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Tohazugatali Tourist Bureau

866チバQ:2011/03/20(日) 22:05:13
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20110306ddp041020006000c.html
つながる九州:始まった競争/中 関西、中国地方を狙え
 ◇熊本と鹿児島、客綱引き
 吉本新喜劇が繰り広げられる大阪市中央区の「なんばグランド花月」。今年1月29日、笑いの殿堂の舞台にやや似つかわしくない背広姿の蒲島郁夫・熊本県知事の姿があった。

 脇を固めたのは「県宣伝部長」のタレント、スザンヌさんとPRキャラクター「くまモン」だ。熊本の旅館を舞台にしたドタバタ喜劇に特別出演したが、期せずして知事が「新大阪と熊本が2時間49分で結ばれます」と、10分早く言い間違える“ボケ”も披露し、会場の笑いを誘った。

 知事らの出演は、全線開業を機に関西からの集客増を目指す県の「KANSAI戦略」の一環だ。その旗振り役として誕生したくまモンは昨秋から大阪に長期出張している。ミナミや千日前など、大阪の繁華街に毎日のように出没し、地元の注目を集めてきた。

 県くまもとブランド推進課は「くまモンに注目を集め、熊本への関心につなげる」とその狙いを話す。新喜劇デビューも「大阪といえば吉本興業。タイアップすれば、県のPR効果は絶大」と県から持ちかけた。

 KANSAI戦略の関連予算は今年度約8500万円。「『みずほ』と『さくら』で観光客が県内の駅を通過し、鹿児島まで行ってしまう事態は何としても避けたい」(同課)という危機感の表れでもある。

    ◇   ◇

 「着ぐるみで相当宣伝してるようですが。どれだけ効果がありますかね」。熊本のPR攻勢に、鹿児島県観光連盟の奈良迫英光さんは苦笑する。

 関西シフトの熊本に対し、鹿児島は中国地方も重視する。連盟によると、県外からの08年度観光客数は814万人(宿泊客のみ)で、うち中国地方からは4・1%に過ぎない。

 「山陽直通運行は、中国地方からの旅行者を増やす好機」。県は昨年から広島で3度の観光PRイベントを打った。そのかいあってか、熊本市のシンクタンク「地域流通経済研究所」が今年1月、関西や中国地方に住む18歳以上3296人を対象にした調査では、鹿児島は「九州で行ってみたい県」の総合1位に。広島、岡山、山口の中国3県では7割近い支持を集めた。

    ◇   ◇

 全線開業後の運行ダイヤでは、「みずほ」と「さくら」は新大阪−鹿児島中央間が1日29本、新大阪−熊本間が30本。その差は熊本発新大阪行き上りの「さくら」1本だけだ。

 「今はあまり差がないが、熊本駅以南の乗客が少なければ来年度以降は分からない」。地元の観光関係者にはあえて不安材料を挙げ、ハッパをかける奈良迫さんだが、内心は強気だ。「熊本で降りず、鹿児島まで来てもらう。その流れを開業から1年で必ず作ります」【夫彰子】


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