- 1 :流血少女GK :2015/07/26(日) 15:25:56
- ■キャラクター名
仔狐クリス
■ふりがな こぎつねくりす
■学年 中等部
■学年 2年
■体型 普通
■武器/部活/委員 武器:ガントレット 部活:中等・高等交流部 委員:なし
■アビリティ 転校生[Deus ex machina]
■ステータス 攻撃力:0 防御力:0 体力:20 精神力:10 FS名:戦闘経験 FS:0
■特殊能力名 なし
■特殊能力内容 なし
■詳細な説明 特殊能力は無能力(なし)でお願いします
■能力原理 なし
■発動率 0%
≪評価点数:700点≫
■必殺技 №8
■必殺技名 エナジーフィスト
≪消費MP5≫
■必殺技原理 腕を引いた状態で手を広げるとエネルギー弾を生成でき、それを溜めて大きくしたものを掌を突き出し放つ。溜めの動作がいるので、防御はできない。
■ダイス目1 発勁
■ダイス目2 発勁
■ダイス目3 発勁
■ダイス目4 発勁
■ダイス目5 必殺技
■ダイス目6 必殺技
■キャラクター説明 「私の拳は惑星(ほし)の心をも掴む!……といいなぁ」
突如現れた謎の転校生で、転校生同士の争いに巻き込まれた一人。 桜色の髪にヘッドホンを被り、黒地のだぼっとしたシャツに淡黄色のハーフパンツを着用。 右腕の大きなガントレットから、楽しそうにエネルギー弾を放つ。
その正体は、妃芽薗学園中等部の内気な生徒である安藤小夜(あんどう さよ)。 小夜は同じ「中等・高等交流部」に所属する先輩に片思いをしていた。 憧れの先輩に釣り合うようになり振り向いて貰う為には、今の冴えない自分から脱却して凄い存在になることが必要だと考えた。そうしてそれをきっかけとして魔人能力が開花した。
目覚めた能力は願い通り凄い存在になる能力であった。 小夜にとっての凄い存在とは、身体能力が飛び抜けていてどんな困難にも屈しない、ネットゲームの中の自分のキャラクター「仔狐クリス」。 故に能力によって変身した姿は仔狐クリスの姿そのままであり、変身後の小夜は仔狐クリスを自称する。
仔狐クリスとして先輩の前に現れ親交を深めることが出来たはいいが、いざ自身が小夜であると告白する直前に、転校生同士の戦いに巻き込まれてしまった。 もう一度先輩に会う為、そして今度こそ自身の正体を打ち明ける為、小夜は負けられないと意気込むのであった。
変身: 仔狐クリスの姿には任意で変身が可能。 ゲームのログイン画面を脳内に思い浮かべて、パスワードを口にすることで変身できる。パスワードは「anzi-chan」。先輩と知り合ったきっかけのマスコットキャラクターに由来する。 変身解除は脳内でログアウトボタンを押すイメージを思い浮かべることで可能。
戦闘スタイル: 立ち止まった状態で掌を撃ちたい方向に向けることでエネルギー弾を放てる。 エネルギー弾は、数秒間隔で放つことが可能。 エネルギー弾を主体とする戦い方なので、近接格闘はあまり得意ではない。
■応援参加率 できるだけ応援を頑張りたい(参加率81~100%)
■ドラフト委員 ドラフト委員への参加を希望しない
- 2 :流血少女GK :2015/07/26(日) 15:26:15
- 【仔狐クリスエピソード】
◇◇◇
丑三つ時と言われるくらいの時刻。 妃芽薗学園高等部の校舎屋上で。
私――仔狐クリス/安藤小夜(あんどう さよ)は至福の時間を過ごしていた。
憧れの先輩、土星(どせい)先輩と密着して、同じヘッドホンで音楽を聞いてるのだ。 ドキドキしすぎて、聴いている音楽は全然耳に入ってこない。
「~~♪」
思わずといった感じに歌を口ずさむ先輩。 その横顔をそっと私は盗み見る。
あぁ、このまま時が止まってしまえばいいのに――なんて月並みなことさえ思ってしまう。
――『前から気になってたんだけど、そのヘッドホンで音楽聴いたりするの?』
先輩のそんな台詞から、この状況は生まれた。 元々仔狐クリスのアバターにただのファッションとして着用させたヘッドホンだったが、まさかこんな形で役に立つとは思ってなかった。 私は自分のセンスに自信など微塵もなかったが、この時ばかりは自分のセンスに感謝したい。
アバター、と突拍子もない単語が出てきて困惑する人もいるかもしれない。 少し、説明を加えてみようと思う。 現在の私は、桜色の髪に赤い瞳、片腕にはガントレットと凡そ常人離れした見た目をしている。 それもそのはず。 この姿は、オンラインゲームの私の自キャラ「仔狐クリス」の姿なのだ。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 3 :流血少女GK :2015/07/26(日) 15:26:31
-
◇◇◇
それは満月の光が妙に眩しい夜だった。
いつもの様に先輩は空を見上げている。 そして同じく私もいつもの様に、仔狐クリスの姿で先輩の様子を木陰から見守っていた。
ふと、パキッと音がした。 地面に転がっていた木の枝が不自然に折れたのだ。 距離は離れていたが、仔狐クリスに変身することで視力などの感覚器官の機能が向上している為、見逃すことはなかった。
不吉な予感がした。 その瞬間、先輩の後方に白い人影が現れる。
「――危ないっ!」
私は、迷わず走りだした。 その人影が何か刀の様なものを振り上げていたからだ。
仔狐クリスとしての身体能力を全力で振り絞って走った。
――白いフードの女性にまつわる不穏な話は此処数年、妃芽薗で噂になっているという。
「わっ、きゃあっ」
私は先輩の元にたどり着くと、先輩を抱えて白い人影から距離を取った。
白いフードの女性は、空振った赤い刀の様な武器を携え、こちらに歩み進んで来た。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 4 :流血少女GK :2015/07/26(日) 15:26:44
-
◇◇◇
私達は曲を聴き終わり、雑談に移った。 先輩は、クラスであったこと、部活であったことなどを話してくれる。 最近は仔狐クリスとしてのスペックを上げる為の修行であまり部活にでてないので、部活であった出来事を話してくれるのは大変有難い。 なんて思ってたら。
「うちの部活に小夜って子がいるんだけどね。私に懐いてくれてとても可愛いんだけど、最近あまり部活に顔を出してくれないんだー。ちょっと寂しいなぁ……」 「それは……残念ですね」
先輩は少し悲しそうな表情をしている。 思わず言葉に詰まる。
今この場で、私が安藤小夜であることを打ち明けてしまいたい気持ちに駆られる。 私の正体を知ったらどういう反応をするだろう……? 不安が鎌首をもたげ始める。 それでも今、私が小夜であることと部活に出れない理由を話せば、先輩の悲しそうな表情を和らげることができるのではないだろうか。 そう思って、私は打ち明けようとして。
「あの、実は――」
その瞬間だった。
「……ッ!?」
何かに全身が引っ張られる気配。 あまりに強い衝撃に、思わず目を瞑る。
「……あれ、先輩?」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 5 :流血少女GK :2015/07/26(日) 21:09:57
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