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自民党政権綜合スレ

36チバQ:2012/12/01(土) 20:03:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20121124/CK2012112402000114.html
2012衆院選ちば TPP、有機農家の不安 健康、守れるかどうか
2012年11月24日

落花生の収穫作業に取り組む園山さん(右)と三輪さん=八街市で


 「年金を合わせても赤字の月が多い。何とかやっていけるのは借金がないから」。こう話すのは、八街市で園山農園を営む有機農家の園山満也さん(65)だ。教員から就農した異色の経歴。現役時代に土地を確保し、農機具を少しずつそろえ、退職金で完済した。

 経済的な苦労をものともしない原動力は、化学物質を避けた食べ物を提供する使命感だ。だから完全無農薬、有機栽培にこだわる。

 最近、家族が化学物質過敏症になったという友人の元に、米と野菜を届けている。快方に向かうことを願っているが、気掛かりは環太平洋連携協定(TPP)の参加問題だ。作物の輸出では収穫後に大量の農薬をまく。米国では日本の四倍近くもの種類の食品添加物の使用が認められているという。

 「TPPで無条件に(外国作物が)入ってくるのは健康上、危ない」。関税撤廃を原則とするTPPへの参加に対し、農業団体は「日本農業は崩壊する」と反発するが、園山さんは健康を守れるのかどうかの観点から懸念する。

 もちろん、外国作物とは「そもそも価格競争で太刀打ちできない」(園山さん)。そこに消費税増税が加わる。「私たちのような中小零細は販売価格に上乗せできず、身銭を切るしかない」と将来への不安は増すばかり。民主党は国民の生活が第一と唱えて政権に就いたが、「自民も民主も結局同じ」と感じるのは他の多くの有権者と同じだ。

 不安も多いが、園山さんの下には農業に夢を持ち、昨年四月から住み込みで研修している若者もいる。

 松戸市出身で、東京農大で都市緑化を学び、沖縄で住み込みのサトウキビ収穫も体験したという三輪拓也さん(25)だ。「人が生きていくための、これほど豊かな仕事はない。不安はあるが、会社勤めでもどうなるか分からない時代。農業で勝負したい」と話す。

 ただ、働き始めて驚いたのが収入の低さという。「頑張っているのに全然もうからない。農業者の間では野菜の価格保障を求める声が強く、確かに必要と思う」「借金ありきでない就農の方法を考えてもらいたい」。今回の投票先はまだ決めていないが、政治への期待は捨てていない。 (小沢伸介)


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