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欧州情勢・西洋事情

1075とはずがたり:2016/03/17(木) 19:24:08
伝統のSPDが惨敗してたのか。。
>CDUより危機的な状況に陥ったのが戦後、二大政党としてドイツ政治の片翼を担ってきた社会民主党(SPD)なのだ。3つのうち2つの州で「ドイツのための選択肢」の得票率を下回っている。

シリアからのサプライズ撤退を発表したプーチン大統領の権謀術数 ターゲットはメルケル独首相だ
http://www.newsweekjapan.jp/kimura/2016/03/post-9.php
2016年03月16日(水)15時10分

 3月14日、ロシアの大統領プーチンが突如としてシリアから撤退を始めるようロシア軍に命令した。昨年9月末、窮地に追い込まれたシリアの大統領アサドを助けるためロシアは空爆を開始した。ターゲットは過激派組織ISではなく、アサド政権を追い込んだ反政府勢力。息を吹き返したアサドは一時停戦の発効で体制の存続が保証されたかたちとなり、プーチンは所期の目的を達成した。

 戦略家プーチンはロシア抜きでは何も始まらないという現実を米大統領のオバマら欧米の政治指導者に見せつけ、ロシア海軍の補給地タルトゥス港やラタキア空軍基地といったシリア国内の軍事的要衝を確保した。シリア空爆はロシア軍需産業のショーケースにもなったはずだ。それにしてもプーチンはなぜ、このタイミングで撤退を発表したのだろう。オバマへのメッセージか。それとも、13日にドイツの3州で行われた州議会選挙で難民への門戸開放で有権者から厳しい審判を受けた独首相メルケルへの心理作戦か。

プーチンの狙いはウクライナ
 プーチンの最終ゴールは言うまでもなくウクライナ危機をめぐる経済制裁の解除である。そりの合わないオバマより、ロシア語でプーチンとコミュニケーションが取れるメルケルがそのカギを握る。メルケルを陥落できれば、オバマも制裁解除に傾く可能性が大きくなる。プーチンはこれまでメルケルと会談する際、メルケルが嫌いな犬をそばに控えさせるなど、常に心理ゲームを仕掛けてきた。停戦直前の「駆け込み空爆」にはアサド政権の優勢をさらに確実にする目的以上に、ロシアは難民を大量に発生させるカードを持っていることを示す思惑もあったに違いない。

 四面楚歌のメルケルにとって、プーチンの撤退発表は唯一と言っても良いグッドニュースだ。もし一時停戦が反故にされたら、メルケルが取りすがる蜘蛛の糸がプツリと切れてしまう。プーチンはそんな心理効果を狙っているように筆者の目には映る。

 反ユダヤ主義政策を実行したナチスが第二次大戦を引き起こした状況と異なり、70年以上前にはヒトラーと戦った米国や英国で皮肉にも反移民・反難民という排外主義が台頭している。米大統領予備選で反移民・反イスラムを公言する不動産王ドナルド・トランプが共和党の首位を走り、英国の欧州連合(EU)国民投票では離脱派と残留派が49対51で大接戦を繰り広げている。EU離脱派を後押しするのは移民や難民への警戒心だ。自分で国民投票を呼びかけた英首相キャメロンは今、火消しに躍起になっている。そして、ドイツでもシリア危機で昨年110万人の難民が押し寄せたことで排外主義が一気に高まった。


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