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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

463千葉9区:2009/06/28(日) 21:10:32
>>431-433
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0906/0906100812/1.php
自立を目指す島の選挙は全村民の票固め
山本正治2009/06/10
多良間村でこのほど、村議会議員選挙(5月17日)と村長選挙(6月7日)が相次いで行われた。2つの選挙の報道に携わって、いくつかの驚くべき特徴を発見した。 第1は、投票率がとてつもなく高いこと。そして、第2は、村議選と村長選の票数が系列ごとに見事に連動していることである。 那覇から南西に320キロメートル、宮古島と石垣島の中間に、二枚貝を伏せたような平坦で楕円形をした多良間島が浮かんでいる。那覇から宮古島経由で空路なら2時間、航路(いまは貨物のみ)なら10時間余り掛かる。面積19.73平方キロメートル。全島が隆起珊瑚礁からできており、島で最も高い「八重山遠見台」(標高32メートル)にあがると、360度のエメラルドグリーンの大海原。北方12キロメートルに浮かぶ水納島(2.15平方キロメートル)と2島で多良間村を構成している。

 中心的な産業はサトウキビなどの農業。538戸、1,460人(2005年3月)が暮らす。05年10月に平良市を中心にした宮古群島の1市3町1村が合併して宮古島市が誕生したが、群島の西端に位置する多良間村は住民投票で単独村政を選択。村は「文化の風かおる南のプチアイランドたらま」のキャッチコピーで観光客の誘致に力を注ぎ、「自らの力を結集し村民参加による心豊かで活力ある村づくり」を合い言葉に自立する島づくりを目指している。一般会計は約15億円。

 そんな多良間村でこのほど、村議会議員選挙(5月17日)と村長選挙(6月7日)が相次いで行われた。2つの選挙の報道に携わって、いくつかの驚くべき特徴を発見した。

 第1は、投票率がとてつもなく高いこと。
 村議選は定数7に8人が立候補、1人が落ちるだけの選挙だったが、投票率はなんと97.97%。当日有権者936人のうち棄権したのはたったの19人。917人が投票した。

09年 多良間村議会議員選挙

 同一候補者による3度目の一騎打ちになった村長選挙はさらにすごかった。投票率は、なんと99.04%。当日有権者940人のうち棄権したのはたったの8人。932人が投票した。なかでも期日前投票の投票率72.02%(村議選は51%)と高いことが特徴的だった。

09年 多良間村長選挙

 第2は、村議選と村長選の票数が系列ごとに見事に連動していること。
 村長選の結果は、現職の下地昌明氏が494票、前村長の兼浜朝徳氏が433票。下地氏が61票差で再選を果たした。それに先だって行われた村議選はいわば村長選の前哨戦で、村議候補者8人は4人ずつがそれぞれ2人の村長選予定候補を応援する両派に分かれていた。村議選の結果は、下地派が4人(豊見城玄淳、森山実夫、西平幹、羽地隆憲の各氏)、兼浜派が3人(西筋米吉、嘉手苅光徳、本村健次の各氏)当選し、1人(大見謝正勝氏)が落選した。その獲得票数をそれぞれ合算すると、下記のようになる。

  下地昌明派       兼浜朝徳派
 豊見城玄淳 136   西筋 米吉 134
 森山 実夫 128   嘉手苅光徳 122
 西平   幹  115   本村  健次  113
 羽地 隆憲  109   大見謝正勝  55
  合 計    488     合 計   424
-----------------------------------------------
 村長選   494           433

 村議選で系列村議が獲得した票の合計と村長選での獲得票数は、極めて近似している。下地昌明氏はプラス6票、兼浜朝徳氏はプラス9票と、10票未満の差でしかない。

 第3に、村長選はいつも激しい一騎打ちになること。
 2001年は1票差、2005年は17票差だった。


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