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欧州情勢・西洋事情

4901OS5:2025/09/09(火) 11:16:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/0bc2b474ee5e966cfa5be3e37a3f3abc81cf80c
G7に広がる政権不安 日仏で首相退陣 「右派ポピュリズム旋風、日本にも」と独紙
9/9(火) 11:12配信

産経新聞

記者団の取材に応じる石破茂首相=8日午前、首相官邸(関勝行撮影)

【パリ=三井美奈】石破茂首相の退陣表明は、先進7カ国(G7)に広がる政権不安を印象付けた。欧州では、中国、ロシア、北朝鮮の首脳が北京で3日開催された軍事パレードに集結した直後、アジア安定の基盤だった日本政治の先行きが見えなくなったことに波紋が広がった。

【写真】石破首相、外交での所作また物議 G7サミットで促される前に着席、1人ポツンと座る姿も

■中露北の集結直後に

ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ(電子版)は7日、右派ポピュリズム旋風が「G7で常態化した」と論評した。7月の参院選で参政党が「日本人ファースト」を掲げて支持を広げたことが与党の過半数割れの一因となり、首相退陣を招いたという見方を示した。

8日付の仏紙フィガロも参院選の結果を踏まえ、「日本はほかのG7諸国と同様に、保守主義に傾いている」と伝えた。中国の習近平国家主席が露朝などの首脳を招いた軍事パレードで「同盟国」の結束を誇示する中、トランプ米政権を相手にする日本は頼れる仲間もなく、途方に暮れていると現状を分析。石破首相の後継者は、日本が世界でどのような立場をとるのかを示す必要があると論じた。

英紙フィナンシャル・タイムズは、自民党内では穏健派と保守派の対立がずっとくすぶっており、ポピュリズム新党の台頭が党内の緊張を悪化させたと報じた。

■英独仏、反移民党が首位

欧州メディアが参院選後の日本の動きに注目するのは、反移民を掲げる右派ポピュリズムが各国の中道政権を揺るがしているからだ。石破首相に続き、フランスでは8日、バイル首相の少数内閣が退陣に追い込まれた。

G7のメンバーでもある英仏独3国では、右派ポピュリズム政党がいずれも支持率で首位に立つ。

英国では「不法移民の追放」を掲げる「リフォームUK」の支持率が29%に達し、保革二大政党を大きくしのぐ。ドイツでは、2月の総選挙で最大野党となった「ドイツのための選択肢」の勢いが止まらない。今月初めの世論調査の支持率は26%で、メルツ首相の保守系与党、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)を上回った。フランスの極右「国民連合」は33%。マクロン仏大統領の与党は15%で遠く及ばない。

■国際協力、難しく

欧州のG7メンバーの中ではイタリアのメローニ首相の右派政権が最も安定している。与党の支持率は、2022年の総選挙で勝利したときの水準を保つ。公約だった不法移民の追放で成果をあげたことが評価された。

メローニ政権は世論にも敏感だ。ウクライナ停戦に向けた支援では、英仏が地上部隊の派遣構想を進める中、「わが国は派兵しない」と距離を置いた。国内で部隊派遣への支持は13%にとどまっていることが背景にある。

フランクフルター・アルゲマイネ紙は、右派ポピュリズムは政治を内向きにさせ、「国際協力の機会を減退させる」と論じた。


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