逃げるな」という吉本さんの声をわたしは聞いたと言うことだったと思います。 最近、YouTubeで養老孟司さんの発言を聞いている中で、このごろの若者たちは人間関係に重く縛られていて、「自然」というもの、あるいは自然との関係がものすごく希薄だと言っていてとても印象的でした。つまり、それだと逃げ場がないよ、と言いたかったのだと思うのです。 わたしは「逃げない」と言うことも大事にしたいし、同時に、どこにどんな風に逃げればよいかも考えておくことが必要で、「逃げる」ことも大事だなと考えてきました。 人社会に疲れたら周縁の自然にちょっと後退して、そこから人社会を客観視してみる、そういう行き来が誰にでもあればいいよねと思います。
nishiyanさんの畑仕事は、そうした意味からも貴重で羨ましく思えたりします。安藤昌益は万人に田畑を分配すべきと語っていましたが、自分たちの食い扶持はそれしかないとなれば、怠惰なわたしも必死にやるだろうなという気がします。
ちょっととりとめもないことを書き流してしまいました。ゴールデンウィークの最中、遊び疲れで頭がぼーっとしているのでしょう。すみません、今日はこんなところで失礼します。 よい作物の収穫となりますように。
- 310 :nishiyan :2022/06/11(土) 02:19:49
- 土詩 #9
https://img.shitaraba.net/migrate1/6900.regist/0000303M.jpg
土詩 #9
遙か未来にんげんが 方舟に乗って地球を離脱するとき 土との別れが完了する
遙かな昔、水から上陸して 土になじんだように 今度は宇宙空間の何になじむのだろうか
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 311 :佐藤 公則 :2022/06/20(月) 09:20:24
- Re: 土詩 #9
「土詩 #9」の投稿ありがとうございます。
表現されている内容についてはわたしも何度も脳裏に浮かべ、また反芻してきたことだなあと共感します。ただ最近は未来については予測ができないのであまり考えないし、どこかで思考停止させてしまいます。近未来ということだと現在と同じで、とにかく地球環境をロケットの機内やウエアー内に持ち込んで、それで当分やっていくことになるんだと思いますが。ただ先の脊椎動物の上陸に関しては、気の遠くなるほどの命の犠牲の上に成り立ったものだろうと思われますので、そう思うと本格的な宇宙進出というものは絶体絶命のピンチがない限りあり得ないかなという気もします。そこまではとりあえずのお遊びで、やはり地球環境を身にまとっての遊覧飛行にとどまるんだろうな、と。可能性はなくはないけど、宇宙人になりきるのは遥か先のことではないでしょうか。分からないですね。
仙台近郊ということになりますが、このあたりでも最近は畑を借りて野菜作りをする、たぶん定年退職後の人たちが増えています。送迎車を走らせている間のちょっと見だけですが、たぶん指導してくれる人がいて、葉物、緑黄野菜が見事なできばえです。いつも車が4,5台止まっていますから、畑を何区画かにわけて貸し出しているものでしょう。寄り合って、互いに意見交換したり、教えてくれる人の話を聞いたりしながら進めてでもいるのだろうと思います。また互いに褒め合ったりしながらということもありましょう。それはそれでよい年の送りかたかなと感じます。ちょっと羨ましくもあります。 nishiyanさんも手間暇かけて世話することはたいへんでしょうが、その分よい収穫期を迎えての喜びも大きいのでしょう。そんな収穫ができますように、遠い地からですが祈っております。では、今日はこの辺で失礼します。
- 312 :nishiyan :2022/07/06(水) 13:45:50
- 土詩 #10
https://img.shitaraba.net/migrate1/6900.regist/0000305M.jpg
土詩 #10
稀薄な大気の遠出をしても 必ず帰ってくる このしっとりみどり匂う手すり
※佐藤さんへ 前回のことにコメントしますと、普通の人間的な時間スケールを超えた超未来について考えることは、空想的にならざるを得ませんし、通常の生活時間からはほとんど無意味ですが、人の思考はそこまで行ってしまうことがありますね。これは逆行させれば、人が人以前であった陸棲や水棲の時期の像を尋ねることと対応しているように思われます。
- 313 :佐藤 公則 :2022/07/07(木) 08:55:12
- Re: 土詩 #10
「土詩 #10」の投稿、ありがとうございます。
コメントの方へのコメントということで言えば、仰っていることの意味はよく分かります。そしてその通りだろうなと思います。ただ命を落としかねない上陸の動機、きっかけってどういうものだったのか。実際に想像を超える犠牲を伴いながらのそれだったのでしょうから、もう上陸するしかないという衝迫はどこにあったのかと考えてしまいます。そして現在の人間世界および地球環境において、その兆候はどこに想定できるんだろうか。それがぼくにはまだちょっとよく分からないというところなんです。
「土詩」では、どこまでも遠出することが出来る意識と、身体感覚が捉える近場との対比が謳われていると読みました。また、詩の中では意識の働きと感覚の働きとは同じ比重で同等であるよという作者の声も聞こえるように感じました。これも、その通りなのだろうと思いますし、このことはよくよくわきまえておくべきであると教えられているようにも思います。
さて、ブログの方ではスイカの写真も載せられていましたね。今年は出来がよかったとか。何よりです。 このあたりでは山形県の尾花沢のスイカがブランドで、昔はよく車で売りに来ていました。あの頃は大きなものでも結構安かったように記憶しています。買ったスイカは井戸につるして冷やしてから食べてました。今はちょっと大きなものでもスーパーなどでは結構な値段がついています。
ぼくの住まいは小規模な団地の中にありますが、団地だと夏の風物詩は壊滅してしまいましたね。ちょっと寂しくはあります。
今日はこれで失礼します。nishiyanさんの活動からいつも刺激をもらってます。今後ともよろしくお願いします。
- 314 :nishiyan :2022/12/05(月) 20:45:33
- https://i.postimg.cc/kGQ3Wrbt/tuchisi-15.jpg
土詩 #15 土の匂いがしてもしなくても もうこの道を 進んで行くんだ(わかっているさ)
- 315 :nishiyan :2024/01/03(水) 13:35:17
- https://i.postimg.cc/5N0mjmz8/tuchisi-28.jpg
土詩 #28
昔より土の中がだいぶん見える ようになっても まだまだ わからないことがあり 日々付き合う
佐藤さんへ
新年おめでとうございます。 今年もがんばってみましょうか。
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