- 1 名前: 日本酒 投稿日: 2002/06/22(土) 04:21
- エロゲーの感想をだらだら書いても叩かれないスレッドです。
なんのゲームのネタバレやってるか、一行目に表示しましょう。
- 28 名前: 日本酒 投稿日: 2004/07/08(木) 21:25
- 個人的には、月姫はエゴイズムの肯定というおぞましい思想性によって、いまでは
あまり好きなゲームではなくなってしまいました。それでも、次回作のfateなどより はるかに評価しておきたい作品ではあります。
- 29 名前: 名無しの門 投稿日: 2004/07/13(火) 09:51
- レス遅れて申し訳ありません。
むむむ、エゴイズムの肯定ですか。 もし月姫に出てくるエゴイズム論が完成されたものであるならば、多分ハマります。 しかし、中途半端な厨房、工房レベルのエゴイズム論ならばキレますね。 自分、ゲーム論やってるのでエゴイズムはすでに前提条件なんですよ。 「ゲーム論において、相手は自らの利潤を最大化する論理的戦略をとる」って感じで。 この部分を勘違いして、即物的エゴイズムってかエゴイズムを「自分勝手」と勘違いして 大物然とした言葉を使い、偉そうに中身の無いを水増し話をする作品の多いこと。
日本酒さんが月姫のエゴイズムの肯定に嫌悪感を覚えるなら、多分それは 「コモンズの悲劇」などに見られる安易、個人レベルの低いエゴイズムなのかなぁ? ぶっちゃければ自己犠牲の精神も所詮はエゴイズムに過ぎんのですよ。 熱心なキリスト教信者がわが身を犠牲にして、子供を救ったとしましょう。 それすらある種のエゴイズムによる結果でさ。肉体的な見返りはありませんが (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 30 名前: 名無しの門 投稿日: 2004/07/13(火) 10:21
- 「設定」を楽しむ感覚はよくわかります。
「直死の魔眼」などはいわゆる「ルール」系の能力。荒木飛呂彦が得意とするジャンルですね。 (ルール系の能力例「体温が上がると老化」「下の位置に移動するとカビに食われる」「触れれば爆死」) 「線で切れる」「点で殺せる」というルールが「場」に追加され そのルールに基づいて最大利潤(この場合は勝利)を求める戦略を立てる。 もちろん「相手」(ネロ)という存在による「ルール」を理解した上で。 (めちゃくちゃゲーム論的思考ですね、自分)
この「ルール」を別のものに置き換えれば「駒」であり、ネロ戦までに なかなか「場」を複雑化し、かつ応用性の高いものにする良い「駒」は揃っていたんですが いかんせん「将棋指し」がヘボかった。(あーあ、もったいない) イメージ的には ネロ「え?飛車って前に好きなだけ動かせたの?」(王将無防備に相手の飛車の前方に置いたあと) しかも、初めて知ったんじゃなくて、ちょっと前に飛車の動きを見ておいて。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 31 名前: 日本酒 投稿日: 2004/07/18(日) 00:54
- 月姫のエゴイズムは、ただの身勝手にしか私には見えません。
名無しの門さんの言うような見返りとしての「自己満足」を主人公は口にしますが、 相手を思いやっているのではなく、自分の理想を押し付けているだけです。 その醜悪さが頂点に達するのがFateのさくらルートなのですが、別の作品ですので、 ここで語るべきことではないでしょうね。
月姫には「偉そうに中身の無いを水増し話をする作品」という部分が多分にあります。 もちろん、それを補うだけのドラマトゥルギーもあります。 醜さと純粋さの両立するところはさすがといえましょう。
ネロの頭の悪さは、各種出版物によれば、ネロの出番は最初のプロットになかったらしく、 中盤の停滞を誤魔化すために入れたということもあって、「設定」だけが先行してしまった 結果なのでしょう。「設定」と物語をつなぐための時間がなかったと推察されます。 まあ、こんなスタッフ側の事情を知ったところで、対ネロ戦のイマイチさ加減は解消された りしないのですが。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 32 名前: 名無しの門 投稿日: 2004/07/27(火) 15:17
- 返信送れて申し訳ありません。
少し回線の調子が芳しくなくてネットに繋がりませんでした。
せっかくなので月姫をプレイして、 そのプレイ日記を書いてみようと思うのですが ここに書き込んでもよろしいでしょうか?
- 33 名前: 日本酒 投稿日: 2004/07/27(火) 22:56
- こんな場末のBBSでもよろしいならいくらでも書いてください。
ネロ戦あたりを酷評した方を見たことはなかったので、 続きが非常に楽しみです。
- 34 名前: 日本酒 投稿日: 2005/01/02(日) 17:04
- 「神樹の館」終了。
AIRに匹敵しそうな勢いだったのに、終盤で失速。 まとまりのよいエンディングは評価するけど、 やはり物足りないのは否めないなあ。
とはいえ、山田一に他に何を期待するんだ、というところか。
|