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椿姫彩菜とセメンヤで考える、性について

503名無しさん:2015/02/11(水) 13:42:42
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150206-00014490-president-nb
なぜ仕事をすぐにやらない男が多いのか
プレジデント 2015/2/6 10:15 脳科学者 中野信子 構成=中島 恵

■出産&育児本能が仕事を早くする? 

 男性がなかなか頼んだ仕事に着手しないでイライラしてしまう、と感じる女性は多いようです。確かに男性に比べると女性は計画的にきちんと仕事をこなしていく人が多いですね。

 その理由として、女性は男性に比べて「不安になりやすい」ということがあげられます。女性は安心感の源になる物質であるセロトニンの脳内合成能力が平均で男性の52%しかない。セロトニンが少ないと不安感が強くなるため、より現実主義的で先々のリスクを正確に見積もり、できることを先延ばしにしないのです。女性には出産と子育ての本能が備わっていますが、歴史的にあまり楽観的になりすぎず、常に危険に対処しようという傾向が強い女性の子供が生き残ってきたゆえです。ただし、セロトニンが少なすぎると鬱病を発症したり、極度の不安にさいなまれてまったく動けなくなってしまったりするので要注意です。

 一方、男性はセロトニンの合成能力が高い。つまり楽観的なので「今日できることは明日でもいい」などと思ってしまい仕事や頼まれた用事などをすぐにやらない傾向があります。

 また、男性は女性よりも前頭葉が発達しているので物事を論理的に考え、「締め切りはまだ何日も先なのに、どうして今すぐやる必要性があるのか」などと考えてしまうのです。逆に、女性は論理より恐怖感や共感に関係する情動性の領域が活性化しているので、「確かに締め切りはまだ先だけれど、何か突発的なことが起きたり、仕事相手に迷惑をかけたらいけないから」と不測の事態を考えてコツコツと準備します。そうした女性から見ると、男性ののんびりとした態度や切羽詰まらないと行動しないという問題は理解に苦しむもので、ビジネスの現場や家庭内で衝突のもとになりがちです。

 こうした男女の違いには脳梁(のうりょう)の太さも関係しています。脳梁とは左右の大脳をつなぐ太い束のこと。女性は脳梁が太く左右の連携がよく取れているため、複数の仕事を同時にこなしたり、ひとつの仕事に取り組んでいても、もっと早くやるべきことができたら目の前の作業を中断して急ぎの仕事に着手する臨機応変さも持っています。

 一方、男性の場合は脳梁が細いので、ひとつのことを始めたらそれに集中し、終わるまで次にいけないという傾向があります。これが女性から見て「優先順位の高い仕事がきたのにすぐにやらない」となってしまいがちなのです。

 では、このような男性に、すぐに仕事をしてほしい場合はどうしたらよいのでしょうか。男性は女性に比べてより多くのドーパミンを必要とする脳を持っており、何かの中毒になりやすいという傾向があります。とにかく仕事を好きになるように仕向けて、「仕事中毒にさせる」という方法があります。

 また、男性は社会的報酬に弱い傾向もあるので、「今すぐやっておいたほうが、評価が上がりますよ(役職が上がるかもしれない)」とか「この間のレポートがすばらしかったから、今回も期待していますよ」などと、自己効力感(世界に対して何らかの働きかけをすることができる)が得られるような声かけをすることでモチベーションが上がる。より気持ちよく仕事に取り掛からせることができると思います。

 セロトニン合成能力や脳梁の太さは遺伝で決まるのですが、後天的に決まる部分もあります。頭ごなしに決めつけられると本当にそうなってしまうのです。「男だからいつもすぐに仕事をやらない」などといわれると本当にできなくなってしまうことがあります。この現象を「ステレオタイプ脅威」と言いますが、自己イメージの違いによってパフォーマンスに差が出てきてしまうので、あまりレッテルを貼りすぎないように注意しましょう。

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脳科学者
中野信子(なかの・のぶこ)
東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻修了。2010年までフランス原子力庁サクレー研究所勤務。最新刊に『成功する人の妄想の技術』がある。
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