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メディアが報じる中近東
1
:
さーひぶ。
:2007/04/15(日) 21:04:29
テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・書籍など、各種メディアが報道する
中近東の言語・文化・社会などの情報スレッドです。
87
:
さーひぶ。
:2012/09/27(木) 23:22:21
【イラク旧政権の紙幣が買える!『世界の貨幣コレクション』創刊】
パートワーク(分冊百科)誌という分冊の雑誌が花盛りですが、
アシェット・コレクションズ・ジャパンから創刊された
『世界の貨幣コレクション』の第3号(VOL.3)で
たいへんなものを発見しました。
イラクの貨幣(と紙幣)を特集している号なのですが、付録に
イラクのサッダーム・フセイン政権時代に最後に発行された
5ディナール紙幣(↓の画像)が同封されているのです。
http://bbs5.fc2.com//bbs/img/_283000/282939/full/282939_1348754727.jpg
非常に入手が困難なものと思われますが、本物ということで、
しかも、誰も使った形跡のないきれいなピン札なのです。
80ヵ国160種類の本物貨幣(と紙幣)をコレクションするシリーズとの
ことなので、これからも中東諸国の貨幣・紙幣が楽しみです。
もちろん、マガジンの本文記事も読んで楽しめます。
旧5ディナール紙幣の画像(ウィキペディア)
http://en.wikipedia.org/wiki/File:5dinar.jpg
世界の貨幣(アシェット・コレクションズ・ジャパン)
http://sekainokahei.jp/home.html
88
:
さーひぶ。
:2013/02/14(木) 22:57:20
【イラクの紙幣が買える『世界の貨幣コレクション』が再び刊行】
>>87
で紹介した昨年刊行の『世界の貨幣コレクション』ですが、実のところ
一部の特約店でしか販売されず、しかもたった第4号で廃刊になっていました。
残念に思っていたところ、今月から一般の書店でも販売するかたちに改めて
新たに創刊されたようです。
昨日発売された第3号(VOL.3)では、
イラクのサッダーム・フセイン政権時代に最後に発行された5ディナール紙幣
が再び同封されています。
(
http://en.wikipedia.org/wiki/File:5dinar.jpg
の画像を参照)
昨年の刊行では買えた人は少なかったでしょうが、今度は多くの人が買えるため、
サッダーム・フセインの肖像入りのイラク旧紙幣が日本で多く出回る珍事と
なりそうです。雑誌本文の「イラク貨幣史」「現在のイラク通貨」も興味深い
内容です。
今後も中東の貨幣(紙幣)、アラビア語の刻まれた貨幣(紙幣)が期待される
このシリーズは、水曜日発売、税込990円です。
世界の貨幣コレクション(アシェット・コレクションズ・ジャパン)
http://www.sekainokahei.jp/home.html
89
:
さーひぶ。
:2013/03/10(日) 22:37:10
【『世界の貨幣コレクション』エジプトの5ピアストル紙幣】
水曜日に発売された『世界の貨幣コレクション』第6号(VOL.6)は、
エジプト特集です。以下のような記事が掲載されています。
・「エジプト・アラブ共和国」現代エジプトの概要を紹介。
・「エジプト貨幣史」ギリシア系のプトレマイオス朝のドラクマ金貨などを紹介。
・「現在のエジプト通貨」現在発行されているエジプトの紙幣を紹介。
〔付録の5ピアストル紙幣〕
今号の付録は、1997〜1998年にエジプト財務省が発行した5ピアストル紙幣です。
エジプトの基軸通貨はエジプト・ポンド(英語名Egyptian pound イジプシャン・パウンド)、
エジプト・ポンドの100分の1がピアストル(英語名piaster ピアスター)です。
エジプトは、長らくオスマン帝国の支配を受け、一時はフランスの支配下にあり、
その後にイギリスの植民地支配を受けました。エジプトの通貨の名称は、
オスマン、フランス、イギリスと関係があります。ポンド(パウンド)が
基軸通貨なのは、エジプトがイギリスの支配圏の一員であったことを示します。
イギリスは、アフリカのギニア(Guinea ギニー)から産出した金を用いて
ギニー金貨や旧通貨ギニー(guinea ギニー)をつくりました。
ポンドのことを口語アラビア語(エジプト方言)でギニーというのはこのためで、
文語アラビア語(フスハー)で グナイフ または ジュナイフ(جنيه)という
のもギニーから来ています。ポンドはフランス語ではリーヴル(livre)なので、
エジプト・ポンドはリーヴル・エジプシャンヌ(livre égyptienne)となり、
このため、LE と略す場合もあります。
(
>>90
へ続く)
90
:
さーひぶ。
:2013/03/10(日) 23:06:14
(
>>89
の続き)
ピアストルは、
文語アラビア語(フスハー)では、単数形がキルシュ(قرش)、複数形がクルーシュ(قروش)、
エジプト方言では、単数形がエルシュ、複数形がウルーシュなどとなります。
キルシュは、オスマン帝国の通貨グルーシュ(غروش gurûş)に由来するもので、
オスマン帝国の支配下にあった国々の多くで今も用いられています。
オスマン帝国の通貨は、フランス語でピアストル(piastre)、
英語でピアスター(piastre または piaster)と呼ばれるようになり、
この名称は現代のエジプトなどいくつもの国々に当てはめられています。
〔補足のまとめ〕
ポンド(パウンド)は、文語アラビア語でジュナイフ(جنيه)、エジプト方言でギニー。
エジプト・ポンドは、ジュナイフ・ミスリー(جنيه مصري)。
ピアストルは、文語アラビア語でキルシュ(قرش)、方言でエルシュ。
現在のレートは、
1エジプト・ポンド=約14円20銭(14.2円)、
1ピアストル=約14銭(0.14円)、5ピアストル=約70銭(0.7円)です。
エジプト・ポンド
http://en.wikipedia.org/wiki/Egyptian_pound
ピアストル
http://en.wikipedia.org/wiki/Piastre
キルシュ
http://en.wikipedia.org/wiki/Qirsh
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