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Tohazugatali Tourist Bureau

949チバQ:2011/04/20(水) 00:29:42
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-04-19_16785/
沖縄観光回復 なお遠く
経済 2011年4月19日 09時26分

(15時間2分前に更新)

 東日本大震災の影響を受け、3月に沖縄を訪れた観光客は前年同月を10万8500人(19・9%)下回る43万6400人で、減少幅は過去最大となった。震災後の需要急減も響き、2010年度は目標600万人を下回る571万7900人にとどまった。県内旅行関係者は「キャンセルの嵐は一段落しても、予約の動きは回復しない」と嘆く。県は震災に伴う沖縄観光振興緊急対策で需要喚起に取り組んでいるが、書き入れ時の夏場に向けどんな手だてを打てるか暗中模索が続きそうだ。(榮門琴音)

■低価格競争も

 10年度上期の観光客数は全国高校総体効果などから堅調に推移。国内経済の持ち直しで観光客が戻るとの期待もあったが、円高による海外旅行人気や航空提供座席の減少も逆風となり、昨年12月から再び前年割れに転じていた。

 追い打ちをかけたのが大震災。今夏の観光需要喚起に向け、官民挙げた取り組みを強化し始めていただけに、落胆は大きい。日並びがよく長い休みが取りやすいゴールデンウイークを回復のきっかけにしたいとの望みも残るが、動きは鈍い。

 「予約を書き出す白板が真っ白」。震災から1カ月余、県内旅行社の誘客担当者は不安を募らせる。一部外国客が沖縄旅行を再開し、修学旅行客が目的地を沖縄に振り替える動きもあるが、沖縄観光全体のボリュームからすれば落ち込みを補うには程遠い。

 ホテルの予約低迷も顕著だ。県内北部のあるリゾートホテルでは、ゴールデンウイークの予約が例年の6〜7割程度にとどまる。総支配人は「このインパクトはこれまでと比べものにならない」と窮状を訴える。那覇市内の老舗ホテルの予約も5割程度。経営者は「単価を下げても反応がない」と頭を抱える。

 需要減少の一方、客室数の供給過多から、長く低価格競争が続く那覇市内のホテルでは、低価格のスパイラルに歯止めがかからない。価格引き下げによる集客は限界に来ており、収益の悪化も必至だ。

■県が緊急対策

 県や観光業界は「現状では『沖縄にぜひ』というプロモーションは心情的にやりにくい」と口をそろえるが、ある誘客担当者からは「配慮も必要だが、もう『沖縄は安全だ』と明確に打ち出さずにはいられない状況だ」との悲鳴も漏れる。

 県は11年度当初予算から2700万円を拠出し、被災者支援と並行し観光振興緊急対策に乗り出した。沖縄観光の厳しい状況を踏まえ、ゴールデンウイークのホテル利用を促す県民向けキャンペーンも展開。福島第1原発の事故を受けて、外国客も減っているため、海外メディアを県内に招聘(しょうへい)し、観光情報の発信を促す方針だ。

 ただ、沖縄を訪れる観光客の49・4%(10年度)は関東方面からで占められており、需要の減退をカバーするほどのスケールになるかは未知数。

 りゅうぎん総合研究所は「西日本の旅行需要は動き始めているが、沖縄が旅行先に選ばれるかは不明。鍵となるのは半数を占める関東方面の客の回復」とみている。

 自粛ムードや原油高もマイナス要因となる。先行きの不透明感は依然強く、県は650万人としている11年度の観光客数の目標値の下方修正も検討している。


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