したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第24回参議員議員選挙(2016年)

1896チバQ:2016/07/02(土) 11:31:39
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016070202000086.html
2016年7月2日 朝刊


<共闘の裏側 2016参院選> 愛知、改選数4
◆自公は衆院選絡み協力、野党間の争い激化

写真
 梅雨空の六月二十八日、名古屋・栄。自民党幹事長の谷垣禎一(71)は自民現職、藤川政人(56)の応援演説を終えると、選挙カーを降りて黒塗りの車に乗り込んだ。

 九人が乱立する参院選愛知選挙区(改選数四)。谷垣が向かった先は、公明新人の里見隆治(48)が待つ名古屋駅前だ。谷垣は「自公で安定した政治をつくり、アベノミクスを成功させる」と訴えた。

 公明が参院選で公認候補を立てるのは九年ぶり。改選数一増だが、自民は党内で根強かった二人擁立を見送り、里見を推薦した。

 公示後、自民議員や陣営は支援者らに頭を下げる。「藤川は大丈夫ですから、今回は里見をお願いします」。安倍晋三首相と里見が一緒に写ったビラを配り、里見を連れて自民支持の団体や企業を回る。

 公明は愛知県内の十五小選挙区で一万票ずつ、計十五万票を里見に回すよう自民に求めたとされる。

 見返りは、次期衆院選での支援だ。

 二〇一四年末の衆院選。自民は、公明の推薦を得られなかった六選挙区のうち、四つを落とした。

 公明関係者は言い切る。「投票箱が開けば、自民の協力具合は分かる。その票数次第で、衆院選でどれだけ協力するかを決める」

 創価学会を支持母体とする公明の組織票は各選挙で安定している。そこからの上積み票を見れば、自民の協力具合は市区町村単位で分かるという。

 尾張旭市で二十九日夜にあった藤川の個人演説会。自民の衆院議員、鈴木淳司(58)も壇上に上がった。

 前回衆院選は比例で復活したが、愛知7区では負けた鈴木。「藤川をトップで当選させてほしい」。そして続けた。「友党(里見)も通してほしい」

 二十六日の名古屋駅前。減税日本代表の河村たかし(67)とおおさか維新代表の松井一郎(52)、名古屋市と大阪府の首長が顔をそろえた。第三極同士の共闘。両党が「ダブル公認」した新人の奥田香代(51)と並んで、両首長は「徹底した改革で社会保障などの財源を生み出してきた実績があるのは、維新と減税だけだ」と気勢を上げた。

 愛知を最重要区と位置付ける共産は党幹部を連日、愛知入りさせる。新人の須山初美(37)は「自公とその補完勢力を、野党共闘で打ち落とそう。敵はあくまで自公政権」。

 ただ、序盤戦を終えて自公がやや抜け出し、情勢はむしろ、野党間の争いが激しさを増す。

 全国の「一人区」で民進と共産などの共闘態勢が整った。だが愛知で民進は「民主王国」と呼ばれた党勢の復活に向けて、二人を立てて共産と戦う。

 三十日夜、名古屋市内であった民進の演説会。最大の支持母体、連合愛知の土肥和則会長が力説した。「はっきり申し上げる。愛知の地で共産を通してはいかん。このことだけは申し上げたい」

 (敬称略)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板