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自民党スレ

1030チバQ:2015/12/16(水) 22:11:41
http://www.sankei.com/politics/news/151211/plt1512110016-n1.html
2015.12.11 11:50
【軽減税率 暗闘の舞台裏】
「俺に知らせないで総理と会うとはどういうことだ!」菅官房長官、谷垣氏らに激怒 「独裁政治」とやっかみも

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菅官房長官
 消費税再増税と同時導入する軽減税率をめぐる攻防は、勝者と敗者をくっきりと浮かび上がらせた。敗者は言うまでもなく、「4千億円以上の財源はない」としていた財務省と谷垣禎一幹事長ら自民党幹部。勝者は財務省トップを出入り禁止にして、同省や自民党税調幹部が掲げる財政規律至上主義をはねつけた菅義偉官房長官。菅氏は来年の参院選も見据え、公明党とも歩調を合わせ、自民党執行部を切り崩していった。

 「財務省にとらわれて、参院選に負けたのでは元も子もない」

 菅氏に近い議員は10日、幹事長として指導力を発揮できなかった谷垣氏を冷ややかに評した。

 自民党税調と財務省、公明党と首相官邸。軽減税率の導入をめぐる両者の暗闘の中で、党運営の責任者であるはずの谷垣氏は、最後まで財政規律の維持にこだわり、両者の距離を縮めることができなかった。

 その結果、自民党が野党時代、民主党政権を批判する際に用いた「決められない政治」というフレーズが、危うく自らにふりかかるところだった。

 そもそも「税制」は長く、自民党の権力の源泉だった。これまで歴代首相ですら手を触れることのできなったこの「聖域」が、今回の税制改正では全く通用しなかった。

 「すべての出発点はあの更迭劇だった」

 ある幹部がそう指摘するのは今年10月、安倍晋三首相が6年間も税調会長として君臨した野田毅氏を、電話一本で更迭したことだ。

 野田氏は今夏、財務省幹部とともにマイナンバー制度を活用して増税分を上限付きで還付する案をぶち上げたが、公明党の支持母体の創価学会が「痛税感の緩和にならない」と反発。これを受け、首相は野田氏をあっさりと交代させた。

 野田氏は10日の党総務会で、対象品目の拡大を進める官邸を批判。会合後は、あらかじめ政府が一定額を入金した「プリペイドカード」を配る案こそが唯一の解決策と周囲に訴えた。だが、野田氏の発言を正面から受け取る党幹部はもういなかった。

 ただ官邸側にも誤算があった、税調会長の後任に指名した宮沢洋一氏が野田氏以上に税制の原則論にこだわり、財源は社会保障・税一体改革の枠内で捻出できる「4千億円以内」に抑えるよう主張したことだ。平成24年に一体改革の3党合意にサインした谷垣氏と、国の財政健全化を重視する稲田朋美政調会長が宮沢氏を後押しした。

 同月中旬に入ると、官邸と自民党執行部の対立は激しさを増した。

 「軽減税率の財源は、あくまで一体改革の枠内でいいんですよね」

 首相が20カ国・地域(G20)首脳会議など外遊の最中、20時間だけ一時帰国していた同月17日。稲田氏は安倍首相に電話をかけ、こう尋ねた。首相は「それで結構。安定財源を充てなければならない。谷垣さんが妥協しないよう、しっかり支えてほしい」と答えた。

 同日には、谷垣、稲田両氏と二階俊博総務会長、高村正彦副総裁、宮沢氏らが党本部で密会し、一体改革の枠内を堅守する方針を確認。さらに谷垣、稲田両氏は24日朝、党役員会のため党本部を訪れた首相を二階、高村、宮沢の3氏とともに囲み、「軽減税率は安定財源を使う」という言質を取った。

 出席者は「『それは一体改革の枠内ですか』との確認の問いに、首相は『そうだ』と明確に答えた」と振り返る。

 谷垣氏らは首相の“お墨付き”を得たと思った。しかし、ここから菅氏の猛反撃が始まった。


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