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文部スレ

2538とはずがたり:2015/06/01(月) 17:19:08
>>2515>>2517-2518>>2525>>2532など

>心理学者たちが双子たちの研究を開始してすぐ、同じような水準のIQを持っている可能性は二卵性双生児よりも一卵性双生児の方がずっと高いということがわかった。IQは「遺伝性」が高く、その差は遺伝的違いによるものだ、と彼らは結論付けた。

>貧しく、SESの低い家庭で育っている双子たちの状況はかなり違っているということに気付いた。そうした一卵性双生児と二卵性双生児のあいだにはほとんど差がなかったのだ。IQにはほとんど遺伝性が見られなかった。優秀な教師に付きっ切りで教わったかどうかといった環境の違いの方がよっぽど重要なようだった。

優秀な遺伝子も打ち負かし得る貧困―知能を左右するのは環境
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304250704579096681036706164
By ALISON GOPNIK
原文(英語)
2013 年 9 月 25 日 18:31 JST

 世の中には他の人々よりも頭が良い人たちがいるということは誰もが知っている。そうした知性の差のどれほどが、遺伝子、あるいは育ち方によるものなのか、あなたも考えたことがあるかもしれない。ところが、その質問に答えるのは不可能だということがわかった。

 というのも、環境の変化が人々の特質、育ち方、遺伝子をも一変させてしまう可能性があるからだ。

 このことを如実に物語っているのがフェニルケルトン尿症(PKU)と呼ばれる恐ろしい病気だ。ある遺伝子の突然変異は、食べ物に含まれるアミノ酸の代謝を阻害し、その遺伝子を持つ赤ん坊に深刻な精神遅滞を引き起こす。PKUは数百年にわたって不治の病だった。低い知能指数(IQ)をもたらすこの病気にかかるかどうかは遺伝的要因で決まった。

 ところがその後、科学者たちはPKUの仕組みを解明した。今や、そうした遺伝子を持つ赤ん坊に対して特別な食事療法を行うことができるようになった。PKUを持つ赤ん坊のIQが低くなるかどうかは、その子が食べるもの、つまり環境で決まるのだ。

 PKUに対してと同様、われわれ人間には、環境がどのように作用するかを解明したり、それを変えるために行動したりすることができる。したがって、人間性や育成の相対的影響を測ろうとするのであれば、現在の環境だけではなく、われわれが作り上げる可能性がある、あらゆる環境を考慮しなければならない。


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