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Tohazugatali Tourist Bureau

783チバQ:2011/01/30(日) 15:27:07
http://mytown.asahi.com/areanews/shiga/OSK201101290093.html
往時しのぶ黒壁の道、にぎわいいまも 長浜・北国街道
2011年1月30日

 北近江の戦国武将・浅井長政の娘たちを描く大河ドラマ「江(ごう)〜姫たちの戦国〜」の放映が始まった。長浜市の中心市街地には「江・浅井三姉妹博覧会」の「長浜黒壁・歴史ドラマ50作館」があり、「黒壁スクエア」とともに人気を集める。JR長浜駅に近い慶雲館では「長浜盆梅展」も開幕し、春の観光シーズンの到来を告げている。そんな中心市街地を南北に貫くのが昔の北国街道だ。

 北陸と京の都を結んだ重要な幹線道。長浜は湖上交通の要所でもあったため、街道かいわいは多くの商人や旅人らが往来し、様々な物資が運ばれて活気にあふれたという。かつての長浜宿の町並みがあった約1.5キロの道のりを、往時のにぎわいを想像しながら散策した。

 朝日町の十一川にかかる橋を起点に北へ向かう。遠く東方を望むと、すっぽり雪に包まれた伊吹山が見える。北に進むと紅殻格子(べんがらこうし)や虫籠窓を備えた民家や土蔵が並び、江戸〜明治期の風情を今に伝えている。元運輸業の家の軒先には穴があいた「馬つなぎ石」が残っていた。道を挟んで北隣の元油問屋の家の塀は舟板を再利用した「舟板塀」になっていて、湖上運送が盛んだった時代がしのばれた。

 駅前通りを横断すると黒壁スクエアに入る。大手門通りとの角にある「黒壁ガラス館」を中心に、ガラス工芸の店やギャラリー、カフェ・レストラン、土産物店などが軒を並べ、多くの若者や観光客らでにぎわっている。

 第三セクターの「株式会社黒壁」がスタートしたのが1988年4月。今ではこの一帯に直営11館、グループ店17館の店舗がある。

 黒壁の一帯を過ぎると、街灯に「武者隠れ道」という文字があり、所々に鎧(よろい)姿の兵隊の看板が立っている。約120メートルの区間は今も各家の敷地がノコギリの刃のように入り組んでいて、戦の時に武者が家の陰に隠れて敵を攻撃する仕組みになっていたという。まるで忍者の町のようだ。

 北へ進むと、「為往来安全」と刻まれた大きな常夜灯があった。石碑には「北国街道長浜宿の北の玄関口」とあり、昔の旅人の目印だったという。ここが長浜宿の北端になる。街道はこの先を西に折れてJR北陸線を渡り、さらに北へと向かう。峠の雪が解けたら、福井県まで訪ねてみたい。(堀川敬部)
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