- 1 :ウラサキ :2022/02/23(水) 15:20:40
- 現在進行中の William James: Pragmatism 読書会が、ようやく今年3月か4月に読み終わりそうで、
その後継テキストとして A.J. Ayer: Language, Truth and Logic が候補として上がっております。 有り難い事にタイミング良く邦訳の文庫版が今月、ちくま学芸文庫から『言語・真理・論理』として発売されました😄 訳文は旧岩波版と同じ吉田夏彦訳ですが、新字・新かなでずっと読み易くなり、少し訂正箇所もあるそうです。 原書はPenguinとDoverで現役ですが、ネット上でもpdfなど、色々入手可能みたいです。 ☟私が見た中ではこのサイトが一番読みやすそうです。 ttps://antilogicalism.com/wp-content/uploads/2017/07/language-truth-and-logic.pdf(←頭にhを追加)
日時や場所はこれまで通り、月1回日曜日午後、福島区の私の自宅マンション集会室を考えています。 具体的なスタート日程は又UPする予定ですが、 新規参加者も大歓迎ですから、お知り合いにもお誘い頂ければ幸いです。 参加費は無料でも良いかと思うのですが、一応けじめとしてこれまで通り部屋代を1人1回100円ずつ集めようかと思ってます。
- 36 :ウラサキ :2024/02/18(日) 17:28:44
- 第19回 終了しました。
この第Ⅶ章は、どうもAyerの主張が分かりづらいですね。 時間切れで、予定箇所まで読めませんでした(^^;) 今回読んだ前半は要するに、sense-content は mental でも physical でもないと言うことを延々と力説しているように感じました。
次回は3月30日(日) 13:30~ ChapterⅦ 第13パラグラフ(To many people ~)から章末まで読む予定です。
- 37 :ウラサキ :2024/02/22(木) 21:32:35
- ↑次回の日付間違ってます。
3月10日(日)ですm(_ _;)m
- 38 :ウラサキ :2024/03/10(日) 17:16:11
- 第20回 終了しました。
第Ⅶ章後半では、これまでの過激な経験主義の主張とは打って変わって、 非常に妥協的、日和見的、常識的な他者についての見解が述べられていて少し拍子抜けでしたね。
次回は4月14日(日)13:30~17:00頃 ChapterⅧ Solutions of Outstanding Philosophical Disputes 冒頭から、 第12パラグラフ(The logical doctrine ~)末まで読む予定です。
- 39 :ウラサキ :2024/04/14(日) 16:54:05
- 第21回終了しました。
合理論VS経験論では、マッハ流実証主義を批判し、いいとこ取りみたいな感じでしたね。 あとバークリの観念論は荒唐無稽ですが明快で、私は好感を持ってます。
次回は5月12日(日)13:30-17:00頃 ChapterⅧ 第13パラグラフ(We must now ~)から、 第24パラグラフ(We have mentioned ~)の終わりまで読む予定です。
- 40 :ウラサキ :2024/05/12(日) 17:22:16
- 第22回終了しました。
今回はバークリー流観念論とマイノンク流「何でも実在論?」という両トンデモ説に対する批判で、 結構些末な議論が多かった割には、結論は我々の常識に近い無難なモノでしたね。 量もかなり多めで、17時直前までかかりました。 夫さん、野口さん、火雨さん、長時間お疲れ様でした。
次回は6月9日(日) 13:30-17:00頃 ChapterⅧ 第25パラグラフ Monism and Pluralism から章末まで読む予定です。 いよいよ次回で本文は読み終わり、次々回からは Introduction を読む予定です。
- 41 :ウラサキ :2024/06/09(日) 20:40:09
- 第23回 終了しました。
ついに本文は最後まで読み終わりました(^^)/ Monism vs Pluralism というタイトルにしては、 一方的に monism 批判に終始している印象でしたね。 ただその monism も現代の我々から見ればあまりに古臭く荒唐無稽なものであり、 Ayer の議論が重箱の隅を突く些末なものに感じられました。 最後の統一科学と科学哲学に対する楽観的な将来見通しは微笑ましい感じがしました。
次回は7月14日(日)13:30~ 著者が初版出版10年後に書いた反省文(?)とも言うべき Introduction を読んでいきます。
- 42 :ウラサキ :2024/07/14(日) 16:47:32
- 第24回終了しました。
今回は、sentence, proposition に加えて、statement という用語を導入することによって、 検証原理に対する批判を回避するというかなり些末な議論が大部分でした。 むしろ後半部分の basic proposition に対する批判の方が、哲学史的には重要では無いかと思います。
次回は8月11日(日)13:30~ Introduction 第11パラグラフ(It will be ~)から、 第23パラグラフ(An argument which ~)の終わりまで読む予定です。
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